自動車情報
「自動車情報」に関する記事
24 heures du Mans 2011|ル・マン 24時間耐久レース 2011
24 heures du Mans 2011|ル・マン 24時間耐久レース 2011アウディが接戦をものにし、連覇果たす伝統の自動車レース「第79回ル・マン24時間耐久レース」が6月11日(土)、12日(日)にフランス、ル・マンのサルテ・サーキットで開かれ、アウディが昨年につづき、10度目の優勝を手にした。文=谷中朋未2~4位はプジョー勢が独占今年もル・マンの話題をさらったのはアウディとプジョーだった──。アウディ渾身の軽量化技術を盛り込んだニューマシン「アウディ R18 TDI」によって初優勝を手にしたのは、日本のスーパーGTでも活躍しているアンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエと、マルセル・フェスラーのトリオ。レギュレーションの変更により、エンジン出力を約520psに下げられた今シーズン。軽量化は必須とアウディはボディにピュアカーボンを使用したほか、従来のV10 TDIエンジンからV6 TDIエンジンにダウンサイジングするなど、25パーセントも軽量化を果たしたニューマシンR1...
トヨタ|TOYOTA ベルギーでの風力発電機の設置に協力
トヨタ|TOYOTAベルギーでの風力発電機の設置に協力トヨタ自動車の欧州統括会社、トヨタモーターヨーロッパ(TME)は、ベルギーのエネルギー会社エベロップ・ベルギーと、TMEの車両物流センターに風力発電機を設置する共同プロジェクトを実施すると発表した。文=谷中朋未再生可能エネルギーなどで、サスティナブルな発展に貢献TMEでは、ベルギーにある車両物流センターの敷地の一部をエベロップ・ベルギー社に貸与。エベロップ・ベルギー社は、敷地内に2基の風力発電機を設置し、2013年初旬に発電を開始するという。設置される風力発電機の定格出力は約3,000kW、年間発電量は約1,710万kWh。このほかにもTMEでは、環境保護へのアプローチとして、2008年からヨーロッパの約3,000にものぼる販売店すべてを環境に配慮し、消費エネルギーを少なくできる店舗にすることを目指した「サスティナブル販売店プロジェクト」をスタート。また、2010年には部品物流拠点で太陽光発電パネルを大規模に導入するなど、幅広く...
日産「GT-R」に2013年モデル登場|NISSAN
NISSAN GT-R|日産 GT-R日産最強のスーパーカーが2013年モデルに進化日産自動車は同社が製造するスポーツカーである「NISSAN GT-R」をマイナーチェンジ、2013年モデルに進化させ、11月19日より販売を開始すると発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)数字にあらわれないところの確実な進化日本を代表するスポーツカーである「NISSAN GT-R」が2013年モデルに進化する。2011年モデル、2012年モデルへの進化を経験してきたGT-Rにとって今回の進化もまた「正常進化」ということだろう。やはり走りに特化したモデルなだけに、当然のように動力性能のレベルアップがおこなわれた。まず、より精緻な燃料噴射量の制御が可能な高出力用インジェクターを採用。そして、ターボチャージャー部の過給バイパスに、あらたにオリフィス(空気流量を測定する装置)を追加、過給流量を測定することで過給機の圧力を制御し、高回転域での加速を持続できるようにした。これらは...
CITROEN|シトロエン DS4 公開
CITROEN|シトロエン DS4クロスオーバーテイストの新型DSシリーズシトロエンは、パリモーターショーにて、小型ハッチバックのDS3にクロスオーバーのもつ特徴を全面的に取り入れ、インテリアにもこだわりをみせたDSシリーズ第二弾の「DS4」を公開した。文=ジラフBMWとの共同開発エンジン「THP200」を搭載DS4は、DS3につづく、現行DSシリーズの第二弾として登場したモデルである。ボディサイズは、全長4,270×全幅1,810×全高1,530mmで、小型ハッチバックであるDS3にたいし、全高が高められた、小型のクロスオーバーテイストが打ち出されている。クロスオーバーとはいっても、リアのドアノブをCピラーに隠すような配置になっていて、クーペの雰囲気が醸し出されているのもこのモデルの特徴だろう。もちろん、大きな膨らみをみせるフェンダーなどに、しっかりとクロスオーバーとしてのテイストを見て取ることができる。インテリアは、コンパクトカーでありながら、ダッシュボード、ドアパネル、そして...
FORD│フォード 東芝によるインバーターの供給
FORD│フォード東芝がフォードにハイブリッド車用のインバーターを供給東芝は、フォードのハイブリッド車やプラグインハイブリッド車に搭載するインバーターを2012年から供給すると発表した。文=谷中朋未2012年から生産するハイブリッド車に搭載昨年6月、東芝はフォードのハイブリッド車、プラグインハイブリッド車に用いる駆動用モーターを2012年から提供する契約を締結。今回のインバーターとセットになることで、ハイブリッド車の基幹部品を押さえたかたちだ。インバーターは三重県の工場に専用ラインを新設。2012年4月から生産され、生産能力は年間15万台となる。 エスケープ ハイブリッド フュージョン ハイブリッド フォードでは、これまでにもSUV「エスケープハイブリッド」や「フュージョンハイブリッド」などを発売。2012年には、欧州向けの小型ミニバン「C-MAX」をベースにしたハイブリッド車やプラグインハイブリッド車を北米市場に投入予定とのニュースも流れている。今後、厳しくなる環境規制に向...
ホンダ|HONDA CO2排出量を3割低減へ
ホンダ|HONDA2020年までにCO2排出量を3割低減へホンダは、「環境年次レポート2011」を発行し、全世界で販売する製品のCO2排出量を2020年までに2000年比で30パーセント低減するという目標を定めた。文=谷中朋美グローバル環境スローガン「Blue skies for Our Children」を制定これまでにも環境保全活動を積極的に推進してきたホンダ。2006年には、全世界で販売する二輪車や四輪車、汎用製品のCO2排出量を2010年までに2000年比で10パーセント低減するという目標を掲げ、すでに達成している。「環境年次レポート2011」では、すべての製品のCO2排出量を2020年までに2000年比で30パーセント低減するという目標を設定。同時に、生産時やサプライチェーンをふくめた企業活動全体でのCO2排出量低減に向けた取り組みも強化するという。さらに今後、モビリティーだけでなく暮らし全般におけるCO2排出を低減するエネルギーマネジメント技術の進化にも取り組んでいくと...
フォード・マスタング|新型エンジンで環境性能を大幅向上
Ford Mustang|フォード・マスタング新型エンジンで環境性能を大幅向上フォードモーターは、同社を代表するクーペモデルである「マスタング」の2011年モデルを発表した。文=ジラフ一新されたパワーユニット今回のトピックスは、完全新設計のエンジン。既存の4.0リッターV6エンジンは、新開発3.7リッターV6に変更され、ヘッドもOHC12バルブからDOHC24バルブへと変更。さらに可変バルブタイミング機構の「Ti-VCT」を採用することにより、最高出力で305ps、最大トルクは38.7kgmを発生させる。ちなみに4リッターの旧エンジンのスペックは、最高出力213ps、最大トルク33.1kgm。ここから、排気量は300cc縮小し、最大出力は92ps、最大トルクは5.6kgm向上していることがわかるだろう。また新開発6速MT&6速ATや、新電動パワーステアリングの採用で、燃費は最大25%アップを実現。とかく燃費の悪さを指摘されがちなアメリカ車だが、このマスタングについては、6速AT車の...
RENAULT KOLEOS|ルノー コレオス フェイスリフト
RENAULT KOLEOS|ルノー コレオスText by OPENERS
パイオニア カロッツェリア エアーナビ|Pioneer carrozzeria airnavi
Pioneer carrozzeria airnavi|パイオニア カロッツェリア エアーナビPND3機種を発表パイオニアは、持ち運びができるPND(パーソナルナビゲーションデバイス)「カロッツェリア エアーナビ」3機種を発売した。文=谷中朋美あらたに7インチモデルも登場今回発売されたのは、5.8V型の「AVIC_T77」、4.8V型の「AVIC_T55」、そしてあらたに投入された7V型の「AVIC_T99」の3機種。最大の特徴は、毎月の地図の更新が2014年3月まで無料でおこなえるという、PNDで唯一のマップチャージ機能。更新は、microSDカードを使い、パソコンからのインターネットをつうじて簡単に自動取得できる。通信契約をすればナビ本体からの更新も可能だ。 5.8V型ワイドVGAワンセグTV 4.8V型ワイドVGAワンセグTV カロッツェリア エアーナビは、独自の地図データフォーマット「L-format」を採用。従来のHDDナビゲーションに用いられていた地図データを5分...
三菱|MITSUBISHI 東芝の電池をEVに
三菱|MITSUBISHI東芝の二次電池が三菱製電気自動車に正式採用東芝の二次電池「SCiB」が、三菱自動車の新世代電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」と「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」に搭載されることが正式に決まった。文=谷中朋美リチウムイオンと比較して1.7倍の電費性能SCiBはマイナス極に東芝独自の材料を採用。急速充電が可能なほか、長寿命性に優れ、低温下など過酷な状況で走行しても劣化しにくいという特長をもつ。東芝がおこなった性能評価では、SCiBを組み合わせた電池モジュールは、一般的なリチウムイオン電池に比べ、電費(電池の単位容量あたりの走行距離を示す指標。ガソリン車の燃費に当たる)が約1.7倍優れている。そのため、搭載する電池容量を減らすことができ、車両の低価格化にも寄与できるという。国内で標準化が進んでいる急速充電規格「CHAdeMO」方式の最大電流で充電した場合、電池容量が10kWhだと、15分で80パーセント、10分で半分、5分で1/4程度の急...
Jeep│ジープ モアブでドライブイベント
Jeep│ジープオフロードのメッカ モアブでドライブイベントクライスラー日本は、世界各国の約200人のプレスを集めたジープのドライブイベントをアメリカユタ州のモアブで開いた。日本からは2010 ミスユニバース・ジャパンの坂井麻衣子さんも参加し、オフロードの聖地でのトレイルを満喫した。文=谷中朋美お気に入りのジープで、名物トレイルを走破!第二次世界大戦中の軍事車輛として1941年に誕生し、今年で70周年を迎えるジープ。7月2日(土)には、「パトリオット」「チェロキー」「グランドチェロキー」「ラングラー アンリミテッド」の「70th Anniversary Edition」が限定販売されることも発表されている。ドライブイベントが開催されたモアブは、コロラド高原の標高1,227メートル、コロラド川のすぐ南に位置し、見わたすかぎりに赤茶けた岩が形づくるメサ(テーブル上の台地)がつらなる有数の観光地。ユタ州最大規模のキャニオンランズ国立公園などふたつの国立公園もあり、アメリカで最高かつ最難関...
PEUGEOT 207 Series│プジョー 207 シリーズ 装備、仕様を充実させた新ラインナップ
PEUGEOT 207 Series│プジョー 207 シリーズ装備、仕様を充実させた新ラインナッププジョー・シトロエン・ジャポンは、コンパクトモデル「207」シリーズの装備や仕様をグレードアップさせるとともに、ラインナップを見なおし、7月1日(金)から販売すると発表した。文=谷中朋未ハッチバックのエントリーモデルは、装備拡充でも価格は据え置き「207」シリーズは、2007年に日本に導入され、ハッチバックやステーションワゴンモデルの「SW」、クーペ・カブリオレモデルの「CC」と多彩なボディバリエーションを展開。ハッチバックの「GT」をのぞくモデルには、最高出力88kW(120ps)/6,000rpm、最大トルク160Nm(16.3kgm)/4,250rpm の1.6リッター直列4気筒DOHCエンジンが採用され、取りまわしの良いサイズでプジョーの最量販モデルとして多くのひとから愛されてきた。今回は5ドアのハッチバックモデルと「SW」で装備の追加とモデルラインナップの変更がおこなわれ、...
Jaguar XF LUXURY LIMITED EDITION
Jaguar XF LUXURY LIMITED EDITION|ジャガー XF ラグジュアリー リミテッド エディションエントリーモデルに上級装備の特別限定車ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「ジャガーXF」のエントリーモデルに1ランク上の装備を備えた「ジャガー XF 3.0ラグジュアリー リミテッド エディション」を限定85台設定、7月4日(月)からジャガー正規販売店をつうじて販売を開始した。文=谷中朋美20万円プラスで人気のオプションを装備流麗なスタイリングとジャガースポーツカーの伝統を受け継ぐ走行性能、高い居住性を兼ね備えた「ジャガー XF」。近年のジャガー刷新の先頭を走り、スポーティングラグジュアリーサルーンとしてジャガーのフィロソフィー「美しく、速いクルマ」を忠実に体現している1台だ。今回の特別限定車では、最高出力179kW(243ps)/6,800rpm、最大トルク300Nm/4,100rpmを発揮する3.0リッターV6エンジン搭載のエントリーグレード「XF 3....
Volkswagen Golf Variant Twindrive
Volkswagen Golf Variant Twindrive|フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント ツインドライブプラグインハイブリッド車20台を用いた実証実験(1)フォルクスワーゲンは、6つのプロジェクトパートナー(「電力会社E.ON」、バッテリーシステム、バッテリー素材開発の「フラウンホーファー ゲゼルシャフトISIT」、エネルギー、環境リサーチをおこなう「ハイデルベルグ研究所」、分析、交通シナリオづくりをする「ドイツ エアロスペース センター」、バッテリーセルの実験研究を担う「ウェストファリアン ヴィルヘルム大学」)およびドイツの環境省と共同で、2008年7月から進めていた「エレクトリックモビリティの実証実験」の中間報告をおこなった。Text by OPENERSドイツ、2020年までにEV目標保有台数を100万台に設定「エレクトリックモビリティの共同研究」は、東日本大震災および原子力発電所で起きた事故をきっかけとしたドイツ政府の脱原発への転換という事態をうけて、さ...
Volkswagen|フォルクスワーゲン 全車種にPHVを導入へ
Volkswagen|フォルクスワーゲンVW、全車種にPHVを導入へVWグループのCEOであるDr.マルティン・ヴィンターコルンは、ドイツの自動車専門誌『auto motor und sport』web版でのインタビューで、近い将来、小型車をふくめたすべてのVW車にプラグインハイブリッドシステムを導入すると答えた。文=松尾 大2025年には空気電池で航続距離800km!ヴィンターコルンCEOは、現在のリチウムイオン電池技術は一時的な解決策であり、長い目で見たときに不十分だと考えているようだ。インタビューのなかで「私は、今後10年間はプラグインハイブリッドがもっとも正しい解決策だと考えています。そして、プラグインハイブリッドシステムは、いまあるVWグループのすべてのプラットフォームに搭載することができます」と、性急にEVを販売するよりも内燃機関を活かすことが現実的だとの考えを明らかにした。また、同時にレンジ・エクステンダーの開発も進められており、発電用の単気筒エンジンを搭載したアウデ...