ROLLS-ROYCE PHANTOM/PANTOM EWB|新生ロールス初のサルーン

ROLLS-ROYCE PHANTOM/PANTOM EWB|新生ロールス初のサルーン

ROLLS-ROYCE PHANTOM/PANTOM EWBロールス・ロイス ファントム/ファントムEWB新生ロールス初のサルーン2003年、BMW傘下となったロールス・ロイスがイギリス・グッドウッドの新工場から送り出した初めてのモデルが「ファントム」である。1930年代から同社の最高級モデルを表す伝統の名前と、パルテノン神殿をイメージしたフロントグリル、そして、“スピリット・オブ・エクスタシー”を身につけた贅沢なサルーンは、誰の目から見てもロールス・ロイスとわかる威厳に満ちたフォルムが印象的だ。真横からの眺めは、幅広いCピラーと観音開きのドアが特徴。ドアを開ければ、乗り降りや車内の移動を容易にするフラットなフロアが目に入る。上質なレザーシートとカシミアのトリムが織りなす空間はこのうえなく優雅な雰囲気に包まれ、後席で過ごす時間を極上のものに変える力を持つ。一方、やや高めのポジションが与えられる運転席は、優れた視界が確保されるだけに、もうひとつの特等席ということができる。あくまでロー...
ROLLS-ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE|重厚さと、軽快な雰囲気

ROLLS-ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE|重厚さと、軽快な雰囲気

ROLLS-ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPEロールス・ロイス ファントム ドロップヘッドクーペ重厚さと、軽快な雰囲気ブランド開始から100年目の2004年、ロールス・ロイスは“100EX”なるスタディモデルを発表した。ドロップヘッドクーペ、すなわち、2ドアコンバーチブルの100EXに対し、その市販化を望む声が上がり、これに応えるべく、同社は2007年のデトロイトショーで量産型の「ファントム ドロップヘッドクーペ」を披露、新生ロールス・ロイスとしては2番目のモデルとなった。「ファントム」のサルーンがベースとなるものの、ボディパネルはすべて専用にデザインすることで、ファントム ドロップヘッドクーペは新しい個性を手に入れた。サイズも全長と全高がそれぞれ220mmと75mm小さくなり、よりパーソナルな雰囲気を強めている。特徴的なのが、後ろ側にヒンジのある“コーチドア”の採用で、前席はもとより、後席の乗り降りを便利にしている。それと同時に、Aピラーの一体成形が可能なる...
ROLLS-ROYCE|ロールス・ロイス 5台に「BESPOKE」を採用

ROLLS-ROYCE|ロールス・ロイス 5台に「BESPOKE」を採用

ROLLS-ROYCE|ロールス・ロイス輝かしい伝統に追加された極上の仕様ロールス・ロイスはパリモーターショーにおいて、オーダーメイドプログラムによって仕上げられた、5台の特別モデルを展示する発表をした。文=ジラフ5台のクルマにビスポークを採用シャツや靴をオーダーメイドするさいにもつかわれる「ビスポーク」(BESPOKE)という言葉は、まさにテイラーとも言えるロールス・ロイス社のオーダーメイドプログラムにおける伝統のことをさしていると言っても過言ではない。ノーマルであったとしてもスペシャルなブランドとして確固たる地位を築くロールス・ロイスのクルマを、顧客の要望におうじて内外装をさらにラグジュアリー化させるという最高に贅たくなプログラムなのだ。今回は、「ファントム エクステンデッド ホイールベース(EWB)」「ファントムクーペ」「ファントム ドロップヘッドクーペ」、そして2台の「ゴースト」の計5台をビスポーク仕様として展示。世界中のセレブリティの視線を釘つけにすることはまちがいないだ...
ミュルザンヌ2014年モデルはさらに快適に|Bentley

ミュルザンヌ2014年モデルはさらに快適に|Bentley

Bentley Mulsanne |ベントレー ミュルザンヌミュルザンヌ 2014年モデルはさらに快適にベントレーは、フラッグシップモデル「ミュルザンヌ」の2014年モデルの仕様を発表。オプションパッケージやボディカラーを追加し、3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーにおいて公開する。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)リヤシートをさらに快適にするオプションを設定「ミュルザンヌ」は2014年モデルをもって、ビスポークグランドツアラーとしての性格をより強めることになりそうだ。あたらしく設定される「Comfort Specification」は、リヤシートのヘッドレスト、フットレストをより快適にし、クッションを追加するオプションパッケージ。ヘッドレストには調整可能なウィングサポートがつき、縦のサイズを伸長したことで、より広範囲の身長に対応するようになる。フットレストは、室内に溶けこむようにデザインされており、使わないときはフロントシートの下に格納可能。くわ...
電動ポルシェがはじまる|Porsche

電動ポルシェがはじまる|Porsche

Porsche Panamera S e-hybrid|ポルシェ パナメーラ S eハイブリッド電動ポルシェがはじまる上海モーターショーにてポルシェ「パナメーラ」が初のモデルチェンジを果たした。注目をあつめるのは、よりエコ性能をたかめ、プラグインハイブリッド化という道をとった「パナメーラ S e-hybrid」だ。今回はその「パナメーラ S e-hybrid」ついて、これを解説するワークショップに出席した河村康彦氏のリポートをお届けする。ポルシェがかんがえる、あるべきエコカーとは何か?Text by KAWAMURA Yasuhikoただのプラグイン化であるはずがない4月に開催された上海モーターショーで初公開された、マイナーチェンジを受けた「パナメーラ」。成長をつづける中国市場を強く意識しての全長とホイールベースを拡大した「エグゼクティブ」グレードの追加、および、従来の自然吸気4.8リッター8気筒エンジンに代えて開発されたツインターボ付き3.0リッター6気筒エンジンのS / 4Sグ...
7シリーズを一新|BMW

7シリーズを一新|BMW

BMW 7 series|BMW 7シリーズ最新のテクノロジーを搭載した7シリーズBMWはフラグシップモデル「7シリーズ」をマイナーチェンジ。内外装に改良を施すとともに、エンジンやトランスミッションなどに環境対応を重視する最新の技術を採用した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ラグジュアリーかつスポーティを演出今回のマイナーチェンジにともなう主な外観上の変化は、BMWの特徴であるリング型をふくめたヘッドライトがLEDに変更されたこと、キドニーグリルのフィンが12本から9本になったことが挙げられる。正面からみると、ヘッドライトの下端とキドニーグリルの頂点が一直線に並ぶのも、最近のBMWのニューモデル・モデルチェンジに共通する点だ。くわえて、フロントバンパーの形状が変わり、下半分のエプロン部分が3分割されたことも大きな変化だ。この分割された左右部分にはクロムメッキの横ラインとLEDのフォグランプが設置され、以前よりスポーティさを強調している。そのフ...
マイバッハ、第2のサブブランドとして復活|Mercedes-Benz

マイバッハ、第2のサブブランドとして復活|Mercedes-Benz

Mercedes-Maybach S 600|メルセデス・マイバッハ S 600マイバッハ、第2のサブブランドとして復活2011年にブランドの終了が宣言された「マイバッハ」が、メルセデス・ベンツのサブブランドとして復活する。「メルセデスAMG」につづく第2のサブブランドとして、個性的かつラグジュアリーなモデルをラインナップするという。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)三度産声をあげる、由緒あるプレミアムブランドダイムラーは、メルセデス・ベンツのサブブランドとして「マイバッハ」の名前を復活させる。もとは、ゴッドリープ・ダイムラーとともに最初期の自動車開発に携わったウィルヘルム・マイバッハを起源に、1920年代には超高級車を製造していた自動車メーカーの名前だ。第二次世界大戦後は縁のあるダイムラーが吸収していたが、1997年の東京モーターショーにてプロトタイプの披露とマイバッハブランドの再始動を宣言、5年後の2002年、ジュネーブモーターショーにてプ...
ファントム・シリーズII、ジュネーブでデビュー|Rolls-Royce

ファントム・シリーズII、ジュネーブでデビュー|Rolls-Royce

Rolls Royce Phantom|ロールス ロイス ファントムファントム・シリーズII ジュネーブでデビューロールス・ロイスのフラッグシップモデル、ファントム・シリーズが全面的に改良を受け、ジュネーブ国際モーターショーでデビューする。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)動力性能を高めつつ低燃費化を実現新生ロールス・ロイスのフラッグシップモデルとして2003年にデビューしたファントムは、世界中の高級車マーケットで好評を博し、その後グランドツアラーのファントム・クーペ、オープントップのファントム・ドロップヘッドクーペなどモデルラインナップを拡充してきた。このたび、そのファントムファミリーが全面的な改良を受けシリーズIIへと進化、ジュネーブ国際モーターショーで発表される。今回の改良テーマについてロールス・ロイスでは、1)現代的でありながら時代を超越したデザインのさらなる追求、2)ユーザビリティとコネクティビティを向上させる最新技術の導入、3)ドラ...
ロールス・ロイス ファントム シリーズIIで南仏を走る| ROLLS-ROYCE

ロールス・ロイス ファントム シリーズIIで南仏を走る| ROLLS-ROYCE

Rolls-Royce Phantom|ロールス・ロイス ファントムこれが世界最高級のサルーンロールス・ロイス ファントム シリーズIIで南仏を走るジュネーブ国際モーターショーにて、マイナーチェンジをうけ、シリーズIIとなってデビューした、ロールス・ロイスのフラッグシップモデル「ファントム」。ロールス・ロイスの最高級、ということは、いってみれば世界最高級のサルーンだ。その「ファントム シリーズII」の、報道陣向け試乗会が、さきごろ南仏ニースを舞台に開催された。Text by OGAWA Fumio大きく変わらない姿「時間を超越した魅力を持つクルマ」と本社の広報部長が定義するファントム。シリーズIIと対面しても、大きな変化は見つけられない。「顧客がそれを望んでいるからです。私たちがおこなった顧客を対象にしたアンケートで、多くのひとがファントムにはあまり変わってほしくない、と願っていらっしゃったので、今回は洗練性を高めることに腐心しました」戦前から現在にいたるまで、欧米の俳優やミュージ...
世界限定40台のアール・デコ コレクションが上陸|Rolls-Royce

世界限定40台のアール・デコ コレクションが上陸|Rolls-Royce

Rolls-Royce Phantom|ロールス・ロイス ファントムRolls-Royce Ghost|ロールス・ロイス ゴースト世界限定40台のアール・デコ コレクションが上陸ロールス・ロイス・モーター・カーズは、20世紀初頭に広まった装飾様式“アール・デコ”に着想を得た「ゴースト」と「ファントム」を、日本ではじめて公開した。この「アール・デコ コレクション」は、今年9月に開催されたパリモーターショーで発表されたリミテッド・エディション。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)ロールス・ロイスとアール・デコの関係ロールス・ロイスの特別モデル「アール・デコ・コレクション」がはやくも日本初上陸を果たした。全世界で限定40台が販売され、日本へは「ゴースト」が2台、「ファントム」が1台となる計3台が導入される。ヨーロッパやアメリカを中心に、1920年前後から1940年にかけ流行したデザインムーブメントとして知られるアール・デコ。19世紀末に広がった、曲線を多...
10 件