連載・藤原美智子 2019年1月|トレンドのシトラスカラーを上手に取り入れるコツ
連載・藤原美智子 2019年1月|トレンドのシトラスカラーを上手に取り入れるコツ
トレンドのシトラスカラーを上手にアイメイクに取り入れるコツ
新しい年が開けると気になるのが(実際はもっと前からですが)春夏のファッショントレンド。それを把握することは仕事上、必要なことではあるけれど、一人の女性としても新しい自分を発見できたり変化を楽しめたりすることのできるトレンド効果は無視できません。私が今春夏で気になったのは、柔らかな印象のミントグリーンやカナリアイエロー、オレンジといったシトラスカラーのルック。軽やかで透明感があって優しい印象でありながら気持ちがパッと明るくなる、そんな印象に心惹かれました。
Photographs & Text by FUJIWARA Michiko
流行は取り入れてみたいけれど……
さて、このような色を取り入れたファッションに合うメイクはと言うと、簡単なのはシトラスカラーに合うピンクやオレンジ色の口紅、またはチークカラーを使うこと。でも目元はと言うと、ピンクやオレンジ色をそのまま塗っても腫れぼったく見えてしまうだけ。
かと言って、シトラスカラーをただ塗るだけでは目元はぼやけて見えてしまう。それに、そんな明るい色を塗るのは勇気がいるし…。でも、トレンドのニュアンスを取り入れて“いつも”とは違う新鮮な印象にしてみたい…。そんな風に思う人は多いのではないでしょうか。
ブラウンシャドウにシトラスカラーをプラスする効果とは
そんな人にオススメしたいのは、ブラウンのアイシャドウにトレンドカラーをプラスすること。ブラウンシャドウは誰でも一つは持っている定番色だと思いますが、この色の良さは塗るだけで目元の印象がハッキリとすること。
そしてトレンドの明るくニュアンスのあるシトラスカラーはブラウンと、とても相性が良い色。だからブラウンで目元を整えてからシトラスカラーを塗ると、綺麗もトレンドも無理なく簡単に取り入れられるというわけです。
簡単で確実なのは、次のような使い方。まずはブラウンシャドウを上まぶたのまつ毛きわからアイホールの下あたりまで塗ります。その後に、上瞼の中央だけとか目頭の先端だけ。あるいはアイホールや下まぶた全体にシトラスカラーを塗ること。
このように部分的にプラスするだけでも“いつもの印象”は変わります。ファッションと違い、顔というのは全身からするととても小さな面積。だから少し変えるだけでも顔全体の印象というのは変わるもの。実は、このように“ほんの少し”をメイクに取り入れることが、トレンドを無理なく上手に取り入れるコツなのです。
それぞれのシトラスカラーのオススメの使い方と効果は以下のとおり。あなたは、どのニュアンスを取り入れてみたいですか?この春の目元計画の参考にしてみてください。