ジャガーの新コンパクトSUV「Eペイス」とは|Jaguar

ジャガーの新コンパクトSUV「Eペイス」とは|Jaguar

Jaguar E-Pace|ジャガー Eペイスジャガーの新コンパクトSUV「Eペイス」とはジャガーが、初のSUV「Fペイス」に続いて発表した「Eペイス」。英国ブランドが放つ第2のSUVとはどのようなモデルなのか。本国で実物を目の当たりにした河村康彦氏がお伝えする。Text by KAWAURA Yasuhikoスポーツカー ブランドに原点回帰輸入車と言えばドイツのブランド──そんなイメージが拭えない日本の自動車界にあって、このところ着実に存在感を増しつつあるのがジャガー発の最新作品群。商品力の低下や品質問題などから、一時は存亡の危機にさえ見舞われたのがこのブランド。が、かつての親会社である米国フォードの手を離れ、インドのタタ・モーターズの傘下に収まった2000年代の後期以降、この歴史ある英国ブランドは復調の兆しが明確だ。Jaguar E-Pace First Editionそうした好調さの要は、やはりまずはその商品そのものにあると言ってよさそう。フォード車とのハードウェア共有化など...
パワフルな「XJR575」を加えたXJ 2018年モデルの受注を開始|Jaguar XJ

パワフルな「XJR575」を加えたXJ 2018年モデルの受注を開始|Jaguar XJ

Jaguar XJ|ジャガー XJパワフルな「XJR575」を加えたXJ 2018年モデルの受注を開始ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガーのフラッグシップサルーン「XJ」の2018年モデルを発表し、受注を開始した。また新たにXJ史上最もパワフルな「XJR575」も追加された。Text by YANAKA Tomomi安全装備を全モデルに標準装備ジャガーのフラッグシップサルーン「XJ」の2018年モデルが発表された。今モデルの最大のトピックスといえるのが、新グレード「XJR575」の導入だろう。5.0リッターV型8気筒エンジンがチューニングにより最高出力575ps、最大トルク700Nmを発生。ジャガー・ランドローバーでは、XJ史上最もパワフルと謳う。このXJR575では、デザインも差別化され、専用アイテムを多く採用。エクステリアにはグロスブラック仕上げのリアスポイラーやサイドシル、フロントバンパーが与えられたほか、足元には20インチのグロスブラックのホイールを装着。ボディカ...
“モーター”ショーの向かう先|IAA 2017

“モーター”ショーの向かう先|IAA 2017

IAA 2017|フランクフルト モーターショー 2017“モーター”ショーの向かう先次はフェードアウトか「有人ドローン館」かフランクフルト モーターショーの現地に足を運び、現地の熱と報道を肌で感じた大矢アキオ氏。市販モデルの傾向はもとより、俯瞰してみたとき見えてくる、モーターショー自体の未来についての考察。Photographs by Akio Lorenzo OYA / Mari OYAText by Akio Lorenzo OYA今年はiPhoneにはかき消されなかったがフランクフルト モーターショーにおける過去数回のライバルは、ずばり「アップル」であった。具体的には彼らが、ショーとほぼ同時期に大西洋の向こうで催す新製品発表会だ。BMW i8 Memphis StyleLamborghini Aventador S Roadsterメディアの多くは、たとえ夏中にメーカーが配信するコンセプトカーや新型車のティザー画像を並べ立てていても、いざ新しいiPhoneが発表されると...
ジャガー「Fタイプ」2018年モデルを受注開始|Jaguar

ジャガー「Fタイプ」2018年モデルを受注開始|Jaguar

Jagua F-Type|ジャガー Fタイプジャガー「Fタイプ」2018年モデルを受注開始ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ピュアスポーツカー「Fタイプ」を2018年モデルにグレードアップ。2.0リッター直4ターボ搭載モデルや限定モデルを加えた全28機種をラインナップし、9月30日から受注を開始した。Text by OPENERSGoPro映像と走行データを連動する「ReRun」アプリ対応ジャガー「Fタイプ」の2018年モデルは、「Jブレード」デザインのLEDシグネチャーライトを組み合わせたLEDヘッドランプや新デザインのフロントバンパーでFタイプらしさをより際立たせたほか、軽量マグネシウム フレームを使用した新開発のパフォーマンス シートを採用。足元スペースを拡大するとともに8kg以上の軽量化を実現した。コネクティビティ面では、直感的なタッチ操作と鮮明なグラフィック表示の8インチ静電式タッチスクリーンのインフォテインメントシステム「InControl Touch Pro」を全...
ジャガーがEVレース「Jaguar I-PACE eTROPHY」発表|Jaguar

ジャガーがEVレース「Jaguar I-PACE eTROPHY」発表|Jaguar

Jaguar I-PACE eTROPHY|ジャガーI-PACE eトロフィージャガーがEVレース「Jaguar I-PACE eTROPHY」発表ジャガーは9月12日、来年発売を予定している電気自動車「I-PACE」を使用した国際ワンメイクレース・シリーズ「ジャガー I-PACE eトロフィー」の発足を発表、2018年後半から開幕するFIAフォーミュラE選手権第5シーズンのサポートレースとして開催するとした。Text by OPENERS市販EVベースの国際選手権は世界初発表によると、ジャガーI-PACE eトロフィーは、2018年市販予定のEV「I-PACE」をベースにしたレーシングカーによるワンメイクレース・シリーズで、市販EVを使用した世界初の国際選手権になるという。レースは2018/19年のフォーミュラE第5シーズンのサポートレースとして、香港、パリ、ローマ、ニューヨーク、サンパウロなど世界有数の都市で合計10戦を開催する予定。参加メンバーは、各レース会場で、異なるVIP...
2040年以降を見据えたEVを発表|Jaguar

2040年以降を見据えたEVを発表|Jaguar

Jaugur Future Type|ジャガー フューチャー タイプ2040年以降を見据えたコンセプトEVジャガー「フューチャー タイプ」を発表ジャガーは、現地時間9月8日(金)にロンドンで開催された「Tech Fest」でコンセプトモデル「フューチャー タイプ コンセプト」を発表。未来のモビリティの姿を提示した。Text by YANAKA Tomomi車体をシェアし、AIを搭載したステアリングのみを所有する時代ジャガーが考える2040年以降を見据えたビジョンが「フューチャー タイプ」という名のコンセプトモデルで発表された。フューチャー タイプはフル充電された状態のEVをオンデマンドで呼び出すことができる完全自動運転車のコンセプトモデル。ジャガーでは、将来クルマは所有するのではなく、シェアが主流となると予想。そのため「フューチャー タイプ」はステアリングホイールのみを所有し、車体自体はシェアすることも可能という。ポイントとなるのが、コネクテッド技術を搭載したインテリジェントステア...
EVとして生まれ変わった往年の名車Eタイプ|Jaguar

EVとして生まれ変わった往年の名車Eタイプ|Jaguar

Jaguar E-Type Zero|ジャガー Eタイプ ゼロEVとして生まれ変わった往年の名車Eタイプ|Jaguarジャガー・ランドローバーは現地時間9月7日(木)、ジャガーの往年の名車「Eタイプ」をレストアし、電動パワートレインを搭載した「Eタイプ ゼロ」を製作。ジャガー・ランドローバーがロンドンで開催した「Tech Fest 2017」で初披露し、一般にも公開された。Text by YANAKA Tomomiバッテリーをエンジンと同寸にしたことで、オリジナルの走りを維持1961年に発表されたジャガー「Eタイプ」。フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリからも「世界でもっとも美しいクルマ」と称された1台が最新のパワートレーンを得たEV「Eタイプ ゼロ」として生まれ変わった。レストアを手掛けたジャガー・ランドローバー・クラシックでは、Eタイプ ゼロのために、最高出力220kWの電動パワートレインを開発し、0-100km/h加速は5.5秒を記録。電動パワートレインとオリジナルをシーム...
2020年までに全ラインアップに電動化モデルを設定することを発表|Jaguar Land Rover

2020年までに全ラインアップに電動化モデルを設定することを発表|Jaguar Land Rover

Jauguar Land Rover|ジャガー・ランドローバー2020年までに全ラインアップに電動化モデルを設定することを発表ジャガー・ランドローバーは現地時間9月8日、モビリティの将来をテーマに、展示やパネルディスカッションなどを盛り込んだイベント「Tech Fest 2017」をロンドンで初開催。そのなかで2020年までにジャガー・ランドローバーが展開するすべての車種に電動化モデルをラインアップすることを発表した。Text by YANAKA Tomomi2018年にはフルEVモデルジャガー「Iペイス」を発売自動車産業やそれを取り巻く世界の未来を再形成するうえでテクノロジーが果たす役割を模索することを目的にはじめて開催された「Tech Fest」。イベントでは、インタラクティブな展示やディスカッションなど多彩なイベントが繰り広げられた。そのなかで発表されたのが、2020年までにジャガー・ランドローバーが販売するすべてのクルマへの電動化モデルの導入だ。CEOのラルフ・スペッツ博士...
ジャガー・ランドローバーが未来のAIステアリングを発表|Jaguar Landrover

ジャガー・ランドローバーが未来のAIステアリングを発表|Jaguar Landrover

Jaguar Landrover Sayer|ジャガー・ランドローバー セイヤージャガー・ランドローバーが未来のAIステアリングを発表ジャガー・ランドローバーは9月4日、音声で作動する人工知能(AI)を搭載した未来のステアリングホイール「Sayer(セイヤー)」を発表。9月7日(英国現地時間)からロンドンで開催する「Tech Fest2017」で初公開するとした。Text by OPENERS所有するのはステアリングホイールだけ?ジャガー・ランドローバーが初開催するイベント「Tech Fest 2017」は、自動車産業やそれを取り巻く世界の未来を再形成する上でテクノロジーが果たす役割を模索することを目的としたもので、会場はロンドンのセントラル・セント・マーチンズカレッジとなる。同社がここで初めてお披露目するのが、音声で作動する人工知能(AI)を備えた世界初のコンセプトステアリングホイール「セイヤー」だ。「セイヤー」のコンセプトは、「家の中にあり、信頼できる仲間になる」というもので、...
限定300台、ジャガーXEのハイパフォーマンスモデル登場|Jaguar

限定300台、ジャガーXEのハイパフォーマンスモデル登場|Jaguar

Jaguar XE SV Project 8|ジャガー XE SV プロジェクト 8限定300台、ジャガーXEのハイパフォーマンスモデル登場ジャガー ランドローバーは「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2017」でジャガー「XE」のハイパフォーマンスモデル「XE SV プロジェクト8」を世界初披露。最高出力600psの走りを披露するとともにスペックの詳細を発表した。Text by YANAKA Tomomiジャガー史上最もパワフルで最もコンパクトなスーパーカー「XE SV プロジェクト8」は、スポーツサルーン「XE」をベースに、ジャガー・ランドローバーのスペシャル ビークル オペレーションズ(SVO)がデザインやエンジニアリング、手作業での組み立てにいたるまですべてを手がけ、世界で300台のみ販売するジャガーのコレクターズエディションの第2弾。ジャガー自身が「ジャガー史上最もパワフルで、最もコンパクトなスーパーカー」と謳う1台だ。パワーユニットはが最高出力600ps、最大...
さまざまな環境下でテスト走行するEペイスの最新動画を公開|Jaguar

さまざまな環境下でテスト走行するEペイスの最新動画を公開|Jaguar

Jaguar E-Pace|ジャガー Eペイスさまざまな環境下でテスト走行するEペイスの最新動画を公開ジャガーは英国時間の7月5日(水)、コンパクトSUV「Eペイス」の動画を公開。最終テストは7月13日(木)に行うワールドプレミアの舞台で実施するとアナウンスした。Text by YANAKA Tomomi最終テストはワールドプレミアの舞台で実施ジャガー第3のSUVとして発売が予告された「E-Pace」。7月13日の世界初披露を控え、最新の動画が公開された。ジャガーではあらゆる路面状況や天候下でもE-Paceが走破できるよう、さまざまな環境下でのテストを実施。そのプログラムは4大陸で25カ月にわたり、150台を超えるE-Paceのプロトタイプが投入されてきたという。その内容は、ニュルブルクリンク北コースを400周以上走行したほか、海抜5,000フィートでの高地テストなども行われた。動画では、マイナス40度という凍てつく北極圏や、かたや48度という灼熱のドバイの砂塵、中国の山奥、さらに...
ジャガーのSUV第3弾「Eペイス」を予告|Jaguar

ジャガーのSUV第3弾「Eペイス」を予告|Jaguar

Jaguar E-PACE|ジャガー E ペイスジャガーのSUV第3弾「Eペイス」を予告ジャガー・ランドローバーは英国時間の6月21日(水)、ジャガーの新型コンパクトSUV「Eペイス」を7月13日(木)にワールドプレミアすると発表。スタイリングの一部を公表した。Text by YANAKA Tomomi全輪駆動でガソリンとディーゼルエンジンを展開ジャガーのSUVといえば、同社初のSUVとして2016年に発売された「Fペイス」と、昨年末のLAショーでコンセプトモデルが登場し来年の発売がアナウンスされた同社初の電気自動車「Iペイス」があるが、今回、それらにつづくジャガー第3のSUVモデルとして「Eペイス」の発表が予告された。EペイスはFペイスよりもひとまわり小さなコンパクトSUV。パワーユニットにはガソリンエンジンと、ジャガー・ランドローバーが設計から生産までを手がけるINGENIUM(インジニウム)ディーゼルエンジンを搭載し、駆動方式は4WDを採用。また最新のコネクテッド技術と安全機...
WCOTY受賞を記念したFペイスの特別仕様車|Jaguar

WCOTY受賞を記念したFペイスの特別仕様車|Jaguar

Jaguar F-Pace Trophy Edition|ジャガー Fペイス トロフィー エディションWCOTY受賞を記念したFペイスの特別仕様車ジャガー・ランドローバー・ジャパンは6月1日(木)、SUV「Fペイス」に特別仕様車「トロフィー エディション」を66台限定で設定。受注を開始した。Text by YANAKA Tomomiドライバー支援システムなどを特別装備今年の「ワールド カー アワード」において「ワールド カー オブ ザ イヤー 2017」と「ワールド カー デザイン オブ ザ イヤー 2017」の2部門に輝いたFペイス。「ワールド・カー・アワード」13年の歴史のなかで2部門同時受賞は史上2回目、ジャガーにとっては初であり、これまでにFペイスが世界中で獲得したタイトルは34を数えるという。今回はこの「ワールド カー オブ ザ イヤー」をはじめ、さまざまな賞に輝いたことを記念した特別仕様車が登場。ベースとなるのは、2.0リッター直列4気筒ターボチャージド ディーゼルエン...
ジャガーXEのハイパフォーマンスモデルを発表|Jaguar

ジャガーXEのハイパフォーマンスモデルを発表|Jaguar

Jaguar XE SV PROJECT 8|ジャガー XE SVプロジェクト8ジャガーXEのハイパフォーマンスモデルを発表ジャガー・ランドローバーは、ジャガーのミドルクラスサルーン「XE」にハイパフォーマンスなコレクターズエディション「XE SVプロジェクト8」を市場投入すると発表。販売台数は世界限定300台となる。Text by YANAKA Tomomiニュルで走行する動画も公開ジャガー「XE」をベースに、ジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)がデザインからエンジニアリング、組み立てのすべてを担当する「XE SV プロジェクト8」。2014年に発表されたジャガーの「Fタイプ プロジェクト7」につづくコレクターズエディションの第2弾となる。エンジンは5.0リッターV8スーパーチャージドを搭載。最高出力600psと、ジャガー史上もっともパワフルなロードカーになるとジャガーでは謳う。またジャガー・ランドローバーでは同時に「XE SVプロジェクト8...
初代ジャガー「Eタイプ」が半世紀の時を越え完全レストア|Jaguar

初代ジャガー「Eタイプ」が半世紀の時を越え完全レストア|Jaguar

Jaguar E-Type Reborn|ジャガー Eタイプ リボーン初代ジャガー「Eタイプ」が半世紀の時を越え完全レストアジャガー・ランドローバーが1960年代製造のジャガー「Eタイプ」を完全レストア。4月9日(日)までドイツ・エッセンで開かれていた世界最大のクラシックカーショー『テクノ・クラシカ・エッセン2017』で「Eタイプ リボーン」として世界初披露された。今後10台のみがジャガー・クラシックの技術者の手により修復され、販売されるという。Text by YANAKA Tomomi価格は28万5,000ポンド(約3,933万円)からジャガー初となる専門技術者がパーツを調達し、全面的にレストアする「リボーン」シリーズとして発表された「Eタイプ リボーン」。ジャガー・ランドローバーではすでに今年2月、1978年製の「レンジローバー」をよみがえらせ、「リボーン」シリーズの第一弾として発表している。Eタイプ リボーンのベースとなったEタイプは、1961年に発表。ジェット機から着想を得...
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