マクラーレン MP4-12C|新世代のロードゴーイングF1

マクラーレン MP4-12C|新世代のロードゴーイングF1

McLaren MP4-12C|マクラーレン MP4-12C新世代のロードゴーイングF1英国マクラーレンオートモーティブは、新型車マクラーレン「MP4‐12C」を発表した。文=ジラフエンジンは3.8リッターV8ツインターボ同社は1993年に発表した、マクラーレン「F1」でスーパーカー市場へと参入。同モデルはカーボンやアルミをふんだんに使ったわずか1140kgというボディに、BMW製6.1リッターV12(最高出力627ps)をミッドシップに搭載したもので、最高速は391km/hを記録。「ロードゴーイングF1」とも呼ばれ、当時大きな話題となった。マクラーレンF1は1998年に生産を終了。その後、2003年にはダイムラーとのコラボレーションで、メルセデス・ベンツ「SLRマクラーレン」を発表。しかしそのSLRマクラーレンも、2009年に限定モデル「スターリングモス」をもって、生産終了が決定している。そして今回のマクラーレン「MP4‐12C」の発表となるのだが、マクラーレンオートモーティブが...
マクラーレンとアストンがいま福岡に進出する理由|McLaren & Aston Martin

マクラーレンとアストンがいま福岡に進出する理由|McLaren & Aston Martin

McLaren & Aston Martin |マクラーレン & アストンマーティン英国の2ブランドの正規代理店が福岡にオープンマクラーレンとアストンがいま福岡に進出する理由マクラーレンならびにアストンマーティンは九州・福岡に正規販売代理店をオープンすると発表した。英国の2ブランドが同時展開するこの正規代理店は、台湾の永三MOTORSの海外進出店で、5月にオープンする。Text by OTANI Tatsuya台湾資本のディーラーが英国の2ブランドを同時展開4月9日、永三MOTORS株式会社は九州・福岡にマクラーレンならびにアストンマーティンの正規販売代理店をオープンすると発表した。その運営母体である永三汽車は2008年に台湾で誕生した自動車ディーラー。現在、アストンマーティンとマクラーレンのほか、ベントレーやブガッティを取り扱っているが、販売実績や顧客満足度などの点で世界的に高い評価を得ているという。とはいえ、海外資本の自動車ディーラーが日本で事業を興すというケースは極めてまれ。...
マクラーレン12Cにサーキット専用の12C GT スプリント|McLaren

マクラーレン12Cにサーキット専用の12C GT スプリント|McLaren

McLaren 12C GT Sprint|マクラーレン 12C GT スプリントマクラーレンにサーキット専用の 12C GT スプリントが登場マクラーレンは、スポーツカー「MP4-12C」に、サーキット専用のチューニングを施した「12C GT スプリント」を追加する。お披露目は、グッドウッド フェスティバル オブ スピードだ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)12Cの長所をうけついだGTあらたに12Cファミリーに追加される「12C GT スプリント」は、サーキット専用の「12C GT3」、「12C GT Can-Am Edition」と、最近は、公式には「12C」とのみ表記されているロードゴーイングモデル「MP4-12C」の間をうめるモデル。マクラーレングループの競技車両部門である、マクラーレン GTの手がけるサーキット用モデルだが、MP4-12Cの長所を多くうけついでいるのが特徴だ。最高出力625psを発揮する3.8リッター V8ツインター...
McLaren MP4-12C|F1の血をひくスーパーカーが正式デビュー

McLaren MP4-12C|F1の血をひくスーパーカーが正式デビュー

McLaren MP4-12C|マクラーレン MP4-12CF1の血をひくスーパーカーが正式デビューイギリスのマクラーレンオートモーテーィブは新型スーパーカー、「MP4-12C」を正式発表した。文=ジラフワンピース構造のカーボンファイバーセルで車重1,300kgを実現MP4-12Cは、全長4,507×全幅1,908×全高1,199mm、ホイールベース2,670mmというボディサイズをもつ2シーターミッドシップで、マクラーレンがF1で培ったノウハウをフィードバックして開発したスーパーカーだ。このニューマシン最大の特徴は、市販車では世界初となるワンピース構造のカーボンファイバーセル。「カーボンモノセル」と名づけられたこのカーボンセルもF1の技術を応用して作られており、アルミ構造と較べると約25パーセント軽く、単体では約80kgだという。これにより、MP4-12Cの車両重量は1300kgという軽さを実現した。0-100km/h加速は3秒以下、最高速は322km/h以上を記録搭載されるエン...
マクラーレン 570S クーペ、スポーツシリーズの第1弾登場|McLaren

マクラーレン 570S クーペ、スポーツシリーズの第1弾登場|McLaren

McLaren 570S Coupe|マクラーレン 570S クーペマクラーレン 570S クーペ、スポーツシリーズの第1弾登場2011年に「MP4-12C」で市販スーパーカーマーケットに参入し、スーパーカー史にあらたなページを書きくわえた英国のマクラーレン・オートモーティブ。今年3月に開催されたジュネーブ モーターショーで発表した「675LT」に続き、ニューヨーク オートショーでニューモデル「570S クーペ」をワールドプレミアしニューモデルラッシュに沸いている。この新型車はマクラーレン第3のラインナップとなる「スポーツシリーズ」のトップバッターで、エントリークラスを担当するのだという。Text by SAKURAI Kenichi3つのシリーズが完成3月に開催されたジュネーブ モーターショーで、ニューモデル「マクラーレン 675LT」をワールドプレミアしたばかりのマクラーレン・オートモーティブが、4月1日より開幕したニューヨーク ショーで、エントリークラスを担当する「スポーツシ...
マクラーレン、新型スポーツモデルを570S クーペと発表|McLaren

マクラーレン、新型スポーツモデルを570S クーペと発表|McLaren

McLaren 570S Coupe|マクラーレン570S クーペマクラーレン、新型スポーツモデルを570S クーペと発表マクラーレンは25日、4月のニューヨークオートショーで発表する、新型スポーツモデルの名前とオフィシャルフォト1枚を公開した。Text by SAKIYAMA Chikako(OPENERS)エントリーモデルの名は「570S クーペ」マクラーレン・オートモーティブは4月に開催されるニューヨークオートショーで初公開される新型モデルが、カーボンファイバーボディをもつ2シーターのスポーツクーペ「570S クーペ」であると発表した。モデル名の“570”は、「650S」と同じように、搭載されるV型8気筒エンジンの最高出力が570psであることに由来する。今回、モデル名と同時に公開された1点の写真には、「空力を最適化し、ダウンフォースを増すため、空中にアーチを描く飛梁(フライング・バットレス)のデザインを採用した」という説明が添えられ、カーボンファイバー製のカーブを描いたパー...
TAG Heuer × McLaren |タグ・ホイヤーの故郷を訪ねて

TAG Heuer × McLaren |タグ・ホイヤーの故郷を訪ねて

マクラーレンMP4-12Cスパイダーでスイスを走るタグ・ホイヤーの故郷を訪ねて(1)モータースポーツと縁の深いウォッチブランドとして知られる「タグ・ホイヤー」。今回、モータージャーナリストの大谷達也氏は、タグ・ホイヤーとパートナーシップを結ぶ「マクラーレン」の最新モデル「MP4-12Cスパイダー」に乗り込み、本社ファクトリーのあるラ・ショード・フォンへと向かった。タグ・ホイヤーの故郷で、時計作りの神髄を求めて。Text & Photographs by OTANI Tatsuyaモータースポーツと縁の深いタグ・ホイヤー「スーパースポーツカーのマクラーレンMP4-12Cに乗ってタグ・ホイヤーの工場見学に行きませんか?」と誘われた私は、喜んでこのツアーに参加することにした。先に断っておくと、私の本職は自動車関連の話題をリポートするライターであって、時計は専門外である。ただし、ファンの皆さんであれば先刻ご承知のとおり、タグ・ホイヤーと自動車の結びつきはことのほか深い。マクラーレン...
McLaren MP4-12C GT3|マクラーレン MP4-12C GT3

McLaren MP4-12C GT3|マクラーレン MP4-12C GT3

McLaren MP4-12C GT3|マクラーレン MP4-12C GT3マクラーレン製スーパーカーにGT3仕様がデビューマクラーレンは、近々デリバリーをはじめるMP4-12Cのレース仕様車を発表した。文=松尾 大よりエアロダイナミクスを追求その名前のとおりGT3カテゴリーへの参戦を可能にするために、MP4-12Cをベースにつくられたレース仕様車が、マクラーレン MP4-12C GT3だ。今回マクラーレンは、イギリスにあるCRSレーシングと共同でマクラーレンGT社を設立。そのGT社がこのモデルの開発をおこなっている。このマシンの開発を担当しているのは、2005年ブリティッシュF3チャンピオンシップ、および2007年フォーミュラ・ルノー3.5シリーズでチャンピオンに輝き、昨年はGP2シリーズにスクーデリア・コローニから参戦し、総合15位となった26歳のポルトガル人レーサー、アルバロ・パレンテだ。シャシーはベースとなったMP4-12C同様、カーボン・モノセルと呼ばれるモノコックで、レ...
マクラーレン MP4-12C 日本での販売が決定!|McLaren MP4-12C

マクラーレン MP4-12C 日本での販売が決定!|McLaren MP4-12C

McLaren MP4-12C|マクラーレン MP4-12C正規代理店を東京と大阪で開設イギリスのマクラーレン・オートモーティブは、日本における正規輸入代理店を東京と大阪にある2社に決定。販売第一弾は、高性能スポーツカー「マクラーレン MP4-12C」となる。文=谷中朋美11月にショールームを開設し、「マクラーレン MP4-12C」を販売マクラーレン・オートモーティブと正規輸入代理店契約を結んだのは、東京の「エムティー・インターナショナル」と大阪の「八光カーグループ」の2社。両社とも11月ごろにショールームを開設し、「マクラーレン MP4-12C」を販売するという。マクラーレンは、1992年に「マクラーレン F1」でプレミアム・スポーツカー市場に初参戦。2003年にはメルセデスとともに「メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン」を発表し、人気を集めた。そして、今年登場するとアナウンスされている「マクラーレン MP4-12C」は、F1グランプリで培ったレーシングカーテクノロジーを結集...
ジュネーブモーターショーの現場から:マクラーレン篇|McLaren

ジュネーブモーターショーの現場から:マクラーレン篇|McLaren

McLaren|マクラーレンGeneva International Motor Show 2015ジュネーブモーターショーの現場から:マクラーレン篇モーターショーの花形はいつの時代もスーパーカーだ。今年のジュネーブでもフェラーリをはじめ、ランボルギーニ、アストンマーティンといった強力なブランドから多くのニューマシンが登場した。そんな老舗ブランドがひしめくなかで、ひとり気を吐くブランド、マクラーレン。新型「675LT」のワールドプレミアを飾った会場から、大谷達也氏がレポートする。Text by OTANI Tatsuyaマクラーレンのレーシングスピリット冒頭に流されたビデオは、イエローとオリーブグリーンの“ハロッズ カラー”に彩られたマクラーレン「F1 GTR」が、イギリスらしい“ちょい濡れ”のサーキットを疾走するシーンではじまる。このシャシーナンバー“#06R”は、5台のF1 GTRが初参戦して1-2-3フィニッシュを達成した1995年ルマン24時間で3位入賞を果たしたモデルその...
マクラーレン 675LT、その姿をあらわす|McLaren

マクラーレン 675LT、その姿をあらわす|McLaren

McLaren 675LT|マクラーレン 675LTマクラーレン 675LT、その姿をあらわす現在開催中のジュネーブモーターショーで、マクラーレンは最新作となる「675 LT」を公開。名称にはオマージュを込めて「Long Tail」のイニシャルが与えられた。Text by TAKEDA HiromiF1GPの世界の旗手としてばかりでなく、いまや英国を代表するスーパースポーツカーメーカーとしても知られるようになったマクラーレン オートモーティブはニューモデル「675 LT」の概要を明らかにした。マクラーレン675 LTは、同社のヒット作「650S」をベースに、本格的なサーキット走行にも対応すべく開発された高性能モデル。フェラーリ「458イタリア」に対する「458スペチアーレ」に相当するような、ハードコアバージョンと見て良いだろう。ネーミングの「LT」は「Long Tail」のイニシャル。この名称には、歴史的なオマージュが込められている。同社にとってはマイルストーンとも言うべき伝説のス...
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