ART|花結い師 TAKAYA 初の写真展『MEN』開催

ART|花結い師 TAKAYA 初の写真展『MEN』開催

ART|男性ばかりの花結い写真花結い師 TAKAYA 初の写真展『MEN』開催2004年から京都を拠点に生花を使って独創的なヘッドドレスを制作し、「YUMI KATSURA(ユミカツラ)」のグランドコレクションなどを手がける花結い師、TAKAYA初の写真展『MEN』が東京・西麻布のGallery le-bain(ギャラリール・ベイン)で開かれる。Text by KAJII Makoto (OPENERS)初日の6月24日(火)19時半から、パフォーマンスを披露人が花と衣をまとい華に開花するパフォーマンス「花衣華(かいか)」など、その活動が国内外で注目されている花結い師、TAKAYA。今回は、女性の作品と並行して制作していた男性の作品と、今回のためにあらたに制作した新作、男性ばかりの花結い写真を展示する。TAKAYA氏は「今回の写真展は、わたしの手から生まれるものだから、コンセプトもタイトルもない。“Some people say that his hands are automat...
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EVENT|写真集について多角的に学ぶ「フォトブックセミナー」開講!

EVENT|写真集について多角的に学ぶ「フォトブックセミナー」開講!

EVENT|濱中敦史さんを講師に、毎回多彩なゲストが登場写真集について多角的に学ぶ「フォトブックセミナー」開講!近年、世界的なブームとなっているフォトブック(写真集)コレクションを多角的に学ぶことができる『A PhotoBook Seminar│フォトブックの現在とコレクション』が6月から10月にかけて全5回にわたり開催。第1回は6月24日(火)19:30より、台東区根岸のアートフェア東京ラウンジで開かれる。「アートフェア東京」のプレイベントとして全5回にわたり開催写真家にとって、自身の作品を世の中に発表する重要なツールであり、同時にひとつの「作品」としての価値をもつフォトブック。セルフパブリッシング(自費出版)やクラウドファンディングによるものなど、その出版形態も多様になり、比較的容易に出版ができる時代となったことで、あらたなマーケットを広げているという。毎年3月に開催される、日本最大のアートフェアとして知られる「アートフェア東京」のプレイベントとして開催される本セミナー。講師を...
ART|Bunkamuraザ・ミュージアムで『デュフィ展』

ART|Bunkamuraザ・ミュージアムで『デュフィ展』

ART│“色彩の魔術師”待望の本格的回顧展Bunkamuraザ・ミュージアムで『デュフィ展』20世紀フランスを代表するラウル・デュフィ(Raoul Dufy 1877-1953年)の往年の作品が紹介される回顧展『デュフィ展』が東京、大阪、名古屋で開催。東京では、6月7日(土)から7月27日(日)まで、Bunkamuraザ・ミュージアムで開かれる。Text by YANAKA Tomomi多様な造形を検証することで、色彩と光の戯れの向こうにある画家の本質を引き出すピカソやマティスらとともに20世紀前半にフランスで活躍し、“色彩の魔術師”といわれるラウル・デュフィ。明るい色彩と軽快な筆さばきで描く独自のスタイルは、華やかさと軽やかさをたたえ、いまもなお多くの人を魅了する。しかし、その明るい側面ばかりに注目が集まった結果、ときにその本質が軽んじられてきたことも事実。詩人であり、美術評論家でもあったギヨーム・アポリネールをもって「不遇にして偉大なる画家」と評している。本展ではそんなデュフィ...
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ART|成田一徹 切り絵展『銀座のBAR』サンモトヤマで開催

ART|成田一徹 切り絵展『銀座のBAR』サンモトヤマで開催

ART│バーをこよなく愛した切り絵作家が遺した名作40点を展示成田一徹 切り絵展『銀座のBAR』サンモトヤマで開催切り絵作家の成田一徹(なりた・いってつ)氏がライフワークであったバーの世界を描いた切り絵原画展『銀座のBAR』。6月7日(土)から15日(日)まで中央区・銀座、サンモトヤマのアートライブラリーで開かれる。Text by YANAKA Tomomi白と黒、光と影でモダンな香り漂うその店の雰囲気を表現切り絵作家であり、バー評論家としても知られる成田一徹氏は1949年神戸生まれ。公務員を経て38歳で切り絵作家として独立し、2012年に63歳で亡くなるまで切り絵一筋の人生を貫き通した。斬新なアングルと精緻な切り絵は新聞や雑誌などでも連載され、人気を博した成田氏。なかでも、バーをこよなく愛した成田氏がライフワークとして掲げていたのがバーの世界を描いた切り絵。白と黒、光と影でモダンな香り漂うその店の雰囲気が見事に表現され、銀座のバーをテーマにした作品も多く残されている。インポートセ...
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ART|ドローイング展『二人のホドロフスキー 愛の結晶』

ART|ドローイング展『二人のホドロフスキー 愛の結晶』

ART│アレハンドロ・ホドロフスキー監督とその妻による共作ドローイング展『二人のホドロフスキー 愛の結晶』世界的な映画監督であり、アーティストとしても幅広く活躍するアレハンドロ・ホドロフスキー(Alejandro Jodorowsky)監督。彼の妻でデザイナーのパスカル・モンタンドン=ホドロフスキー(Pascale Montandon-Jodorowsky)とともに共作したドローイング展『二人のホドロフスキー 愛の結晶』が9月21日(日)まで、渋谷のアツコバルーで開かれている。Text by YANAKA Tomomiシニカルでありながら甘酸っぱい色彩が広がる二人だけの美しい愛の世界『エル・トポ』(1970年)や『ホーリー・マウンテン』(1973年)で世界を熱狂させ、今年23年ぶりの新作『リアリティのダンス』が日本でも公開されているアレハンドロ・ホドロフスキー(Alejandro Jodorowsky)監督。本国フランスではコミックスの原作者やマルセル・マルソーのもっとも有名なパン...
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ART|原美術館で『アート・スコープ2012-2014』展

ART|原美術館で『アート・スコープ2012-2014』展

ART│旅の経験を表現として作品に結実させる4者4様のアプローチ『「アート・スコープ2012-2014」-旅の後(あと)もしくは痕(あと)』日本とドイツの現代美術家4人が異国での滞在プログラム「アーティスト・イン・レジデンス」の成果を発表する『「アート・スコープ2012-2014」-旅の後(あと)もしくは痕(あと)』が品川区・原美術館で開かれている。10月13日(月・祝)まで。Text by YANAKA Tomomi今村遼佑、大野智史、リタ・ヘンゼン、ベネディクト・パーテンハイマーの4人が出展日独で互いに現代美術のアーティストを派遣、招聘し、異文化での生活を体験しながら、アートに生かしてもらおうとダイムラー・ファウンデーション ジャパンが展開している「アート・スコープ」。原美術館では2003年から「アート・スコープ」のパートナーを務めており、交換プログラムの成果を踏まえた展覧会を開催してきた。今年の展示では、2012年にドイツから招聘したRita Hensen(リタ・ヘンゼン)と...
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ART|『マテリア ライジング展Ⅱ』開催

ART|『マテリア ライジング展Ⅱ』開催

ART│今年はネットワーク型の創造にフォーカスした16組の作品を発表『マテリア ライジング展II 情報と物質とそのあいだ』16組の研究組織やグループが最先端の技術をもちい、ネットワーク型の創造にフォーカスした作品を発表する『マテリア ライジング展II 情報と物質とそのあいだ』。7月19日(土)から8月8日(金)まで、上野の東京藝術大学大学美術館で開かれる。Text by YANAKA Tomomiワークショップなどのイベントも開催レーザーカッターや3Dプリンタといったデジタルファブリケーション技術をはじめ、広く浸透し、私たちの生活に欠かせないものとなった今日の情報技術。これらテクノロジーの日常化は、あらゆる物事を柔軟にし、モノやコト、そして“あいだ”のカタチをシームレスなものへと変容させてきた。そして、デジタルな制作環境の隆盛はつくり手の思考や手法を触発し、作品のありさま自体をも変えつつある。そんないまの時代ならではの作品が発表される『マテリア ライジング展II』が昨年に引きつづき...
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ART|細倉真弓『Transparency is the new mystery』展をPOSTで開催

ART|細倉真弓『Transparency is the new mystery』展をPOSTで開催

ART│結晶とヌードをモチーフにしたモノクロームの世界細倉真弓『Transparency is the new mystery』展をPOSTで開催写真家の細倉真弓(ほそくら・まゆみ)による写真展『Transparency is the new mystery』が恵比寿のポストで開催中だ。結晶とヌードをモチーフにしたモノクロームの写真群が出現する。7月27日(日)まで。Text by YANAKA Tomomiここにしか存在しえないものの刹那的な美しさを表現1979年に東京で生まれた細倉真弓。立命館大学で文学を学んだのち、日本大学藝術学部写真学科を卒業した。そして、先の『KAZAN』シリーズでは、ヌードと鉱物を軸に、より多くのモチーフを盛り込んだ作品を発表。若者がもつ、若さゆえの不安定さや儚い美しさ。それに対して、ずっと変わらないものの象徴である鉱物という対照性をもつ被写体を等価値的な視線で冷静に見つめた作品は大きな反響を呼んだ。前作の要素をそぎ落とし「ヌード」と「結晶」のふたつに焦...
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ART| 時代もジャンルも越えたガウディと井上雄彦のコラボ

ART| 時代もジャンルも越えたガウディと井上雄彦のコラボ

ART│建築家と漫画家による、時代もジャンルも越えたコラボレーション『特別展 ガウディ×井上雄彦-シンクロする創造の源泉-』スペインを代表する建築家アントニ・ガウディと日本を代表する漫画家井上雄彦氏が、異色のコラボレーションを果たす展覧会『特別展 ガウディ×井上雄彦-シンクロする創造の源泉-』。7月12日(土)から9月7日(日)まで、六本木の森アーツセンターギャラリーで開かれる。Text by YANAKA Tomomiガウディの自筆画やスペインで制作された井上氏の描きおろし作品を展示『2013-2014日本スペイン交流400周年』を記念する特別事業として開催される『特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-』。19~20世紀にかけて地中海沿いの美しい街バルセロナを中心に活躍したガウディは、1882年の着工以来、いまもなお建設がつづくサグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園や邸宅など、ユネスコ世界遺産にも登録される数々の独創的な作品を遺してきた。いっぽうの井上雄彦は漫画...
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ART|アートフォトの祭典「ヒルサイド テラス・フォトフェア」

ART|アートフォトの祭典「ヒルサイド テラス・フォトフェア」

ART│写真の展示販売やワークショップ、トークセッションも開催アートフォトの祭典「ヒルサイド テラス・フォトフェア」ヒルサイド テラス・フォトフェアが9月4日(木)から7日(日)まで、代官山ヒルサイド フォーラムで開催。アートフォトの世界をリードする18のギャラリーと10の書店、出版社が参加し、写真の展示販売やワークショップ、トークセッションなど写真にまつわるさまざまなイベントが繰り広げられる。Text by YANAKA Tomomiアートフォトの世界をリードするギャラリーや書店、出版社などが参加世界で活躍する多くのフォトグラファーを輩出し、美術館の鑑賞人口世界一でもある日本。その日本で、写真のある暮らしを提案しようと、日本芸術写真協会のもと、「タカ・イシイギャラリー」や「ユカ・ツルノ・ギャラリー」など18のギャラリーと、「IMA」や「POST」など10の書店、出版社が集結し、かつてない写真イベントが企画された。会場には、それぞれのギャラリーの一押しのフォトグラファーの作品が展示...
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ART|グラフィックデザインや壁画制作で活躍するRYOONO新作展

ART|グラフィックデザインや壁画制作で活躍するRYOONO新作展

ART│南青山に移転したhpgrp GALLERY TOKYOで開催グラフィックデザインや壁画制作で活躍するRYOONO新作展有機的で躍動感あふれるグラフィックデザインやテキスタイルデザイン、壁画制作など幅広く活躍するRYOONOによる新作展が、南青山に移転したhpgrp GALLERY TOKYOで開かれている。8月17日(日)まで。Text by YANAKA Tomomi「植物」の本質を鉛筆の描写とデジタルコラージュで表現2000年よりフリーランスとして活動を開始し、アートワークはもちろん、ナイキやギャップ、トミー・ヒルフィガー、H.P.FRANCEなど多岐に渡る企業とのコラボレーションワークを手がけてきたRYOONO。このほかにも、グラフィカルなクオリティを徹底して追及したダイナミックな壁画は、国内外で高い評価を得てきた。2008年2011年にひきつづき、hpgrp GALLERY TOKYOで開かれる3度目の個展では、RYOONOが一貫して追いつづける豊かさや美しさを象徴...
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ART|ベンジャミン・リーが撮る草間彌生の写真展開催

ART|ベンジャミン・リーが撮る草間彌生の写真展開催

ART|前衛芸術家のクイーンにベンジャミン・リーが迫るベンジャミン・リーが撮る草間彌生の写真展開催『草間彌生「とこしえの愛の部屋」写真展~ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生の宇宙~』が、東京・表参道GYRE 3階にある「EYE OF GYRE」にて、8月1日(金)から9月6日(土)まで開催される。Text by KUROMIYA Yuzu3年間追いつづけた草間彌生の宇宙をパノラミックに表現世界中のアーティスト、文化人、クリエイター、セレブリティを撮りつづけてきた写真家、ベンジャミン・リー。1977年、ロンドンにスタジオを設け、企業の広告写真を手がける一方で、欧米の著名人の肖像を撮影。1987年より日本に拠点を移し、近年は日本の文化人たちを写したポートレート作品を発表している。その彼がここ3年、追いつづけているのが世界的に注目を集める現代美術作家 草間彌生だ。今回の写真展では、パリ、ロンドン、香港、ニューヨーク、東京、大阪、長野と世界中に場所を移しながら、精力的に創作活動をおこなう彼...
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ART|TAO活動15周年記念、アニバーサリーエキシビション開催

ART|TAO活動15周年記念、アニバーサリーエキシビション開催

ART|ニューヨークで好評を博したTAOの写真展がいよいよ東京上陸TAO活動15周年記念、アニバーサリーエキシビション開催国際的に活躍するモデル・女優のTAOが今年で活動15周年を迎える。それを記念してアニバーサリーエキシビション「TAO 十五」を、9月6日(土)から9月16日(火)までアウディ フォーラム 東京 2階 ブランディングフロアにて開催する。Text by KUROMIYA Yuzu<次世代を担う新鋭フォトグラファー15人が撮り下ろし14歳でモデルデビューしたTAOは、2006年よりパリコレクションに参加。その後ミラノ、ロンドンと活躍の場を世界に広げ、2009年に活動拠点をニューヨークに移す。以降、数々の有名メゾンのショーやワールドキャンペーンに登場し、名実ともにアジアを代表するトップモデルに。2013年には映画『X-MEN/ウルヴァサン "SAMURAI"』のヒロインのマリコ役に大抜擢されハリウッド映画デビュー。2016年公開のアメリカ映画『SUPERMAN v...
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ART│アピチャッポン・ウィーラセタクン個展『FIREWORKS (ARCHIVES)』

ART│アピチャッポン・ウィーラセタクン個展『FIREWORKS (ARCHIVES)』

ART│カンヌ映画祭でパルムドールに輝いたタイ人アーティストアピチャッポン・ウィーラセタクン個展『FIREWORKS(ARCHIVES)』タイ人アーティストであり、2010年にカンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した映画監督としても知られるアピチャッポン・ウィーラセタクン(Apichapong Weerasethakul)の個展『FIREWORKS(ARCHIVES)』。9月11日(木)から10月4日(土)まで、東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開かれる。Text by YANAKA Tomomi花火が自他の境を越えた記憶の不確かな領域を照らし出す1970年、バンコクに生まれたアピチャッポン・ウィーラセタクン氏。タイのコーン・ケーン大学で建築学を学び、渡米。シカゴ美術館付属美術大学でビジュアル・アート(映像)の修士号を取得し、その後はアーティストとして世界規模の美術展などにも出展してきた。いっぽう、映画監督としても2000年に監督デビューを果たし、6作目となる『ブン...
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ART|青山・Valveat81で「IMPOSSIBLE」ポップアップショップ開催

ART|青山・Valveat81で「IMPOSSIBLE」ポップアップショップ開催

ART|「IMPOSSIBLE PROJECT SPACE」の4年半を凝縮!Valveat81で「IMPOSSIBLE」ポップアップショップ開催ポラロイドフィルム製造中止以降、アナログインスタントフィルムの開発を一身に担い、開発された「IMPOSSIBLE」。2010年12月、荒木経惟、森山大道、長島有里枝、大橋仁、佐内正史など、日本写真界を代表する華やかな面々が、その第一世代フィルムを使って撮り下ろした貴重な作品で幕を開けた「IMPOSSIBLE PROJECT SPACE」。オープンからクローズまでの4年半を凝縮したポップアップストアが、9月6日(土)より青山の「valveat 81(ヴァルヴィート エイティーワン)」で開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT」オープン初日は、イベントが目白押しポラロイド社がフィルムの製造中止を決定した2008年より、旧ポラロイド・オランダ工場でまったくあたらし...
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