JOHN LOBB│ビスポーク「キャピタルコレクション」モデル「TAIPEI」

JOHN LOBB│ビスポーク「キャピタルコレクション」モデル「TAIPEI」

JOHN LOBB|ジョンロブビスポーク「Spirits of Capitals(キャピタルコレクション)」モデル「TAIPEI」毎週1モデルを紹介しているジョンロブのビスポークコレクション「キャピタルコレクション」。第8回目は、モデル「TAIPEI」を紹介。世界随一の高さを誇る高層ビル“台北101”など超近代的な高層建築がいならぶなか、昔ながらの屋台も楽しめる、首都台北。ジョンロブの「TAIPEI」は、モカシン2モデルが登場。Text by OPENERSオックスフォードミンクカーフ×バンブークロコダイルの絶妙な合わせ技『ジョンロブ台北』は、高級ブランドのショッピングモール『BELLAVITA(ベラヴィータ)』に2009年にオープン。その名のとおり「美しい生活」を実現する人気ブランドが軒を連ねている。台北の街の魅力は、あたらしい活気と懐かしい息吹が共存すること。歴史と政治に翻弄されながら、たくましく生きる人びとと、最新の建築物やテクノロジーが交わりながら、世界でも珍しい街のかたち...
JOHN LOBB│最新ビットモカシン「JOHN LOBB SIGNATURE」

JOHN LOBB│最新ビットモカシン「JOHN LOBB SIGNATURE」

JOHN LOBB|ジョンロブいよいよ2011秋コレクションスタート!最新ビット「JOHN LOBB SIGNATURE」「JOHN LOBB SIGNATURE(ジョンロブ シグネチャー)」は、“JL”から発想を得たオリジナルのアイコンが付いたジョンロブのあたらしいビットモカシン。これからの季節にふさわしい色と素材のマッチが美しい。Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIXオリジナルアイコンは、エルメスも手がけるフィリップ・ムケ氏のデザイン「JOHN LOBB SIGNATURE」は、スリッポン「RIVIERA(リビエラ)」とおなじ7810番ラストを使用し、とてもソフトで快適な履き心地を実現。エプロンとサドル部分はすべてハンドステッチで仕上げられている。オリジナルのアイコンは、エルメスのデザインも手がけるフィリップ・ムケ氏によるもので、このモデルのために特別にデザインされた。ブラックとミッドナイトにはブラックガンメタル、ダークブラウンとレッドにはパラジウム...
中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・4)|JOHN LOBB

中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・4)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿がジョンロブのビスポークとともに世界を旅する中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・4)ジョンロブ丸の内店でのビスポークのメジャーメント(採寸)が一通り終わって、「トライオン(仮縫い)はできればパリの工房でお願いできませんか。工房を実際に見てみたいし、職人たちの顔も見てみたい」と中田英寿さん。ジョンロブのマスターラストメーカーであるフランソワ・マドニーニ氏にも興味をもち、「彼と日本の職人の縁をつなげる役を果たしたい」と語る。中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・3)Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)中田英寿が語るジョンロブ「ジョンロブの靴は、僕にとっては特別感があって、カジュアルに毎日履くより、決めるときに履くイメージがありました。今回はビスポークですが、あえて、いつでも使える靴を作ってみたかった。みなさんもそうでしょうが、好きな靴は毎日履き...
中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(4)|JOHN LOBB

中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(4)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿が繋ぐ、ジョンロブ マスターラストメーカーが出会う日本の伝統「祇園ない藤」主人、内藤誠治さんが語る伝統(4)「今の世の中はインターネットもあって、さまざまなことが、お客さまの方が情報を多くもっていらっしゃいますが、この世界では私たちの方が情報をもっています。たとえば、草履は“場を作る履きもの”です。日本は靴を脱いで家に上がる文化で、玄関で草履を見ると何の用事で来たのかがわかる、今日はどっちが主役かがわかる履きものです」と、「祇園ない藤」5代目主人の内藤誠治さん。「だから、うちの好みではなく、誰がどんなときに履くのかを聞いて、私たちが提案します。フォーマルな場で履きたいなら、それにふさわしいものをつくりますが、お客さまも丁寧に大事にしたい気分が出てくるものです」。中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(3)Photographs by HOZUMI HitomiText by KAJII Makoto (OPENERS)履きもの...
中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(3)|JOHN LOBB

中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(3)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿が繋ぐ、ジョンロブ マスターラストメーカーが出会う日本の伝統中田英寿さんと「祇園ない藤」主人が語り合う(3)世界で最高の靴をつくるジョンロブの職人と、日本最高の草履(ぞうり)をつくる「祇園ない藤」の内藤誠治さんを、僕が仲介することで、なにかあたらしい出会いになれば ── 日本の47都道府県をめぐる旅を通じて、日本には世界に誇れる技術や文化があることを再発見した中田英寿さんならではの思いが実現したのが今回の京都訪問だ。中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(2)Photographs by HOZUMI HitomiText by KAJII Makoto (OPENERS)日本の文化を取り入れる気持ち中田さんがフランソワの足の印象をたずねると、「フランソワさんには、ようこそ京都に来ていただきました。中田さんにもありがとうございます。ジョンロブの靴の美しさや精巧さには憧れがあったので、お目にかかれて光栄でした。フランソワさんの足...
中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(2)|JOHN LOBB

中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(2)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿が繋ぐ、ジョンロブ マスターラストメーカーが出会う日本の伝統フランソワ、「祇園ない藤」で装履(草履)をオーダーする(2)ジョンロブの“マスターラストメーカー” フランソワ・マドニーニ氏と中田英寿さんが訪れた京都「祇園ない藤」の足の採寸は、客と職人が対話を始める大切な準備で、その採寸から生まれるのは、“足裏が酔う”フィット感 ── 普段は足の採寸をしているフランソワが、今日は逆の立場になって、素足を採寸台にのせる。中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(1)Photographs by HOZUMI HitomiText by KAJII Makoto (OPENERS)採寸は、サイズより足を見ているフランソワの採寸風景を見ていた中田英寿さんは、「靴の採寸をするときに、素足のままのときと、靴下を履かせるときがあるんですよね」と、祇園ない藤5代目主人の内藤誠治さんに話しかける。つづけて「それはきっと、足型をとろうとする職人と、靴を...
中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(1)|JOHN LOBB

中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(1)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿が繋ぐ、ジョンロブ マスターラストメーカーが出会う日本の伝統フランソワ、「祇園ない藤」で装履(草履)をオーダーする(1)中田英寿さんの橋渡しによるフランスと日本の職人の出会いがいよいよ実現 ── ジョンロブの“マスターラストメーカー”フランソワ・マドニーニ氏が大阪でのビスポークオーダー会を終えた翌日に訪れたのは、京都を代表する老舗履きもの匠「祇園ない藤」。フランソワは初めての京都になるが、5代目の内藤誠治氏がにこやかに出迎えてくれた。中田英寿、パリ・ジョンロブのビスポークアトリエを訪れる(トライオン・2)Photographs by HOZUMI HitomiText by KAJII Makoto (OPENERS)腕をもった職人同士をつなげたい京阪電車「祇園四条駅」で下車して徒歩約5分。大和大路通を歩いて行くと、京都市から「歴史的意匠建造物」に指定されている虫籠窓(むしこまど)とウダツが特徴的な建物が見えてくる。中田英寿さんが、「ジョンロブ...
中田英寿、パリのビスポークアトリエを訪れる(トライオン・2)|JOHN LOBB

中田英寿、パリのビスポークアトリエを訪れる(トライオン・2)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿、ジョンロブのビスポークとともに、職人と世界を巡る旅パリのビスポークアトリエで“トライオン”(2)パリの中心部にあるジョンロブのビスポークアトリエで、中田英寿さんのビスポークの“トライオンシューズ”のフィッティングが行われた。フィッティングに沿って作成された仮縫い状態のトライオンシューズを実際に履いて、さまざまな角度からチェックされ、最後に「ステッチは黒に」と注文してトライオンを無事終えた。中田英寿、パリ・ジョンロブのビスポークアトリエを訪れる(トライオン・1)Text by MATSUNAGA MaikoPhotographs by MATSUNAGA Manabuトライオンを終えて、中田さんに感想を聞いた「東京でのフィッティングのときに既製靴を履いてみましたが、それよりずっと履きやすいし、軽い仕上がりでした。この時点でもいいかなと思える履き心地でしたが、この状態から細かいところを1ミリ単位で直していくわけで、フランソワたちの妥協のないモノづ...
中田英寿、パリのビスポークアトリエを訪れる(トライオン・1)|JOHN LOBB

中田英寿、パリのビスポークアトリエを訪れる(トライオン・1)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿、ジョンロブのビスポークとともに、職人と世界を巡る旅パリのビスポークアトリエで“トライオン”(1)舞台は東京からパリへ ―― パリの中心部、モガドー32番地にあるジョンロブのビスポークアトリエで、中田英寿さんのビスポークの“トライオンシューズ”のフィッティング(仮縫い)が行われた。日本でのメジャーメントから約2カ月。通常のビスポークよりかなり早いタイミングだが、中田さんの「ぜひ、パリのビスポークアトリエが見てみたい」という希望とスケジュールを調整することで実現した。中田英寿がトライオンで訪れたパリのアトリエ(2)Text by MATSUNAGA MaikoPhotographs by MATSUNAGA Manabu立っている状態と歩いた状態を丹念にチェックする日本でのビスポークのオーダーは紐靴(レースアップ)がほぼ9割だという。それは、高い靴=レースアップという固定観念がまだ強いからだが、今回、中田さんは独自の視点でローファーを選んだ。「紐...
中田英寿がトライオンで訪れたパリのアトリエ(2)|JOHN LOBB

中田英寿がトライオンで訪れたパリのアトリエ(2)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブパリ・モガドー通り32番地にあるジョンロブ ビスポークの聖地中田英寿がトライオンで訪れたパリのアトリエ(2)150年以上にわたってビスポークの靴を作りつづけているジョンロブ。ジョンロブの伝統的な技術は、今日にいたるまでビスポークにはもちろん、既製靴(レディーメイド)にも脈々と受け継がれている。とくにビスポークは、1足の靴を作るのに、高い技術をもったパリのモガドー通り32番地にあるアトリエの職人たちが約50時間をかけて創り出していく。中田英寿がトライオンで訪れたパリのアトリエ(1)Text by MATSUNAGA MaikoPhotographs by MATSUNAGA Manabuこれ以上の環境はないといえるパリのアトリエアトリエ1階の木型(ラスト)が保存されている部屋のさらに奥には、貴重な皮革が保管された小部屋がある。ジョンロブは1976年にエルメスグループに加わったことで、世界中からセレクトされた最高級の皮革やエキゾチックレザーなど珍しい素材を...
中田英寿がトライオンで訪れたパリのアトリエ(1)|JOHN LOBB

中田英寿がトライオンで訪れたパリのアトリエ(1)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブパリ・モガドー通り32番地にあるジョンロブ ビスポークの聖地中田英寿がトライオンで訪れたパリのアトリエ(1)1863年にプリンス・オブ・ウェールズのために靴を製作し、1866年にロンドンに店をオープン。そして1902年にパリに進出し、1976年にエルメスグループに入ったジョンロブ。既製靴(レディーメイド)の工場はイギリス・ノーサンプトンにあるが、誂え(ビスポーク)はすべて、このパリのアトリエで製作される。中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・4)Text by MATSUNAGA MaikoPhotographs by MATSUNAGA Manabu写真からも機械の音が聞こえてこないパリの中心部、モガドー通りにあるビスポークアトリエの2階は、天井が高く自然光の差し込む美しいスペースだ。そんななかでジョンロブの有能な職人たちは、靴づくりの行程のすべてを分業で、手作業で進めている。アトリエに入ると、ひとつ目の部屋で、フランソワ・マドニーニ...
中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・3)|JOHN LOBB

中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・3)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿がジョンロブのビスポークとともに世界を旅する中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・3)ジョンロブ・パリのビスポークアトリエにいる約20名の職人のなかでも、3人のみがもつ“マスターラストメーカー”をあたえられたフランソワ・マドニーニ氏は、日本で年3回おこなわれる「ビスポークオーダー会」のために来日する。世界各国をオーダー会のために旅するうちに彼が気づいたのは、日本人の好きなものにたいするこだわりや、職人にたいする敬意だった。中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・2)Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)フランソワが語る、中田英寿さんの足「強い足をしていますね。一流のフットボールプレイヤーだったことがわかります。人差し指が長い、いわゆる“グリークフット(ギリシャ人の足)”で、アジア人には多くないカタチです。親指の骨が当たるというお悩みをおもちで、じ...
中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・2)|JOHN LOBB

中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・2)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿がジョンロブのビスポークとともに世界を旅する中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・2)中田英寿さんの左足の親指の骨の特徴も、ジョンロブの“マスターラストメーカー”であるフランソワ・マドニーニ氏もおなじ悩みをもっていたことで理解も早く、採寸は終了。つぎのステップはデザインの決定だ。今回のビスポークに臨むにあたって、「ジーンズに合うきれいなローファー」が欲しいと語る。中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・1)Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)究極を求めるとシンプルになる「ジョンロブでのビスポークは今回がはじめてですが、これまでスーツや帽子などはオーダーしたことがあります。スーツを作って感じたのは、着やすいものが必ずしもカッコイイとは限らないこと。靴も、足型そのままに作ったら、とくに僕の足に合わせたら、すごくいびつなものになってしまうでしょう。オ...
中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・1)|JOHN LOBB

中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・1)|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿がジョンロブのビスポークとともに世界を旅する中田英寿、職人と対峙する(メジャーメント・1)中田英寿さんは、現役を引退後、“旅”にこだわり、世界約90カ国、150以上の都市を3年間かけて巡った。そしてそれ以降、彼は自分の旅を“ReVALUE NIPPON”と称して、2009年春から日本全国47都道府県をめぐる旅をスタートさせた。旅を通じて、職人の手仕事を目の当たりにし、大きな感銘を受けたという。日本には世界に誇れる技術や文化があることを再発見したという中田さんが、「場所はちがえど、職人のものづくり精神の根底にあるものはおなじ」と、前々から興味を抱いていたジョンロブのビスポーク(フルオーダーシューズ)に挑む。現在パリのビスポークアトリエにいる約20名の職人のなかでも、3人のみがもつ“マスターラストメーカー”をあたえられた職人のひとり、フランソワ・マドニーニ氏の“技”を自ら体感するために、フランソワが待つジョンロブ丸の内店を訪れた。Photograp...
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