連載・藤原美智子 2012年8月|ファスティングで、傷回復とデトックス!

連載・藤原美智子 2012年8月|ファスティングで、傷回復とデトックス!

2012年8月|身体ってホントに知れば知るほどおもしろいし、よくできている「ファスティングで、傷回復とデトックス!」ファスティングをしてみた。つまり日本語でいう“断食”である。とはいっても、フルーツやグリーンのジュースやスム―ジーを飲みながらというゆるめのファスティングである。さて、成果はいかに! その前になぜ、ファスティングをすることになったかというと──。Photographs&Text by FUJIWARA Michikoあの傷の回復のために、週末にトライ!?5月の連載の「愛犬に頬を噛まれた」という件を覚えているひとはいるだろうか。そして傷を早く治すために2日間100%のローフード食にしたら、画期的に良くなったといった内容のものである。それがきっかけでスムージーだけでなく、普段の食事にもローフード料理を摂り入れるようになった。そのお陰かどうか2ヵ月を過ぎるころまでは、それこそ「薄皮が剥がれる」ように少ーしずつ良くなっていった。が、それ以降、なぜかピタッと治りが止まってしまっ...
連載・藤原美智子 2012年9月|腸美人は肌美人!!

連載・藤原美智子 2012年9月|腸美人は肌美人!!

2012年9月|腸って、こんなにも影響力があるなんて知らなかった!「腸美人は肌美人!!」先月はファスティング体験について報告したのだが、それを実行するにあたり、いろいろ本やネットなどで調べていて気がついたことがあった。それは、どれにも「摂り入れること以上に、出すことが大事」と書かれていたこと。だからこそファスティングをして溜まっている毒素を出しましょう、というわけである。ほかには便通を良くすることや腸の働きを良くすることが大事とも書かれている。「ふむふむ。それは、そうよねー」と納得した私が実行したのは──。Photographs&Text by FUJIWARA Michiko知らないって、ホントにもったいない!ところで便通や腸に良いものといえば、多くのひとがパッと思い浮かぶのは乳酸菌であり、ヨーグルトではないだろうか。私も以前、数種類の果物にヨーグルトをかけたものを朝食にしていた。でも、いつの間にか止めてしまったのだが、それは今ひとつ効果を実感できなかったからだ。それにじつは、ヨ...
連載・藤原美智子 2012年10月|トリートメントとココナッツで“艶のある女”に!!

連載・藤原美智子 2012年10月|トリートメントとココナッツで“艶のある女”に!!

2012年10月|女性はいくつになっても髪は大切にしたほうがいいことを実感「トリートメントとココナッツで“艶のある女”に!!」まだまだ残暑がつづいていた先月。「今年の夏は長いなー、暑いなー」とつぶやきながら何気に鏡で後ろ姿を覗いたら、「あらら~、髪がパサパサ!」ということに気がついた。髪の毛の水分が夏の暑さに吸い取られたのか、トウモロコシのひげのようになっているではないか。これじゃー、いくらなんでもまずい! と、以前から受けてみたいと思っていた某所に行ってみることにした。それは──。Photographs&Text by FUJIWARA Michiko私の髪はフワ~ッと広がる乾燥タイプで、クセ毛で傷みやすい髪質──と、その前に。私がヘアメイクを担当している、ある女優の方と仕事をしたときのこと。髪を触ったら、あらっ、いつもとちがう。髪質が気持ち良い柔らかさになっていて、スタイリングがしやすくなっている。以前は、どちらかというと剛毛でクセのある髪質なのでスタイリングするのが大変だった...
連載|藤原美智子|プロデューサー映画と動物映画で涙して、美しく!?

連載|藤原美智子|プロデューサー映画と動物映画で涙して、美しく!?

「プロデューサー映画と動物映画で涙して、美しく!?」毎年「いつも冬って、こんなに寒かったっけ?」と思ってしまうのだが、今年の冬はホントに寒かった。こんなに寒いと外に出るのが億劫になる。休日だとなおさらだ。そんな日、どのように過ごすひとが多いだろうか。たぶん「家でDVDの映画を観る」というひとは多いのでないだろうか。寒さに弱い私も当然、“お家・映画観賞派”である。というわけで今回は、寒い日々に観た映画(注:新作ではありません)のいくつかのご紹介を。文=藤原美智子プロデューサーには欠かせない要素とは?まずは、偶然にもレンタルしてきたものが2本とも“映画のプロデューサー”が主人公だったというものから。一本はフランス映画の『あの夏の子供たち』。もう一本はロバート・デ・ニーロ(すごいはまり役!)が主役の米映画『トラブル・イン・ハリウッド』。大まかなストーリーが似ているぶん、仏と米のスケールやものの見方のちがいがよくわかっておもしろい。でも、どちらも観たあとの感想は“プロデューサーの仕事って大...
藤原美智子|2010年1月エッセイ「目標は“創意工夫”で乗り切る!」

藤原美智子|2010年1月エッセイ「目標は“創意工夫”で乗り切る!」

「目標は“創意工夫”で乗り切る!」明けましておめでとうございます!新しい年を迎えて、きっと、多くのひとが今年の目標や誓いを立てたのではないかしら。もちろん、私もそのひとり。といっても、私が目標を立てるのはいつも前の年の暮れ。そして大整理整頓したあと、というのが恒例。写真・文=藤原美智子“継続”すると、“成長”するという法則本の一冊一冊から書類や雑誌などの切り抜きの一枚一枚、机の中の文房具のひとつひとつ。または食器やお箸の類、洋服や靴はもとより下着一枚にいたるまで「これは要る、要らない」と仕分けして整理する。だから“大”がつくのである。これだけ整理すると家のなかがスッキリと片づくのはもちろん、頭の中もクリアになる。自分の思考がどこに向かっているのか、なにを自分に求めているのか、どうしたいと思っているのかがハッキリとする。これこそが私の大整理の目的であり、それが次の年の目標になるというわけである。さて、こうした仕分け作業(!)の結果、私の今年の目標は“コツコツと継続”というものとなった...
藤原美智子|2010年2月エッセイ「ヨガ 最初の一歩を乗り超えて」

藤原美智子|2010年2月エッセイ「ヨガ 最初の一歩を乗り超えて」

「―― ヨガ ―― 最初の一歩を乗り超えて」先月の連載では、アシュタンガヨガをはじめたこと。そして、週一度のレッスンを受けるたびに、ひどい筋肉痛に悩まされているということをご報告したが、さて、その後――。文=藤原美智子Photo by Jamandfix捻(ね)じり系のポーズが全然ダメ。捻じった瞬間にバタッと倒れてしまうはじめたころは一度レッスンを受けただけで、腕を上げるのも座るのも大変! というほどの筋肉痛に襲われていた。やっと痛みが治まってきたかなと思うころにレッスン日が廻ってきて、また筋肉痛の一週間がはじまるという具合だった。それが2ヵ月半を過ぎるころになって、やっと4、5日間ぐらいで治まるようになってきた。さらに、ある日、レッスンが終わった直後に、とくにひどい筋肉痛に悩まされる太ももの裏側をマッサージしてみたところ、「あれ~?」と不思議に思うほど翌日になっても全然、筋肉痛が起こらないことが判明。そうだったー! マッサージをして乳酸を溜めなければ筋肉痛は軽減されるということは...
連載・藤原美智子 2012年11月|“ローフード”が野菜づくりへと広がった!

連載・藤原美智子 2012年11月|“ローフード”が野菜づくりへと広がった!

2012年11月|秋と夏の野菜のつくり方を教わりながら知識と体験を重ねていこう「“ローフード”が野菜づくりへと広がった!」今年も、あと1ヵ月!――「なんて、一年が過ぎるのが早いんだろう!」と毎年、言っているような気がするが、とくに今年は早かった!(これも毎年、言っていると思うのだが)。思い起こすと、この一年はヒョンなことからローフードにはまって、いつもの食餌法が変わったり、食べものに対する意識も変わったりした。じつは、それがもとで今年はじめたことがふたつある。そのひとつは「野菜づくり」。8月から貸菜園で野菜を作りはじめたのだ。Photographs&Text by FUJIWARA Michikoそれだったら自分で作ってみよう!ローフードを知ったことで、福岡淳子さんのローフード料理教室に行ったり、ファスティングをしたり、“腸内環境”に興味をもったりなど、いろいろなことに興味が広がっていったのだが(3~5月、8月、9月の連載に掲載)、野菜づくりもそのひとつ。以前から生野菜好きで、2日...
藤原美智子|2010年3月エッセイ「朝は健康と美に効く、果物ジュースがお薦め!」

藤原美智子|2010年3月エッセイ「朝は健康と美に効く、果物ジュースがお薦め!」

「朝は健康と美に効く、果物ジュースがお薦め!」数年前から、朝は果物を食べるのが習慣だが、最近、思うことがあってミキサーでジュースにして飲むことにした。内臓の消化労力を助けるためである。文=藤原美智子Photo by JAMANDFIX“朝は果物派”にした理由そもそも、朝食に果物を食べるようになったのは、「朝(午前4時から正午まで)は体内の老廃物を排出する時間帯なので、消化に時間がかかる食べ物をとると身体のエネルギーが消化のために浪費されて排泄までまわらなくなる」というようなことを本で読んだからだ。つまり、ごはんやパンなどをいっぱい食べてしまうと身体は朝から重労働を強いられてしまうということである。でも、果物ならたくさん食べても大丈夫ということなので、“朝は果物派”にしたのだ。この説はひとそれぞれで「果物の果糖でも摂り過ぎはよくない」というひともいるし、「朝こそ、ご飯をしっかり食べよう!」という意見もある。でも、私はその本を読んだとき、「そうなのよね~」と自分の症状を思い起こして素直...
藤原美智子|2010年4月エッセイ「庭づくりの一歩は、イメージづくりから」

藤原美智子|2010年4月エッセイ「庭づくりの一歩は、イメージづくりから」

「庭づくりの一歩は、イメージづくりから」 その1静岡県下田市の海の近くに別荘を構えて、一年数ヵ月になる。建った当初は、遊びに来た友人に「全部真っ白だし、物が少なくてガラーンとしていて、なんだかハウススタジオみたいで気持ち良いねー」と、褒め言葉なのかどうかビミョーな評価を得ていた。でも昨年いっぱい、家の中のインテリアを調えることに全精力(?)を注いだおかげで、なんとか“我が家ふう”の雰囲気が漂うくらいまでに整ってきた。そして家の中が居心地良くなってきて、周りを見まわす余裕ができてきたら今度は外側、つまり庭がガラーンとしているのが気になってきた。写真と文=藤原美智子庭づくり……、考えあぐねた末に名案が湧いたなにも植えてないわけではない。垣根代わりにカイズカイブキの木をグルリと植え込んでいるし、芝生の庭にしている。もとからあったクリや桃の老木、背の高いイチョウ、アオキ、そしてあらたにオリーブやレモン、ライム、月桂樹の木も植えた。花も気に入った苗を買ってきては、庭のあちらこちらに植えた。ハ...
連載・藤原美智子 2012年12月|美容に効く“かっさ”で、初心に帰る

連載・藤原美智子 2012年12月|美容に効く“かっさ”で、初心に帰る

2012年12月|リフトアップするし、むくみが取れてスッキリとするし、肌に透明感もでる!「“かっさ”で、初心に帰る」上の写真を見て「なに、これ?」というひとも、「あら、私も使っているわ」というひともいるのではないかしら。これは“かっさ”という中国に伝わる民間療法をするときに使う道具。天然石や陶器、水牛の角などの素材で作られていて、かどがなく、大小の山のある独特な形をしている板状のヘラである。これを使って顔や身体の経絡の流れを意識しながらマッサージして、老廃物を促したり体調を整えたりする療法を“かっさ”というのだが、「美容に効く!」と巷で人気が高まっているのである。Photographs&Text by FUJIWARA MichikoYouTubeを見て、“目からウロコ”の実践法が満載!私がこれを知ったのは、つい最近のこと。しかも全然“かっさ”とは関係のない、ある整体師(と呼んでいいのかどうか。ちなみに杉本錬堂さんという方です)の方のYouTubeを偶然に見たことから。そのひとの身...
連載・藤原美智子 2013年1月|人生は『う・た・し』を目標に!

連載・藤原美智子 2013年1月|人生は『う・た・し』を目標に!

2013年1月|何かを習っていく過程と人生の歩みは似ている人生は『う・た・し』を目標に!あけまして、おめでとうございます。本年も、よろしくお願いします。2013年が皆さまにとって、すてきな一年となりますように!さて、新年の最初の連載は、今月の7日に出版した『大人のキレイのつくり方』(PHP文庫)という私の新著のお知らせから! これは2002年に出版した本、『「きれい」への77のレッスン』(PHP研究所)を大幅に訂正、そしてあらたに書き下ろしの原稿を23項目くわえて再編集、改題した文庫本です。Photographs&Text by FUJIWARA Michiko6のパートに分けた100の格言どういった内容のものかというと、右ページに格言的な言葉を。そして左ページに、それを“話し言葉風”に補足した文章を載せた見開き構成になっているもの。たとえば、右ページには「プライド  仕事で大切なことはプライドをもつこと。それは他人に向けるものではなく自分自身に対してのプライド」。この左ページには...
連載・藤原美智子 2013年2月|ビタミンAの力で若返る!

連載・藤原美智子 2013年2月|ビタミンAの力で若返る!

2013年2月|ツヤッ・ツヤッと光ってきて、何だか、若いころの肌にもどってきているような感じ「ビタミンAの力で若返る!」最近、「ビタミンAの力って、すごーい!」と、その威力に感嘆している。それは何かというと、人参とふたつの化粧品である。Photographs&Text by FUJIWARA Michiko身体や肝臓の浄化を活発にするすばらしい飲みもの!まず、人参のおいしさと効果を改めて感じたのは、去年、ファステイングをしたとき。ジューサーを購入して、はじめて人参ジュースを作って飲んでみたのだが、そのおいしいことと言ったら! こんなにも作りたての人参ジュースが甘くておいしかったなんて知らなかった。それ以来、週3回くらい人参だけで、あるいはセロリをくわえたジュースを飲んでいる。ちなみに、ジュースを作るときに大量に出る人参の搾りかすには塩麹を少しかけて食べている。これまた美味で、私の好物となった。なぜ、ファステイングのときに人参ジュースを作ってみたのかというと、“ナチュラル・ハイジーン...
藤原美智子|2010年5月エッセイ「ファイリング帳は、人生の舵取り帳」

藤原美智子|2010年5月エッセイ「ファイリング帳は、人生の舵取り帳」

「ファイリング帳は、人生の舵取り帳」 その1先月のこの連載で、私の“ガーデニング・ファイル”を紹介したが、やはり先月、あるテレビ番組でもファイルを紹介する機会があった。番組の内容は視聴者の人生相談に答えるというようなもので、その事前打ち合わせのときに「そういう悩みだったら、ファイリングすると思考がスッキリしていいかも」と言ったところ、「それはおもしろい。ぜひ、番組のなかで藤原さんの実際のファイリングを見せてほしい」ということで紹介することになったのである。写真と文= 藤原美智子ファイリングすれば、願望や思いがスッキリ・ハッキリあぶりだされるそのときに紹介したのは、私が30代のころにファイリングしていた“スタイルファイル”。スタイルといっても、いわゆる好きな服のコーディネートというだけでなく、それを通して“こんな雰囲気の女性になりたいな”とか“こんな装いが似合う女性になりたいな”、あるいは“こんなふうな生き方をしたいな”といった類のものである。そして、それらの写真の切り抜きにキーワー...
藤原美智子|2010年6月エッセイ「“叩く”美容法で肌が目覚めた!」

藤原美智子|2010年6月エッセイ「“叩く”美容法で肌が目覚めた!」

「“叩く”美容法で肌が目覚めた!」ちょうど2週間前、「とりあえず2週間、試してみて。絶対に肌が変わるから」と教えてもらった美容法がある。それは“叩く”というものであり、某女優のマネージャーのひとに教えてもらった美容法である。文=藤原美智子写真=原恵美子鍛える論を唱えるマネージャーと女優の肌はたしかに変わった数ヵ月ぶりにその女優と撮影でご一緒したときのこと。彼女の肌が見た目も触った感じもすごく変わっていたので、「すごく肌の調子いいですね。エステ効果ですか?」となんとはなしに件のマネージャーに聞くと、「それもあると思うけど……。でもね、一番は肌を叩いているからだと思うの!」という返事。うん? なになに? 肌を“叩く”とは。それは文字どおり、手の平全体を使って肌を叩くということらしい。もちろん、ただ叩くのではなく、そのときに肌に水分を入れ込むつもりでパン! パン! と叩くのだそうだ。たとえば、顔を洗ったらタオルで拭きとらずに水分がなくなるまで顔をパンパン! 化粧水をつけたら同様に浸透する...
連載・藤原美智子|2010年7月エッセイ「ガーデニングから教わることはたくさんある」

連載・藤原美智子|2010年7月エッセイ「ガーデニングから教わることはたくさんある」

「ガーデニングから教わることはたくさんある」ガーデニング雑誌『BISES』(ビズ出版)の協力を得て、我が家のウィークエンドハウスの本格的な庭造りを施工してから(詳細は4月22日公開の連載「庭づくりの一歩は、イメージづくりから」にて)、はや4ヵ月。作製してもらった庭の入り口の扉やアーチにバラやクレマティスが絡まり、敷かれたレンガの小路もいい感じになじんできて、植え込まれた100本を超す花の苗や木もだいぶ成長してきた。写真と文=藤原美智子どんどんと成長していく植物たちのおもしろいこと、感心することそんな庭のようすが連載3回目として、『BISES 盛夏号 VOL67号』に掲載されている。施工前のようすも載っているのだが、見比べると我ながら「へぇー、こんなに変わったんだー」と、その変身には驚かされる。人間というのは目の前の風景に馴れると、以前の姿というのはすぐに忘れるものだとつくづくと思う。それに、“考えて→行動したら→現実が変わる”という真理(大げさ、かな!?)をわかりやすく見せられてい...
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