フォルクスワーゲンのEV、e-up! で湘南ドライブルートを試す|Volkswagen

フォルクスワーゲンのEV、e-up! で湘南ドライブルートを試す|Volkswagen

Volkswagen e-up!|フォルクスワーゲン eアップ!フォルクスワーゲンのEV、「e-up!」で湘南までドライブルートを試すフォルクワーゲンの電気自動車「e-up!」に、東京の中心地から郊外の湘南まで試乗した。日常の足としてガソリンエンジンの「up!」を愛用するジャーナリストの大谷達也氏に、果たしてEV仕様のe-up!はどう受け止められたのだろうか。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki都内から湘南まで50kmを走る私が初めて「e-up!」に触れたのは、フォルクスワーゲンが2014年3月にドイツ・ベルリンで開催したelectrified!(電動化!)という名のイベントでのこと。そのときの印象は、前年のフランクフルトショーでいち早く試乗した同業者が語っていたとおり、恐ろしく静かでガソリン エンジンを積む「up!」よりはるかに高級感あふれるシティコミューターというものだったが、いっぽうで路面の鋭い突起に乗り上げ...
OPENERS CAR Selection 2014 大谷達也篇

OPENERS CAR Selection 2014 大谷達也篇

OPENERS読者におくる2014年の5台OPENERS CAR Selection 2014 大谷達也 篇2014年も終わりつぎの1年も見えてきたこの時期だからこそ、あわてずじっくり振り返った「OPENERS Selection 2014」。昨年登場した数おおくのクルマのなかでも、大谷達也氏が注目したモデルはこれだ。Text by OTANI Tatsuyaスーパースポーツカーのひとつの到達点が登場2014年、個人的にとりわけ強く印象に残ったのはエコカーとスーパースポーツカーの台頭だった。CO2の削減が叫ばれ、またエネルギー セキュリティの観点から石油資源への過度な依存に警鐘が鳴らされている現在、プラグインハイブリッドやEV、燃料電池車といった次世代型エコカーに注目が集まるのは当然のことだろう。でも、面白いことに、エコカーとおなじくらいに、場合によってはエコカーを上まわるくらいの勢いで、昨年は多くのスーパースポーツカーが誕生したようにも思う。また、2014年に登場したスーパースポ...
up!の電気自動車e-up!を体験する|Volkswagen

up!の電気自動車e-up!を体験する|Volkswagen

Volkswagen e-up!|フォルクスワーゲン eアップ!EVを主張しないEVup!の電気自動車e-up!を体験する昨年の東京モーターショーで発表されたとおり、フォルクスワーゲンのもっとも小さいモデル「up!」にモーターを搭載した電気自動車「e-up!」が、まもなく日本へ上陸する。6年ぶりに開催されたファンミーティング「フォルクスワーゲン フェスト」にあわせておこなわれた試乗会に臨んだ小川フミオ氏が、ブランド初上陸となるEVをインプレッション。Text by OGAWA FumioPhotographs by HANAMURA Hidenoriフツウの感覚で乗れることが重要電気自動車の動きが活発化してきた。日本は日産「リーフ」や三菱「i-MiEV」など、比較的早くから実用化が進んでいたところにもってきて、外国からも続々魅力的なモデルが導入されはじめた。フォルクスワーゲンが今年後半に日本発売を予定している「e-up!」(イーアップ!)も、注目の1台だ。e-up!は、前輪を駆動す...
Volkswagen|すべてのユーザーが購入可能なEVを

Volkswagen|すべてのユーザーが購入可能なEVを

Volkswagen |フォルクスワーゲンすべてのユーザーが購入可能なEVをフォルクスワーゲングループは、カリフォルニアにおいて、EVやハイブリッドなど環境対応車の市場投入プランである「e モビリティ」をさらに推し進めることを発表した。文=ジラフ2013年にはゴルフ・ブルーeモーションを発売アメリカのカリフォルニア州パロアルトには、ドイツ本国以外としては最大規模となるフォルクスワーゲンのERL(エレクトロニクス・リサーチ・ラボラトリー)が設立され、約100名のエンジニアが、日々、研究に取り組んでいる。今回の発表は、ここでの研究をさらに強化するというものだった。フォルクスワーゲンは、「トゥアレグ ハイブリッド」につづき、2012年には新型「ジェッタ ハイブリッド」、さらに2013年には「E-Up!」の市販モデルと「ゴルフ・ブルーeモーション」を発売することを公表。E-Up!の市販モデルとゴルフ・ブルーeモーションは、フォルクスワーゲングループとしては米国初の市販EVになるという。また...
Volkswagen up!|スモールカーファミリーを公開

Volkswagen up!|スモールカーファミリーを公開

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン up!フォルクスワーゲン、スモールカーup!ファミリーを公開(1)フォルクスワーゲンは、あたらしいスモールカーup!とその派生車種をフランクフルトモーターショーで公開した。文=松尾 大23.8km/ℓ、CO2排出量100g/km以下! コンセプトモデルとしてこれまで何度か公の舞台に立ったフォルクスワーゲンのスモールカー「up!」がついにデビューする。このup!のボディサイズは、全長3,540×全幅1,640×全高1,480mm、ホイールベース2,420mmとかなり小さいものでありながら、大人4人の乗車が可能だという。日本の軽自動車規格が全長3,400×全幅1,480×全高2,000mm以下、3+1シーターというスタイルを打ち出したトヨタiQが全長2,985×全幅1,680×全高1,500mmであるから、全長が軽自動車程度、そのほかの外寸がiQなみといったところだ。 ブルーモーションテクノロジー搭載によりさらに優れた環境性能に...
VWの電気自動車「e-up!」と「e-Golf」が上陸|Volkswagen

VWの電気自動車「e-up!」と「e-Golf」が上陸|Volkswagen

Volkswagen e-up!|フォルクスワーゲン eアップVolkswagen e-Golf|フォルクスワーゲン eゴルフフォルクスワーゲンの電気自動車「e-up!」と「e-Golf」が上陸フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、電気自動車「e-up!」と「e-Golf」の2台を来年、日本に導入することを発表した。とくに発売を来年2月に控えるe-up!については、詳細な情報も公表された。Text & Event Photographs by OHTO Yasuhiroまずは来年初頭にup!から上陸フォルクスワーゲンは、来春以降、2モデルの電気自動車を日本へ導入することを発表した。ひとつは現在、日本で流通するEVとしては唯一の5ナンバーサイズにおさまる4ドアハッチバックの「e-up!」。そしてもうひとつが、2012年に登場した第7世代「ゴルフ」をベースとした「e-Golf」である。実際のデリバリーのタイミングは、来年2月1日よりe-up!の発売が開始され、e-Golfは...
フォルクスワーゲン up!(アップ!)日本上陸|Volkswagen

フォルクスワーゲン up!(アップ!)日本上陸|Volkswagen

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!フォルクスワーゲン up!(アップ!)日本上陸注目をあつめるフォルクスワーゲンのスモールカー「up!(アップ!)」。OPENERSでもこれまで、2月、5月と2回にわたって試乗記をおおくりしているが、このup!がついに日本に導入された。2ドアモデル1種類、4ドアモデル2種類での展開となり、価格は149万円からと、きわめて戦略的だ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)高い品質と高い安全性明瞭で純粋なフォルクスワーゲンデザイン。最小限のフロアスペースの上に実現した最大限の空間。最高の品質と細部へのこだわり。これは、フォルクスワーゲンAG取締役会のマルティン・ヴィンターコルン会長が語ったというup!の特徴だ。現在のフォルクスワーゲンに共通するデザイン言語で表現されたシンプルかつクリーンなスタイリング、フォルクスワーゲンならではの細部まで徹底された品質のよさは、up!の大きな強みだ。位置づけ的には「POLO...
フォルクスワーゲンup!に試乗|Volkswagen

フォルクスワーゲンup!に試乗|Volkswagen

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!軽自動車の牙城をもゆるがすフォルクスワーゲン up!という黒船あらゆる小型車にとって、今後しばらくは一番の強敵となるだろう存在。それがこの「up!(アップ!)」だ!Text by OTANI Tatsuya Photographs by ABE Masayaついにup!が日本にやってきた日独の考え方のちがいがはっきりとあらわれたな、とおもう。何かといえば、本日、日本でも発表されたフォルクスワーゲンup!(アップ!)のことである。up!は全長3.5m、3気筒1.0リッターのちっぽけなエンジンを積んだコンパクトカーで、国内の価格は149万円から。フォルクスワーゲン グループ ジャパンでは、日本製コンパクトカーはもちろんのこと、軽自動車さえライバルになると想定している。なるほど、149万円だったら軽自動車だってライバルになりうる。最近人気のハイト系軽自動車(ダイハツ「タント」やホンダ「N-BOX」など)の価格はどれも100万円以上...
フォルクスワーゲンup!にスタイリッシュな特別仕様車第2弾|Volkswagen

フォルクスワーゲンup!にスタイリッシュな特別仕様車第2弾|Volkswagen

Volkswagen move up! style edition 2フォルクスワーゲン ムーヴアップ スタイルエディション2フォルクスワーゲンup!にスタイリッシュな特別仕様車 第2弾フォルクスワーゲン・ジャパンは、1月27日(火)、up!(アップ)の限定モデル「move up! Style edition2」(ムーヴ アップ スタイル エディション2)を発売した。Text by HAMADA Masaru(OPENERS)アルミホイールやレザーステアリングなどを標準装備フォルクスワーゲンは、コンパクトモデル「up!」にスタイル重視の特別仕様車を発表した。up!には、これまでも「オレンジ アップ!」や「ブラック アップ!」「ホワイト アップ!」など、外観にこだわった限定モデルを発表しており、今回は昨年10月に発表した「ムーヴ アップ スタイル エディション」の第2弾となる。up!のなかでも4ドアをもつ主力グレードである「move up!」をベースにしており、ボディカラーはキャン...
プロダクトデザインとしてのup!|Volkswagen

プロダクトデザインとしてのup!|Volkswagen

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!プロダクトデザインとしてのフォルクスワーゲン up!「ビートル」や「ゴルフ」同様、個人のモビリティという観点で、ひとつのメートル原器たりうる存在と、フォルクスワーゲンが期待をよせて世に送り出した「up!(アップ!)」。そのup!は、デザインにおいても、現在の、そしてこれからのフォルクスワーゲンの方向性を指ししめす。と同時に、あらゆるすぐれたプロダクトがこれまでそうであったように、今後の自動車デザイン全体にとって、ひとつの潮流を決定づける存在となるのか? OPENERSは、フォルクスワーゲングループのデザインを統括する、ワルター・デ・シルヴァにインタビューする機会を得た。Text by OTANI Tatsuyaフォルクスワーゲングループのデザイン責任者1972年にフィアットのデザインセンターで自動車デザイナーとしての道を歩みはじめたワルター・デ・シルヴァは、1999年にフォルクスワーゲングループ内のセアトでデザインセンター責...
特集|フォルクスワーゲン up!|Volkswagen

特集|フォルクスワーゲン up!|Volkswagen

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!特集 フォルクスワーゲン up!フォルクスワーゲン「up!(アップ!)」が、ついに日本市場にも投入された。23.1km/ℓという低燃費、149万円からという戦略的な価格設定が話題だ。それと同時に、「up!」は、運転するたのしさ、高い製造品質を実現し、デザインのモダニティを提示したことで、生活を彩る他のさまざまな製品と同列に並び立つ“モノ”として、いま、クルマがどうあるべきかという問への、ひとつの解答のようにもおもえる。フォルクスワーゲンがその力をおおいに注いで生み出したスモールカー「up!」は、「ビートル」、「ゴルフ」と並び立つ、フォルクスワーゲンを代表する存在になるか。OPENERSでは、これまでに掲載した3つの試乗記、そして、フォルクスワーゲングループのデザインを統括するワルター・デ・シルヴァの発言から、「up!」の実態に迫る。プロダクトデザインとしてのup!ビートルやゴルフのように、メートル原器たりうるクルマと、フォル...
フォルクスワーゲン初の量産EV e-up!の価格を発表|Volkswagen

フォルクスワーゲン初の量産EV e-up!の価格を発表|Volkswagen

Volkswagen e-up!|フォルクスワーゲン eアップ!フォルクスワーゲン初の量産EV e-up!の価格を発表フォルクスワーゲンは、今年の発売が予定されている、フォルクスワーゲン初の量産電気自動車「e-up!」の価格を発表した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)約350万円オーストリアとスイスの国境に近いジルブレッタ(Silvretta)で開催されるE-Car ラリーに、フォルクスワーゲンは2台の電気自動車を出走させる。一台はプラグインハイブリッドディーゼルエンジンをそなえ、もっとも効率のよい市販車とされる「XL1」、そしてもう一台が、フォルクスワーゲン初の量販EV、「e-up!」だ。フォルクスワーゲンによれば、アルプスの険しい道であっても、エンジンにかわる電動パワーユニットが、充分な信頼性をもっていると証明するのが、今回のラリー出走の理由だという。それと同時に、出走車両のうちの一台、「up!」をベースとした電気自動車「e-up!」の価格が発表...
あざやかなオレンジでコーディネートしたup!|Volkswagen

あざやかなオレンジでコーディネートしたup!|Volkswagen

Volkswagen orange up!│フォルクスワーゲン オレンジ アップ!あざやかなオレンジでコーディネートしたup!フォルクスワーゲン グループ ジャパンは27日、スモールカー「アップ!」にオレンジをテーマにした特別限定車「オレンジ アップ!」を設定。1,000台限定で発売を開始した。Text by YANAKA Tomomiボディカラーはオレンジメタリックをはじめ3色を展開2012年9月から日本でも発売されている「up!」。「ルポ」の後継としてフォルクスワーゲンのラインナップを下からささえるモデルであるいっぽうで、EVモデル「e-up!」や東京モーターショーでお披露目された90km/ℓを誇る超燃費ハイブリッド「twin up!」への展開など、フォルクスワーゲンのかんがえるシティコミューターの現在と未来をしめす1台でもある。その意欲は安全装備などにもあらわれており、コンパクトモデルでありながらも、「シティエマージェンシーブレーキ」(低速域追突回避・軽減ブレーキ)を標準装備...
アクティブなup! クロス アップ!|Volkswagen

アクティブなup! クロス アップ!|Volkswagen

Volkswagen cross up!|フォルクスワーゲン クロス アップ!アクティブなup! クロス アップ!フォルクスワーゲンの最小モデル「up!」が、アクティブな装備をまとい「cross up!」としてラインナップにくわわる。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)第3のライフスタイル モデル「クロス アップ!」は、フォルクスワーゲンのほかの“クロス”を冠する「クロス ポロ」や「クロス ゴルフ」、「クロス トゥーラン」と同様、「up!」が、アクティブなイメージを高める装備をまったモデルだ。2012年のジュネーブモーターショーにおいて展示されていたコンセプトモデル「X up!」のプロダクションモデルといえる。高まった車高、前後の車体下部に装着するアンダープロテクター、シルバーのバンパー、「cross up!」ロゴの入った黒のドアモール、おなじく黒く縁取られたホイールアーチと、SUVのような外観は、シルバーのルーフレールや、おなじくシルバーのウィング型ド...
up!の5ドア版が市場投入間近|Volkswagen

up!の5ドア版が市場投入間近|Volkswagen

Volkswagen|フォルクスワーゲン「up!」にあたらしい選択肢。5ドアup!が市場投入間近3ドアシティコミューターとして本国ドイツでクラス最大の登録台数を誇るというフォルクスワーゲン「up!」。ことし5月、ドイツでディーラーに登場予定なのが、このup!の5ドア版だ。ドイツ以外の欧州市場への投入は初夏を予定している。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)3ドアからわずか475ユーロ増昨年のフランクフルトモーターショーで「クロスup!コンセプト」として発表された5ドア版のup!のドイツディーラーへの投入が5月になることが決まった。フォルクスワーゲンによれば、3月6日からドイツでの受注がはじまり、欧州市場での販売は初夏からを予定している。up!購入者の半数以上が選択するだろうと同社が見込む今回の5ドア版up!は、3ドア版と同じエンジン(最高出力44kW/60psと55kW/75ps)を搭載し、同じモデルバリエーション(take up! move up! h...
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