アート
「アート」に関する記事
ART│チケットを10名様にプレゼント!坂本龍一が総合アドバイザーに 『アートと音楽-新たな共感覚をもとめて』
ART│チケットを10名様にプレゼント!坂本龍一が総合アドバイザーを担当東京都現代美術館で『アートと音楽-新たな共感覚をもとめて』現代における音楽とアートのあたらしい関係を問いかける『アートと音楽-新たな共感覚をもとめて』が10月27日(土)から2013年2月3日(日)まで、東京都現代美術館で開催される。総合アドバイザーに坂本龍一を迎え、「見ること」と「聴くこと」が交錯するなかで生まれてくるアートは必見だ。 Text by YANAKA Tomomi 坂本龍一がふたりのアーティストとコラボレーションした新作も展示互いに密接な関係をもちながら進化してきた音楽とヴィジュアルアート。20世紀初頭には作品がさまざまな感覚を呼び起こすような総合芸術を目指したワシリー・カンディンスキーや、音楽を記号的正確さでイメージ化しようとしたパウル・クレーが登場。現代では、ひとつのコンピュータで映像、画像、音を同等にあつかう“あらたな共感覚”とも呼べる感覚をもつアーティストが出現し、多様な表現が試みられて...
伊藤嶺花×鈴木康広|スピリチュアル対談(後編)
スピリチュアル対談 Vol.15|鈴木康広伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像「自然と人とモノの“心”をつなぐ正義の味方、クリエイティブメッセンジャー」(後編)さまざまなステージで活躍するクリエイターをゲストに迎え、スピリチュアル ヒーラーの伊藤嶺花さんが、ひとが発するエネルギーを読み解くリーディングと複数の占星術を組み合わせ、クリエイターの創造力の源を鑑定。現世に直結する過去生や、秘められた可能性を解き明かし、普段は作品の陰に隠れがちでなかなかおもてに出ることのない、クリエイター“自身”の魅力に迫ります。Photographs by JAMANDFIXText by TANAKA Junko (OPENERS)第15回目のゲストは、前編で戦場の医師だったという意外な前世が明らかになった、アーティストの鈴木康広さん。後編では、“人生の相棒”であるけん玉との運命の出合いから、インスピレーションの源、鈴木さんの現世での使命についてさらにくわしく解き明かしていきます。――前世は戦場の医師だった...
ART|鈴木康広展『近所の地球』が水戸芸術館で開催中
ART|日常を驚きに満ちた存在に変えるアーティスト鈴木康広展『近所の地球』が水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催中日常のふとした発見をモチーフに、人びとの記憶を呼び覚まし共感を生み出す作品を制作しているアーティストの鈴木康広。これまでの代表作と新作を一挙に集めた展覧会が、10月19日(日)まで水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催されている。Text by WATANABE Reiko(OPENERS)自然や日常生活をモチーフに、スタイリッシュな作品に仕上げる2001 年、NHK の番組「デジタル・スタジアム」で発表した映像インスタレーション《遊具の透視法》が同番組内で最優秀賞を受賞して以来、アートやデザインなどさまざまな方面で活躍する鈴木康広(すずき・やすひろ)。2003 年に発表した《まばたきの葉》は、美術館のみならず多くのパブリックスペースで人気を博し、2009 年にアートディレクションを担当した羽田空港「空気の港」における《出発の星座》ではグッドデザイン賞を受賞。現代アートの分...
ラットホールギャラリー|荒木経惟展 「センチメンタルな旅 春の旅」
RAT HOLE GALLERY│ラットホールギャラリー荒木経惟展「センチメンタルな旅 春の旅」ラットホールギャラリーでは、6月11日(金)から7月18日(日)までの期間中、写真家 荒木経惟展「センチメンタルな旅 春の旅」を開催する。最愛の妻 “ヨーコ”の死後、彼を支えつづけた愛猫“チロ”と過ごした最後の日々を綴った80点におよぶ作品群、そこに語られるのは孤独な男のどんな言葉だろうか。Text by OPENERS「チロちゃんは春日部のおばあちゃんとこから生後4ヵ月のときにヨーコがもらった」──荒木経惟「愛しのチロ」(1990年)それから22年という長い年月、荒木のモデルをつとめた愛猫チロが2010年3月2日に他界。人間の年齢で言えば105歳という大往生だった。「あんなにオレを愛してくれた女はいない」とチロのことを話す荒木にとって、チロは早世した妻ヨーコに代わり支えとなってくれた、かけがえのない存在であった。ヨーコが亡くなってから20年、ふたたび愛するものを失う悲しみに直面した荒木...
RAT HOLE GALLERY|荒木経惟展「彼岸」ラットホールギャラリーで開催!
RAT HOLE GALLERY|ラットホールギャラリーアラーキーの最新作が約450点荒木経惟展「彼岸」荒木経惟の最新作が一堂に会す展覧会が、ラットホールギャラリーで開催される。東京の街をタクシーの窓越しに撮影したモノクロ作品、東日本大震災直後に撮影されたカラー作品、花を怪獣のフィギュアとともに撮影した作品「楽園」など、約450点が展示される。Text by YANAKA Tomomi“失った時間”に対する荒木のさまざまな想いが染みわたる作品群日本を代表する世界的な写真家 アラーキーこと荒木経惟氏の最新作品群450点あまりが一堂に会す、「彼岸」と名づけられた本展。つねに「生のなかの死」を敏感に感じとりながら、生のよろこびやノスタルジーを写真に見いだそうと試みる荒木経惟が本展で語るのは、センチメンタルな「彼岸」の世界。壁面にグリッド状に展開される約400点のキャビネ判の写真は、荒木が前立腺がん治療を受けるなか、記録的猛暑となった2010年の夏の東京をタクシーの窓越しに撮影したものだ。...
RAT HOLE GALLERY|荒木経惟展「センチメンタルな空」
空とバルコニーで愛の物語を描く荒木経惟展「センチメンタルな空」写真家 荒木経惟による個展「センチメンタルな空」が8月24日(金)から10月7日(日)まで南青山のRAT HOLE GALLERY(ラットホールギャラリー)で開催される。Text by YANAKA Tomomi個展に合わせて写真集も刊行 1990年に愛妻のヨーコが亡くなって以降、空の写真を撮影することが日課となったアラーキー。写真そのものが私小説である彼にとっては、空とは自分の心を映す鏡であり、空の写真はほかの誰のものでもない「自分の空」なのだ。映像作品「三千空(さんぜんくう)」では、自宅バルコニーから撮影された3000枚もの空がモンタージュされ、4時間にわたって大型スクリーンに投影。雲ひとつない青空、からみ合う飛行機雲、暮れゆく夕空など、表情豊かな空が見る者を包み込み、電柱や電線、家々の屋根、木々もまた荒木の“空”から切り離せない存在として表情の一部をなしている。 このほかにも、ヨーコや愛猫のチロらとさまざま...
ART|タカ・イシイギャラリーで荒木経惟『左眼ノ恋』
ART│撮りおろし作品のなかから65点を展示タカ・イシイギャラリーで荒木経惟『左眼ノ恋』写真家荒木経惟の個展『左眼ノ恋』が5月25日(月)から6月21日(土)まで、江東区清澄のタカ・イシイギャラリーで開催。数百点にも及ぶ最新の撮り下ろし作品よりセレクトされた65点を展示。Text by YANAKA Tomomiアラーキーの視界を投影した写真作品昨年10月に右眼網膜中心動脈閉塞症により、右眼の視力を失った荒木。しかし、「写真=人生」ととらえる彼は以前とは変わらない精力的なペースで写真を撮りつづけてきたという。アラーキーがかつて女性におなじポーズをさせて写真を撮るなど、敬愛する写真家エド・ヴァン・デル・エルスケンが1954年に出版した写真集『セーヌ左岸の恋』の題名にかけて名づけられ、オマージュでもある本展。荒木は撮影したポジフィルムの右部分を黒マジックで塗りつぶし、そのポジから写真をプリント。すなわち、写真はそのまま彼の左眼と右眼の世界を投影し、右側部分は翳りのある、アラーキーの視界...
ART|荒木経惟展「切真」をラットホールギャラリーで開催
ART|切り離されたポジフィルムから再構築した世界荒木経惟展『切真』をラットホールギャラリーにて開催写真家・荒木経惟による個展「切真(きりしん)」が、9月26日(金)より11月2日(日)まで、東京・南青山のラットホールギャラリーで開催。「切真」シリーズより約30点が展示される。Text by WATANABE Reiko(OPENERS)「破壊」と「再生」によって荒木氏独自の人生観を表現今年の4月~6月にかけて愛知・豊田市美術館で行われた大々的な写真展『往生写集 顔・空景・道』の興奮もいまださめやらぬなか、東京の拠点の一つとも言える、ラットホールギャラリーでの9回目となる個展「切真」が開催される。今回発表となる最新シリーズ「切真」は、撮影したポジフィルムを真っ二つに切り離し、組み合わせを変えてあらたにつなぎ合わせたポジフィルムをもとに、ふたたび写真をプリントして製作されている。昨年末に右眼の視力を失って以降に撮影された日常生活や街の風景、女性のヌード、花や人形のイメージを再構築させ...
ART|荒木経惟インスタントフィルム写真展『結界』を新スペース「AM」で開催
ART|表参道にあらたなアートスペース「AM」が誕生オープニング第一弾は荒木経惟インスタントフィルム写真展『結界』時代の風を嗅ぎ分け、地道な活動をおこなう表現者たちとのコラボレーション・プロジェクトの紹介を目的としたアートスペース「AM」が、10月16日(木)、東京・表参道にグランドオープン。そのオープニング企画として、12月15日(月)まで、写真家の荒木経惟氏によるインスタントフィルム写真展『結界』が開催される。Text by OPENERS『結界』という名のもとに、写真をとおしておこなわれる聖と俗との再編集今春まで中目黒を拠点に活動をおこなってきた「Impossible Project Space」の企画スタッフの運営により、東京・表参道にあらたにグランドオープンするアートスペース「AM」。オフィスビルのなかに突如立ち現れる洞窟のような異空間を舞台に、先陣を切って開催されるのが、写真家の荒木経惟氏によるインスタントフィルム写真展『結界』だ。「結界」とは、仏教用語で、「俗界をわか...
2015SS最新コレクション アートにインスパイアされた服|Levi's® Made & Crafted™
Levi's® Made & Crafted™|リーバイス® メイド アンド クラフテッド™2015SS最新コレクションを披露アートにインスパイアされた服; Mensリーバイス®の歴史を踏まえたデザインに、現代の革新的な高品質素材と縫製技術を取り入れたモダンライン――それが「リーバイス® メイド アンド クラフテッド™」(以下、LMC)だ。2015春夏シーズンのテーマは「アート」。色、柄、生地など、アートにインスパイアされた服が揃う。メンズ、ウィメンズのラインナップを一挙に紹介する。Photographs by JAMANDFIXStyling by TOCHIGI MasahiroText by TAKAMURA MasashiEdit by KASE Tomoshigeアートとファッションが融合したリアルクローズ「リーバイス® メイド アンド クラフテッド™」(以下、LMC)の服は、リーバイス®のなかでもオープンな発想に基づいて作られている。シーズンコンセプトに「アート...
MUSIC│アルヴァ・ノトが「複製」をテーマに制作した『xerrox vol.3』
MUSIC|「複製」をテーマにしたエレクトロニック・サウンドアルヴァ・ノトのシリーズ最新作『xerrox vol.3』坂本龍一とのコラボレーションなどで知られるドイツ人サウンド・アーティスト、アルヴァ・ノトによるシリーズ最新作『xerrox(ゼロックス) vol.3』が、4月26日(日)にリリースされる。「宇宙に向かって」という副題があたえられた本作は、ゼロックス・シリーズとしてはおよそ5年ぶりという待望の新作だ。Text by YANAKA Tomomi夢のなかで見た風景を通過した、空想の旅のようなサウンドサウンド・アーティストのアルヴァ・ノトは、1965年に東ドイツ・カールマルクスシュタットに生まれた。創造的なプロセスにたいする独自の微視的な見方を作り出すため、電子音とヴィジュアル・アートをハイブリッドし、現代美術やメディアアートといった多彩な領域を横断してきた。全5作になる予定のゼロックス・シリーズは、コピー(複製)のプロセスをもとにノトが取り組んできた作品。2007年にリリ...
グッチ、スプツニ子!による『エイミの光るシルク』展を開催中|GUCCI
GUCCI|グッチ最新バイオテクノロジーを使用した光るドレスが登場グッチ、スプツニ子!による『エイミの光るシルク』展を開催中グッチ新宿3階イベントスペースでは5月17日(日)まで、現代美術家 スプツニ子!氏による『Tranceflora - エイミの光るシルク』展を開催中。農業生物資源研究所(生物研)とタッグを組み、最新バイオテクノロジーを使用したあたらしいファッションの可能性を提案している。Text by KUROMIYA YuzuPhoto credit Courtesy of Gucciアイコン「フローラ」を通してファッションの未来像を探るスプツニ子!氏は、カラスと交信するロボットや女性の生理を疑似体験するマシン、ハイヒール付き月面ローバーなどを発表。テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像、音楽、写真、パフォーマンス作品で注目を浴びている。最近では、バイオテクノロジーの躍進により変容していく、未来の花やファッション像を提案。2008年にクラゲやサン...
Life is Edit. #007 ~杉本博司というリトマス試験紙~
Life is Edit.連載|〜出会いは楽し〜#007 杉本博司というリトマス試験紙ひとりのヒトとの出会いによって紡がれ、生まれる新しい”何か”。ひとつのモノによって惹きつけられ、生まれる新しい”何か”。編集者とは、まさにそんな”出会い”をつくるのが仕事。そして人生とは、まさに編集そのもの。――文章編集者、島田 明が、出会ったヒトやモノ、コトの感動を紹介します。文と写真=島田 明今回、紹介するのは現代美術界におけるスーパーアーティスト、杉本博司さん。2005年に雑誌『ブルータス』で一冊丸ごと杉本博司特集が組まれ、アート特集では異例の完売を達成。同年、六本木ヒルズの森ミュージアムで開催された回顧展では同館の来場者動員数の記録を塗り替えたことからも、杉本さんのすごさ、知名度は十二分におわかりいただけるかと思います。まさに日本が誇るアーティストなのです。そんな杉本博司さんは、私にとってはヒーロー的存在。ずっと杉本さんの作品と言動にはつねに深い感銘を受け続け、その作品にふれるたびに人生の...
kizunaworld.org|坂本龍一の復興支援プロジェクト続報
kizunaworld.org坂本龍一の復興支援プロジェクト続報先日弊誌でもお伝えした坂本龍一が主導する被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」。アーティストらから作品の提供を受け、得られた収益や寄付を被災地支援に充てるというものだが、イタリア人現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティによる第一弾の映像作品に引きつづき、第二弾の作品が発表された。今回の震災をテーマに書き下ろした坂本龍一の楽曲と被災地を取材するジャーナリストらの写真で構成された、映像作品だ。Text by OPENERS坂本龍一とジャーナリストたちのコラボレーション作品「kizunaworld.org」とは、坂本龍一とメディアクリエイター 平野友康が発起人となり、被災地を長期的に支援してゆくために立ち上げたプロジェクト。賛同してくれるアーティストたちとともにチャリティ作品を継続的に提供していき、それらの作品をとおしてひととひととが繋がり支援の輪が広がることを目的とする。先月、坂本龍一とイタリア人現代美術家ヴ...
kizunaworld.org|坂本龍一が提案する、あらたなニッポン復興策
kizunaworld.org坂本龍一が提案する、あらたなニッポン復興策坂本龍一氏と「skmtSocial」のパートナーでもあるメディアクリエイターの平野友康氏が、被災地の一日も早い復旧・復興を支援するためのプロジェクト「kizunaworld.org」を立ちあげた。さまざまなアーティストから作品の提供を受け得られた収益や寄付を、長期的に今回の震災被害に対する支援に役立てていこうというプロジェクトだ。Text by OPENERSアーティストの個の力を「kizunaworld.org」は、ひととひととが繋がってゆくことで支援の輪が広がることを目的とし、「プロダクションでも、レーベルでもなく、アーティスト個人の力でできることをできるかぎりかたちにしていきたい」という想いからはじまった。「一過性ではなく長期間継続できる活動にしてゆくこと」を目指し、被災地のいまに対し「目的と関心をもって支援を届けてゆく」。このプロジェクトの趣旨に賛同するアーティストたちからチャリティ作品の提供を受け、少...