Aクラスに初のセダンが登場|Mercedes-Benz
CAR / NEWS
2019年7月26日

Aクラスに初のセダンが登場|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz A Class Sedan|メルセデス・ベンツ Aクラス セダン

Aクラスに初のセダンが登場

メルセデス・ベンツ日本は7月22日(月)、コンパクトセダン「Aクラスセダン」を発表し、受注を開始した。また発表記念特別仕様車「A 250 4MATICセダン エディション」も250台限定で設定された。

Text by YANAKA Tomomi

「ハイ、メルセデス」で起動する「MBUX」を搭載

メルセデス・ベンツ「Aクラス」や「Bクラス」などに使用している前輪駆動シャシーをベースにした初のコンパクトセダン、「Aクラス セダン」が発表された。

ラインアップは最高出力100kW(136ps)、最大トルク200Nmを発生する1.4リッター直列4気筒ターボエンジンの「A 180セダン」「A 180 スタイル セダン」と、最高出力165kw(224ps)、最大トルク350Nmの2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに四輪駆動システム「4MATIC」を組み合わせた「A 250 4MATIC」が用意される。

エクステリアは、「Sensual Purity(官能的純粋)」というメルセデス・ベンツの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減したデザインを採用。ワイド&ローでスポーティなボディは空力性能にも優れ、Cd値0.22を達成した。

インテリアはコンパクトハッチバック「Aクラス」の基本的デザインを踏襲。新たにワイド スクリーン ディスプレイがダッシュボード上部に設置され、横方向のワイドさを強調するデザインとなった。

また、前後のオーバーハングを切り詰め、ホイールベースを長くとることで室内長を確保。トランクスペースは420リッターを確保し、大人4人が快適に過ごすことができるとメルセデス・ベンツでは謳う。

インフォテイメントでは、人工知能による学習機能でユーザーに合わせた個別対応能力を備えるMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を搭載。「ハイ、メルセデス」で起動するボイスコントロールでは、目的地の入力や電話通話、音楽選択、メッセージ入力や読み上げ、気象情報にくわえ、各種ヒーターや照明などにも対応する。

さらにスマートフォンのコネクティビティ関連機能も拡張。携帯電話を無線充電する「ワイヤレスチャージング機能」を前席に全車標準装備した。
安全装備ではフラッグシップモデル「Sクラス」と同等のシステムをオプションとして設定。自動緊急ブレーキによる被害軽減ブレーキや車線維持機能、死角の車両との衝突回避を支援する機能などが備えられた。

今回、Aクラス セダンが登場するのに合わせ、発表記念特別仕様車「A 250 4MATIC セダン エディション1」も250台限定で設定。ボディカラーにポーラー ホワイトを採用し、コッパー アクセント入りダイヤモンド グリルや専用のコッパー アクセントの入った19インチAMGマルチスポーク アルミホイール、フロントフェンダーには専用の「Edition」を示すバッジを装着。インテリアでもコッパー ステッチがあしらわれた特別感のあるデザインとなる。

また安全運転システム「レーダー セーフティ パッケージ」「ナビゲーションパ ッケージ」、360度カメラシステム、ヘッドアップ ディスプレイなども含まれる「アドバンスド パッケージ」も標準で盛り込まれた。

価格はA180セダンが344万円、A180スタイル セダンが386万円、A250 4MATICセダンが476万円、特別仕様車の「A 250 4MATICセダン エディション1」が582万円となる。デリバリーはA250 4MATICセダンが今年9月ごろ、A180セダンとA180スタイル セダンは年末ごろとなる予定だ。
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