連載

Diary-T 255 モスク

Diary-T 255 モスク

Diary-TDiary-T 255 モスク文・アートワーク=桑原茂一イスラームは、現世と来世において、幸福になるために人々に何を提示しているのか。東京・トルコ・ディヤーナト・ジャーミィTokyo Turk Diyanet VakfIもう思い出せないほど昔から気になっている建物がある。代々木上原の駅の近くに出現したオスマン様式のモスクだ。といっても調べてみたら2000年の六月に開堂したそうだから、12年間もの間気になっていたということになる。私の記憶とはどこまでいい加減なのか。で、「見学自由」の垂れ幕に勇気づけられて遂に潜入した。イスラ ー ム は 世 界 三 大 宗 教 の ひ と つ とし て 知 ら れ て い ま す 。 だ が 、そ の 世 界 性 や 信 者 の 多 さ に も か か わ ら ず 、そ の 教 え は 十分に知られているとはいえません。それどころか偏見や誤解 で語られることが少なくありません。東京ジャーミィは毎日5回の礼拝の時間に開館されている[2]。...
Diary-T 256  常に裡から、

Diary-T 256  常に裡から、

Diary-TDiary-T 256  常に裡から、文・アートワーク=桑原茂一長い人生で学んだ、一番大切なことは、過去ではなく未来を信じて生きること。情熱を持って現実を生きる、その実感が常にあるか。…どの時代に生きるかではなく、どのような時代を迎えたいか。今、現実にあることは、過去に行った自分たちの結果でしかないはず、将来へ、見果てることのない夢へ、挑戦を継続するだけだ。その中に真実があれば、終焉を向かえることは永遠にないのかもしれない。菊池武夫の本より御歳73歳で New Beginning することの気合いに感動する。野口晴哉bot ‏@nharuchikabot健康とは、安全無事な肉塊をいうのではない。 常に裡から、活き活きした力を産み出してやまない、 そのはたらきこそ健康というのだ。常に裡から→→↑裡から、うちから、ここが生きる生命力のすべてなんだろうな。安全無事の肉塊アメリカ人の健康志向に惑わされて来た私たちの歴史にもNew Beginning を起こさなければならない。...
Diary-T 257 誤摩化さない。

Diary-T 257 誤摩化さない。

Diary-TDiary-T 257 誤摩化さない。文・アートワーク=桑原茂一今日もh†からは厳しい意見を告げられた。その導火線は「pirate radio」だった。ここ最近のtwitterでの広がり方が面白いと自慢?したら、四十代のひとたちの集まりでは仕方がない。と一括…さ、さん、三十代も…だから、十代、二十代、が反応しなければ意味がない。のだそうだ。しかも、もう私の年齢ではそれは無理だとはっきりお告げを受けた。確かにそうだろうな。そうかも知れない。もちろん、この番組を、ひとりよがりで楽しんでいるつもりは毛頭ないのだが…ひょっとして小さなサークル活動に甘んじている…と指摘されれば口ごもる他はないのかも知れないな。その証拠にスポンサーがついていないものね。ラジオは高級な遊び?では到底ない。その辺は完全包囲されているのでは、蟻の這い出る隙もないほどにね。誤摩化さない。いいですか、もしその番組が本当に影響力があるなら、スポンサーがつき、イベントが開催され、出演者も関係者もあなたも以前よ...
Diary-T 258 黄色いニラ

Diary-T 258 黄色いニラ

Diary-TDiary-T 258 黄色いニラ文・アートワーク=桑原茂一岡山県岡山市紙屋町で育った私には、ニラと言えば黄色いニラのことで、緑色したニラがあることを知ったのは、東京で暮らし始めた16歳の頃だった。子供の頃から何故か黄色いニラが好きだった。白魚と卵とニラを鰹の出し汁に、瀬戸内海の粗塩と小豆島から届いた薄口醤油を垂らし、備前酒でひと煮させた味わいは、今もって忘れられない滋養強壮もさることながら心を癒す慈愛に満ちた一品だ。風邪気味のときこれを食べれば一発で直ると信じていた。たぶん今もそうだ。だから料理のジャンルは問わず、メニューに黄色いニラの名前をみつけると私は迷わず注文することになる。で、昨日札幌から来ていた友人ご夫婦とのランチで伺ったイタリアンのメニューに、黄ニラとラグー・アッラ・ボロニェーゼを発見し私は即座に注文した。この富ヶ谷にあるイタリアンは、ランチ A1200円という絶壁値段にもかかわらず。前菜に、私が選んだ、さより?のカルパッチョ(三種類から選べる)とクルミ...
Diary-T 259 今は見せない。

Diary-T 259 今は見せない。

Diary-TDiary-T 259 今は見せない。文・アートワーク=桑原茂一ドナルドにつくってもらった、iphonegrapherカスタムレンズそのワイドレンズ用のキャップを失ってがっかりしていたら、帰って来た。出かけようと車に乗ろうとしたら、突然現れたのだ。なぜならGO GREENの楽園で私が一目惚れした布製のバッグにしがみついてくれていたから、かろうじてあいつは助かったのだ。そのバックを作っている男のファクトリーは海のすぐ前にあるという、福岡の中心から一時間ほどだとか。そうか大津君は大阪出身だったのか、それもいい、で、誠に粋な男に出会った。出会いは行動だ。これだから人は行動しなければならない。動け!動け!だ。で初めて知ったEARLY BIRD CO.LTDの大津くんだ。彼のところのバックに一目惚れしてそれを手に入れた。もっと柄の際立つ奴も手に入れたのだが今は見せない。大津君ととんでもないことを企てている。夏のディクショナリー倶楽部の思い出だ。一夏の忘れられない思い出を企てたい...
Diary-T 260 I was knocked out by Jherek’s music.

Diary-T 260 I was knocked out by Jherek’s music.

Diary-TDiary-T 260 I was knocked out by Jherek’s music.文・アートワーク=桑原茂一Hi,A few years ago when I was on tour, Steven Reker, who was dancing and playing guitar in our show, passed a request along to me from a guy named Jherek Bischoff. Jherek wanted me to sing on a track he recorded―a request that is not so unusual―but when I listened to his track, something very unusual occurred―I was knocked out by Jherek’s music. This guy I'd never heard of som...
Diary-T 261 生きて

Diary-T 261 生きて

Diary-TDiary-T 261 生きて文・アートワーク=桑原茂一「あの日からのマンガ」の著者が、 しりあがり寿さんが、 チェルノブイリから着想を得て「新しい時代」を生きる すべての命に捧げた最強作。 ゲロゲロプースカ 新装版が届いた。 ”私気分が悪いの、どこかで休みたいわ” どこかで聞いたようなセリフだが、 まんがを読んで気分が悪くなるということは、 こ まで、あん り、ほ んど、 稀だ。 マンガを読む習慣はないが、 しりあがりさんのまんがは読む。 気分が悪くなるが読む。 この気分が悪くなる。他の例は、 恐ろしい真実を暴いたドキュメンタリー作品に遭遇した場合が多いが、 しりあがり寿さんのマンガはフィクションである。 にもかかわらず、そのマンガに遭遇することになると、 これまでの私の全生涯の経験を想像力を総動員して望むことになるから、どうしても、間違いなく、堪えようもなく、 気分が悪くなるのだ。 もしかしたら、しりあがり寿さんの作品が 「リアル」 だからではないか、とようやく最...
Diary-T 262 Very exciting! but Not Easy.

Diary-T 262 Very exciting! but Not Easy.

Diary-TDiary-T 262 Very exciting! but Not Easy.文・アートワーク=桑原茂一33. Very exciting!33. 非常に刺激的です!David ByrneNorth Adams, MA「THIS MUST BE THE PLACE」THIS MUST BE THE PLACEこの映画に刺激を受け、久しぶりにDAVIDにメイルを書いた。メイルでインタビューした。それから、魅力的な情報が送られてくるようになった。毎回刺激的だ。だが、エキサイトの翻訳ソフトで英語を理解しようとすると毎回霊界に嵌まり込んでしまう。これもまた刺激的だともいえなくもないが…言葉や文字を組み立てることの不可解さにずぶずぶと沈み込んでしまう。勉強しろよ”というシンプルな話なんだろうが…感性で生きて来たもののけ…には以外と手強い。コンピュータにはそれ独自の言語があるように、同じ日本語を使う同士であれ言語が違えば理解し合うことも用意ではない。話せば分かるというのは民主主...
Diary-T 262 See me. 焼き上がりました。

Diary-T 262 See me. 焼き上がりました。

Diary-TDiary-T 262 See me. 焼き上がりました。文・アートワーク=桑原茂一Diary-T262 See me.← Diary-T 261~265購入はこちらからhttp://ckstore.shop-pro.jp/?pid=44752681
Diary-T 263 Lily 革命の花

Diary-T 263 Lily 革命の花

Diary-TDiary-T 263 Lily 革命の花文・アートワーク=桑原茂一Lily=百合の花が革命の花だと知ってから、好きな花は?百合です。と答えていたら百合の花はお疲れさまの花なんだといつのまにか刷り込まれてしまった生真面目な○○○が、その夕、私の机の上に大きな百合の花を生けてくれた。お陰で部屋一杯に溢れかえる百合の花の匂いの所為で胸裏の隅に追いやられていた思いやりの心を吐き出し掻き出ししみじみ噛み締めることになった。その日には必ず電話をくれる心の優しい○○○の留守番電話にじんわりしてその日の朝を迎えた、その優しいアクションのお陰で、あっそうかと目覚めたぼんくら共も、私の好きなお○きにおもいを託す直感の○○○と、おもいをあらわすはのは不自然だといいはる能書き○○○による、ほぐす憩いのデュエットやすらぎ音頭も今日まで生きていたからこそだ…。年に一度、そんな日だまりのような暖かさを私に与えてくれるものたちがいる。心より感謝したい。毎日が特別の日。← Diary-T 261~2...
Diary-T 264 what should I look at now

Diary-T 264 what should I look at now

Diary-TDiary-T 264 what should I look at now文・アートワーク=桑原茂一う~ん、やっぱり、戦争反対ではないか?原発に反対は、やはり戦争反対ということに尽きると思う。武器や兵器を使わないで戦争することを資本主義というのだと思う。私の睨んだととろ、あの阿片戦争で支配者は戦争の本質を掴んだのではないか?阿片戦争(アヘンせんそう、英: First Opium War, First Anglo-Chinese War)は、清とイギリスとの間で1840年から2年間にわたって行われた戦争である。名前の通り、アヘンの密輸が原因となった戦争である。アロー戦争を第二次とみなして第一次アヘン戦争とも。Wikipedia阿片に変わるものが、車であり、ワインであり、ITであり、ファッションではないだろうか?ごめん頭悪いから言い方がざっくりで…、本来人間にはなかった欲望を生み出しプロパガンダすることで、自ら進んで支配者の奴隷になるシステムを彼ら発明したのである。戦争と...
Diary-T 265 モアベターDance

Diary-T 265 モアベターDance

Diary-TDiary-T 265 モアベターDance文・アートワーク=桑原茂一ロシアはいったい何が起こっているのか?話は変わって。BAR PIRATE Meaning club PIRATE RADIOあまりの集客の悪さに二十歳老けた。それでもまだ120歳だ。まだまだだ。一週間前のイベントの続編的な内容だからさもありなんでもあるが日頃の鍛錬が足りないとこういうことになる。次回はモアベターよ。と可愛くしばいておこう。にしても、ダンスはいいな。踊りたい。切に踊りたい。しかし私は踊る前に歩くことから始めなければならない。つまり心臓が車モードにカスタムされているからまずは歩く。自転車も好きだがなんせ私の行動範囲は坂ばかりだ。平坦20坂80といっても見事にいい訳だ。楽しいパーティーに楽しい人々じっくり進めていこう。なんてね。← Diary-T 261~265購入はこちらからhttp://ckstore.shop-pro.jp/?pid=45063587
映画のなかのクルマたち|Cars in the Films

映画のなかのクルマたち|Cars in the Films

あのシーンを彩る映画のなかのクルマたちクルマが重要な役割を果たしている映画は少なくない。たとえば、お気に入りの作品を、登場するクルマに注目してもう一度観てほしい。きっと、いままで気づかなかったおもしろさが発見できるはず。自動車ジャーナリストの小川フミオと、編集部一のクルマ好きである山口幸一が、古今東西の作品のなかから、クルマが雄弁にその存在を語る作品をジャンルごとに紹介する。Cars in the Films Part.2──スリラー篇第2回はスリラー。スリラーというと、日本では怪奇もの? と思われがちだが、英語の表現では“ドキドキ”を意味する、いわゆるミステリー。小川氏曰く、「クルマとものすごく相性がいいジャンル」で、たとえばエスピオネージ(スパイ)ものだったら、諜報部員が目的を達成するのにこのクルマがあったからこそ、とか。Cars in the Films Part.1──コメディ篇クルマに焦点を当ててみると、映画の意外な楽しみ方が見つかる。時として役者より雄弁に、重要な役割を...
Cars in the Films Part.1──コメディ篇

Cars in the Films Part.1──コメディ篇

Cars in the Films Part.1──コメディ篇世のなかにはさまざまな映画があると同時に、さまざまな映画評論が存在するが、クルマに焦点を当ててみると、映画の意外な楽しみ方が見つかる。名作(迷作?)のなかから、DVDで観られる作品を中心に、クルマが活躍する映画をピックアップした『Cars in the Films』。語り手は、ジャーナリスト 小川フミオ氏と、OPENERS CARカテゴリー担当 山口幸一。時として役者より雄弁に、重要な役割を果たしている自動車。そのなかでも、とりわけマッチしていると小川氏が語る「コメディ篇」を第一回としてお送りする。『ナイト・オン・ザ・プラネット』山口幸一推薦国ごとの文化的背景を感じさせるクルマ選び山口 クルマが印象的だった作品で僕がまっさきに思い出すのは、ジム・ジャームッシュ監督作品『ナイト オン ザ プラネット』(1991年)です。特徴は、オムニバス形式で、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキを舞台に、それぞれの都市で...
Cars in the Films Part.2──スリラー篇

Cars in the Films Part.2──スリラー篇

Cars in the Films Part.2──スリラー篇ジャーナリスト 小川フミオ氏とOPENERS CARカテゴリー担当 山口幸一が、自動車の出演が印象的な映画を紹介する『Cars in the Films』。第2回はスリラー。スリラーというと、日本では怪奇もの? と思われがちだが、英語の表現では“ドキドキ”を意味する、いわゆるミステリー。小川氏曰く、「クルマとものすごく相性がいいジャンル」で、たとえばエスピオネージ(スパイ)ものだったら、諜報部員が目的を達成するのにこのクルマがあったからこそ、とか。小川フミオ氏推薦『ジャッカルの日』史実を知りつつも、手に汗にぎるストーリー小川 フレデリック・フォーサイスの原作を、名画『地上より永遠に』『わが命つきるとも』『ジュリア』などで知られるフレッド・ジンネマンが監督した一級のスパイ映画が『ジャッカルの日』(1971年)です。1960年代、当時のシャルル・ド・ゴール大統領暗殺計画を題材にした作品で、ド・ゴールは暗殺されなかったという史...
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