JOHN LOBB
「JOHN LOBB」に関する記事
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「CITY II in Aqua Calf」
JOHN LOBB|ジョンロブドレスシューズの雰囲気はそのままに、「雨の日でも履けるシティ2」が誕生2014年秋冬コレクション「CITY II in Aqua Calf」2007年に7000ラスト(木型)で登場し、ジョンロブの既製靴を代表するもっとも人気のあるモデルのひとつ、「CITY II(シティ2)」。このシンプルで美しいストレートチップのドレスシューズを「雨の日でも履きたい」というリクエストに応えて、撥水性のある新素材“アクアカーフ"を使用した「CITY II in Aqua Calf」が誕生した。Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)雨(水)をはじく新素材、アクアカーフビジネスシーンではもちろん、フォーマルシーンにも活躍する不動の定番モデル「シティ2」。この人気モデルを雨の日でも履けるのが、アクアカーフを纏った「CITY II in Aqua Calf」だ。アクアカーフは、デッキシューズ「LIVONIA(...
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「WAREHAM」
JOHN LOBB|ジョンロブブーツコレクションに、丈夫な革を使用した新モデルが登場2014年秋冬コレクション「WAREHAM」ジョンロブで年間をとおしてオーダーできる既製靴のパターンオーダーシステム「BY REQUEST」で密かに人気なのが、ブーツのオーダー。とくに、「秋冬はブーツを履きたい」という声が多い。今シーズン登場した「WAREHAM(ウォレハム)」は、ブーツ版8695番ラストの3アイレットのアンクルブーツだ。Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)デザインポイントは、エプロンのハンドソーン(手縫い)ステッチモデル名の「WAREHAM(ウォレハム)」は、イングランド南西部のドーセット州に古くからある街の名前で、川や運河のある地域。乾燥した地点に、戦略的に作られた街としても知られている。ジョンロブのブーツコレクションにあらたにくわわったウォレハムは、8695Bラスト(木型)にアシュビーソールを装備。フルライ...
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「JODHPUR II」
JOHN LOBB|ジョンロブ履き込むほどスマートに。“いい顔”をしたジョッパーブーツの進化版2014年秋冬コレクション「JODHPUR II」1996年に発売されたジョンロブのジョッパーブーツ「JODHPUR(ジョッパー)」があたらしくなって、コレクションにカムバック。「JODHPUR II(ジョッパー2)」は、アッパーに切り返しが入り、より印象的なデザインに。また、ストラップにあらたにループが付くなど、ファンにはたまらないディテールで復活した。Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)ロンドンコレクションで初お披露目先代の「JODHPUR」は8695Bラスト(木型)で、2004年に廃番になるまで人気を誇ったブーツ。ジョンロブのファンならば、記憶しているひとも多いはずだ。靴の製造工程の吊り込み(アッパーを木型にかぶせて引っ張り、木型の底にミッドソールもろとも釘で止めるという靴の形を作っていく作業)に非常に高度な技術...
盛夏のカジュアルはモカシンで軽快に|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ「Lynther」でカジュアルに彩りをプラスありそうでなかった、大人のためのモカシンリラックス感やスポーティーといったキーワードが注目される昨今、その着こなしを大きく左右するのが靴の選び方。スニーカーほど子どもっぽくならず、レザーのレースアップほど堅苦しくもない。その中間に位置するのが、ジョンロブの新作となるモカシン「Lynther(リンサー)」だ。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Text by ITO Yuji (OPENERS)リアルクローズドにマッチするモカシン男にとってスーツはある意味、ユニフォーム的な存在であり、着こなしにもルールが存在する。ゆえに誰が着ても、それなりに見えるのだが、ことカジュアルにおいては、そうはいかない。なぜなら、自由度が高いから。そこで試されるのが“センス”である。ひと口にセンスといってしまえばそれまでだが、その言葉はいくつもの意味を内包している。これまでに培わ...
梅雨の季節にはきたい名靴「シティ2 アクア カーフ」|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ「CITY II in Aqua Calf」なら雨の日もまた愉しい英国紳士が雨を愉しむための靴憂鬱になりがちな雨の日も、まったく楽しみがないかといえば、そうではない。傘、そして靴。それぞれにこだわりと物語のある名品を選べば、待ち遠しくさえなる。そのひとつが、7000ラストの「CITY II」をベースに、撥水性のある新素材“アクアカーフ”を使用した「CITY II in Aqua Calf」だ。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Text by ITO Yuji (OPENERS)靴と傘に見る、英国の男たちがかんがえる理想像英国紳士の持ち物を代表するアイテムといえば、古くはステッキが挙げられる。しかしながら、時代の進化にともないステッキをもつ行為自体は形骸化していくのだが、その名残りとされているのが細巻きの傘。本来、雨をしのぐための道具であるはずの傘も、英国の男たちがもつことで、それはステッキの代用...
特集|初夏を彩る、ジェントルマンの必需品 Vol.03 ペニーローファー
特集|初夏を彩る、ジェントルマンの必需品Vol.03 世代を問わない靴 “ペニーローファー”ペニーローファーは、学生から大人まで世代を問わず愛されている革靴だ。オンオフ関係なく、コーディネートを楽しめる夏の万能シューズであり、老舗のシューズメーカーには名品として知られるものが存在する。ここ数年、アイビーをはじめとするトラッドな装いがふたたびコーディネートの選択肢のひとつにくわわったことで、この靴にも注目が集まっている。Photographs by YUASA TohruStyling by IDA MasaakiText by MURAMATSU Ryo(OPENERS)時代を経ても変わらない夏の定番ペニーローファーは、足の甲の部分にスリットをほどこした、スリッポンタイプの靴である。“ペニー” と付けられた名前の由来は、1960年代にイェールやハーバードといったアメリカの北東部の名門私立大学8校からなるアイビー・リーグの学生たちが、1セントのコインをスリット部分に挟んだことから来て...
中田英寿のジョンロブ“ビスポーク”がついに完成(3)|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿のジョンロブ“ビスポーク”がついに完成(3)フランソワが注文した「祇園ない藤」の装履(草履)がお披露目パリでのビスポークのトライオン(仮縫い)を終えて、マスターラストメーカーのフランソワ・マドニーニ氏の仕事を間近で見た中田英寿さんが、「フランソワをぜひ連れて行きたい」と選んだのが、京都を代表する老舗履きもの匠「祇園ない藤」。世界最高峰の紳士靴をつくる職人と美しい草履をつくる職人が中田さんの紹介で昨年の夏に出会った。中田さんのビスポークのローファーが本人に渡った日、奇しくもフランソワがオーダーした草履も完成。「まさか自分の人生のなかで、ジョンロブの店内で草履をフィッティングすることができるとは」と笑う内藤誠治さんからフランソワに“ビスポークの草履”が手渡された。中田英寿のジョンロブ“ビスポーク”がついに完成(2) Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)まず「祇園ない藤」オリジナ...
中田英寿のジョンロブ“ビスポーク”がついに完成(4)|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿のジョンロブ“ビスポーク”がついに完成(4)ビスポークの最初の一足は「お客さまを発見するための靴」中田英寿さんのビスポークのローファーを無事納品したジョンロブのマスターラストメーカーであるフランソワ・マドニーニ氏は、「数多くの靴を手がけてきていますが、今回の中田さんのローファーの出来はかなり満足しています」と語る。しかし一方で、「ビスポークの一足目でローファーはおすすめしていません」ともいう。その理由とは?中田英寿のジョンロブ“ビスポーク”がついに完成(3) Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)あと1~2ミリほどタイトにしたかった「中田さんがパリのジョンロブのアトリエでトライオン(試し履き)したときは、履き心地がタイトでしたが、最終的にはすべて解決しました」とフランソワ。トライオンシューズのフィッティングに比べて、中田さん固有の悩みであった左足の骨の当たる部分にストレスがな...
中田英寿のジョンロブ“ビスポーク”がついに完成(2)|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿のジョンロブ“ビスポーク”がついに完成(2)「BESPOKE」という意味が理解できたモノづくりの原点“生涯つきあえる一生もののローファー”を求めて、東京・パリ・京都・東京を巡ってきた中田英寿さんとジョンロブの旅。ファイナルは、「ジョンロブ丸の内店」での最終フィッティングと納品だ。自分のためのローファーが完成して中田さんが、今回の“旅”を総括する。中田英寿のジョンロブ“ビスポーク”がついに完成(1) Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)ビスポークのすごさに驚きました「ビスポークの最初のフィッティングのときに、松田さん(松田智沖ジョンロブジャパン社長)が、『職人との話し合いのなかから自分にとってのベストな靴をつくっていくので、BE SPOKE(N)(ビスポーク)というのです』という話を聞いたのを、自分のローファーができあがってみていまさらながら思い出しました」と中田さん。「それ...