良質で資産価値の高い中古車の提供

「NISSAN GT-R」は、2007年12月の発売以降、顧客へのアフターサービスの面においても進化をつづけている。
今回発表したあたらしいロイヤリティプランは、発売後3年目を迎え、今後市場での増加が予想されるNISSAN GT-Rの中古車をより良質で資産価値の高い中古車として提供するために設定するもので、
本年11月以降に導入していく予定である。また、トランスミッションについて、9月より部品単体交換による整備を可能にするなど、メンテナンス性の向上も図っている。

具体的には、

1、GT-R 認定中古車制度の改定

2、メンテナンス性の向上

が今回の導入の軸となる。

特別査定基準をあらたに設定し、オーナーがクルマを手放すさいの評価を適正におこない、つぎに購入する顧客の安心をより考えた制度へ改定する。

認定中古車制度にかんして、従来であれば初年度の登録から3年以内で走行距離20000km/年以内を基準としていたが、5年以内、100000km以内へと範囲が拡げられた。
その基準をもとに「日産ハイパフォーマンスセンター（NHPC）」で車両のチェックと整備、必要部品の交換を実施し、新車とほぼ同等の性能、品質を維持した良質な車両を「認定中古車」として販売。
認定中古車を購入した顧客に対し、2010年モデルに装着された部品をセットで装着可能なキットにしたフレッシュアップキット（仮称）を導入する。

また、認定中古車の購入のさい、GT-Rの認定中古車を展示、販売するフラッグシップショップ「カーミナル東京」で、複数台の比較、検討ができるよう計画が立てられている。

購入者には、「中古車ワイド保証」を付与し、1年間、走行距離無制限で日産ハイパフォーマンスセンター（NHPC）にてGT-R認定テクニカルスタッフによる修理、さらに1カ月、または1000km時の無料点検も受けることが可能となる。

またこれまではトランスミッションに整備が必要な場合、本体の交換を必要としていたが、デュアルクラッチと油圧コントロールバルブについては、部品単品交換による整備も開始する。

今回のロイヤリティプランの拡充により、日産が世界に誇るスーパースポーツ GT-Rが、潜在的ユーザーにとってより身近な存在になることはまちがいない。