連載
「連載」に関する記事

interview│play set products・中野シロウ インタビュー(後編)
G-SHOCK、Baby-Gのオリジナルキャラクター “G-SHOCK MAN” の生みの親play set products・中野シロウ インタビュー(後編)音楽、アート、ファッションなどのさまざまなカルチャーシーンと融合し、新たなムーブメントを世界中に巻き起こしつづけているCASIOの腕時計「G-SHOCK」。その活動の一環として誕生したあたらしいキャラクター“G-SHOCK MAN”のフィギュアが登場。前編につづきこのキャラクターデザインを手がけたデザイン集団・play set products(プレイセットプロダクツ)の中野シロウさんに、デザインへのこだわりなどをうかがった。文=金子英史写真=中村雅彦ひとりは本のデザイン、ひとりはゲーム、ボクはオモチャ屋の“play set products”――シロウさんが、デザイナー/イラストレーターになろうと思ったキッカケは?もともとはオモチャ会社に勤務していたんです。普通のサラリーマン生活なんですが。そこでオモチャのデザインをしてい...

松田智沖|「ジョン ロブなオトコ」山野エミールさんを迎えて(1)
ヤマノ アンド アソシエイツCEO 山野エミールさんを迎えて(1)「英国の文化や歴史の最たるものとしての靴」今回のゲストは、イタリア・フィレンツェの世界最古の薬局『サンタ・マリア・ノヴェッラ』などライフスタイル商品・食品の輸入販売から、マーケティングおよびコンサルティングまで幅広い事業を展開する「ヤマノ アンド アソシエイツ」のCEO、山野エミールさんです。以前はイタリアのファッションブランド「タイ ユア タイ」の輸入販売に携わっていらっしゃったということもあり、日本のファッションリーダー的存在としても知られる方です。ジョン ロブ歴も日本正式上陸前からと大変長く、私もジョン ロブ ジャパン代表就任当初からおつきあいしています。今回はそんな山野さんだけに、いつもとは少し趣向を変え、思いきって全面的に靴の話をさせていただきました。非常に鋭く、そして、靴を愛する気持ちが伝わってくるコメントの数々に私もうれしい気持ちになりました。まとめ=竹内虎之介(City Writes)ホスト=松田智沖...

CITROEN DS3|シトロエン DS3 特別限定モデルを発売
CITROEN DS3|シトロエン DS3DS3に特別色を纏った、限定モデルが登場プジョー・シトロエン・ジャポンは、「シトロエン DS3」に特別なボディカラー、装備を採用した「DS3 スポーツ シック エディション」「DS3 シック エディション ブラン」を1月25日より、全国のシトロエン正規販売店にて数量限定で発売した。Text by OPENERS色鮮やかなスポーツ シック エディション2010年5月に国内販売が開始されたシトロエン DS3は、シトロエンの登録台数において約4分の1を占めるほどの高い人気を誇っている。ユニークなスタイリングとドライビングの楽しさを両立させたこのコンパクトな3ドアハッチバックは、「ビークル・パーソナリゼーション」を採用し、ルーフ/ボディカラー、インテリア、および各種装備を、乗るひとそれぞれの個性に合わせて、自由にカスタマイズできる点も特徴のひとつである。 "スポーツ シック エディション|Edition Jaune" 今回発売され限定車両も、ビ...

MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエルの魅力を語る
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル鼎談──マーガレット・ハウエルの魅力を語るマーガレット・ハウエルの魅力はどのようなものか。一見して派手なデザインやカラフルな色に溢れているわけではないその服は、玄人好みと捉えられがちだが、果たしてそうなのだろうか。バイヤー、そしてプレスという立場から接してきたユナイテッドアローズの伊東正彦さんと、女性ながらメンズに定評のあるスタイリスト、杉本学子さん、それにマーガレット・ハウエルのPRを務める杵淵元樹さんの3人に、マーガレット・ハウエルの魅力について語っていただいた。Photo by SHINOHARA Hiroaki──それぞれの“なれ初め”伊東 僕がマーガレット・ハウエルを知ったのは、高校生ぐらいのとき、雑誌で見ていいなと思ったのが最初です。アイテムはシャツだったと思います。シンプルだけどデザインされている服、という印象でした。アングローバル 杵渕元樹さん杉本 私は中学生くらいのときにはじめて知りました。兄がずっとマーガレッ...

スモカ歯磨のオリジナルブランドが提案する「ペースト&ジェル」ケア|COSMION
COSMION|コスミオンホワイトニングとスティップリングでおこなう“4ステップオーラルケア”に注目!スモカ歯磨のオリジナルブランドが提案する「ペースト&ジェル」ケア1932年に創業し、80年以上つづく伝統ある歯磨剤専門メーカー「スモカ歯磨」のオーラルケアブランド「COSMION(コスミオン)」が2月にデビュー。“ホワイトニング&スティップリングケア=4ステップオーラルケア”をコンセプトに、ホワイトニングに特化した歯磨き粉「コスミオン美白ペースト」と、歯茎ケアもできる歯磨き粉「コスミオン無研磨ジェル」のペースト&ジェルケアを発売した。Text by KAJII Makoto (OPENERS)知る人ぞ知るオーラルケアブランドの新ブランドタバコのヤニ取りに特化した「スモカ歯磨」で有名なスモカ歯磨は、寿屋(現サントリー)の歯磨部門を引き継いで1932年に創業。現在は歯科医院向けのオーラルケアのOEM製品の製造開発も数多く手がけ、専門家からも品質について高い信頼を得ている。80年という歴...

ニコライ・バーグマンの特製ミラーが付いたスキンケアセット|Impress IC
Impress IC|インプレス IC美の印象のこだわるコラボレーション企画スタートニコライ・バーグマンの特製ミラーが付いた限定スキンケアセット発売カネボウ化粧品のプレステージスキンケアシリーズ「インプレス IC」が、人気フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン氏とのコラボレーションをスタート。まずは第1弾、特製ミラー付きのスペシャルセットが3月20日(金)より数量限定で発売される。Text by SOMEYA Harumi細部までこだわり抜いた美しいフラワーデザインに感銘しラブコール“最上級の美は印象で決まる”をコンセプトに掲げるプレステージブランド、インプレスにおいて、「インプレス IC」は、ひとつの目的に特化して集中ケアをおこなう高機能ライン。質感の美しさが造形の美しさを引き立てるとの考え方に基づき、スキンケアとベースメイクを展開している。そんな美の印象にこだわるインプレス ICが今回タッグを組むのは、世界に活躍の場を広げるフラワーアーティストのニコライ・バーグマン氏。彼が...

TOYATA|トヨタ 燃料電池ハイブリッド車がハイヤーに
TOYOTA FCHV-adv|トヨタ FCHV-advトヨタの燃料電池ハイブリッド車がハイヤーにトヨタは、1月29日より成田国際空港を拠点に実施される「FCVハイヤー実証」に燃料電池ハイブリッド車を車両提供すると発表した。文=松尾 大国家的プロジェクト経済産業省による水素利用社会システム構築実証事業のひとつである、水素ハイウェイプロジェクト。この事業者となったのが、水素供給・利用技術研究組合、通称HySUT=ハイサットである。このハイサットが1月29日から成田国際空港を拠点に実施する、FCVハイヤー実証という社会実験において、HySUTから要請をうけたトヨタが車両提供することになった燃料電池ハイブリッド車が、トヨタFCHV-advである。この、FCHV-advというネーミングは、 Fuel Cell Hybrid Vehicle – advancedを略したもので、2002年に日本とアメリカで限定発売された燃料電池ハイブリッド車、FCHVの進化版にして、2008年に開催された洞爺...

PRODUCTS|「Bang&Olufsen」からアラームクロック「BeoTime」発売
Bang&Olufsen|バング&オルフセン美しさと機能性の融合により快適な目覚めを演出Bang&Olufsenから新登場のアラームクロック「BeoTime」バング&オルフセンから、デザイン性と操作性を兼ね備えたエレガントなアラームクロック「BeoTime(ベオタイム)」が発売される。見た目の美しさだけでなく、その優れた機能にも注目したい。Text by OPENERSPhoto by Bang&Olufsenモーツァルトの『魔笛』からインスパイアされたユニークなデザインベオタイムはそのすべての操作を片手の親指だけでおこなうことができ、内蔵された傾斜センサーが、使うひとの利き手や設置場所に合わせてディスプレイの文字の表示方向や操作ボタンのレイアウトを自動的に調整する。また、おなじ室内にあるバング&オルフセンのテレビやスピーカー、照明のリモコンとしても使用でき、それらの電源を最長で120分後までにスタンバイモードにセットできる便利なスリープタイマー機能を搭載。アラーム...

EAT|7日間限定で「モエ ロゼ ラウンジ」が六本木にオープン
EAT|今宵、色めくロゼの舞台へ7日間限定で「モエ ロゼ ラウンジ」が六本木にオープンエレガントでグラマラスなシャンパーニュ「モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアル」の世界を体感できる期間限定のバー「モエ ロゼ ラウンジ」が、3月25日(水)から3月31日(火)までの7日間限定で六本木にオープンする。Text by ENOMOTO Kozue(OPENERS)華やかな“ロゼ ソワレ”の世界で優雅なひとときを楽しむ「モエ ロゼ ラウンジ」のエントランスから伸びる美しいロゼカーペットを、パートナーにエスコートされて歩くと、たちまち目の前に華やかな“ロゼ ソワレ”の世界が広がる。会場内には極上のソワレを体感するためのさまざまな演出が用意されており、優雅で特別なひとときへと招待してくれる。ソワレとは、17世紀にフランスの社交界ではじまった夜会のこと。シャンパーニュや食事を楽しみながら、演奏に合わせて踊りや語りをおこなう洗練された交流の場だ。現在ではエレガントなイブニングパーティーとして、...

坂本龍一|第20回 「自分」について言いきる
第20回 「自分」について言いきる教授みずからの回答ですべて解決!する「上から」言いきる。今回のお題は、自分にまつわる悩みについて。回答=坂本龍一Photo by JAMANDFIX画家とデザイナーをしている者です。デザインの仕事や個展の作品をつくるときに、制作途中の自分の作品を主観と客観の両方の視点を切り替えながら確認し、作業を進めることを大事にしています。でももう少し客観的な視点「このひとの作品は~」と感じながら作品を調整できるような視点に近づけたらと考えています。現在、自分なりに考えたチェック方法は「寝起きの瞬間」にチェックするのと、畑ちがいの身近なひとに見てもらうなどです。坂本教授が自分自身の作品を客観的にチェックする方法や秘訣、気をつけていることなどがあればヒントだけでもいいので勉強させてください。客観的に見ようと努力するしかない!モノをつくっているひとは、つくればつくるほど近視眼的になってしまう。大局的に見るのが難しくなるのはたしかだと思います。細部が気になりますからね...

坂本龍一|第22回 「愛」について言いきる
第22回 「愛」について言いきる教授みずからの回答ですべて解決!する「上から」言いきる。今回のお題は、結婚と上手な別れ方について。回答=坂本龍一Photo by JAMANDFIX坂本さん、お久しぶりです。「第9回 上から言いきる」でお答えいただいた者です。そのせつはありがとうございました。いま、日本では「婚活」という言葉が国語辞典にも載る勢いですが、近ごろ、「結婚」の目的や、必要性がわらなくなってきました。出会いのない女性ばかりの職場ですが、いま、仕事にも充実感を感じ、そこそこ楽しい毎日。ひとり暮らしが長いせいか、ひとりの気楽さに甘んじてるとこもあります。ひとと暮らすって、ぶっちゃけ、面倒ですよね? きっと……。好きなひとができれば、この感覚も変化していくものでしょうが。でも、40歳になり、出産のラストスパートなどの情報を得ると、焦るべき? 焦らなきゃ? みたいな感覚がざわざわと……。部下を育てるのとはちがう、自分の子どもを育てるという、経験したことのないことに挑戦したい気持ちも...

トッド・スナイダーも絶賛! ドイツ製「KREIS」の極上コードバンバッグ|LAKOTA
LAKOTA|ラコタ希少なコードバン(馬の尻革)を贅たくに使った最上級の逸品トッド・スナイダーも絶賛! ドイツ製「KREIS」の極上コードバンバッグ「ALDEN(オールデン)」「KREIS(クライス)」の輸入総代理店、株式会社ラコタの血脇 弾です。クライスから新作のバッグが登場しました。用途によって形を変えられる優れモノのバッグです。直営の「ラコタハウス 青山店・大阪店」と「TODD SNYDER TOWN HOUSE」で販売中です。ぜひ一度、実物をお手にとってご覧ください。 Photographs by SUZUKI Shimpei Text by CHIWAKI Dan デザインのベースはドイツの船乗りが使うカバン「クライス」はドイツ・フランクフルトで50年以上つづくファクトリーです。マイスターの資格をもっており、現在ではベルト、財布からバッグまで幅広く生産をしています。今回紹介するバッグはドイツ人の船乗りが古くから使用するバッグのデザインにアイデアを得て、タウンユースに使える...

イル ミーチョ、深谷秀隆が志す「世界一美しい靴」|il micio
il micio|イル ミーチョイタリア・フィレンツェで活動するシューデザイナー、深谷秀隆日本人が靴の本場で表現する、モノづくりの極み世界一美しい靴を作ること。シューデザイナーの深谷秀隆氏は、10代のころからその夢を胸に抱き、靴づくりをつづけてきた。彼は、「il micio(イル ミーチョ)」を立ち上げ、2005年に日本人としてはじめて、イタリアでビスポークのシューズメゾンを設立。以降、美術作品と言っても過言ではない独創的な靴の数かずを生み出している。そのクリエイションの源泉に迫る。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)誰にも真似できない靴づくりを探求する芸術の都、イタリア・フィレンツェ。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ・ブオナローティら、後に天才と称される芸術家を生んだこの街には、いまでも手仕事の伝統工芸が息づき、モノづくりの精神に満たされている。シューデザイナーの深谷秀隆氏は、1999年にフィレンツェへ渡り、自身の念願を叶えるべく、靴づくりをはじ...