Chapter 6 ファビオ ボレッリ社長インタビュー

Chapter 6 ファビオ ボレッリ社長インタビュー

Chapter 6 ファビオ ボレッリ社長インタビュー『LUIGI BORRELLI』のライフスタイルを発信していく拠点ですルイジ ボレッリ 六本木ヒルズ店のオープンに際して、ナポリから社長のFabio Borrelli氏と商品部長のAntonella Ricevutiさんらが来日。今回のルイジ ボレッリ特集の完結として、ファビオ・ボレッリ氏にお話をうかがった。Photo by Jamandfixすべてのアイテムに注力していきたい──ルイジ ボレッリ 六本木ヒルズ店のオープンおめでとうございますFabio Borrelli 六本木という日本でも有数の洗練された街にオープンできたことをうれしく思います。ミラノ店にちかい内装も気に入っているし、商品をよりよく見ていただける店に仕上がりました。今後はドバイなどにもオープンさせる予定です。──お客さまにいちばん見ていただきたい商品は?Fabio Borrelli とくに見ていただきたいのは、スーツ、ジャケット、トラウザーズですね。これまで日...
Chapter 5 ルイジ ボレッリ六本木ヒルズ店のすべて

Chapter 5 ルイジ ボレッリ六本木ヒルズ店のすべて

Chapter 5 ルイジ ボレッリ六本木ヒルズ店のすべて自宅のドレッサーのように使いたい店の魅力3月7日(金)に待望のオープンを迎えたルイジ ボレッリ 六本木ヒルズ店は、ファーストレンジの『LUIGI BORRELLI』はもちろん、注目のハイ・カジュアルライン「ラグジュアリー ヴィンテージ」もそろえた日本の旗艦店。こんかいは、世界基準の内装を備えた店内をじっくりご覧いただこう。Photo by Jamandfixドレスの奥深さからカジュアルの愉しみまで、フルラインナップ“いい服を着ると、からだがよろこぶ”。素肌に着るシャツは、生地のなめらかさや、手縫いによる当たりの柔らかさがダイレクトに伝わってきて、まさに、パジャマのように気持ちよく過ごせる着心地に魅せられる。スーツ、ジャケット、パンツもまさにナポリの男のスタンダードにして、インターナショナル・ラグジュアリー。タイトフィットが主流のシルエットに極端に走ることのない贅たくな着用感は、最高を着ることの優越感をもたらしてくれよう。日本...
Chapter 3 Store ルイジ ボレッリ 六本木ヒルズ店オープン速報

Chapter 3 Store ルイジ ボレッリ 六本木ヒルズ店オープン速報

Chapter 3 ルイジ ボレッリ 六本木ヒルズ店オープン速報!ルイジ ボレッリの日本初直営店が誕生六本木ヒルズの中心を突き抜けるメインストリート、六本木けやき坂通りに、「ルイジ ボレッリ 六本木ヒルズ店」が本日、3月7日(金)オープン。ナポリの名門ブランド「LUIGI BORRELLI」の日本におけるフラッグシップストアが誕生した。Photo by Jamandfix世界で10番目の最新直営店がオープン!ルイジ ボレッリのホームタウンであるナポリ、カプリ、ミラノ、ローマ、フォルテ・ディ・マルミ(以上イタリア)、ニューヨーク、マイアミ、ボストン、サンフランシスコに続く10店舗目の直営店であり、日本の旗艦店となる「ルイジ ボレッリ 六本木ヒルズ店」がオープンした。ルイジ ボレッリ 六本木ヒルズ店のスタッフファーストレンジ『LUIGI BORRELLI』のジャケット、パンツ、シャツはもちろん、前回“Chapter 2”で紹介したハイ・カジュアルライン「ラグジュアリー ヴィンテージ」の...
Chapter 4 Interview ルイジ ボレッリ、その魅力を語る 『SEVENSEAS』秋山 都さん

Chapter 4 Interview ルイジ ボレッリ、その魅力を語る 『SEVENSEAS』秋山 都さん

布のなかでからだが気持ちよく動く感覚は、最高のリュクスです雑誌『SEVENSEAS』編集長 秋山 都さん富裕層をターゲットとして、美しいビジュアルとセギュメントされた情報で、ハイクラスなライフスタイルを紹介する雑誌『SEVENSEAS』。“日常の延長としての旅”を軸に、アグレッシブに世界を渡っていく人のためのハイパーリュクス・マガジンである。現在発売中の4月号の特集は「つくりと素材を極めた“贅沢仕立て”の奥義」。富裕層とファッションの最新の関係をみつめた秋山 都編集長に、ルイジ ボレッリの魅力をきく。Photo by Jamandfixもっともラグジュアリーな服とはなにか今回、4月号のファッション特集のために、ドバイやロシア、インドなどの富裕層にワードローブインタビューを行ったのですが、男性はスーツ、シャツ、靴など、オーダーメイドに行きつくことを実感しました。着ることの豊かさを突きつめていくと、「素材の良さ」、「仕立ての良さ」という2つのキーワードなんですね。それを合わせると、ブラ...
Chapter 4 Interview ルイジ ボレッリ、その魅力を語る ビームス 中村達也さん

Chapter 4 Interview ルイジ ボレッリ、その魅力を語る ビームス 中村達也さん

生地、衿型、サイジングに、時代性を反映することのできる老舗ビームス メンズ統括部 部長・クリエイティブディレクター 中村達也さん日本にルイジ ボレッリが入りはじめた17、8年前からシャツを扱っているビームス。最近はジャケットなどの重衣料も買い付けし、大人のお客さまが多いビームス丸の内店にはシャツ、ネクタイ、ジャケットがそろう。13年前に初めてルイジ ボレッリのファクトリーを訪れた際に、「“南”のシャツでは一番いいものをつくっている」と誇らしげに言われたことを覚えているというビームスの中村達也さんが、ルイジ ボレッリの魅力をひも解く。Photo by Jamandfix世界一の生産地、イタリアで進化し続けるルイジ ボレッリナポリは小さな工場がたくさんある町で、ハンドメイドの技術力があり、ずっと変わらずクラシックなものをつくり続けているところはたくさんあります。その中でもルイジ ボレッリが優れているのは、エクスクルーシヴでユニークな生地を豊富にもち、衿型のバリエーションがあって、ボディ...
Chapter 1 History 「ルイジ ボレッリ」は100年輝く

Chapter 1 History 「ルイジ ボレッリ」は100年輝く

Chapter 1 「ルイジ ボレッリ」は100年輝くアンナ、ルイジ、ファビオ、三代物語イタリアを代表するハイクオリティ・メンズブランド「ルイジ ボレッリ」の歴史をひもとくと、ナポリにおいて1957年にシャツメーカーとして創業したというのが有名だが、じつはその50余年前にひとりの女性が仕立てたシャツから物語ははじまる。シャツづくりに人生を捧げる1904年、アンナ ボレッリは、ヴェスーヴィオ(日本ではベスビオ火山として有名)の麓、サンセバスティアーノにある自宅で、近所の人たちのためにシャツを仕立てた。ここから、ボレッリ家の歴史がはじまる。アンナの仕立てるシャツは瞬く間に評判となり、ナポリのしゃれ者たちがこぞって袖を通すようになった。1918年、アンナはアトリエを構え、シャツづくりに人生を捧げるようになる。これを継いだのが、アンナの息子、ルイジである。ルイジ ボレッリ氏ルイジは、1957年、「ルイジ ボレッリ」と名乗るシャツメーカーを創業させる。“カミチュリア・ナポレターナ”(ナポリの...
Chapter 4 Interview ルイジ ボレッリ、その魅力を語る

Chapter 4 Interview ルイジ ボレッリ、その魅力を語る

Chapter 4 ルイジ ボレッリ、その魅力を語る上質なラグジュアリー感を着る喜びへと高めるルイジ ボレッリの卓越した技と品格。その愛すべき魅力を、雑誌『SEVENSEAS』編集長の秋山 都さん、伊勢丹バイヤーの五十嵐賢さん、ビームス クリエイティブディレクターの中村達也さんに聞いてみた。ビームス メンズ統括部 部長・クリエイティブディレクター中村達也さん 日本にルイジ ボレッリが入りはじめた17、8年前からシャツを扱っているビームス。最近はジャケットなどの重衣料も買い付けし、大人のお客さまが多いビームス丸の内店にはシャツ、ネクタイ、ジャケットがそろう。13年前に初めてルイジ ボレッリのファクトリーを訪れた際に、「“南”のシャツでは一番いいものをつくっている」と誇らしげに言われたことを覚えているというビームスの中村達也さんが、ルイジ ボレッリの魅力をひも解く。雑誌『SEVENSEAS』編集長秋山 都さん富裕層をターゲットとして、美しいビジュアルとセギュメントされた情報で、ハイクラ...
Chapter 2 Products ルイジ ボレッリ 春夏コレクション

Chapter 2 Products ルイジ ボレッリ 春夏コレクション

Chapter 2 ナポリの男に、あこがれて……ルイジ ボレッリ 春夏コレクションナポリの太陽と、海と、空によく似合う、ルイジ ボレッリのトータルコーディネイト。定評あるシャツはもちろん、ハイ・カジュアルライン「ラグジュアリー ヴィンテージ」まで、最新コレクションをご紹介。Photo by Jamandfixよりパーソナルな美しいスタイリングへの挑戦ナポリ伝統のテーラーの正統性と高い美意識、最良の素材とエレガントなデザイン・ディテールが見事に合致して生み出されるのは、着る人を魅了してやまない着心地の良さ。メンズ・テーラードの最高峰に位置するファーストライン「ルイジ ボレッリ」に加えて、今春夏コレクションで注目すべきは、ハイ・カジュアルラインの「ラグジュアリー ヴィンテージ(LV)」ラインだ。ドレススタイルとカジュアルスタイルの境界線がオーバーラップする現在、この「ラグジュアリー ヴィンテージ」では、崩したドレスではなく、「品=品質・品格」はそのままに、男たちが自由に着こなしを愉しめ...
東京、南青山某所に集う ファッションの手練たち

東京、南青山某所に集う ファッションの手練たち

Liquor,woman&tears 小木基史×大久保篤志ファッションの手練、東京南青山に集うスタイリスト界の重鎮、大久保篤志さんと、Liquor,woman&tears(リカー、ウーマン&ティアーズ)の小木基史さんが、東京南青山にある同ブランドのショップで語り合った、スーツスタイルの最も旬なカタチとは?写真=山下亮一デイリースーツのススメユナイテッドアローズのグループであるということが、ある意味で意外な気もする異色の存在、「Liquor, woman & tears」。かなりくせのあるブランド構成ながら、熱狂的な支持者を多くもつこのショップは、そのセレクションの妙に業界内部からも注目を集めている。そしてその一翼を担っているのが、スタイリスト大久保篤志さんが手がける気鋭のブランド、「The Stylist Japan®」。世代を超えて通じあう大久保さんとLiquor, woman & tearsのディレクター小木基史さんが語り合う「スーツ」にまつわる...
南伊、カプリ島からの香り──カルトゥージア(1)

南伊、カプリ島からの香り──カルトゥージア(1)

カルトゥージア──レモンの梢を駆け抜ける薫風(1)イタリア国内でさえ入手困難だった幻の香り、カルトゥージア。生産量も少ないこの香水を日本で取り扱っている、ロゼストの五十嵐太一さんにその魅力について聞いた。Photo by Jamandfixカプリの秘宝との出会いいちばん最初に名前を聞いたのは、ナポリのあるサルトからでした。イタリア人って“いいにおい”がするんですよね。たとえおじいちゃんだとしても。あれは何でなんでしょう。不思議ですよね。皆いろんなにおいがするけど、“くさい”ひとはひとりもいない気がします。それにしても、もう10年くらいは前のことです。当時の日本では香水というものはまだ大きなブランドが手がけるもの、という認識が大勢で、私たちはそこから選ぶだけというのが一般的でした。でも、カルトゥージアはそういうものとは明らかにちがう、異質な香り──匂いというよりは香り──でした。「これは何だ!?」と思って、いろいろ訊ねてみると、すごく古い、もともとの起源でいうと何百年も前のレシピをも...
南伊、カプリ島からの香り──カルトゥージア(2)

南伊、カプリ島からの香り──カルトゥージア(2)

カルトゥージア──レモンの梢を駆け抜ける薫風(2)カルトゥージアを取り扱うロゼストの五十嵐太一さんにうかがう後編。イタリアの地域性、なかでも“なぜ南イタリアが素晴らしいのか”について──Photo by Jamandfixナポリは大阪、ミラノは東京?基本的に“南”の人はにおうんですよね。においというか香りですけど。“北”の人たちは、僕にはあまり気にならない。南の人たちはそれぞれに個性的な香りがあるんですよ。そして、彼らは装うということにすごく貪欲です。南のほうがストレートに自分を表現する──そういうことに長けているという気がします。ポケットチーフの挿し方ひとつとっても、南はあえて派手に見えるように挿しています。それに対して北は控えめ。挿さない人もいるくらいです。シャツの柄にしてもそうですね。南に行くほど派手な色になります。陽射しがちがうので派手な色が映える、ということもあるんでしょうけれど。洗練という点では、正直なところミラノでしょう。ただ装うということでは、本能的な欲望としての“...
眼鏡デザイナー、アンヌ・バレンタインインタビュー(2)

眼鏡デザイナー、アンヌ・バレンタインインタビュー(2)

「メガネの色、質感のすべてがメッセージです」眼鏡デザイナー、アンヌ・バレンタインインタビュー(2)1980年に南フランスの古都トゥールーズに眼鏡店を開き、84年には自店のコレクションをつくり始めたアンヌ・バレンタインさん。「自分たちが楽しむためには自分でつくるしかない」とはじめたコレクションは、つねに新しいメッセージを発している。彼女が語る、ブランドのフィロソフィーとは?photo by Jamandfix服や靴、バッグとおなじように、憧れるメガネにしたい──1984年にコレクションをスタートさせて変わった部分はありますかしあわせなことに、変わった点はあります。デザインは変わって、私自身も変わっています。でもフィロソフィーは変わってはいけないもの。フィロソフィーは変わっていませんから、もしメガネじゃなくて、時計やオブジェづくりと出会っていたらそれをしていたでしょう。でも私の興味はメガネと出会った。仕事にするなら徹底して考えます。──アンヌさんにとっての「フィロソフィー」とは?それは...
ジョン ロブのビスポーク詳細レポート

ジョン ロブのビスポーク詳細レポート

JOHN LOBB BESPOKE主張のある美しいビスポークジョン ロブ丸の内店で行われたビスポークオーダー会に、ユナイテッドアローズ会長の重松 理さんが“トライオン(フィッティング)”に来られるときいて、取材と撮影をさせていただいた。フランスから仮縫い状態の靴をもってきたのは、フランソワ・マドニーニさん。完成品とおなじ革でつくった靴を、専用カッターでカットしてフィッティングしていく。やはり、世界でいちばん贅たくなオーダー靴だ。Text by OPENERSPhoto by Jamandfix削る、絞りあげる、伸ばすのミリ単位の攻防戦オウプナーズの名物連載のひとつである重松 理さんの「足跡」─私が愛した靴を語る─を読むほどに、重松さんの理想とする靴のスタイルがわかってくる。とくに連載の「1足目」に書かれているように、幅が狭く非常に細く、ロングノーズの貴族的な靴。重松さんに会って話をきいても、その理想はぶれることがない。今回のジョン ロブのビスポークオーダーには、その理想とする靴を見...
All about LUIGI BORRELLI 愛すべきルイジ ボレッリ

All about LUIGI BORRELLI 愛すべきルイジ ボレッリ

イタリアはナポリにて1957年に創業した「LUIGI BORRELLI」(ルイジ ボレッリ)。熟練した職人の手仕事が冴えるシャツはとくに世界に名高く、二代目のファビオ ボレッリによって、トータルブランドへと成長をとげている。2008年3月7日、六本木ヒルズの中心を突き抜けるメインストリート・六本木けやき坂通りに、ナポリ本店を訪れたような、「LUIGI BORRELLI」のすべてを体感できるトータル・ラグジュアリーブランドショップ「LUIGI BORRELLI六本木ヒルズ店」がオープンする。オウプナーズでは、ナポリの名門ブランド「LUIGI BORRELLI」の魅力のすべてに迫ってみた。メイド・イン・イタリーではなく「Made in Napoli」という誇り。伝統の技術と並び称される、良質な素材選びと独特な色彩使いで、雑貨にいたるまで幅広いアイテムを展開するルイジ ボレッリ。その歴史をひもとく第1回。(2008.02.25)ナポリの太陽と、海と、空によく似合う、ルイジ ボレッリのトー...
Chapter 4 Interview ルイジ ボレッリ、その魅力を語る 伊勢丹 五十嵐 賢さん

Chapter 4 Interview ルイジ ボレッリ、その魅力を語る 伊勢丹 五十嵐 賢さん

シャツの本質を突きつめていくと、ルイジ ボレッリに行きつく伊勢丹 MD統括部 紳士第一営業部 ワイシャツ、ネクタイバイヤー五十嵐 賢さん2003年に伊勢丹メンズ館としてリモデルして、1階で好調なセールを続けているのが「シャツ&ネクタイコーナー」。ルイジ ボレッリのシャツとネクタイも、伊勢丹別注商品を含めてバリエーションが幅広くそろう。リモデルの際に「何度もアプローチして導入することができました」と語る、担当バイヤー五十嵐 賢さんに、ルイジ ボレッリの魅力を聞く。photo by Jamandfix本質を追求しているブランドとの取り組みを強化2003年のリモデル以前から、メンズスタイルの重要なアイテムである靴やネクタイでは、ブランドにとらわれないで、本物・上質を提示している商品が多くの顧客に受け入れられていました。その状況をふまえてのリモデルでは、シャツ、ネクタイ、靴、バッグなどで、本質を追求しているブランドとの取り組みを強化。シャツとネクタイは1階に大きなコーナーを設けることで、ス...
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