グッチ、スプツニ子!による『エイミの光るシルク』展を開催中|GUCCI

グッチ、スプツニ子!による『エイミの光るシルク』展を開催中|GUCCI

GUCCI|グッチ最新バイオテクノロジーを使用した光るドレスが登場グッチ、スプツニ子!による『エイミの光るシルク』展を開催中グッチ新宿3階イベントスペースでは5月17日(日)まで、現代美術家 スプツニ子!氏による『Tranceflora - エイミの光るシルク』展を開催中。農業生物資源研究所(生物研)とタッグを組み、最新バイオテクノロジーを使用したあたらしいファッションの可能性を提案している。Text by KUROMIYA YuzuPhoto credit Courtesy of Gucciアイコン「フローラ」を通してファッションの未来像を探るスプツニ子!氏は、カラスと交信するロボットや女性の生理を疑似体験するマシン、ハイヒール付き月面ローバーなどを発表。テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像、音楽、写真、パフォーマンス作品で注目を浴びている。最近では、バイオテクノロジーの躍進により変容していく、未来の花やファッション像を提案。2008年にクラゲやサン...
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Life is Edit. #007 ~杉本博司というリトマス試験紙~

Life is Edit. #007 ~杉本博司というリトマス試験紙~

Life is Edit.連載|〜出会いは楽し〜#007 杉本博司というリトマス試験紙ひとりのヒトとの出会いによって紡がれ、生まれる新しい”何か”。ひとつのモノによって惹きつけられ、生まれる新しい”何か”。編集者とは、まさにそんな”出会い”をつくるのが仕事。そして人生とは、まさに編集そのもの。――文章編集者、島田 明が、出会ったヒトやモノ、コトの感動を紹介します。文と写真=島田 明今回、紹介するのは現代美術界におけるスーパーアーティスト、杉本博司さん。2005年に雑誌『ブルータス』で一冊丸ごと杉本博司特集が組まれ、アート特集では異例の完売を達成。同年、六本木ヒルズの森ミュージアムで開催された回顧展では同館の来場者動員数の記録を塗り替えたことからも、杉本さんのすごさ、知名度は十二分におわかりいただけるかと思います。まさに日本が誇るアーティストなのです。そんな杉本博司さんは、私にとってはヒーロー的存在。ずっと杉本さんの作品と言動にはつねに深い感銘を受け続け、その作品にふれるたびに人生の...
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kizunaworld.org|坂本龍一の復興支援プロジェクト続報

kizunaworld.org|坂本龍一の復興支援プロジェクト続報

kizunaworld.org坂本龍一の復興支援プロジェクト続報先日弊誌でもお伝えした坂本龍一が主導する被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」。アーティストらから作品の提供を受け、得られた収益や寄付を被災地支援に充てるというものだが、イタリア人現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティによる第一弾の映像作品に引きつづき、第二弾の作品が発表された。今回の震災をテーマに書き下ろした坂本龍一の楽曲と被災地を取材するジャーナリストらの写真で構成された、映像作品だ。Text by OPENERS坂本龍一とジャーナリストたちのコラボレーション作品「kizunaworld.org」とは、坂本龍一とメディアクリエイター 平野友康が発起人となり、被災地を長期的に支援してゆくために立ち上げたプロジェクト。賛同してくれるアーティストたちとともにチャリティ作品を継続的に提供していき、それらの作品をとおしてひととひととが繋がり支援の輪が広がることを目的とする。先月、坂本龍一とイタリア人現代美術家ヴ...
kizunaworld.org|坂本龍一が提案する、あらたなニッポン復興策

kizunaworld.org|坂本龍一が提案する、あらたなニッポン復興策

kizunaworld.org坂本龍一が提案する、あらたなニッポン復興策坂本龍一氏と「skmtSocial」のパートナーでもあるメディアクリエイターの平野友康氏が、被災地の一日も早い復旧・復興を支援するためのプロジェクト「kizunaworld.org」を立ちあげた。さまざまなアーティストから作品の提供を受け得られた収益や寄付を、長期的に今回の震災被害に対する支援に役立てていこうというプロジェクトだ。Text by OPENERSアーティストの個の力を「kizunaworld.org」は、ひととひととが繋がってゆくことで支援の輪が広がることを目的とし、「プロダクションでも、レーベルでもなく、アーティスト個人の力でできることをできるかぎりかたちにしていきたい」という想いからはじまった。「一過性ではなく長期間継続できる活動にしてゆくこと」を目指し、被災地のいまに対し「目的と関心をもって支援を届けてゆく」。このプロジェクトの趣旨に賛同するアーティストたちからチャリティ作品の提供を受け、少...
kizunaworld.org|最新作は奈良美智氏の映像作品

kizunaworld.org|最新作は奈良美智氏の映像作品

Kizunaworld.org最新作は奈良美智氏の映像作品坂本龍一氏が中心となってはじまった、アーティスト作品で繋がる参加型の東日本大地震被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」(キズナワールド・ドット・オルグ)。発足以来、世界中からぞくぞくとアーティストが参加しているが、このたびあらたに提供された作品は、美術家 奈良美智氏による映像作品だ。10月11日、公開された。Text by OPENERS奈良作品の癒しが、kizunaworldにkizunaworld.orgは、坂本龍一氏とメディアプロデューサー平野友康が発起人となり、プロジェクトに賛同するアーティストたちが作品を提供、作品に対する寄付を募ることで被災地への支援の輪を継続的に広めていくことを目的としている。今回追加された映像作品は、奈良美智氏が作品を手がけるスタジオでの制作風景と作品群を映像に取りまとめたもの。「淡々と過ぎてゆく日常の断片は、こうして見てみるとかけがえのない幸せな時間なのだと実感している」と...
ART|ポップでユニークな現代アートを展示、販売するアートギャラリー、青山に誕生

ART|ポップでユニークな現代アートを展示、販売するアートギャラリー、青山に誕生

ART|ポップでユニークな現代アートを展示、販売アートギャラリー「ニューヨークギャラリー」が青山に誕生コンテンポラリーアートを中心に扱うアートギャラリー「New York Gallery(ニューヨークギャラリー)」が昨年末、青山にオープン。現在は、シェーン・ボーデンとミスター・ブレインウォッシュによるポップで独創性の高い作品が並ぶ。Text by YANAKA Tomomiもっとアートを身近に、ファッションの一部に「もっとアートを身近に、ファッションの一部となってほしい」そんな願いからオープンした「ニューヨークギャラリー」。そのコンセプトのとおり、店内には刺激を満たすポップでユニークな現代アートが展示されている。オープン間もない同ギャラリーに現在所属するアーティストはふたり。ひとり目は、英国前首相のトニー・ブレアから米雑誌『ヴォーグ』の会議室に至るまで、世界各国の著名なコレクターから愛されるオーストラリア出身、現在はカリフォルニアを拠点に活動するシェーン・ボーデン。彼の作品はギャラ...
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RAT HOLE GALLERY|綿谷 修新作展「Juvenile」

RAT HOLE GALLERY|綿谷 修新作展「Juvenile」

RAT HOLE GALLERY│ラットホールギャラリー綿谷 修新作展「Juvenile」ラットホールギャラリーでは7月23日(金)から8月25日(水)までの期間中、綿谷 修の新作による個展「Juvenile」を開催する。夏のウクライナで4000kmもの旅の果てに偶然出会ったティーンエイジャーたちを数年にわたって撮影したカラー写真約30点が展示される。Text by OPENERS“Juvenile”少年から大人へと変わるつかの間の輝き2010年3月、『CHILDHOOD』と冠した写真集を刊行した綿谷 修が、つづく本展で発表する新作「Juvenile」では、幼年期から成人期へと成長するつかの間に見てとれる少年・少女たちの複雑な表情を写し出している。大人になることを待ち焦がれながらも無邪気に川辺で遊ぶ子どもたちには、純真さ、そして闊達さといった思春期特有の振舞いと同時に、大人に眼差されていることへの自覚を見出すことができる。彼らの瞳は仲間たちとふざけ、笑いあうときも、憂いた目でまっす...
RAT HOLE GALLERY|北島敬三の新作写真展「ISOLATED PLACES」

RAT HOLE GALLERY|北島敬三の新作写真展「ISOLATED PLACES」

履歴を忘れ、行く先を見失った風景北島敬三の新作写真展「ISOLATED PLACES」写真家北島敬三氏の新作展覧会「ISOLATED PLACES」が4月6日(金)から5月13日(日)まで、南青山のRAT HOLE GALLERY(ラットホールギャラリー)で開かれる。Text by YANAKA Tomomikあたらしい写真集も刊行1970年代後半から90年代初頭にかけて、国内外の都市でストリートスナップを撮影し、81年には「NEW YORK」で木村伊兵衛賞を受賞、現在も国内外で活躍する北島氏。92年からは白いシャツ姿の人物を継続的に撮影する「PORTRAITS」と、無人の風景を撮影する「PLACES」という新シリーズをスタート、同時並行で制作を続けている。初期の「PLACES」では東京やロンドン、ニューヨーク、香港など世界の大都市が中心的な撮影地に選ばれるとともに、どの都市にも共通しているような都市風景が映し出され、都市をグローバリズムのスペクタクルとして捉えようとする作家の姿が...
ART│日本初公開「モニカ・ボンヴィチーニ」展がラットホールギャラリーで開催

ART│日本初公開「モニカ・ボンヴィチーニ」展がラットホールギャラリーで開催

多様な表現を試みながら表象のあいだにある関係を暴く日本初公開の「モニカ・ボンヴィチーニ」展ベルリンを拠点に制作するイタリア人アーティスト、モニカ・ボンヴィチーニの立体作品とドローイングによる日本初の展覧会が11月2日(金)から2013年2月3日(日)まで南青山のラットホールギャラリーで開催される。Text by YANAKA Tomomi立体やインスタレーション、平面など表現にとらわれない作品を展示1965年にイタリア・ヴェネツィアで生まれ、慣習や社会的なものの潜在的な意味に注目し、空間や権力、そしてジェンダーの関係を探求する作家として知られるモニカ・ボンヴィチーニ。1999年のヴェネツィアビエンナーレで金獅子賞を受賞したほか、今年は巨大な野外彫刻「RUN」がロンドンオリンピックのコミッションワークとして、オリンピックパークに恒久的に展示されるなど、世界的にも注目を集めるアーティストのひとりだ。その作品形態も立体、インスタレーション、写真やビデオ、紙作品とさまざまなカタチで展開。そ...
ART│ラットホールギャラリーでグレン・ライゴンによる日本初の個展を開催

ART│ラットホールギャラリーでグレン・ライゴンによる日本初の個展を開催

ART│オバマ大統領のセレクトにより、ホワイトハウスにも作品を展示ラットホールギャラリーでグレン・ライゴンによる日本初の個展を開催ニューヨークに拠点を置くアーティスト、グレン・ライゴンによる日本初の個展が3月29日(金)から6月30日(日)まで南青山のラットホールギャラリーで開催され、新作のペインティングやネオン作品、ドローイングなどが並べられる。Text by YANAKA Tomomi代表作のテキストを用いた抽象画やネオン作品を紹介© Glenn Ligon Courtesy of the artist1960年にニューヨークのブロンクスに生まれたグレン・ライゴンはペインティングやネオン、シルクスクリーン、写真、インスタレーション、ビデオなど多岐にわたるメディウムを使って制作することで知られている。なかでも1980年代後半から制作されたテキストを用いた抽象画のシリーズは代表作として名高いもの。また、近年でもオバマ大統領のセレクトにより、ホワイトハウスへの貸し出しが決まるなど、ア...
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ART│ラットホールギャラリーにてガーダー・アイダ・アイナーソンの初個展

ART│ラットホールギャラリーにてガーダー・アイダ・アイナーソンの初個展

ART|さまざまな表現方法を駆使する、世界が注目するアーティストガーダー・アイダ・アイナーソン展『I Am The Only Free Man On This Train』東京とニューヨークを拠点に活躍するアーティスト、ガーダー・アイダ・アイナーソン氏による個展『I Am The Only Free Man On This Train』が8月2日(金)から10月6日(日)まで港区南青山のラットホールギャラリーで開催される。新作のペインティングやシルクスクリーン、立体作品が発表される。Text by YANAKA Tomomi“権力と反権力”の一筋縄ではない関係性を浮かび上がらせる1976年にノルウェーで誕生したガーダー・アイダ・アイナーソン氏はペインティングや立体、コラージュ、写真、インスタレーションとさまざまな表現方法を駆使する気鋭のアーティスト。彼は、政治やポップカルチャー、サブカルチャーなどの幅広い領域からそこで機能している記号やシンボルを作品に取り込み、極端に拡大したり、一...
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ART|アブラハム・クルズヴィエイガスによる日本初個展

ART|アブラハム・クルズヴィエイガスによる日本初個展

ART│メキシコのコンセプチュアルアートの中心的アーティストアブラハム・クルズヴィエイガスによる日本初個展をラットホールギャラリーで開催メキシコ人アーティスト、アブラハム・クルズヴィエイガス(Abraham Cruzvillegas)による日本初個展『Autodestrucción5: Netsukumogamishungaseppuku』が7月4日(金)から、南青山のラットホールギャラリーでスタート。9月14日(日)まで開かれ、滞在制作により新作が発表される。Text by YANAKA Tomomi日本の伝統美術を参照にし、滞在制作により作品を発表1968年、メキシコシティに生まれ、現在もメキシコを拠点に活動しているアブラハム・クルズヴィエイガス。メキシコ国立自治大学で美術と哲学を学び、1980年代後半から1990年代にかけてメキシコシティで起こった、コンセプチュアルアートの潮流の中心的アーティストとして注目を集め、経済・社会、政治、歴史をとおしたアイデンティティや自己構築の問...
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ART FILE 35|一新したヴァン・ゴッホ美術館を訪れる|連載「世界のアート展から」

ART FILE 35|一新したヴァン・ゴッホ美術館を訪れる|連載「世界のアート展から」

ART FILE 35|オランダ・アムステルダム|ヴァン・ゴッホ美術館一新したヴァン・ゴッホ美術館を訪れる(1)昨年、大規模なリニューアルをおこなったオランダ・アムステルダムに位置する「ヴァン・ゴッホ美術館」。その全貌を探るべく、OPENERSは今年の2月に美術館を訪れ、20世紀の芸術界にもっとも影響力を及ぼした巨匠画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの名作と、彼の生涯をあらたな形で再発見した。Text by Winsome Li(OPENERS)自画像の背後に隠されたストーリーヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(以下、ゴッホ)は、芸術家として歴史に名を残したと同時に、その壮絶な人生も広く知られている。世界で一番ゴッホの作品を収蔵するヴァン・ゴッホ美術館は1973年に設立され、200点もの作品とゴッホの肉筆手紙を多数展示している。このたび一新したヴァン・ゴッホ美術館は数かずの名作のほか、彼の人生に起こったさまざまな事件や心の葛藤、そして自ら命を絶つまでの彼の生涯の出来事を、展示の一部として論...
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ART FILE 34|20世紀前半の名作アートがずらりと並ぶ『Keys to a Passion』

ART FILE 34|20世紀前半の名作アートがずらりと並ぶ『Keys to a Passion』

ART FILE 34|フランス・パリ|「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」20世紀前半の名作アートがずらりと並ぶ『Keys to a Passion』昨年10月、パリ・ブローニュの森にルイ・ヴィトンにより設立された現代アートの美術館「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」でオープニングプログラムの第3弾となる『Keys to a Passion』が開催。7月6日(月)まで開かれている。Text by YANAKA Tomomi展示方法を工夫し、より独創的な空間を実現現代アートのあらたな発信地として昨年10月に華々しくオープンした「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」。近代建築の奇才としても知られるフランク・ゲーリーが手掛ける建物にも注目が集まったことも記憶にあたらしい。4月1日からスタートした『Keys to a Passion』は、美術館の創立理念でもある「フォンダシオンの芸術活動全般への取り組み」を再認識するエキシビション。本展のために、ロシアのエルミタージュ美術館やニューヨーク近代美術...
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ART|写真家・ホンマタカシ個展「Seeing Itself-見えないものを見る」開催

ART|写真家・ホンマタカシ個展「Seeing Itself-見えないものを見る」開催

ART|太宰府天満宮アートプログラム第9弾写真家・ホンマタカシ個展「Seeing Itself-見えないものを見る」開催2006年から太宰府天満宮で展開する“太宰府天満宮アートプログラム”の第9弾となる写真家・ホンマタカシの個展「Seeing Itself-見えないものを見る」が、4月26日(日)より太宰府天満宮宝物殿で開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)ホンマ氏が「太宰府天満宮千百余年の営み」のなかに見たもの「学問の神様」菅原道真公を御祭神とし、創建の昔から変わらない天神信仰の場として、人びとが行き交い集う太宰府天満宮。“太宰府天満宮アートプログラム”は、国内外で活躍中のアーティストを招き、彼らの視点を通して映し出された、太宰府・太宰府天満宮の一面をあらたな文化として、世界へ、未来へ向けて発信している。写真家・ホンマタカシ個展「Seeing Itself-見えないものを見る」の“Seeing Itself”とは、見ること自体に着眼するホンマ氏が...
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