LOUNGE INTERVIEW
「LOUNGE INTERVIEW」に関する記事
INTERVIEW|『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』石川直樹×角幡唯介
INTERVIEW|対談 石川直樹×角幡唯介映画『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』公開世界を歩いた2人の男の視点(1)ドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォークがはじめて3D映画を撮った。『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』。1994年に世界最古の壁画が発見されたショーヴェ洞窟に、研究者以外で入ったのはヘルツォークが初といわれる。今回、この映画を観た2人の作家に話を聞くことができた。世界中の洞窟壁画を撮影した写真集『NEW DIMENSION』の著作もある写真家・作家の石川直樹と、人類未踏の地、ヤルツァンポー渓谷での探検を記録した『空白の5マイル』で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した作家・探検家の角幡唯介。早稲田大の探検部出身という共通点もある2人が自身の体験も交え、この映画について語った。 Photographs by JAMANDFIXText by SUGIURA Shu(OPENERS)世界最古の洞窟壁画を、ヘルツォークの3D...
INTERVIEW|上原ひろみが2年ぶりの新作『ALIVE』を語る
INTERVIEW|ジャズピアニスト・上原ひろみにインタビュー上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトfeat. アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス2年ぶりの新作『ALIVE』を語る(1)上原ひろみがアンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスとのトリオでの2年ぶりの新作『ALIVE』をリリースする。スタンリー・クラークの作品への参加でグラミーを受賞し、もっとも権威のあるアメリカのジャズ専門誌「ダウンビート」で表紙を飾るなど、世界を股にかけ活動してきた上原の「今」の姿を捉えた新作について話を聞いた。Photographs by JAMANDFIXHair & Makeup by Seiji KamikawaFashion: MIHARAYASUHIROText by NAGIRA Mitsutakaメンバーを輝かせるための曲を書く――タイトルを『ALIVE』にした理由は?作曲していくなかで、「ALIVE=生きる」ということにかかわる曲が、どんどんできてきたんです。...
INTERVIEW|『ジゴロ・イン・ニューヨーク』公開記念インタビュー
INTERVIEW|俳優ウディ・アレンの才能を開花させた男!?『ジゴロ・イン・ニューヨーク』監督・脚本・主演ジョン・タトゥーロ 公開記念インタビュー(1)「心の隙間、愛と優しさで満たします」。そんな謳い文句を掲げて、二人の中年男が“ジゴロ・ビジネス”を開業。大都会ニューヨークを舞台に。物語はウディ・アレン演じるマレーが、代々つづく本屋を潰してしまったことに端を発する。ジョン・タトゥーロ扮する、友人のフィオラヴァンテに「ジゴロ(=男娼)になれ」と持ちかけるマレー。最初こそ「冗談だろ、ルックスもよくないし」とへっぴり腰だったフィオラヴァンテも、次第に女性を虜にするジゴロに成長していく──。コーエン兄弟ら奇才監督の元で独特の存在感を見せてきた個性派俳優、ジョン・タトゥーロが監督・脚本・主演の三役を務めた『ジゴロ・イン・ニューヨーク』。たまたま耳にしたこの話に心奪われたというウディ・アレンが、脚本にあれこれ口を出し、実に14年ぶりに自身の監督作以外への出演を果たした。本作の公開を記念して、...
INTERVIEW|ニッポン放送『村井和之の僕らが旅に出る理由』スピンアウト企画|村井和之×林真理子 特別対談
INTERVIEW|村井和之氏がラジオ番組のパーソナリティに初挑戦!チップの流儀から身だしなみまで、達人と3人のゲストが繰り広げた旅談義ニッポン放送『村井和之の僕らが旅に出る理由』の模様を独占掲載2014年11月24日(月・祝)にオンエアされたニッポン放送の1時間番組『SMART TRAVELLER 村井和之の僕らが旅に出る理由』。この特別番組でラジオパーソナリティに初挑戦したのは、OPENERSでもお馴染みのトラベルコンシェルジュ、コスモクラーツトラベル代表の村井和之さんだ。番組では村井さんと親交の深い3人のゲスト、作家 林真理子さん、俳優 えなりかずきさん、『MEN’S EX(メンズ・イーエックス)』編集長の大野陽さんが登場。活字では表現しきれない軽快なトークが繰り広げられた。Photographs by ASAKURA KeisukeText by TSUCHIDA Takashiチップを制するものは旅を制する?トップバッターのゲスト、林真理子さんとのコーナーでは、旅先でのチ...
INTERVIEW|『不機嫌なママにメルシィ!』監督・脚本・主演、ギヨーム・ガリエンヌにインタビュー
INTERVIEW|フランス全土を笑いと涙で包み込んだ感動作映画『不機嫌なママにメルシィ!』監督・脚本・主演、ギヨーム・ガリエンヌにインタビュー(1)母親に女の子のように育てられ、だれもがゲイだと信じて疑わなかった少年が、初恋に破れたことをきっかけに、自分のセクシャリティを模索する旅に出る──。そんな驚きの実話を舞台化し、大ヒットさせたのは2008年のこと。それから5年。今度は映画になって帰ってきた。はたして300万人を動員し、今年のセザール賞(フランス版アカデミー賞)最多となる5部門を制覇した『不機嫌なママにメルシィ!』。監督、脚本、そして主人公のギヨームと母親の2役を演じるという、1人4役(!)を華麗にこなしてみせたのはギヨーム・ガリエンヌ。OPENERSでは今回、フランス映画界のあらたな旗手との呼び声も高い彼にインタビューを敢行。映画化までの道のりから、2役を演じわける秘訣について、赤裸々に語ってくれた。Photographs (interview) by JAMANDFIX...
INTERVIEW|『シュガーマン 奇跡に愛された男』マリク・ベンジェルール監督インタビュー
INTERVIEW|“現代版おとぎ話”の裏側に迫る、珠玉のドキュメンタリー『シュガーマン 奇跡に愛された男』マリク・ベンジェルール監督インタビュー(1)母国アメリカでは無名のミュージシャンが、南アフリカではビートルズやローリング・ストーンズらと肩を並べるほどのビッグ・スターだった──。にわかには信じがたいこの“現代版おとぎ話”の裏側が、もうすぐスクリーン上で明らかになる。メガホンを取ったのは、クラフトワークやビョークなどの音楽ドキュメンタリーを手がけてきたマリク・ベンジェルール。3月16日(土)から公開となる『シュガーマン 奇跡に愛された男』の魅力を、ベンジェルール監督自ら語る。Interview & Text by TANAKA Junko (OPENERS)世にも不思議なロドリゲスの物語2012年7月に3館で封切られた本作は、最終的に全米150館で上映され、ドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録。さらに、サンダンス映画祭やトライベッカ映画祭の観客賞、アカデミー賞の...
INTERVIEW|松浦俊夫 presents HEX|ジャズ発信のミニマルサウンド(後編)
INTERVIEW|東京から世界へ老舗レーベル「ブルーノート」が送り出す、プロジェクト“HEX”とは?世界基準のミニマルジャズ(後編・1)老舗レーベル、ブルーノートが送り出すプロジェクト「松浦俊夫 presents HEX」。前編ではプロジェクトのはじまり、そのサウンド作りについて、プロデューサーの松浦俊夫に話を聞いた。つづく後編ではドラマーのみどりんが登場! レコーディングについて、そして今後について、語ってくれた。Interview & Text by NAGIRA MitsutakaPhotographs by Mari Amita──削ぎ落としてもなお“ジャズ”と感じられる音世界基準のミニマルジャズ(前編)を先に読む「偶然ポロッと出たものが面白い」──楽曲はどのようにして作って、レコーディングしていったのでしょうか?松浦 打ち込まずに生で録っていくパターンもありましたし、プログラミングして、ある程度土台作ってから録るものも両方ありました。たとえば3曲目の「アンセンサ...
INTERVIEW|スカイツリー照明デザイナー 戸恒浩人(前編)
INTERVIEW|照明デザイナー 戸恒浩人スカイツリーを照らせ(前編)5月22日(火)、東京の街にあたらしいシンボルが誕生する。高さ634メートルという、世界一の高さを誇る塔の名は東京スカイツリー(以下、スカイツリー)。東京タワーの後を継ぐあたらしい電波塔だ。建物そのものの美しさもさることながら、わたしたちが一番目にすることになるのは、おそらく一日を終えて家路を急ぐとき、ふと顔を上にあげた瞬間に見える“夜の顔”ではないだろうか。その顔を彩るライティングを一からデザインする重責を与えられたのは、若手照明デザイナーの戸恒浩人(とつね ひろひと)さん。東京で生まれ、人生のほとんどを東京ですごしてきた戸恒さんが、スカイツリーに込めた想いとは──。Photographs (portraits) by JAMANDFIXPhotographs (Tokyo Sky Tree, Tokyo Hotal) by PanasonicInterview & Text by TANAKA Ju...
INTERVIEW|スカイツリー照明デザイナー 戸恒浩人(後編)
INTERVIEW|照明デザイナー 戸恒浩人スカイツリーを照らせ(後編)空に優しく浮かんだ“夜の富士山”をイメージしてデザインされた、東京スカイツリー(以下、スカイツリー)の光。繊細なニュアンスを感じさせる、日本人好みの光である。デザインを担当したのは若手照明デザイナーの戸恒浩人さん。「日本の情緒を表現したかった」と語る戸恒さんが、スカイツリーに込めた想いとは──。Photographs (portraits) by JAMANDFIXPhotographs (Tokyo Sky Tree, Tokyo Hotal) by PanasonicInterview & Text by TANAKA Junko (OPENERS)LEDだからできること「いままでの光源って、白とか電球色、あとは赤や緑などのパチンコ屋のような派手な色しか表現できなかったんですけど、LEDっていうのが出てきて、色が任意につくれるようになりました。例えば青色LEDだったら、青色LEDにかぶせる蛍光体を、...