特集|イタリアンラグジュアリースポーツ、マセラティの100年
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スターリング・モス、マセラティについて語る|Maserati
Maserati|マセラティマセラティで闘った偉大なるヒーロースターリング・モス、マセラティについて語る1970年代のF1を舞台にした映画「RUSH」のヒットは記憶に新しい。それより以前、グランプリの草創期を支えた偉大なレーシングドライバーが、ひとり、まだ存命だ。それが英国人スターリング・モス。マセラティ100周年のイベント会場で、インタビューすることが出来た。 Text by OGAWA Fumioマセラティ250Fを選んだ理由──あなたとマセラティというと、すぐに250Fが浮かびます。スターリング・モス(以下SM) 私は最初このマシンを自費で購入して走らせました。私が買えるなかで、もっともバランスのよいマシンでした。ドライビングポジションが自分のからだに合わずに苦労しましたが、メカニックがその問題を解決してくれてからは、自分とマシンが一体になったようなすばらしい感覚を味わえました。コーナリングは、進入時はハンドル操作しますが、途中から脱出まではスロットル操作で車体をコントロー...
マセラティ100周年 × イタリアンラグジュアリースポーツカー|Maserati
Maserati|マセラティMASERATI 100 - A Century of Pure Italian Luxury Sports Carsマセラティ100/純粋なるイタリアンラグジュアリースポーツカーの世紀1914年にイタリア・ボローニャで創業し、100周年という節目の年を迎えたマセラティ。先日、東京でも増上寺を舞台にアニバーサリーイベントが開催されたばかりだが、本国イタリアでは6月から2015年1月の期間、「マセラティ100/純粋なるイタリアンラグジュアリースポーツカーの世紀」と題された特別展が開催中だ。そのオープニングレセプションに小川フミオが出席した。創業者一族のひとり、カルロ・マセラティ氏のインタビューを交え、レポートをお届けする。 Text by OGAWA Fumioマセラティの100年をいろどる歴史的なモデルマセラティにとって2014年は創業100年にあたる年だ。そこで中部イタリアはモデナのエンツォ・フェラーリ・ミュージアムで、6月から2015年1月にかけて、...
新型クアトロポルテ × ふたりの意見(九島辰也 篇)|Maserati
Maserati Quattroporte S|マセラティ クアトロポルテ S今年で設立100周年のマセラティ新型クアトロポルテ × ふたりの意見(九島辰也 篇)2013年、マセラティのプレミアムスポーツサルーン「クアトロポルテ」は、1963年の初代モデル登場から50年目の節目を迎えた。そして今年、創業者アルフィエーリ・マセラティによって、イタリア・ボローニャに誕生したマセラティは設立100周年を迎える。いつの時代も人々を魅了し続けるマセラティ。小川フミオ氏と九島辰也氏、ふたりのジャーナリストが新型クアトロポルテを試乗し語らい、その本質に迫る。今回は九島辰也氏 篇。(小川フミオ篇はこちら)Text by KUSHIMA Tatsuya Photographs by ARAKAWA Masayuki乗ってからどんどん好きになっていく今年の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」はすごかった。ある意味マセラティ一色ともいえなくない。エントリーされたクルマは各年代やジャンルでカテゴラ...
新型クアトロポルテ × ふたりの意見(小川フミオ 篇)|Maserati
Maserati Quattroporte S|マセラティ クアトロポルテ S今年で設立100周年のマセラティ新型クアトロポルテ × ふたりの意見(小川フミオ 篇)2013年、マセラティのプレミアムスポーツサルーン「クアトロポルテ」は、1963年の初代モデル登場から50年目の節目を迎えた。そして今年、創業者アルフィエーリ・マセラティによって、イタリア・ボローニャに誕生したマセラティは設立100周年を迎える。いつの時代も人々を魅了し続けるマセラティ。小川フミオ氏と九島辰也氏、ふたりのジャーナリストが新型クアトロポルテを試乗し語らい、その本質に迫る。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki人間的な温かみ2014年12月に設立100周年を迎える、マセラティ。「クアトロポルテ」は、乗ると、マセラティがクルマづくりを続けていてよかったなあとおもわせる出来だ。ここに至る道は、オルシ家に買収されたり、シトロエン傘下と思いきや、デトマゾ傘...
マセラティ ギブリに試乗|Maserati
Maserati Ghibli|マセラティ ギブリドイツ製スポーティサルーンの対抗馬マセラティ ギブリに試乗2013年末に国内への導入が発表された、マセラティの新型ミドルサルーン「ギブリ」。すでに4ドアモデル「クアトロポルテ」を擁するマセラティが放つ、ひとまわり小さなスポーティサルーンはどのようなキャラクターか。大谷達也氏が、ハイパフォーマンスエンジンに4WDを組み合わせた「ギブリ S Q4」と、時間を置いて試乗したベーシックな「ギブリ」をあわせてインプレッション。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayukiイタリア製らしい主張の強い高性能エンジンいちおう「クアトロポルテ」の弟分という位置づけだが、全長5メートル、全幅2メートルのボディにはかなりの存在感がある。ロレンツォ・ラマチョッティが手がけたデザインは例によって抑揚が利いていて、リアフェンダー周辺の力強い張り出しはアスリートの筋肉をおもわせるものだから、“マセラティ馴...
クラシック マセラティの祭典、「マセラティ センテニアル ギャザリング」が開催|Maserati
The Maserati Centennial Gathering|マセラティ センテニアル ギャザリングクラシック マセラティの祭典がイタリアで開催創業100周年を迎えたマセラティ、その世界1914年、イタリア中部の都市、ボローニャで誕生したスポーツカーブランド「マセラティ」が今年で創業100周年を迎えた。この記念すべき1年を祝うべく、小誌ではこれまでさまざまな特集記事を掲載してきたが、今回はその最終篇。9月に開催されたクラシック マセラティの祭典「マセラティ センテニアル ギャザリング」の模様を、モータージャーナリストの小川フミオ氏がリポートする。Text & Photographs by OGAWA Fumio167台の貴重なマセラティが勢揃い2014年9月、中部イタリアを舞台に、クラシック マセラティの祭典「マセラティ センテニアル ギャザリング」が開催された。167台の貴重なマセラティが公道を400km以上走ったのは見ものだった。2014年で創業100周年を迎えた...
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