MERCEDES-BENZ
自動車の歴史をひもとくとき、その先駆者として辿りつくのがゴットリープ・ダイムラーとカーツ・ベンツというふたりのドイツ人だ。1885年から86年にかけて、このふたりが別々にガソリン自動車を生みだし、クルマ社会の礎を築いたことは、いまさら説明するまでもない。それぞれが興した自動車会社はライバルと目されていた時期もあったが、第一次世界大戦後の不況を乗り切るために手を結び、1926年に合併によってダイムラー・ベンツ社が設立されている。 製品に与えられるメルセデスの名は、ダイムラーの顧客であったエミール・イェリネックが、ドイツ国外での販売を引き受けるかわりに長女の名前をつけさせたのがはじまりで、1902年にはダイムラー社により商標登録されている。 こうして生まれた、メルセデス、そして、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は、その後もセーフティパッセンジャーセル、エアバッグ、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、ナイトビューといった最新技術を積極的に導入するなど、自動車発展の牽引役として常に時代の先頭を走り続けているのだ。
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Mercedes-Benz GLC 220d 4MATIC Laureus Editionメルセデス・ベンツ GLC 220d 4マティック ローレウス エディション「GLC」に特別仕様車「ローレウス エディション」メルセデス・ベンツ日本は5月23日(木)、ミドルサイズSUV「GLC」の特別仕様車「GLC 220 d 4MATIC ローレウス エディション」を発表。360台限定で販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi通常にないボディカラーの選択も可能多くのブランドを擁するリシュモン社とダイムラーが共同で2000年に設立したローレウス財団。スポーツの力を通じて社会貢献し、世界中の子どもたちに希望と前向きな姿勢を与える活動をしているという。そんな“ローレウス”の名を冠した特別仕様車が「GLC」に設定された。「GLC」は「Cクラス」をベースにし、2016年に日本上陸したミドルサイズSUV。現在はディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、PHVの3種類のパワートレインが設定...