藤原美智子
「藤原美智子」に関する記事
連載・藤原美智子 2019年5月|サマー・チークはこれで決まり!
5月の連休が終わると、気分はもう夏!そして夏の必須メイク商品と言うと、誰もが思い浮かべるのは日焼け止めではないかと思いますが、もう一つ、私にとって欠かせないものがあります。それは“チーク”。「えっ?意外!」と思った人は多いのでは。その理由と
連載・藤原美智子 2019年4月|ファンデーション選びの基準&ファンデーションの進化の関係
連載・藤原美智子 2019年4月|ファンデーション選びの基準&ファンデーションの進化の関係多様な効果を兼ね備えたファンデーションで本物の美肌へ最近のファンデーションは肌を綺麗にメイクするためだけでなく、スキンケア効果や下地、UVを兼ねるものなど一品3役も4役も兼ねるものが主流になってきました。ユーザー側にとっては嬉しい反面、何をどのように選ぶと良いのかわからないという悩みも増えてきているよう。そのためには自分なりの選ぶ基準をしっかりと定める、ということが以前にも増して重要になってきたと言えるでしょう。Photographs & Text by FUJIWARA Michikoファンデーションの流行度は?ファンデーション選びの基準の前に、まずは各メイクアイテムをいつもどれだけ「流行」を意識して選んでいるのかを思い返してみました。アイシャドウやチーク、口紅などは色や質感が重要であり、そこにこそ流行は表れるもの。だから“流行”が占める割合は80%ぐらいと言えるでしょう。アイブロウやアイラ...
連載・藤原美智子2019年3月|今年の春夏もツヤ肌トレンドは続行中!
連載・藤原美智子2019年3月|今年の春夏もツヤ肌トレンドは続行中!ツヤ・潤いハイライターで“旬な印象”を手軽にプラス昨年の10月の連載でも取り上げましたが、今春夏も“ツヤ肌”メイクの人気は継続。そして今季はツヤ肌に仕上げるためのアイテムが、さらにいろいろなブランドから発売されました。アイテムはファンデーションはもちろんのこと、下地やパウダーなど色々ありますが、今回はツヤを加えたいところに手軽に加えることができるハイライターを。そして潤い感のあるツヤをプラスできる商品をピックアップしました。Photographs & Text by FUJIWARA Michiko“ツヤ肌”が定番化したのは何故?それにしても何故、ここまでツヤ肌に見せるためのアイテムが充実してきたのか。それについては先月の連載でも触れましたが、数年前から頑張っていないように見えるエフォートレスなファッションが主流になっている。だからメイクもその印象に合わせて、抜け感のある肌作りが定番になったということではないでしょ...
連載・藤原美智子 2018年11月|パウダーファンデーションの進化と意識改革
連載・藤原美智子 2018年11月|パウダーファンデーションの進化と意識改革パウダーファンデーションの進化。それでも意識改革は必要か?!前回は1980年代に私がヘアメイクアップアーティストの仕事に就いた頃の懐かしいメイクテクニックのことを書きましたが、今回は化粧品のことを。その頃との違いは、もちろん化粧品の進化ですが、それを一番感じるのはパウダーファンデーションでしょうか。何しろ当時、それは誕生したばかりのメイクアイテムだったからです。Photographs & Text by FUJIWARA Michikoパウダーファンデーションの進化の記憶私が記憶しているパウダーファンデーションは普通に塗れるだけでなく、スポンジを水で濡らしてケーキファンデーションとしても使える2ウェイタイプ。ケーキタイプにして使うと、水や汗に強くて落ちにくくなるという特徴があります。その頃は、まだ紫外線の害が一般的に知られていなくて、夏になると海でガンガンに焼いて小麦色の肌にするのが流行っていました。だから...
連載・藤原美智子 2018年10月|自然な立体感で小顔に!
連載・藤原美智子 2018年10月|自然な立体感で小顔に!懐かしい立体感テクニックを最新アイテムで自然な小顔に秋に発売された商品の中に、懐かしいアイテムを発見!とはいっても、商品が懐かしいのではなく、それを使うテクニックが懐かしいと言うことなのですが。そのアイテムとはジバンシイ タン・クチュール・ラディアント・ドロップ No.2(写真右側)。実は私がヘアメイク業界に入った頃(数十年前…!)は、シェーディングして顔を立体的に見せるというのは当たり前に行われていたメイクプロセスの一つでした。そして、その時にNo.2(ラディアント・ゴールド)のようなブロンズ色をよく使っていたのです。Photographs & Text by FUJIWARA Michikoシェーディングに合う色と質感とはところでラディアント・ドロップは他にNo.1のラディアント・ピンクの2色展開で、どちらもリキッドハイライターとして発売されているもの。濡れているようなツヤ肌に仕上がるのが特徴です。ファンデーションに混ぜ...
連載・藤原美智子 2019年2月|エフォートレスと“きらめき”の春の口紅
連載・藤原美智子 2019年2月|エフォートレスと“きらめき”の春の口紅エフォートレスと“きらめき”の春の口紅で、新鮮さとキュートさを取り入れるまだまだ寒さは続いていますが、それでも何となく冬の峠は過ぎたかな、と感じられる日も増えてきました。そんな日は先月のシトラスカラーのアイシャドウと同じように、春ものを取り入れて新鮮な気分を味わいたくなります。その時に便利なのが塗るだけで簡単に、そして新鮮な春気分になれる新製品の口紅。今春、私がときめいたのはエフォートレスだけれども、きらめきの輝きがあるキラキラパール入りのもの。Photographs & Text by FUJIWARA Michiko普通のナチュラルで終わっていない今春の口紅流行としての「マット」はあるのですが、数年前からファンデーションやアイシャドウ、チーク、口紅といったメイクアイテムは透明感や艶感のあるものが主流となりました。その透明感がまた一歩進化したのが、この春の口紅と言えるでしょうか。ただ透けているというのではなく...
連載・藤原美智子 2019年1月|トレンドのシトラスカラーを上手に取り入れるコツ
連載・藤原美智子 2019年1月|トレンドのシトラスカラーを上手に取り入れるコツトレンドのシトラスカラーを上手にアイメイクに取り入れるコツ新しい年が開けると気になるのが(実際はもっと前からですが)春夏のファッショントレンド。それを把握することは仕事上、必要なことではあるけれど、一人の女性としても新しい自分を発見できたり変化を楽しめたりすることのできるトレンド効果は無視できません。私が今春夏で気になったのは、柔らかな印象のミントグリーンやカナリアイエロー、オレンジといったシトラスカラーのルック。軽やかで透明感があって優しい印象でありながら気持ちがパッと明るくなる、そんな印象に心惹かれました。Photographs & Text by FUJIWARA Michiko流行は取り入れてみたいけれど……さて、このような色を取り入れたファッションに合うメイクはと言うと、簡単なのはシトラスカラーに合うピンクやオレンジ色の口紅、またはチークカラーを使うこと。でも目元はと言うと、ピンクやオレンジ色...
連載・藤原美智子 2018年12月|進化したマットな赤口紅
連載・藤原美智子 2018年12月|進化したマットな赤口紅下半期のマイ・ベストアイテムはマットな赤口紅12月になってから、いろいろな媒体で2018年のベストコスメアワードが発表されました。私もいろいろな媒体で審査員を務めましたが、他の審査員の方の評価を読んで見逃していたものを見つけたり、その良さを再確認したりすることができました。そんな意味でもコスメアワードの受賞は各ブランドの方々の苦労が報われる瞬間でもあるけれど、私たち消費者にとっても素晴らしい商品を知ることができる良いきっかけに。さて、今年最後のこの連載では下半期、特に私が気に入ったアイテムを取り上げたいと思います。それは赤マット口紅です。Photographs & Text by FUJIWARA Michikoマット赤の進化と効果下半期の口紅は「赤で始まり、赤で終わった」と言っても過言ではないぐらい赤口紅が注目を浴びましたが、その中でも今年ならではと言うと、やはりマットな赤口紅でしょうか。その特徴はマットと一口で言い表せな...
連載・藤原美智子 2018年8月|大人の目元を簡単に魅力度アップ・下まつ毛際ライン
連載・藤原美智子 2018年8月|大人の目元を簡単に魅力度アップ・下まつ毛際ライン私が40代から欠かせなくなったメイクテクニック40代半ば頃から私が取材を受ける時や講演、パーティなど人前に出る時に欠かせなくなったメイクテクニックがあります。それは下まぶたのまつ毛の際にアイラインペンシルでアイラインを引くこと。このときに使用するのは普通の細い芯や“パールなし”のものではなく、太い芯でパールが含まれているもの。私にとってこれは、下まつ毛際に使うアイラインペンシルの必須条件なのです。Photographs & Text by FUJIWARA Michiko下まつ毛際に“ちょうど良い”のは、上まぶたとは違う何故なら、通常の細いアイラインペンシルで下まつ毛際にラインを引くと、クッキリとしすぎてきつくなってしまうし、厚化粧の印象になってしまうから。それに下まつ毛際は上とは違い、少しでもラインがガタつくとそれが目立ってしまう。また細い芯だと、下まつげの粘膜際に引きにくいし痛い。何と言っても、ラ...
連載・藤原美智子 2018年7月|肌が綺麗に見えるネイル、オシャレに見えるネイル
連載・藤原美智子 2018年7月|肌が綺麗に見えるネイル、オシャレに見えるネイル夏は肌が綺麗に見えるネイルや、オシャレポイントになるネイルが欠かせない夏になると気になるのは体型と爪。体型が気になる理由は、女性ならば誰でも理解できるとして、「何故、特に夏に爪が気になるの?」と思う人もいるかもしれませんね。それは体型が気になる理由と同じで、服の占める割合が減って、肌の露出部分が増えるから。そして露出している腕や足の先にネイルやペディキュアを塗っていると、肌が綺麗に見えるしポイントになるから。または着るアイテム数が減るので、貴重なオシャレアイテムとなるから。このようにネイルは手や足の肌を綺麗に見せたり、オシャレな印象にしたりするために夏はより欠かせないアイテムとなるというわけです。Photographs & Text by FUJIWARA Michiko日常ネイル選びの私のこだわりところで最近はジェルネイルを利用している人は多いし、水色やオレンジといったカルフルな色を楽しんでいる人も見...
連載・藤原美智子 2018年6月|夏こそ入浴タイムで体と心の調整を
連載・藤原美智子 2018年6月|夏こそ入浴タイムで体と心の調整を夏こそ入浴タイムで体温と心の調整をしよう!私は長年、朝と夜にお風呂に入るのを習慣としています……という出だしを書いた時、フッと「そう言えば、いつ頃からだったかな」と、この連載の過去記事をさかのぼってみたら、2010年8月に当時の低体温の体質から脱出するための一つの方法として、「3年前から朝と夜の2回、お風呂に入ることにした」と書いてありました。つまり11年前から1日2回の習慣にした、ということが判明。そして、その効果として「入浴習慣によって変わったのは平均体温が高くなったこと、風邪を弾かなくなったこと」と書いていました。でも自分が以前、低体温だったことはすっかり忘れていたので、まさに“喉元過ぎると熱さ忘れる”という、ことわざどおりですね(苦笑)。 Photographs & Text by FUJIWARA Michiko低体温は免疫力も美肌力も低下する!自分が低体温であることを知ったのは、不調を感じて出かけていった...
連載・藤原美智子 2018年5月|進化し続けるUVプロテクター
連載・藤原美智子 2018年5月|進化し続けるUVプロテクター今、UVプロテクターは紫外線や大気汚染から守りながら美肌に導く時代へいつもならとっくに花粉症の時期が過ぎて良い頃なのに、まだ鼻水やクシャミが出る、頭皮がかゆくなるといった声を聞きます。かく言う私も同じように悩まされている一人(耳の中まで痒くなることも!)。こうした症状は花粉だけではなく、深刻化しているPM2.5や黄砂や大気汚染、あるいはオゾン層破壊の問題も要因になっているのでは、と知人との話題にあがることも。Photographs & Text by FUJIWARA Michiko紫外線量は増加している?!実際、紫外線量が増加傾向にあることは気象庁から発表されているし、私自身の体感としても年々、日差しが強まっていることを肌で感じています。もちろん日本だけではなく、紫外線量が多いと言われているオーストラリアでは対策として子供のうちから日焼け止めクリームを塗ったり、目を紫外線から守るためにサングラスをかけたりするの...
連載・藤原美智子2018年4月| 指塗り“しっとり”アイシャドウで、“美・リアリティ”な目元に
連載・藤原美智子2018年4月|指塗り“しっとり”アイシャドウで、“美・リアリティ”な目元にアイシャドウは指塗りにシフト2、3年前から私自身のアイシャドウは“指塗り”が基本になっています。つまり中指か薬指にアイシャドウをつけて塗るというものです。塗るのは上瞼の目頭と目尻の間。上瞼の睫毛際や下瞼といった細かな部分は指では塗りにくいので、その部分はチップで。つまりアイメイクの道具の主役は指、チップで補足するという感じです。Photographs & Text by FUJIWARA Michikoアイシャドウの質感の変化に合わせて、道具もチェンジどうして指で塗るようになったかと言うと、アイシャドウの質感が従来のサラサラとしたものから、“シットリ”というものに変化してきたから。それに合わせて使う道具を変えたというわけです。シットリとしたアイシャドウは油分が含まれているので、ブラシだと毛の隙間に入り込んでしまい、塗るとベットリとムラについてします。でも指であれば油分が入り込むことはないので...