アート
「アート」に関する記事
ART|ロンドン発、レタープレスアーティスト6組による合同展
ART|インクの擦れ、文字の力強さ、配列など活版印刷の魅力を再発見ポール・スミス スペース ギャラリーにてレタープレスアーティストらの合同展を開催『TYPE FROM LONDON Letterpress Art Exhibition』東京・神宮前のポール・スミス スペース ギャラリーにて、ロンドンを拠点にレタープレス(活版印刷)アートの分野で活躍する6組のアーティストによる合同展『TYPE FROM LONDON Letterpress Art Exhibition』を10月13日(月・祝)まで開催している。英国の伝統を守りながら独自の空気感を伝えるアート性の高い作品が多数登場する。3Text by KUROMIYA Yuzu6者6様のロンドン、今回のために特別な作品も制作産業革命によって印刷技術が急速に普及したことにより、タイポグラフィーの木版製作所が多数存在した英国は、レタープレス(活版印刷)を語るうえで欠かせない国だ。そして、現在でもロンドンにはその伝統を守りながら、よりア...
ART|北海道の歩みをアートで振り返る『札幌国際芸術祭2014』
ART│「都市と自然」をテーマに、坂本龍一氏がゲストディレクターに就任北海道の歩みをアートで振り返る『札幌国際芸術祭2014』「都市と自然」をテーマに、坂本龍一氏をゲストディレクターに迎え、9月28日(日)まで開催中の『札幌国際芸術祭2014』。会期の約半分を終え、佳境を迎えた芸術の祭典からまだまだ目が離せない。Text by YANAKA Tomomi札幌大通地下ギャラリーやモエレ沼公園など市内各所も会場に明治維新とともに“北海道”と名づけられ、日本の近代化の象徴ともいえる北海道。いっぽう、先住民族や自然そのものも、近代化とは無縁ではいられなかったのも事実だろう。そうした過去の歩みをアートとして振り返ろうと開催されている『札幌国際芸術祭2014』。ゲストディレクターには世界的アーティストの坂本龍一氏が就任。街や自然に親しむような音楽や音にも注目が集まる芸術祭となった。岡部昌生 《YUBARI MATRIX 1992-2014》 2014年 オフィシャルサプライヤー:日本板硝子北海...
ブガッティ特別展、カリフォルニアの自動車博物館で開催中|Bugatti
Bugatti|ブガッティ伝説的ブランドの歴史を知る「ジ・アート・オブ・ブガッティ」展、カリフォルニアで開催ブランドの真の価値を知るには、実物を目の当たりすればいい。カリフォルニアの博物館で開催中の「ジ・アート・オブ・ブガッティ」展では、もはや伝説的となったブガッティの各モデルが展示されている。実車のみならず、芸術の才能に溢れた一家が生み出したアート作品まで網羅した、意欲的な展覧会が開催されている。Text by OGAWA Fumio2分でわかるブガッティ・ストーリーオウプナーズでも取り上げた、3億2,000万円のヴェイロン16.4レジェンドシリーズ「エットーレ・ブガッティ」が話題になっているブガッティ。ここまで高価格でも売れてしまうのは、もちろん、ウルトラ級の性能をもったスポーツカーと認められているからだが、もうひとつ、ブランド性も大きな武器になっている。この記事を読んでいる方々にブガッティとは、という説明は、いわゆる“釈迦に説法”かもしれない。あえてそれを承知でごく簡単に、2...
アートフェア東京2013|ファッションやジュエリーにフォーカスした特別企画「トーキョーリミテッド」
ART FAIR TOKYO 2013|アートフェア東京2013未だ見ぬアートの領域を捉える「トーキョーリミテッド」「アートフェア東京2013」が、東京国際フォーラムにて、3月22日(金)から3月24日(日)の3日間開催される。本展の特別企画のひとつ「トーキョーリミテッド」では、ファッションや工芸、ジュエリー、ヴィンテージフォトグラフィーなど、これまでのファインアートの領域には収まりきらなかったジャンルにフィーチャーしている。アートフェア東京のエグゼクティブディレクター、金島隆弘氏に見どころを聞いた。Text by KANESHIMA Takahiro(ART FAIR TOKYO)→開催概要 「芸術の世界と日常を繋ぐ3日間」へ「リトゥンアフターワーズ」コラボレイティブ・パートナーである「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京(MBJFW)」の協力のもと、ファッションブランド「リトゥンアフターワーズ」の作品と映像を展示します。デザイナーの山縣良和氏は、セントラルセントマー...
ART|東京都写真美術館で『日本写真の1968 1968-Japanese Photography』展
ART│写真界の転換点となった1968年にスポット東京都写真美術館で『日本写真の1968』展日本写真界のターニングポイントともいえる1968年にスポットを当てた展覧会『日本写真の1968 1968-Japanese Photography』が5月11日(土)から7月15日(月・祝)まで恵比寿の東京都写真美術館で開催している。Text by YANAKA Tomomi日本で写真という枠組みがどう変容し、世界を変容させていったか戦争、革命、暗殺など世界中のあらゆる領域でこれまでの枠組みに対して、根源的な問いかけと異議が上がった1960年代後半。日本では学生運動の嵐が吹き荒れ、写真界でも近代写真が構築した“写真”の独自性と“写真史”への問いかけがはじまり、転換点を迎えていた。とくに1968年は、写真表現に大きな影響を与えた『写真100年-日本人による写真表現の歴史展』の開催や、雑誌『カメラ毎日』で日常への私的なまなざしを特徴とする「コンポラ写真」の特集、雑誌『プロヴォーク-思想のための挑...
ART|インスタントフィルムによるモノクロ写真たち 森山大道『white and vinegar』展
ART|インスタントフィルムによるモノクロ写真たち森山大道写真展『white and vinegar』「ブレ」や「ボケ」といった作風で世界的に高い評価を受けている写真家・森山大道の写真集『white and vinegar(ホワイト&ヴィネガー)』が、自身も参加するレーベル「MMM」より発表された。これを記念して、東京・目黒の「IMPOSSIBLE PROJECT SPACE」で12月14日(金)から2013年の1月27日(日)の期間、写真展『ホワイト&ヴィネガー』を開催する。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)プリミティブな写真だからこそ見える「現在」「もしも世界から、印画紙もフィルムも現像液も、写真にかかわるいっさいが消失したとしたら、スーパーマーケットで卵と酢をしこたま買ってきて、卵白(ホワイト)と酢(ヴィネガー)を混ぜてそこらにある紙に塗り、なんでもいいから物をその上に乗せて日光に当て、レイヨグラフ(日光写真)をつくればよいのだ」今回の『ホワイト&...
CORE JEWELS|写真家・森山大道とのインスタレーションを開催
CORE JEWELS|コアジュエルス写真家・森山大道とのインスタレーション『SUBSTANCE』を一般公開今年で10周年を迎えるジュエリーブランド「CORE JEWELS(コアジュエルス)」。8月におこなわれた新作発表会で披露した、写真家・森山大道氏とのインスタレーション『SUBSTANCE』が、10月26日(土)から年末まで、コアジュエルス青山店で一般公開される。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)ブランドの原点回帰「SUBSTANCE(サブスタンス)」と題された、インスタレーション。今回おこなわれるのは、森山大道氏の静けさや生々しさを感じさせるモノクローム写真と、コアジュエルスによる珠玉のジュエリーとの共演だ。コアジュエルスの創設者・山崎正典氏は語る。「森山氏の、物事の本質を映し出すような作風に共鳴した。その作品は私たちの地元である新宿の町並みを写したものも多く、ブランドにとっての“原点回帰”という意味も込めた」会場では、メビウスの輪と“X”の文字が...
ART|森山大道写真展『1965~』をギャラリー916で開催
ART│キュレーター/写真家の上田義彦が選んだ82点で構成森山大道写真展『1965~』がギャラリー916で開催日本を代表する写真家・森山大道(もりやま・だいどう)が写真家として独立した1964年から現在にいたるまでの写真を展示した『1965~』が港区・竹芝のギャラリー916で7月20日(土)まで開かれている。Text by YANAKA Tomomi「写真とは何か」を問いつづける森山大道の軌跡1938年に大阪で生まれた森山大道は、高校在学中から商業デザイン会社に勤め、その後グラフィックデザイナーとなる。1960年、22歳のとき、写真家の岩宮武二との出会いをきっかけに、写真の世界へと飛び込み、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立。以降、鋭い視線と代名詞でもあるモノクロ作品が人々を魅了し、昨年末にはロンドンのテート・モダン美術館で『ウィリアム・クライン+森山大道』展を開催するなど、世界を股に駆けた精力的な活動で知られている。そんな森山大道の写真展『1965~』が、写真家の上田義...
REPORT|ホンマタカシ新作写真展「その森の子供 mushrooms from the forest 2011」
ホンマタカシの新作写真展「その森の子供 mushrooms from the forest 2011」2011年1月からはじまった、美術館での大規模個展「Takashi Homma New Documentary」展も好評の写真家 ホンマタカシ氏。昨年12月17日より、キノコと森を主題にした写真展がおこなわれていることはご存じだろうか。Photos & Text by KATO Takashi好評につき2月19日(日曜日)まで会期延長! 多様な森のなかのキノコたち代々木ビレッジにオープンしたばかりの『Blind Gallery』で、写真家 ホンマタカシ氏の『その森の子供 mushrooms from the forest 2011』が開催中だ。野生のキノコは、ホンマ氏が数年来撮りつづけている被写体。今回展示されるのは、2011年の春以降に撮影された新作である。クリタケ、アカヤマドリ、イヌセンボンタケなど、白バックで撮影されたキノコの数々。日本に棲息するキノコの種類は、400...
ART|芸術的なアーカイブズチョコレート100種類を展示「ブルガリ イル・チョコラート回顧展」開催
ART|芸術的なアーカイブズチョコレート100種類を展示食べる宝石! 「ブルガリ イル・チョコラート回顧展」開催ブルガリ イル・チョコラートは、世界初となる「食べる宝石」としてのチョコレート展「ブルガリ イル・チョコラート回顧展」を2月14日(土)まで、ブルガリ銀座タワー8Fにて開催している。 Text by KUROMIYA Yuzu人気の20点は、特別に期間限定で復刻販売2007年に誕生したブルガリ イル・チョコラートは、粒チョコレートを宝石に喩えて「チョコレート・ジェムズ」と命名。すべての「チョコレート・ジェムズ」はブルガリ銀座タワーにある工房で、専属ショコラティエにより一粒ずつ丁寧にハンドメイドされている。この回顧展では、数多くあるオリジナル・フレーバーのアーカイブから100点を厳選し、復刻展示。構成はチョコレートの歴史や食文化史の観点を踏まえ、「ブロッサム(百花繚乱)」「ジャンドゥイヤ」「イタリア食文化にまつわる食材たち」「和」「リミテッド チョコレート・ジェムズ...
ART|マリアン・ミュラ氏のインスタレーション展『SOU-SOU』開催
ART|東洋文化と西洋文化、伝統と現代…相対する要素を反映マリアン・ミュラ氏のインスタレーション展『SOU-SOU』を開催スイス人アーティスト、Marianne Mueller(マリアン・ミュラ)氏の最新作品集『STAIRS ETC』の発行を記念したインスタレーション展『SOU-SOU』が、1月24日(土)より東京・渋谷にあるVACANTにて開催される。Text by ENOMOTO Kozue(OPENERS)会場の特殊な空間性からインスピレーションを受けて構成マリアン・ミュラ氏は、20年以上にわたって自身のスタジオで制作した作品群『アーカイブ』でよく知られ、彼女の膨大な作品は全て『アーカイブ』に収められている。自身のアーカイブを見返し再考することであたらしいイメージやコンビネーションを再発見しようと試みており、今回日本で初めて開催される個展『SOU-SOU』でもあらたな試みに挑戦している。今回の個展『SOU-SOU』は会場の特殊な空間性からインスピレーションを受けて構成され、ホ...
EVENT|渋谷で『Hennessy V.S Limited Edition by Futura Launch Party』を開催!
EVENT|ヘネシーV.Sとアート界のレジェンドFuturaのコラボレーション記念渋谷で『Hennessy V.S Limited Edition by Futura Launch Party』を開催!世界でもっとも有名なコニャック、ヘネシーV.Sと、“スプレー缶の魔術師”と謳われるニューヨーク出身のアーティストFutura(フューチュラ)がタッグを組んだ! そのコラボレーションボトルの誕生を記念したイベント『Hennessy V.S Limited Edition by Futura Launch Party』が、2月15日(金)、16日(土)の19:30から神宮前のCreme de la cremeで開催される。Text by YANAKA TomomiヘネシーV.Sとアートが呼応し、溶け合う夜エレガントかつ、力強い味わいで2世紀以上にわたりトップブランドでありつづけるヘネシーと、グラフィティアート創成期から活動し、いまなお現代アートシーンを牽引しつづけるアーティスト、フューチ...
EAT|アイリッシュ・ウィスキー「ジェムソン」から限定記念ボトルが登場
EAT|アイルランド最大の祝祭「セント・パトリックス・デー」にちなみ……アイリッシュ・ウィスキー「ジェムソン」から限定記念ボトルが登場アイリッシュ・ウィスキー「ジェムソン(JAMESON)」から、アイルランド最大の祝祭「セント・パトリックス・デー」を祝い、装飾ガラスアーティストのデヴィッド・A・スミスがデザインした限定ボトル「ジェムソン セント・パトリックス・デー リミテッド 2013」が発売された。Text by YANAKA Tomomi装飾ガラスアーティストのデヴィッド・A・スミスがデザイン5世紀にアイルランドにキリスト教をもたらし、いまなお“守護神”として親しまれている宣教者セント・パトリック。アイルランドでは彼の命日である3月17日の「セント・パトリックス・デー」は、“第2のクリスマス”として毎年盛大に祝われるという。そんなアイルランドならではの祝祭を盛り上げようと昨年につづき、第2弾として登場したのが「ジェムソン セント・パトリックス・デー リミテッド 2013」だ。今...
EVENT|『ヘネシーV.S リミテッドエディション by Futura ローンチパーティ』レポート
EVENT|『ヘネシーV.S リミテッドエディション by Futura ローンチパーティ』レポートサプライズでFuturaが登場し、パフォーマンスを披露!コニャックの名門ブランド、ヘネシーと“スプレー缶の魔術師”Futura(フューチュラ)のタッグにより完成したデザインボトル「ヘネシー V.S リミテッドエディション by Futura」。その発売を記念したVIPパーティが開かれた。なんと、当日はフューチュラによりパフォーマンスというサプライズも! 熱気溢れ、最高の盛り上がりを見せたパーティの様子をお伝えする。Text by YANAKA Tomomiドリンク、アート、ミュージック、そしてゲストをヘネシーがつなげた特別な一夜2世紀以上にわたり世界でもっとも有名なコニャックでありつづけているヘネシー。そして、グラフィティアート草創期から活躍し、文字を使用しない叙情的な抽象アートでいまなおアートシーンを牽引しつづけている、フューチュラとの夢のようなコラボレーション。3月に発売されたデ...
ART|ミック・イタヤと森雪之丞の展覧会『ART OF HEART』開催中
ART|2月1日(日)と8日(日)にはスペシャルワークショップもミック・イタヤと森雪之丞の展覧会『ART OF HEART』開催中作詞家・詩人の森雪之丞がプロデュースするシダックス・カルチャービレッジ“アートの壁”第5弾を飾るのは、ビジュアルアーティスト ミック・イタヤによる「星とハートの天使のイルミネーション」。その点灯に合わせて、1階シダックス・ギャラリーでふたりの展覧会『ART OF HEART』を開催している。Text by KAJII Makoto (OPENERS)自分だけの天使・ハートペガサスを作る『ART OF HEART』の会期中には、ミック・イタヤによるスペシャルワークショップも開催。2月1日(日)におこなわれる「スターピッド人形」では、小さなソーラーパネルが付いた人形=天使スターピッドに、自由に線を描いたり色を塗って、自分だけの素敵な天使を製作する。そして2月8日(日)におこなわれる「ハートペガサスのオブジェ」では、手足や身体、翼もすべて緩やかなハートの形の1...