よりSUVらしさを強調するデザインに──GLC、GLCクーペがエクステリアを刷新するマイナーチェンジを実施| Mercedes Benz
CAR / NEWS
2019年10月8日

よりSUVらしさを強調するデザインに──GLC、GLCクーペがエクステリアを刷新するマイナーチェンジを実施| Mercedes Benz

Mercedes Benz GLC|メルセデス・ベンツ GLC

Mercedes Benz GLC Coupe|メルセデス・ベンツ GLC クーペ

よりSUVらしさを強調するデザインに──GLC、GLCクーペがエクステリアを刷新するマイナーチェンジを実施

メルセデス・ベンツ日本は10月3日(木)、ミドルサイズSUV「GLC」と「GLCクーペ」をマイナーチェンジし、受注を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載

CクラスをベースにしたSUV「GLC」と、クーペスタイルの「GLCクーペ」がマイナーチェンジを迎え、内外装を一新した。
エクステリアは、フロントのクローム仕上げのアンダーガード2本とパワードームを備えたボンネットがSUVとしての存在感とパワーを表現。ラジエーターグリル内に特徴的なツインルーバーデザインが装備されSUVらしさを強調する。
リアまわりもバンパーとエグゾーストエンドとともに、フルLEDリアコンビネーションランプもデザインを変更。メルセデス・ベンツSUVの新シグネチャーであるブロックデザインが与えられた。
インテリアはキープコンセプトながら10.25インチのワイドディスプレイを装備。ステアリングホイールは、Sクラスと同じデザインが採用され、手を放さずにナビゲーションの操作や車両の設定を行えるタッチコントロールボタンなどを装備し、操作性も向上。対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を備え、「ハイ、メルセデス」をキーワードに起動する。
パワートレインは、「GLC 220d 4MATIC」にEクラスにも搭載されている最高出力134kW(194ps)、最大トルク400Nmの2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを採用。「GLC 300 4MATIC」には、2.0リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載した。これまでの「GLC 250 4MATICスポーツ」と比較して最高出力は35kW(47ps)向上し、190kW(258ps)に。最大トルクは20Nmアップし、370Nmを発生させる。トランスミッションはいずれも9段ATとなる。
さらに、メルセデスAMGが専用開発したV6エンジンと四輪駆動システムを搭載する「メルセデスAMG 43シリーズ」と「メルセデスAMG 63シリーズ」もラインアップ。「メルセデスAMG 43シリーズ」は、ターボの大型化と制御の改良により、3.0リッターV6直噴ツインターボエンジンが17kW(23ps)高出力化し287kW(390ps)を発生。また、43シリーズとして初めて縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエーターグリルを採用した。
「メルセデスAMG 63シリーズ」は以前からの縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエーターグリルを装備。63シリーズの中でもハイパフォーマンスとなるSモデルにはステアリングホイールから手を放さずに走行モードを変更できる「AMGドライブコントロールスイッチ」が与えられた。
いずれのモデルでも安全装備も充実。「Cクラス」や「Sクラス」と同等の最新世代の運転システムが標準装備され、新たに「アクティブブレーキアシスト」も加えられた。
デリバリーはAMG各モデルが今年の12月ごろ、そのほかのモデルは11月ごろからが予定されている。価格はGLCで「220d 4MATIC」が690万円、「300 4MATIC」が775万円、「AMG GLC 43 4MATIC」が948万円、4.0リッターV8直噴ツインターボエンジンの「AMG 63 4MATIC+」は1,313万円、「AMG GLC 63 S 4MATIC+」は1,487万円となる。
クーペスタイルのGLCクーペは「220d 4MATIC」が721万円、「300 4MATIC」が807万円、「AMG GLC 43 4MATIC」が980万円、「AMG GLC 63 4MATIC+」が1,344万円、「AMG GLC 63 Ş 4MATIC+」が1,519万円だ。
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