ART│ガラス作品の魅力に迫る『森と湖の国 フィンランド・デザイン』展が開催

ART│ガラス作品の魅力に迫る『森と湖の国 フィンランド・デザイン』展が開催

ART|豊かな自然と風土によってはぐくまれたガラス作品サントリー美術館で『森と湖の国 フィンランド・デザイン』展を開催機能性を重視しながらも美しさを兼ね備え、洗練されたデザインで人気を集める北欧デザイン。フィンランドの豊かな自然と風土によってはぐくまれたガラス作品の魅力に迫る『森と湖の国 フィンランド・デザイン』展が11月21日(水)から2013年1月20日(日)まで六本木のサントリー美術館で開催される。Text by YANAKA Tomomi18世紀後半から現代にいたる洗練されたガラス作品を展示「生活のなかの美」と時代を超えたデザインを感じさせるフィンランドのガラスや陶磁器、家具の数かず。20世紀前半以降、アルヴァル&アイノ・アールト夫妻、カイ・フランク、タピオ・ヴィルッカラ、ティモ・サルパネヴァら優れたデザイナーを輩出し、特に1950年代からは国際的な評価を得て現在にいたっている。彼らの創作のインスピレーションとなり、作品や製品の色となり、カタチとなった「美しい環境」。フィン...
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小さく暮らして豊かさを得る、米国発「タイニーハウス ムーブメント」(1)|SPECIAL REPORT

小さく暮らして豊かさを得る、米国発「タイニーハウス ムーブメント」(1)|SPECIAL REPORT

SPECIAL REPORT提唱者のディー・ウィリアムスに聞く、小さく暮らして豊かさを得る家米国発「タイニーハウス ムーブメント」とは(1)大きな家が当たり前の米国で、40平方メートル以下というコンパクトで移動が可能な「タイニーハウス」に移り住む人が増え、ひとつのムーブメントになっている。その可能性と暮らし方はどんなものなのだろうか。環境ジャーナリストの箕輪弥生さんが、日本で開催されたワークショップのために来日したディー・ウイリアムさんの話から探る。Text by MINOWA Yayoi(環境ジャーナリスト)Photographs by BEN MATSUNAGA家のために、何十年もローンに縛られるのが正解?山中湖のほとりのキャンプ場で、車輪のついた小さな家を作っているグループがいる。年齢もさまざま、女性もいる。誰もが真剣な眼差しで作業をするものの、休憩時間は笑顔が絶えない。彼らは、日本ではじめての「タイニーハウス」を作るワークショップへの参加者と、それを支えるサポートスタッフだ...
日本でも広がるか? 米国発「タイニーハウス ムーブメント」(2)|SPECIAL REPORT

日本でも広がるか? 米国発「タイニーハウス ムーブメント」(2)|SPECIAL REPORT

SPECIAL REPORT日本でも広がるか? ワークショップ参加者がタイニーハウスに興味をもった理由米国発「タイニーハウス ムーブメント」に注目(2)環境ジャーナリストの箕輪弥生さんによるスペシャルリポート。 前回に引きつづき、米国で広がりつつあるタイニーハウス ムーブメントを取り上げる。その営みが、日本で広がる可能性はあるのだろうか。ツリーハウスビルダーの竹内友一さんが開催した日本ではじめてのワークショップに参加した人たちの動機や意識から、その方向性がみえてきた。Text& Photographs by MINOWA Yayoi(環境ジャーナリスト) 東日本大震災後、さらに強くなった思い2014年10月から合計6回のプログラムを経て、3カ月で実際にひとつのタイニーハウスを作り上げていくワークショップには多彩な参加者が12人集まった。北海道や四国から月2回のワークショップに参加するツワモノもいた。長野県から参加している田中猛之さんは、エネルギーや食糧を自給できる暮らしを探...
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