EVENT|写真集について多角的に学ぶ「フォトブックセミナー」開講!
EVENT|濱中敦史さんを講師に、毎回多彩なゲストが登場
写真集について多角的に学ぶ「フォトブックセミナー」開講!
近年、世界的なブームとなっているフォトブック(写真集)コレクションを多角的に学ぶことができる『A PhotoBook Seminar│フォトブックの現在とコレクション』が6月から10月にかけて全5回にわたり開催。第1回は6月24日(火)19:30より、台東区根岸のアートフェア東京ラウンジで開かれる。
「アートフェア東京」のプレイベントとして全5回にわたり開催
写真家にとって、自身の作品を世の中に発表する重要なツールであり、同時にひとつの「作品」としての価値をもつフォトブック。セルフパブリッシング(自費出版)やクラウドファンディングによるものなど、その出版形態も多様になり、比較的容易に出版ができる時代となったことで、あらたなマーケットを広げているという。
毎年3月に開催される、日本最大のアートフェアとして知られる「アートフェア東京」のプレイベントとして開催される本セミナー。講師を務めるのは、twelvebooksの設立者で、ヨーロッパを中心に海外出版社の写真集の国内流通や、ブックセレクション、展覧会の企画など、多角的な活動を展開する濱中敦史さん。前期は全5回にわたり開催される。
ゲストには、世界のフォトブックを知り尽くす4人が登場。東京都写真美術館の学芸員で、写真集コレクターでもある金子隆一さんが登場する回では、フォトブックの基本的な知識について概説。出版社という“くくり”で世界各地の本を紹介することで知られる、恵比寿のブックショップ「POST」代表の中島佑介さんが登場する第3回では、フォトブックにおける出版社の役割や、世界の主要なフォトブック出版社について解説する。
また、国際写真コンペやポートフォリオレビューを手がける速水惟広さんは、現在のトレンドを解説。写真集の海外流通を手がけ、書籍のセレクトをおこなう松本知己さんはブックフェアの現場から生の声を届けるという。
今後、後期5回では、実際にフォトブック制作に携わるパブリッシャーやブックデザイナー、フォトグラファーらプロフェッショナルなゲストが登場するという講義。フォトブックのもつ魅力や可能性を学びながら、その奥深い世界を体感できるまたとない機会になることだろう。
『A PhotoBook Seminar│フォトブックの現在とコレクション』
日程│6月24日、7月22日、8月26日、9月30日、10月28日(全5回、いずれも火曜)
※応募締め切りは各講座の前日まで
時間│開場19:00、スタート19:30
会場│アートフェア東京ラウンジ
東京都台東区根岸3-8-8 I.S.E.ビル4F エートーキョー
対象│フォトブックのコレクションに興味をもつ社会人
定員│約30名
参加費│全プログラム1万5000円、vol.1~vol.3プログラム1万円、各プログラム3500円
http://artfairtokyo.com/event/18167.html
<プログラムスケジュール>
vol.1「フォトブックとは何か」
日程│6月24日(火)
時間│19:30~21:30
ゲスト│金子隆一(写真史家/東京都写真美術館学芸員/写真集コレクター)
vol.2「フォトブックの過去から現在へ」
日程│7月22日(火)
時間│19:30~21:30
ゲスト│金子隆一(写真史家/東京都写真美術館学芸員/写真集コレクター)
vol.3「フォトブックと出版社」
日程│8月26日(火)
時間│19:30~21:30
ゲスト│中島佑介(limArt・POST代表)
vol.4「フォトブックの多様な在り方」
日程│9月30日(火)
時間│19:30~21:30
ゲスト│速水惟広(Tokyo Institute of Photographyディレクター/「PHaT PHOTO」ゼネラルマネージャー)
vol.5「フォトブックとマーケット」
日程│10月28日(火)
時間│19:30~21:30
ゲスト│松本知己(T&M Projects代表)