AAF|建築家 吉村靖孝氏が語る建築へのアプローチ
LOUNGE / ART
2015年1月29日

AAF|建築家 吉村靖孝氏が語る建築へのアプローチ

AAF通信│建築レクチュアシリーズ217

建築家 吉村靖孝氏が語る「建築へのアプローチ」

大阪を拠点に活動をおこなう二人の建築家、芦澤竜一氏と平沼孝啓氏が、ゲスト建築家を招聘し年に7回(2カ月に1度、午後7時から)開催されるトークセッション「建築レクチュアシリーズ217」。今年度最初のゲストは、建築家の吉村靖孝氏を招き、4月11日(金)大阪・長堀橋アリアフィーナにて開催される。

Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)

オランダの世界的建築事務所での経験を生かす

建築家による芸術と社会環境の発展を目指すAAF(NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ)が主催する「建築レクチュアシリーズ217」は、建築家同士の刺激的な交流の場として、学生や若い建築家、そして一般の建築好きから大きな支持を集めるトークセッション。毎回、芦澤氏と平沼氏という同年齢のふたりの建築家に、ゲストで招いた著名な建築家をくわえ、建築の可能性と思想を探っていく。

中川政七商店旧社屋増築棟

中川政七商店旧社屋増築棟

Nowhere but Sajima

Nowhere but Sajima

今年度最初のゲストは、建築家の吉村靖孝氏。表参道のファッションビル「GYRE」などを設計した、オランダの世界的建築事務所「MVRDV」に過去に在籍し、現在は吉村靖孝建築設計事務所を設立。代表作には、ベイサイドマリーナホテル横浜、中川政七商店旧社屋増築棟、Nowhere but Sajima、窓の家などがある。また、2013年からは明治大学特任教授を務める。さらに、街中の変わった形状の建築物を、建築基準法に照らし合わせながら解説した著書「超合法建築図鑑 」は、建築関連本としては異例のヒット作として、ロングセラーを記録している。

最近では多くの雑誌などで取り上げられている、人気建築家の吉村氏。参加は事前申し込み制で、100名限定となっている。

建築レクチュアシリーズ217
ゲストスピーカー│建築家 吉村靖孝
日程│4月11日(金)
時間│開場18:00/開演19:00 終了20:30
会場│アリアフィーナ(富士重工グループ・ショウルーム)
大阪府大阪市中央区南船場2-1-3 上山ビル1F
入場料|1000円
定員│100名(事前申込制、当日会場にて先着順座席選択)
申し込み方法│ウェブページより受付
www.217.aaf.ac

特定非営利活動法人(NPO法人)アートアンドアーキテクトフェスタ
www.aaf.ac

吉村靖孝|YOSHIMURA Yasutaka
1972年愛知県豊田市生まれ。1995年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1997年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。1999年~2001年MVRDV在籍。2002年より早稲田大学、東京大学大学院、早稲田大学、東京工業大学の非常勤講師を歴任。2005年吉村靖孝建築設計事務所設立。2013年より明治大学特任教授。第25回日経ニューオフィス賞ニューオフィス推進賞、JCDデザインアワード2011大賞、日本建築学会作品選奨、グッドデザイン特別賞、平成22年度日事連建築賞優秀賞、東京建築士会住宅建築賞金賞、アジアデザイン賞2009金賞、第22回吉岡賞などを受賞。著作に「ビヘイヴィアとプロトコル(LIXIL出版)」、「EX-CONTAINER (グラフィック社)」、「超合法建築図鑑 (彰国社)」などがある。

           
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