アート
「アート」に関する記事
作品123点が集う『草間彌生 永遠の南瓜展』、京都で開催|ART
ART|京都・祇園で現代アートを楽しむ伝統的日本建築の魅力あふれる和の空間で『草間彌生 永遠の南瓜展』を鑑賞開館1周年を迎えるフォーエバー現代美術館 祇園・京都は、これまでの常設展示室3室と企画展示室1室に加え、新たに2室(約170畳)を新設してグランドオープンした。このオープンを記念して、2018年5月3日(木)~2019年2月28日(木)の期間、『草間彌生 永遠の南瓜展』を開催している。Text by OZAKI Sayaka草間芸術の代表的モチーフ「南瓜」作品を中心に、作家活動の軌跡をたどる展覧会フォーエバー現代美術館 祇園・京都で開催される『草間彌生 永遠の南瓜展』は、草間芸術の代表的なモチーフとして知られる「南瓜」の作品世界を中心に、貴重な初期作品や草間彌生が浮世絵師とコラボレーションして制作した「七色の富士」の作品シリーズなど、草間彌生作品123点が一堂に会する見逃せない展覧会だ。「実際の南瓜がそれぞれ豊かな表情を持っているように、わたしの南瓜だってどれ一つとして同じで...
“The future of...”のタイトルに15分間で各々が答えたこととは?|NellyRodi™
NellyRodi™|ネリーロディ4組のクリエイターが語る「THE CREATIVE JOURNEY」(1)1985年、パリで創業したコンサルティング会社「NellyRodi™」。イノベーション及びクリエーション部門で高い評価を得て、東京やニューヨークにも拠点を置きグローバルに展開している。そして今春、パリ本社のコンシューマートレンドディレクターが来日するタイミングに合わせて、「THE CREATIVE JOURNEY」と題したトークイベントが渋谷の100BANCHで開催された。アート、まちづくり、インテリアデザイン、ビューティと各ジャンルで活躍するクリエイターに与えられたお題は“The future of...”。15分という限られた時間内で、彼らは何を語るのか。Photographs by EMORI Yasuyuki Text by MURATA Naoko NellyRodiによる2019-2020年の未来展望「THE CREATIVE JOURNEY」の会場となったのは、...
“ひらかれた”芸術家オディロン・ルドンの姿を明らかにする展覧会|ART
ART|国内のルドン作品101点を展示「内なる世界に生きた孤高の幻想画家」という芸術家神話を解き明かす展覧会神秘的なヴィジョンに満ちた幻想的な絵画を残した芸術家、オディロン・ルドン(1840年~1916年)の展覧会『ルドン ひらかれた夢―幻想の世紀末から現代へ』が、神奈川県箱根のポーラ美術館にて2018年7月22日(日)~12月2日(日)まで開かれる。Text by OZAKI Sayaka19世紀にとどまらない、ルドン芸術の今日的な意義を検証フランスの19世紀末から20世紀初頭にかけて、印象派画家たちとほぼ同じ世代に生まれながらも、不気味な怪物たちがうごめく光景や、神秘的なヴィジョンに満ちた幻想的な世界を絵画に残した芸術家オディロン・ルドン。謎めいたヴィジョンに満ちた作風ゆえに、心の中にひそむ「内なる世界」に向き合いながら作品を制作した孤高の画家と考えられてきた。『ルドン ひらかれた夢―幻想の世紀末から現代へ』展は、近年の研究をもとに「夢の世界に生きた孤高の幻想画家」という芸術家...
画家・藤田嗣治、没後50年。画業の全貌を通覧する大回顧展|ART
画家・藤田嗣治、没後50年。画業の全貌を通覧する大回顧展|ARTフランスでもっとも知られる日本人画家・藤田嗣治の作品100点以上を展示「没後50年 藤田嗣治展」1886年に生まれ、1968年に没した藤田嗣治(レオナール・フジタ)。80年を越える人生の約半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得した画家である。その没後50年にあたる2018年、藤田の画業の全貌を展覧する大回顧展「没後50年 藤田嗣治展」が、東京都美術館にて2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)に開催される。Text by OZAKI Sayaka代表作をはじめ、初来日となる作品までも網羅した大回顧展藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886年~1968年)はエコール・ド・パリの寵児のひとりであり、太平洋戦争期の作戦記録画でも知られる画家。2018年は藤田が世を去って50年目の節目にあたることから、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の主要な美術館の協力を得て、画業の全貌を通覧する大回顧展が開催される。...
アーティスト・山口智子のペインティングがペーパーアイテムになって登場|BEAMS
BEAMS|ビームス独特の透明感に言葉をのせて。世界観を投影したペーパーアイテムアーティスト・山口智子が生み出す女性の表情は、一度見たら忘れられない普遍的な魅力を持っている。透明感をまといながら、どれも強く印象的な眼差しだ。そんな彼女のアーカイブ作品の展示会が、4月13日(金)~4月22日(日)の期間、ビームス ウィメン 渋谷にて行われる。会場では“手紙”をキーワードに、ポストカード、レターセットなどを展開。活版印刷で刻まれたメッセージがさりげなく華を添える。その他、今年20周年を迎えた<BEAMS BOY>とコラボレーションしたTシャツとトートバッグなども販売予定。この機会に山口智子の世界観をぜひ堪能してみてはいかがだろうか。ポストカード価格|300円(税別)レターセット(便箋、封筒、シール)価格|2000円(税別)問い合わせ先ビームス ウィメン 渋谷Tel.03-3780-5501
WOWのいままで、そしてこれから。|WOW
WOW|ワウ WOW Visual Design Studio ―WOWが動かす世界―ヴィジュアルデザインスタジオ「WOW」(ワウ)の大回顧展「WOW Visual Design Studio ―WOWが動かす世界―」が東京・青山にあるスパイラルにて開催。過去の作品から、未来のビジョンを表現したものまで、多数の作品が展示される。期間は2018年4月6日(金)~2018年4月15日(日)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)WOWが動かし続けてきた「ビジュアルの力」1997年の設立以来、CG映像に始まり、UI/UXデザイン、空間インスタレーション、プロダクトや建築に至るまで、多彩なフィールドで活動しているヴィジュアルデザインスタジオ「WOW」(ワウ)。昨年20周年を迎えたWOWの過去・現在・未来が一体となった回顧展「WOW Visual Design Studio ―WOWが動かす世界―」が開催。WOWが切り拓いてきた「ビジュアルの力」が、思想や歴史、テク...
世界が注目する写真家サラ ムーンの個展を開催|ART
ART|時の儚さを追求する独自の作品世界“時の流れ”をテーマとした サラ ムーン個展『D’un jour à l’autre 巡りゆく日々』開催フランスを代表する写真家、サラ ムーンの個展『D’un jour à l’autre 巡りゆく日々』が、2018年4月4日(水)~5月4日(祝)に、東京・銀座シャネル・ネクサス・ホールにて開催される。Text by OZAKI Sayakaサラ ムーンとシャネルとのコラボレーション作品も展示写真家サラ ムーンは、30年以上にわたり世界の第一線で活躍し、現代において最も注目される写真家のひとりである。1970年代にモデルから転身し、ファッションや広告の分野で写真家としてのキャリアをスタートさせ、シャネルを含むトップメゾンの仕事に携わった。1985年に作家としての作品制作を始め、 その10年後に「パリ写真大賞」を受賞。また映像作家としても高く評価され、独自の幻想的かつ深淵なイメージを創出してきた。そのサラ ムーン自身が構成を手がける『D’un ...
約300匹のこいのぼりが国立新美術館を泳ぎ回る「こいのぼりなう!」|ART
ART|日本の伝統行事に着想を得た大規模インスタレーションこいのぼりなう!テキスタイル、デザイン、メディアアートがコラボレーション日本を代表するテキスタイル・デザイナーである須藤玲子と、フランスの展示デザイナー、アドリアン・ガルデール、メディアアートの活動で知られる齋藤精一がコラボレーション。大規模インスタレーション「こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーション」が、2018年4月11日(水)~5月28日(月)に国立新美術館にて開催される。Text by OZAKI Sayaka3ジャンルのプロフェッショナルによる日本初のコラボレーション須藤玲子は、1984年にテキスタイルメーカー「布」を設立。新たな技術を駆使した布作りを行なってきた、日本を代表するテキスタイル・デザイナーだ。その作品はニューヨーク近代美術館をはじめ、メトロポリタン美術館、東京国立近代美術館工芸館など、国内外の美術館に所蔵されている。左/須藤玲子 《Trap Circle》 ...
新しいコーチの世界観を描く。コーチとアーティストのコラボレーション|COACH
COACH|コーチCOACHシグネチャーパターンを使用したアートCOACHとアーティストがコラボレーション。新しくモダナイズされたシグネチャー・パターンに、インスパイアを受けたさまざまな作品が展示される。3月21日(水・祝)には、人気アーティスト、Colliu氏とChocomoo氏によるライブペインティングイベントを、コーチ表参道、コーチ銀座にて開催。要注目のイベントだ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)ライブアートペインティングをコーチ表参道、コーチ銀座にて3月21日(水・祝)開催!この春、COACHのクリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースが、アイコニックなCのパターンとノスタルジック感覚を組み合わせた、シグネチャー・コレクションが遊び心たっぷりに生まれ変わった。80年代にニューヨークを拠点に活躍したポップアーティスト、キース・へリングのアートワークが、アイテムを彩る。そんなキース・へリングのアート作品と、COACHのアイコンであるシグ...
スマホの写真や自身のイラストをオンラインからキャンバスフレームに|富士フイルム
富士フイルム|フジフイルムキャンバスならではの風合い。思い出の一枚がにアート作品に。“時を飾ろう”をコンセプトに2017年1月からスタートした、富士フイルムの「WALL DECOR」。こちらはお気に入りの写真をオンラインを通してパネル加工(額装)し、12日後には指定の住所に届くというサービスだ。手軽に美しい額装に仕上がってくることから、現在ではギフトとしても人気を博している。これまでは3つのタイプ(カジュアル、ミュージアム、ギャラリー)を主軸としていたが、今冬から「キャンバスタイプ」がラインアップ。キャンバス素材に印刷されるとアート作品のような風合いになるため、写真のみならず自身のイラストなどで注文するのも_良いだろう。サイズはスクエアタイプ(273x273mm)、A4とA3(相当)の三種類。WALL DECOR キャンバスタイプスクエアサイズ|273x273mm重量|194g価格|3000円(税別)F3サイズ(A4サイズ相当)サイズ|220x273mm重量|177g価格|3000...
グラフィックアーティスト YOSHIROTTENの展覧会『FUTURE NATURE』|ART
ART|グラフィック、映像、インスタレーション、立体を総合的に展示する 「見えないものの可視化」をテーマにした新作約30点を発表グラフィックアーティストYOSHIROTTEN氏の展覧会『FUTURE NATURE』が、TOLOT heuristic SHONONOMEで開催される。さまざまな方法で表現された新作約30点を展示する。期間は2018年3月10日(土)~3月29日(木)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)東京での開催は4年ぶりYOSHIROTTEN(ヨシロットン)氏は、東京をベースに活動するグラフィックアーティスト・アートディレクター。ジャンルを超えたさまざまな表現方法で、自然や、まだ見ぬ未来の景色を主題とした作品を制作している。この度、大規模な展覧会『FUTURE NATURE』が開催。2013年の東京での発表以降、ベルリン、ロンドンを経て約4年ぶりの東京での発表となる。彼の制作テーマである「見えないものの可視化」に基づいて制作されたグラフ...
日本絵画の巨匠による作品を一望する『生誕150年 横山大観展』|ART
ART|大観芸術の本質を探る大規模回顧展明治、大正、昭和の大作が一堂に会する『生誕150年 横山大観展』近代日本画壇の巨匠、横山大観(1868年〜1958年)の生誕150年、没後60年を記念し『生誕150年 横山大観展』が、2018年4月13日(金)~5月27日(日)に東京国立近代美術館にて開催される。明治から昭和にかけての代表作をはじめとして、新出作品やこれまでの展覧会では積極的に紹介されていなかった作品をも網羅した、大規模回顧展だ。Text by OZAKI Sayaka新しい時代の絵画に取り組んだ横山大観の絵画を一挙公開横山大観は、西洋から様々なものや情報が押し寄せる時代の中、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ時に改変を試み、またモチーフについても従来の定型を脱する自在な画風と深い精神性を備えた数々の大作を生み出した。本展ではその作品と習作・資料を合わせて展示し、制作の過程から大観芸術の本質に改めて探る。展示は「『明治』の大観」、「『大正』の大観」、「『昭和』の大観」の3章...
「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展」開催|ART
ART|現代美術を幅広く網羅したコレクションウォーホル、草間彌生、奈良美智らの作品を公開。約40年にわたる原美術館の歴史を伝える現代美術コレクション展原美術館館長・原俊夫氏自らが、収蔵作品約1000点の中から選び、キュレーションを行なった「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展」が、2018年1月6日(土)~2018年6月3日(日)に開催される。Text by OZAKI Sayaka巨匠のみならず、アートシーン最前線で活躍する若手作家まで網羅された現代美術コレクション原美術館は、日本における現代美術館の先駆けとして1979年に開館。その創立者であり現在も館長を務める原俊夫氏は、現代美術の発展と国際交流に情熱を傾け様々な展覧会を開催する一方、コレクション活動にも力を注いできた。「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展』は、原俊夫氏が作家に直接会い、一つひとつ丹念に収集した1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど約1000点...
エリザベートも愛したハンガリーの名窯「ヘレンド」のあゆみを巡る展覧会|ART
ART|およそ150件・約230点が一堂に展覧「ヘレンド展 皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯」ハンガリーの名窯ヘレンドにフォーカスを当てた展覧会「ヘレンド展 皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯」がパナソニック 汐留ミュージアムで開催中。職人の手によるクラフツマンシップと独特の美意識がもたらす美しさに注目。期間は2018年3月21日(水)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)190余年の歴史と魅力を堪能できる「ヘレンド」は、ハンガリーの首都であるブタペストから南西に約110キロを隔てた村で1826年に生まれた磁器製作所。オーストリア帝室・ハンガリー王室御用達であったヘレンドは、ヨーロッパで初めて開催された世界万国博覧会に出品、好評を得て、時の大英帝国ヴィクトリア女王からのディナーセットの発注やフランスのナポレオン三世妃ウージェニーの購入などにつながり、名声を高めていった。ハンガリー文化の多様性、柔軟性、独特の美意識を持ったヘレンドは、手作り・...
「プーシキン美術館展──旅するフランス風景画」、モネの『草上の昼食』など65点が来日|ART
ART|日本初公開作品約50点を含む貴重な展覧会「旅」をキーワードに、17世紀から20世紀にかけてフランス風景画の変遷をたどる展示珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館から、17世紀から20世紀のフランス風景画65点が来日。2018年4月14日(土)~7月8日(日)、東京都美術館にて展示される。Text by OZAKI Sayakaモネ、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーら名立たる画家の名作をコレクションモスクワのプーシキン美術館は珠玉のフランス絵画を所蔵し、なかでも19世紀後半から20世紀初頭にかけて収集された近代絵画は、世界的に見ても極めて質の高い名品として知られる。2018年に開催される「プーシキン美術館展――旅するフランス風景画」では、17世紀から20 世紀のフランス風景画65点が来日。描かれた時代と場所を軸として、神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧騒、果ては想像の世界に至るまで、フランス近代風景画の変遷を観覧でき...