MOVIE|巨匠たちの証言で織り成す日本建築史のドキュメンタリー『だれも知らない建築のはなし』

MOVIE|巨匠たちの証言で織り成す日本建築史のドキュメンタリー『だれも知らない建築のはなし』

MOVIE|建築界の巨匠たちの証言で織り成す日本建築史の舞台裏ドキュメンタリー『だれも知らない建築のはなし』安藤忠雄や磯崎新、伊東豊雄、レム・コールハースといった建築界の重要人物たちが出演し、高度経済成長から現在にいたる日本の建築について、本人たちのインタビューによりつまびらかにする『だれも知らない建築のはなし』。5月23日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開される。Text by YANAKA Tomomi異色の経歴をもつ石山友美監督による初の長編ドキュメンタリー昨年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で上映され、大きな反響を巻き起こした石山友美監督の『Inside Architecture- A Challenge to Japanese society』。今回、あらたに追加撮影をおこない『だれも知らない建築のはなし』として劇場公開される。石山監督は日本女子大学家政学部住居学科を卒業後、ニューヨーク市立大学大学院都市デザイン学科修士課程を修了。在米中に大学で...
JOHN LAWRENCE SULLIVAN|世界を魅了する“日本のモノ作り”とは

JOHN LAWRENCE SULLIVAN|世界を魅了する“日本のモノ作り”とは

こだわりのプロダクトで世界を魅了するデザイナー、柳川荒士が登場クリエイションの背景にある“日本のモノ作り”(1)現代の、強く美しい男性像を描き出す、「JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)」。発表の場をパリに移してからも、世界のバイヤーやファッショニスタから高い評価を得ている。今回はデザイナーである柳川荒士氏に、ショーだけでは伝わらない、プロダクトにたいするこだわりを2014年春夏の代表作を通じて語ってもらった。Photographs by JAMANDFIXText by KAWASE Takuro光を得ることであらたな魅力を見せるコレクション名だたるラグジュアリーブランドが気鋭のデザイナーを起用して、華々しいランウェイで新作を披露するパリのランウェイショー。その舞台で、インディペンデントな姿勢を貫きながら、東京発のクリエイションで勝負しているブランドが、ジョン ローレンス サリバンだ。デザイナー柳川氏が影響を受けたテーラリングを軸に、モダン...
ART|現代美術アーティスト黒田アキ個展開催

ART|現代美術アーティスト黒田アキ個展開催

ART|パリ在住の現代美術アーティスト黒田アキが日本で20年ぶりに本格展開催黒田アキ『宇宙庭園=コスモガーデン』+小篠弘子 1993年に東京国立近代美術館で開催された個展以来、日本では20年振りとなる、黒田アキ『宇宙庭園=コスモガーデン』+小篠弘子が、銀座・KHギャラリー銀座で開催されている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)1年前にオープンした小篠弘子(コシノヒロコ)さんのギャラリーで開催中ファッションデザイナーとして第一線で活躍するかたわら、水墨画や絵画の制作に取り組んでいる小篠弘子さん。小篠さんはアーティストとしての活動も活発におこなっていて、1年前にギャラリー「KHギャラリー銀座」をオープンした。また、今年の5月には、安藤忠雄氏の初期の作品である自宅を「KHギャラリー芦屋」として一新している。小篠さんは数カ月ごとにパリを訪れるが、ある日、黒田アキ(本名・黒田明比古)という人物と出合う。小篠さんは以前よりその名を耳にしていたが、黒田氏のアトリエを訪問...
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2015 ミラノサローネ 最新リポート|ARMANI / CASA

2015 ミラノサローネ 最新リポート|ARMANI / CASA

ARMANI / CASA|アルマーニ / カーザミラノサローネ国際家具見本市 2015時代を超えた世界最高峰のラグジュアリーの本質を求めて「ARMANI / CASA(アルマーニ / カーザ)」は、ミラノ・トルトーナ地区にたたずむ、安藤忠雄氏の手がけたアルマーニ / テアトロで新作コレクションを発表した。ブランド設立40周年を迎える今年、精力的に新作や限定モデルを発表するとともに、同会場でアルマーニ ホテルをはじめ世界各国で展開されている、インテリアデザインスタジオが手がけたプロジェクトの特別展示が公開され、アルマーニの世界観が披露された。Photographs by Daniele DAINELLIText by KATSURA Kumi(TOL STUDIO INC.)アルマーニの描く夢のスタイル“メイド イン イタリー”を代表する最高峰のデザイナーであるジョルジオ・アルマーニ氏が手がけるデザイン哲学は、ファッションの世界を変えた。ラグジュアリーの本質の探求によって生まれるス...
ART FAIR TOKYO 2015|特別企画展の見どころを紹介

ART FAIR TOKYO 2015|特別企画展の見どころを紹介

ART FAIR TOKYO 2015|アートフェア東京2015さまざまなジャンルのアートを東京で体感する琳派から現代アートまで、特別企画展の見どころを一挙紹介(1)3月20日(金)から22日(日)までの3日間、「アートフェア東京」が有楽町・東京国際フォーラムで開催される。10回目の開催を記念し、「琳派」と、「ヴェネツィア・ビエンナーレ」を切り口に、日本独自の美術の文脈と、国際的な美術の文脈から日本の現代アートを辿る特別展示が企画されている。また、アマナサルトのブースでは建築家・安藤忠雄による作品集も国内ではじめて発表される。全3回にわたってお届けする「アートフェア東京2015」特集の第2弾は、特別企画展などを中心にアートフェア東京の見どころをお伝えする。Text by ART FAIR TOKYO PR琳派のもつポップ性とは? 「琳派はポップ / ポップは琳派」現代アートがグローバル化するなか、日本独自の美術表現を改めて見直し、より歴史的な文脈で日本の美術を再考する取り組みが多く...
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連載・Yoko Ueno Lewis|暮らしノート・第5回 「デザイン以前」

連載・Yoko Ueno Lewis|暮らしノート・第5回 「デザイン以前」

The Way We Live with “STYLE”暮らしノート 第5回 「デザイン以前」私個人が、日本人でいちばんお会いして、お話をうかがいたいと思うのが建築家の安藤忠雄氏です。といっても、その逆はありえないので、これは夢のまた夢のかなたではあります。が、安藤氏の作品を訪ねることは容易です。建築家だった夫ジム・ルイスと、安藤氏の建築と安藤氏が若いころ訪ねたコルビュジエやミースの残した各地の建築を見てまわりました。写真と文=Yoko Ueno Lewis(Feb. 2011)コンクリートという素材を使った自然とのコーディネイトの仕事その数ある作品のなかでもやはりいちばん印象に残っているのが、コルビュジエの「サヴォア邸」と安藤氏の「光の教会」かもしれません。(「光の教会」については平松剛氏の『光の教会 安藤忠雄の現場』に感動的に書かれています)なぜ、安藤忠雄氏なのか? 私がまだ京都芸大の学生で、無為無策にデザインに接していたころ、衝撃的に打たれたのがコンクリートを素材としてもちい...
BOOK|安藤忠雄の作品を“永遠”に楽しむことができるポートフォリオ集!?

BOOK|安藤忠雄の作品を“永遠”に楽しむことができるポートフォリオ集!?

BOOK|写真表現の最高峰技術プラチナプリントを使った“小さな美術館”安藤忠雄ポートフォリオ集『ANDO BOX The 1st Round[drawings]』世界的建築家、安藤忠雄の作品をプラチナプリントしたポートフォリオ集全2巻が、プラチナプリントを手がけるアマナサルトから誕生。第一弾となるドローイング作品『ANDO BOX The 1st Round[drawings]』は5月29日(木)、30部限定で発売される。Text by YANAKA Tomomi寿命1000年のドローイング集!安藤忠雄氏建築をとおして「空間」に挑みつづけてきた安藤忠雄。日本はもちろん、世界が注目する建築家であり、アーティストである彼の作品を“永遠”に楽しむことができるポートフォリオ集が誕生した。このポートフォリオ集では、プラチナプリント技法を採用。従来の銀塩写真やデジタルプリントよりも豊かな階調が表現でき、かつ漆黒の奥深さ、そして光学技術ならではの高精細を誇る、写真表現の最高峰の技術だ。さらに、プ...
Benesse Art Site Naoshima|来春、直島に「ANDO MUSEUM」誕生

Benesse Art Site Naoshima|来春、直島に「ANDO MUSEUM」誕生

Benesse Art Site Naoshima|ベネッセアートサイト直島建築家 安藤忠雄氏のミュージアムが来春オープン直島に「ANDO MUSEUM」誕生 ベネッセアートサイト直島の活動当初よりかかわっている安藤忠雄氏のミュージアムが、来春、直島に誕生する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)開館は、「瀬戸内国際芸術祭2013」が開催される来年の春を予定「ANDO MUSEUM」は、安藤氏が手がけた家プロジェクト「南寺」のすぐ近くに位置する民家を改修。民家の外観を残しながらも、中はコンクリートという二重構造となる予定で、これまで安藤氏が手がけてきたさまざまな建築の要素を集約した、建物自体も作品となるミュージアムが誕生する。安藤氏が直島で最初に設計した、美術館とホテルの複合施設であるベネッセハウスから、オーバル、パーク、ビーチなどのホテル施設や、家プロジェクト「南寺」、地中美術館、李禹煥美術館といった安藤建築の歴史はもちろん、活動の中心地である直島の歴史を...
ART FILE 31|「ベネッセ・アートサイト直島と建築家 安藤忠雄」展

ART FILE 31|「ベネッセ・アートサイト直島と建築家 安藤忠雄」展

ART FILE 31|フランス・パリ「Le Japon Rive Gauche展」 -ベネッセアートサイト直島と建築家・安藤忠雄-日仏文化協力90周年を迎える今年、世界でもっとも長い歴史をもつ百貨店、パリのボン・マルシェにて「Le Japon Rive Gauche展」が開催される。建築家・安藤忠雄氏をメインゲストに迎え、8月30日(土)から10月18日(土)までベネッセアートサイト直島での一連のプロジェクトをテーマにした展覧会を実施する。Text by Winsome Li (OPENERS)ベネッセアートサイト直島をパリの老舗百貨店に再現100を超える日本のブランドが参加する「Le Japon Rive Gauche展」は、カルチャー部門とファッション部門が設けられ、衣・食・住・アートにまつわる「日本」を、かつてない規模で紹介する。カルチャー部門のメインゲストは日本を代表する建築家の安藤忠雄氏が、ベネッセアートサイト直島における自身の建築をテーマにした作品を展開する。ベネッセ...
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