祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.30 カン・ドンウォンさん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.30 カン・ドンウォンさん

Page. 1スラリとした長身に、凛とした佇まいとクールな眼差し。今回の編集大魔王対談には、現在公開中の新作映画の先行上映&舞台挨拶のため来日した俳優のカン・ドンウォンさんが登場。撮影やプライベートでも親交のある二人だけに、対談はリラックスしたムードでスタートした。まずは、大ヒット中の新作の話題から…Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by NAGATOMO YoshiyukiHair by TSUKUI Hiro(Perle Management)Text by HATAKEYAMA Satokoスリルと興奮の追跡劇、最新作「MASTER/マスター」祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 公開中の映画「MASTER/マスター」観ました。スリリングなストーリー展開に加えてテンポも良く、時間が経つのを忘れてしまうほど面白かったです。捜査官役は初めてということですが、演じてみてどうでしたか。カン・ドンウォン(以下、ドンウォン) キム捜査官という役...
国際派の韓流スター、イ・ビョンホンが極悪人に扮した『MASTER/マスター』|MOVIE

国際派の韓流スター、イ・ビョンホンが極悪人に扮した『MASTER/マスター』|MOVIE

MOVIE|実話を基に韓国犯罪史上最大の金融投資詐欺事件の全貌を暴く究極のノンストップ・クライムアクション・エンターテインメント!国際派の韓流スター、イ・ビョンホンが極悪人に扮した『MASTER/マスター』ネットワークビジネス詐欺で庶民から大金を巻き上げ、海外逃亡したカリスマ詐欺師 VS 敏腕捜査官&天才ハッカーコンビのスリリングな攻防戦を壮絶な肉体バトル+ガンアクション+カーチェイスでダイナミックに描いた追跡劇『MASTER/マスター』が、11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほかにて全国ロードショーされた。Text by KIKKA Yoko体を張って知能犯罪捜査官を熱演したカン・ドンウォンが来日!『監視者たち』で知られる俊英監督チョ・ウィソクが、韓国中を震撼させた“チョ・ヒパル詐欺事件”に着想を得てメガホンをとり、「詐欺」「マルチ商法」「贈収賄」「汚職」等、現代社会が抱える闇に鋭く切り込んだ本作は、後半の舞台となるフィリピンでも大規模ロケを敢行した注目作だ。天性の口のう...
『スノーピアサー』ポン・ジュノ監督、来日記念インタビュー|INTERVIEW

『スノーピアサー』ポン・ジュノ監督、来日記念インタビュー|INTERVIEW

INTERVIEW|世界が羨望する映像作家の最新作!『スノーピアサー』ポン・ジュノ監督 来日記念インタビュー(1)いまや、最新作が最も待たれる映像作家のひとり、ポン・ジュノ監督。その才能は、ジャンルはもちろん、題材や製作国、作品の規模を選ばない。それを証明して見せたのが、最新作となるSF大作『スノーピアサー』だ。その魅力を探るべく、来日した監督に話を聞いた。Photographs (portrait) by SUZUKI KentaText by MAKIGUCHI June舞台は氷河期に突入した2031年の地球フランスの名作コミック『Le Transperceneige』を原作とした本作は、自身初の全編英語劇となる。製作は、やはり韓国映画界を代表する世界的な監督パク・チャヌク(『オールド・ボーイ』『イノセント・ガーデン』。主要キャストに、自ら無名俳優にまじってオーディションにやってきたクリス・エヴァンス、監督のファンだというティルダ・スウィントン、ポン監督の『母なる証明』に心を動...
『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督インタビュー|INTERVIEW

『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督インタビュー|INTERVIEW

INTERVIEW|『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督インタビュー(1)カンヌ映画祭で審査員特別大賞を受賞した『オールド・ボーイ』のほか、『JSA』など、タブーを恐れない作風で、韓国のみならず世界的な評価を獲得しているパク・チャヌク監督。5月31日(金)から公開となる最新作は、初のハリウッド進出も同時に果たした『イノセント・ガーデン』だ。主人公は18歳になったばかりの少女、インディア。交通事故で突然、父が亡くなり、ソリの合わない母との生活がはじまろうとするとき、見知らぬ叔父、チャーリーが彼女の前に現れる。物語が進むにつれて明かされる真実とは──? 観る者、誰もが衝撃を受ける、この映画に込めた想いを、パク監督本人に聞いた。Text by TASHIRO ItaruPhotographs (portrait) by KAMIYAMA Yosuke映像美と作り込んだディテール作品を観て、まず驚くのは圧倒的な映像の美しさ。主要な登場人物はインディアをはじめとする3人で、舞台も、彼ら...
MOVIE|上流階級の豪華邸宅で繰り広げられる愛憎劇『ハウスメイド』

MOVIE|上流階級の豪華邸宅で繰り広げられる愛憎劇『ハウスメイド』

上流階級の豪華邸宅で繰り広げられる危ない関係映画『ハウスメイド』メイド(maid)──家事労働をおこなう女性使用人。処女、未婚の女性の意をもつ。昨年韓国で初登場1位を記録し話題騒然となった映画『ハウスメイド』が、8月27日(土)より、TOHOシネマズ シャンテ、新宿ミラノほか全国順次ロードショー公開される。Text by OPENERS主演女優チョン・ドヨン演じるメイドの本能と官能。そして衝撃のラストへ『ハウスメイド』は、故キム・ギヨン監督による1960年の傑作『下女』のリメイク版。『下女』は、上流階級の家庭にあたらしい家政婦がやって来ることで、裏切り、残酷さ、性的なオブセッションが表面化するようすを妥協のない描写で表現した作品で、当時の韓国社会に大きな衝撃をあたえ、大旋風を巻き起こした。プロデューサーを務めるジェイソン・チェ氏は、「この映画のリメイクはつねに、韓国映画にかかわるすべての者の夢だったのです」と語る。現在でも韓国を代表する映画といえばこの『下女』で、世界に傑作として広...
MOVIE|“韓国のゴダール”ホン・サンス監督作品、2作品同時ロードショー『へウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』

MOVIE|“韓国のゴダール”ホン・サンス監督作品、2作品同時ロードショー『へウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』

MOVIE|“韓国のゴダール”ホン・サンス監督作品が2作品同時ロードショー『へウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』韓国のみならずヨーロッパでも人気を誇るホン・サンス監督作品が、2作品同時に公開。『へウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』が、8月16日(土)よりシネマート新宿でロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi『へウォンの恋愛日記』ではジェーン・バーキンが本人役として出演“韓国のゴダール”と評されるなど、独自の映像世界が注目を集めるホン・サンス監督。昨年には、フランスの名女優イザベル・ユペールがおなじ名前でありながらちがうキャラクターの女性を演じて話題となった『3人のアンヌ』が日本でも公開されるなど、日本でもその存在感が増している。そして、『へウォンの恋愛日記』には、「ホン監督と一緒に仕事をしてみたい」と熱望したジェーン・バーキンが本人役として登場。このほかにも主人公へウォンには、モデルとしても活躍するチョン・ウンチェが恋と未来のあいだで揺れる感情を...
MOVIE|麻薬の密輸犯容疑をかけられた主婦の異国での闘い『マルティニークからの祈り』

MOVIE|麻薬の密輸犯容疑をかけられた主婦の異国での闘い『マルティニークからの祈り』

MOVIE|麻薬の密輸犯容疑をかけられた主婦の2年以上にわたる異国での闘い韓国であった実話をもとにした『マルティニークからの祈り』平凡な主婦が麻薬の密輸犯人として投獄された実話をもとに描いた『マルティニークからの祈り』。8月29日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国順次ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi韓国きっての実力派女優チョン・ドヨンがヒロインを熱演困窮した家族の危機を救おうとした主婦が麻薬の密輸容疑をかけられ、2年以上にわたり異国の地で投獄された事件を描いた衝撃作『マルティニークからの祈り』が韓国から到着した。2006年に韓国で放送された『追跡60分』というドキュメンタリー番組で紹介され、韓国国民に大きなショックを与えたこの事件に深い感銘を受けたという、気鋭の女性監督パン・ウンジン監督が映画化。もともと女優であったというウンジン監督ならではのエモーショナルな演出が生み出された。出演は、家族のもとに帰りたい一心で地獄の日々を抜け出そうとするヒロイン...
MOVIE|加瀬亮との出会いから生まれたホン・サンス監督最新作

MOVIE|加瀬亮との出会いから生まれたホン・サンス監督最新作

MOVIE|加瀬亮との出会いから生まれたホン・サンス監督最新作好きな女性を追いかけ韓国へやってきた男性を描く『自由が丘で』韓国内外で人気の高いホン・サンス監督が加瀬亮を主演に迎え、片思いの女性を追ってソウルを訪れる男の恋模様を描いた最新作『自由が丘で』。12月13日(土)より、シネマート新宿ほかで全国順次ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomiナント三大陸映画祭でグランプリを受賞独自の映像世界、撮影手法により、韓国国内はもとよりヨーロッパでも“韓国のゴダール”と高い人気を誇るホン・サンス監督。そんな彼の最新作であり、今月開かれたフランスのナント三大陸映画祭でグランプリを受賞した話題作『自由が丘で』が日本でも上映される。主人公の日本人男性モリを演じるのは、かねてからホン・サンス監督のファンだと公言していた加瀬亮。2012年にプロモーションで来日していたホン監督との対談が実現した際に、初対面にもかかわらず意気投合し、その場で出演オファーを受けたことから本作は誕生し...
MOVIE|スパイク・リー監督が描くハリウッド版『オールド・ボーイ』

MOVIE|スパイク・リー監督が描くハリウッド版『オールド・ボーイ』

MOVIE|原作コミックとも韓国版とも異なるあらたな結末を見逃すなスパイク・リー監督が描くハリウッド版『オールド・ボーイ』土屋ガロンと嶺岸信明による日本のコミックをスパイク・リー監督が映画化した『オールド・ボーイ』。20年にわたり監禁されていた男が、人生を復讐に捧げる物語が6月28日(土)より、新宿バルト9ほかで全国公開される。Text by YANAKA Tomomiジョシュ・ブローリンが魅せる気迫あふれる復讐劇2003年に発表されたパク・チャヌク監督による『オールド・ボーイ』。カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞したこの作品は、多くのクリエイターの創作意欲を刺激してきた。その一人であり、社会派の巨匠として知られるスパイク・リー監督が挑んだハリウッド版『オールド・ボーイ』は、舞台をアメリカの架空都市へと変更。9.11同時多発テロ、イラク戦争、オバマ大統領誕生へと至る1993年から2013年を背景に、新解釈をふんだんに織り交ぜ、あらたな世界を創出させる。ハリウッドの実力派を配したキ...
MOVIE|鬼才キム・ギドクがプロデュースするブラックユーモア満載の感動作

MOVIE|鬼才キム・ギドクがプロデュースするブラックユーモア満載の感動作

MOVIE|東京国際映画祭で観客賞を受賞!鬼才キム・ギドクが製作・脚本・編集を手がけて話題にブラックユーモア満載の異色の感動作『レッド・ファミリー』昨年の東京国際映画祭で客席から熱狂的な支持を集め、見事観客賞に輝いた映画『レッド・ファミリー』がいよいよ10月4日(土)から新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開される。それぞれの事情を抱えた、人間味あふれる北朝鮮スパイたちを主人公に、鬼才キム・ギドクが製作・脚本・編集を担当した異色の感動作となっている。Text by WATANABE Reiko(OPENERS)ラストに待ち受ける衝撃の展開に涙がとまらない隣の家に引越してきた仲睦まじき4人家族は、なんと任務遂行のために偽物の家族を演じる北朝鮮スパイだった──。その斬新な設定と、予期せぬ笑いと驚きに襲われるまったく先の読めないストーリー、ラストに待つ衝撃の展開で、昨年開催された第26回東京国際映画祭で上映されるや圧倒的な支持を集め、見事観客賞に輝いた『レッド・ファミリー』が、いよいよ10月4...
MOVIE|キム・ギドクが挑む壮絶なヒューマンドラマ『メビウス』

MOVIE|キム・ギドクが挑む壮絶なヒューマンドラマ『メビウス』

MOVIE|人間の欲と業を描いた壮絶なヒューマンドラマキム・ギドク監督史上最大の衝撃作『メビウス』『サマリア』、『うつせみ』、『絶対の愛』など、時代を風刺しつつも偏愛に満ちた唯一無二の作風を持ち、『嘆きのピエタ』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したキム・ギドク監督。監督自身の歴史でも類をみない領域へと足を踏み入れた衝撃作『メビウス』が、12月6日より新宿シネマカリテほかで公開中だ。 Text by WATANABE Reiko(OPENERS)キム・ギドクが生み出した“壮絶なヒューマンドラマ”人間のもつ根源的な「痛み」と常に向き合い、これまでにも数かずの問題作を社会に投げかけてきたキム・ギドク監督。本作『メビウス』は、韓国では上映制限が敷かれ、過激といわれるギドク作品のなかでも、特にいわくつきの1本だ。物語の舞台は、冷え切った関係にある3人暮らしの上流家庭。夫の不貞に気づき嫉妬に狂った妻が、その怒りの矛先を息子に向け、前代未聞の凶行に出る。母親に性器を切り取られ絶望の淵に立つ息...
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