ジョン ロブの“旅”からうまれたブーツ|JOHN LOBB

ジョン ロブの“旅”からうまれたブーツ|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョン ロブアーティスティック・ディレクターが最初にデザインした「COMBE」あたらしいジョン ロブを象徴するデザインシングルバックルを備えたレースアップブーツ「COMBE(コーム)」。これはアーティスティック・ディレクターであるパウラ・ジェルバーゼが最初にデザインした靴。このブーツを手にしてわかるのは、これまで、そしてこれからのジョン ロブの魅力が凝縮された靴である、ということだ。Model Photographs by KUBOTA Ikuo(owl)Still Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Text by ITO Yuji (OPENERS)スーツからカジュアルまでをカバーする名靴の誕生そろそろ、店頭にも秋冬のアイテムが並び始めるこの季節。あたらしい秋にむかって、どのようなコーディネートを楽しみたいか、ファッション好きなら、それを空想するだけでも愉快な気持ちになれるシーズンともいえる。スーツなら...
スマートとカジュアルの狭間にある靴|JOHN LOBB

スマートとカジュアルの狭間にある靴|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョン ロブ幅広いシーンで活躍するスニーカー「VENTON」ジョン ロブ的スマートカジュアルのかたちこの春夏シーズンにおいて、ジョン ロブは2種類のスニーカーを発売した。そのひとつがアーカイヴのテニスシューズをモチーフにしたクラシックな顔立ちの「LEVAH(レヴァー)」。そして、今回紹介するのが、これまでのジョン ロブのスタイルを継承した「VENETON(ヴェントン)」だ。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Text by ITO Yuji (OPENERS)ファッションは変わるもの、スタイルは不変のもの大人のお洒落に必要なのは、クオリティの高いベーシックスタイル。スーツやジャケットといった基本的なアイテムであれば、上質な素材を使って仕立てられたもの。しかしそれだけでは、お洒落をする楽しみが少ないのも事実。またあまりにベーシックすぎても、着こなしは退屈なものになってしまう。そこで取り入れたいのが季節ごとに移...
いまという時代感をとらえたモンクストラップ|JOHN LOBB

いまという時代感をとらえたモンクストラップ|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョン ロブ足元にヌケ感をもたらす新作「MORVAL」正解のない時代に選ぶべき一足ここ数年、メンズファッションは多様化の道をたどりつつある。トラッドやプレッピーといったものが注目を集めたかとおもえば、3ピースでドレスアップというオーセンティックなスタイルも健在。そうした時代のなかで買っておいて間違いのない一足が「MORVAL(モーヴァル)」だ。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Text by ITO Yuji (OPENERS)あたらしき時代のドレスコードをめぐる旅本来、ファッションの自由度が高まるというのは、メリットである。しかし、メンズにおいてはそれが悩みの種となる場合もある。その現象のひとつがビジネスシーンでのドレスコードの変化だ。それまでは、ただスーツ(背広ともいう)を着ていればいいという時代に、ジャケパンでもっと自由にお洒落を楽しみたい、という潮流がくわわりはじめた。結果としてこの現象はメンズフ...
「ジョン ロブな“オンナ”」高橋みどりさん対談(1)

「ジョン ロブな“オンナ”」高橋みどりさん対談(1)

「ジョン ロブな“オンナ”」(1)Oens代表兼イメージングディレクター 髙橋みどりさんとともにバーニーズ ジャパン、ジョルジオ アルマーニ ジャパンを経て、それまでになかったスタイルのスペシャリティストア、エストネーションをオープンさせた髙橋みどりさん。現在はご自身の会社『Oens』を立ち上げ、さまざまなブランドのプロモーションはもとより、企業のブランディングや個人に対するスタイリングをも手掛けていらっしゃいます。そんな髙橋さんに靴や服の買い方、着方の話から、世の男性陣に向けての辛口(?)のアドバイスまで、ファッションに関するプロの意見を聞いてみたいと思います。第1回めの今回は、“女性には珍しく”ジョン ロブを4足もお持ちの髙橋さんに、ご自身のジョン ロブ体験からファッション観へとつながるお話をうかがってみました。ホストは、ジョン ロブ ジャパン代表取締役社長の松田智沖さんです。構成=竹内虎之介(City Writes)Photo by Jamandfixどうしてレディスにはこう...
一枚革のあらたなる美意識|JOHN LOBB

一枚革のあらたなる美意識|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョン ロブシングルモンクを纏った新作「COAST」が登場職人の技と造形美が醸し出す、現代的エレガンス大人になるにつれ、嗜好はさまざまに変化する。そのなかで見えてくるものは、華美な装飾ではなく、シンプルな美しさに秘められた、モノがもつ本質。デコラティブなものよりも、シンプルで美しく、エレガントなものを手に入れたい。そういう大人のための靴が今シーズンのプレステージラインの新作「COAST」だ。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Text by ITO Yuji (OPENERS)ストイックな華やぎをもつ、シングルモンクシンプルな靴というと、真っ先に思い浮かぶのがホールカットのプレーントゥだろう。一枚革でつくられるその構成は製法もシンプルになる分、素材や技術力が如実に表れる靴ともいえる。つまり、クオリティに自信のあるブランドだけが手掛けることのできるデザインでもあるのだ。一方で、靴のデザインのなかでも比較的要素...
特集|ドレスシューズからスニーカーまで、2013年春の別注靴ベスト37!

特集|ドレスシューズからスニーカーまで、2013年春の別注靴ベスト37!

人気ショップ発・ドレスシューズからローテクスニーカーまで!特集|春の別注シューズ全37足人気の靴ブランドに、人気ショップが別注──そんな「間違いのない」別注シューズ、全37足をピックアップ。ビジネス対応のドレスシューズ、活用の幅が広いカジュアル靴、懐かしい雰囲気のローテクスニーカーと、3タイプに分けて紹介しよう。Photographs by JAMANDFIXStyling by KAWADA MarikoText by KASE Tomoshige(OPENERS)Chapter 01「ドレスシューズ」軽快“コンビ靴”に注目をローファーをはじめとしたスリッポン、あるいはウィングチップに代表されるブローグ(飾り穴つき)シューズが数多く展開。カラーリングで注目したいのはズバリ“コンビ”。春らしい軽快なイメージを演出してくれる。Chapter 02「カジュアル靴」クセありアッパーが面白いスリッポンやモカシン、シンプルなダービー(短靴)などがラインナップするカジュアル靴。ウォッシュドレザ...
JOHN LOBB|祐真朋樹、ジョン ロブで「MADE TO ORDER」する(後編)

JOHN LOBB|祐真朋樹、ジョン ロブで「MADE TO ORDER」する(後編)

いまほしい靴をパーソナルオーダーする祐真朋樹、ジョン ロブで「MADE TO ORDER」する(後編)現在、好評開催中のジョン ロブの「MADE TO ORDER FAIR」。好みのモデルを選んでフィッティングし、好きな革にのせ替えて、自分だけの一足をつくれるのに通常料金でOKという年1回のプレミアムフェアで、ファッションディレクターの祐真朋樹氏もジョン ロブ 丸の内店にてモデル「チャペル」をオーダーした。今回、祐真氏が、パーソナルオーダーを試みた理由とは?写真=原恵美子89年、24歳、パリ、名店を巡って買い集めた靴たち松田智沖 今回はオーダーありがとうございました。祐真さんとジョン ロブの出会いのお話などをうかがいたいのですが。祐真朋樹 僕が東京に出てきて、この業界に入ったのが21歳のとき。そして雑誌『ポパイ』の仕事をはじめるんですが、編集会議のときなどに「エルメスにいい靴がある」という話はよく聞いていたんです。もともとはエルメスブティックでしか売っていなかったんですよね。松田 ...
JOHN LOBB|祐真朋樹、ジョン ロブで「MADE TO ORDER」する(前編)

JOHN LOBB|祐真朋樹、ジョン ロブで「MADE TO ORDER」する(前編)

JOHN LOBB|ジョン ロブ祐真朋樹、ジョン ロブで「MADE TO ORDER」する(前編)いまほしい靴をパーソナルオーダーする祐真朋樹、ジョン ロブで「MADE TO ORDER」する(前編)いよいよ今年もジョン ロブの「MADE TO ORDER FAIR」の季節がやってくる。好みのモデルを選んでフィッティングし、好きな革にのせ替えて、自分だけの一足をつくれるのに通常料金でOKという年1回のプレミアムフェア。フェアに先立って、ファッションディレクターの祐真朋樹氏が、ジョン ロブ 丸の内店で「MADE TO ORDER(メイド・トゥ・オーダー)」を楽しんだ。ジョン ロブ代表の松田智沖氏とのオーダー風景をライブでお伝えしよう。写真=原恵美子パターンオーダーとビスポーク(フルオーダー)のちがいとは祐真朋樹 今日はよろしくお願いします。松田智沖 お好きなものを納得いくまでお選びください。祐真 ジョン ロブのオーダーには2種類あると聞いていますが。松田 はい、まず今日、祐真さんがト...
JOHN LOBB│祐真朋樹、ジョン ロブの「チャペル」ついに完成!(コーディネイト編)

JOHN LOBB│祐真朋樹、ジョン ロブの「チャペル」ついに完成!(コーディネイト編)

JOHN LOBB│ジョン ロブ祐真朋樹、ジョン ロブで「MADE TO ORDER」するモデル「チャペル」ついに完成!(コーディネイト編)「JOHN LOBB(ジョン ロブ)」でパターンオーダーしたダブルモンクストラップ「チャペル」をフィッティングして、パンツ丈の直しを決めたファッションディレクター 祐真朋樹氏。「TOM FORD(トム・フォード)」と彼のスーツについて語ります。文=オウプナーズ写真=原恵美子トラウザーズの裾はダブルがエレガント松田智沖 今回の「チャペル」は、パターンオーダーのMADE TO ORDER (メイド・トゥ・オーダー)でつくっていただきましたが、だいぶ足になじんできましたか?祐真朋樹 そうですね、親指を動かしているんですけど、当たりもないし、フィット感はいいですね。トラウザーズの丈の長さをのぞけば(笑)。前にも話していますが、昔、靴のフルオーダーをしたときに“足のかたちなり”のひどい靴ができてきたことがあって、あれ以来、靴のオーダーは結構用心しているん...
JOHN LOBB│祐真朋樹、ジョン ロブの「チャペル」ついに完成!(フィッティング編)

JOHN LOBB│祐真朋樹、ジョン ロブの「チャペル」ついに完成!(フィッティング編)

JOHN LOBB│ジョン ロブ祐真朋樹、ジョン ロブで“MADE TO ORDER”するモデル「チャペル」ついに完成!(フィッティング編)今年5月、「JOHN LOBB(ジョン ロブ)」で開催されていた「MADE TO ORDER FAIR」で、ジョン ロブのダブルモンクストラップ「チャペル」をオーダーした、ファッションディレクターの祐真朋樹氏。「TOM FORD(トム・フォード)」でオーダーしたプリンス・オブ・ウエールズチェックのスーツも完成して、いよいよジョン ロブ丸の内店でフィッティングです。文=オウプナーズ写真=原恵美子ちょっとトラウザーズの丈の長さをまちがえてしまいましたね──祐真朋樹ジョン ロブのプレタポルテライン(既製靴)をベースに、よりお客さまのリクエストに沿うようにつくるパターンオーダー「MADE TO ORDER (メイド・トゥ・オーダー)」。通年実施しているこのパターンオーダーのプレミアムフェア期間中にモデル「チャペル」をオーダーした祐真朋樹氏。ニューヨーク...
ISETAN MEN’S|「聖クリスピン」の日を赤いシューレースで祝う

ISETAN MEN’S|「聖クリスピン」の日を赤いシューレースで祝う

ISETAN MEN’S|伊勢丹伊勢丹新宿店メンズ館紳士靴売場 × ジョンロブのスペシャル・プロモーション「聖クリスピン」の日を、赤いシューレースで祝うジョンロブではイエローのシューレースに、伊勢丹新宿店メンズ館紳士靴売場ではレッドのシューレースに替えて、靴の聖人といわれ、靴屋や製皮・皮革職人の守護聖人である「聖クリスピン」の日を祝う! ── ジョンロブのイヤーモデル「JOHN LOBB 2014(ジョンロブ2014)」発売日の10月25日(土)は、ジョンロブ直営店と伊勢丹新宿店メンズ館靴売場のスタッフの足もとに注目!Photographs by SUZUKI ShimpeiText by KAJII Makoto (OPENERS)ジョンロブ × イセタンメンズ、1日限りのコラボレーション!日本では、ジョンロブのイヤーモデルが発売される日として、靴好きに知られている、10月25日=聖(セント)クリスピンの祝日。今年も靴の聖人の祝日に、ジョンロブの技術を駆使した特別な一足が発売され...
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション 日本限定モデル「STAFFORD」

JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション 日本限定モデル「STAFFORD」

ジョンロブらしい美しさをはなつ、プレステージラインのストレートチップ2014年秋冬コレクション 日本限定モデル「STAFFORD」「JOHN LOBB(ジョンロブ)」の2014年秋冬コレクションで日本限定モデル「DELANO(デラーノ)」と同時に登場したのは、おなじく日本限定モデルの「STAFFORD(スタッフォード)」。素材の美しさが際立つ、真にジョンロブらしい一足だ。 Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by JAMANDFIX特別なエピソードをもつオックスフォードシューズ「STAFFORD(スタッフォード)」はバイリクエストで人気のシューズだが、現在、ジョンロブの既製靴のラインナップにはない。というのも、ジョンロブのオックスフォードシューズでは「CITY II(シティ2 )」と「PHILLIP II(フィリップ2)」(ともに木型は7000番)が圧倒的な人気のため、いつしか廃番になったという。ほかのモデルと異なり、フェイシング(履...
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション 日本限定モデル「DELANO」

JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション 日本限定モデル「DELANO」

ノーブルな雰囲気漂う、ユニークなデザイン2014年秋冬コレクション 日本限定モデル「DELANO」「JOHN LOBB(ジョンロブ)」の2014年秋冬コレクションがいよいよスタート。店頭に並ぶ新作も、あたらしい季節の香りを運んでくるようだ。今回まず紹介するのは、もともとビスポークモデルだった「DELANO(デラーノ)」の日本限定モデル。従来のカーフ仕立てとは異なるスエード2色で登場する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by JAMANDFIXビスポークオーダーならではの個性的なデザイン「デラーノ」はビスポークのなかで生まれたモデル。ビスポークのオーダーの内容は、「シングルバックルから靴の中敷きが見えるように」というものだったという。このオーダーシューズは、その後、既製靴(レディメード)としても登場し人気を博したが、やがて廃番となり、現在ではジョンロブの既製靴のラインナップのなかには存在しない。2010年に、日本限定で、2色のカーフ...
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「DARBY III」

JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「DARBY III」

JOHN LOBB|ジョンロブ「DARBY II」が廃番となり、3代目が登場2014年秋冬コレクション「DARBY III」2009年に発売され高い人気を誇ったモデル「DARBY II(ダービー2)」の後継モデル「DARBY III(ダービー3)」が、今シーズンの新作として登場。「II」に比べてややロングノーズになり、アイレットが5から4に変更になるなど、スリムでスタイリッシュなデザインに生まれ変わった。Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)ダービー2の魅力をいま一度振り返るジョンロブのフルブローグの名作として名高い「DARBY(ダービー)」の良血を受け継いだモデル「DARBY II」は、初代ダービーに比べ、ギンピング(※ブローギングの外側に通常ほどこされるギザギザ)がなく、トゥキャップのパンチングもより洗練されたデザインに変更し、やや小さめに配置。初代同様、ラスト(木型)8695を用い、カウンターをホールカット...
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「CITY II in Aqua Calf」

JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「CITY II in Aqua Calf」

JOHN LOBB|ジョンロブドレスシューズの雰囲気はそのままに、「雨の日でも履けるシティ2」が誕生2014年秋冬コレクション「CITY II in Aqua Calf」2007年に7000ラスト(木型)で登場し、ジョンロブの既製靴を代表するもっとも人気のあるモデルのひとつ、「CITY II(シティ2)」。このシンプルで美しいストレートチップのドレスシューズを「雨の日でも履きたい」というリクエストに応えて、撥水性のある新素材“アクアカーフ"を使用した「CITY II in Aqua Calf」が誕生した。Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)雨(水)をはじく新素材、アクアカーフビジネスシーンではもちろん、フォーマルシーンにも活躍する不動の定番モデル「シティ2」。この人気モデルを雨の日でも履けるのが、アクアカーフを纏った「CITY II in Aqua Calf」だ。アクアカーフは、デッキシューズ「LIVONIA(...
370 件