ジョン ロブなオトコ
「ジョン ロブなオトコ」に関する記事
石川次郎さん(3)「メディアの明日」
エディトリアル・ディレクター石川次郎さん(3)「メディアの明日」雑誌編集者としてシーンのいち時代を築いた石川次郎さんは、現在もエディトリアルディレクターとして、またテレビ番組のキャスターとして活躍されています。対談最終回では、そんな雑誌とテレビの両メディアを知る石川さんに、メディアの変遷と現状、そして次代を担うつくり手たちへの想いについて語っていただきました。構成と文=秦 大輔(City Writes)写真=jamandfixマスメディアからターゲットメディアへ松田智沖 雑誌からテレビの世界へ足を踏み入れられた経緯は?石川次郎 本当のところをいうと当初、テレビ番組『トゥナイト2』の司会は乗り気ではありませんでした。まわりの人に囃したてられて、しぶしぶはじめたんです。『ダメだったらいつでも降ろしてください』という気持ちでね。で、やったみたらこれがおもしろくて8年間も続けてしまった(笑)。でもいつもスタジオで考えていたのは、やはり雑誌のことでしたね。テレビは不特定多数のマスへ発信するメ...
青木定治さん(1)「日本」を武器に
青木定治さんのお菓子をいただきながら……(1)「日本」を武器に―― 洋菓子の激戦区といわれるパリ・サンジェルマン・デプレを拠点に活動する青木定治さんは、本国フランスでも一流パティシエとの呼び声が高い洋菓子界のトップランナー。2005年3月には東京・丸の内へブティックをオープンし、現在はフランスと日本を股にかけて活躍されています。今回、青木さんの来日のタイミングで実現した対談はなんと、青木さんを追ったドキュメンタリー番組、BS特集 シリーズ『ファースト・ジャパニーズ 若き開拓者たち』(※下段参照)との同時取材でした。対談第1回は『パティスリー サダハル アオキ パリ』丸の内店より、青木さんの代表作をはじめ、おいしいお菓子をいただきながらお届けいたします。構成と文=秦 大輔(City Writes)写真=Jamandfixパリと変わらぬ味を東京で松田智沖 お忙しいなかありがとうございます。お菓子までご用意いただき恐縮です。青木定治 とんでもございません。松田 お菓子をひとつひとつご説明...
青木定治さん(2)パリと丸の内の街模様
青木定治さんとパリに想いを寄せながら……(2)~パリと丸の内の街模様~『パティスリー サダハル アオキ パリ』を離れ、対談の舞台はジョン ロブ丸の内店のビスポークスペースへ。青木さんとジョン ロブには、パリに本店をもち、丸の内にブティックを構えるという共通項があります。シリーズ第2回は、パリと丸の内、ふたつの街の特色についてうかがいました。構成と文=秦 大輔(City Writes)写真=Jamandfix一流を目ざすなら本場へ行け!松田 お菓子とパンは本当にごちそうさまでした。青木さんは日本で修行されていた当初からパリへ行きたいという思いがあったのですか。青木 いえ、そうでもないんです。青山にフランスから帰ってきたばかりのシェフがいて、その方のもとで働いていたんですね。そこでまず料理の一環としてお菓子づくりを学びました。で、お店に『フィガロ』とか『ル・モンド』とか、パリの雑誌や新聞が置いてあって、そこではじめて自分がいま学んでいるもののルーツがパリにあることを認識したんです。そん...
青木定治さん(3)夢は叶うか!?
青木定治さんにパリでの暮らしをうかがう(3)~夢はかなうか !? ~対談を通じてお菓子と仕事、パリという街にフォーカスしてきましたが、シリーズ最終回は青木さんのプライベートについてお聞きします。青木さんの奥さまは、元TBSの人気アナウンサーであり、現在もエッセイスト、TVキャスターとして活躍される雨宮塔子さん。4才の紗綾ちゃんと2才の政哉くん、ふたりのお子さんに恵まれた青木家の家族模様、また、将来の「夢」とは?構成と文=秦 大輔(City Writes)写真=Jamandfixパリスタイルの子育ては自然体松田 奥さまの雨宮塔子さんとの出会いもパリだったのですか。青木 ええ。僕は彼女のアナウンサー時代をよく知らなかったのですが、彼女がお菓子教室を取材したいとうちへ来て、付き合いはそれからですね。松田 じつはファンでした(笑)。いまお子さんがふたりいらっしゃいますよね。子育てで気を遣われていることはありますか。 青木さんのジョン ロブはダブルのモンクストラップ 青木 4才の女の子と...
「ジョン ロブな“オンナ”」高橋みどりさん対談(2)
「ジョン ロブな“オンナ”」(2)Oens代表兼イメージングディレクター 髙橋みどりさんとともにニューヨークでの体験を通して、ビジネスにおけるファッションの重要性をあらためて痛感したという髙橋みどりさん。現在は、長年ファッション業界で培ったセンスと経験を武器に、個人向けのスタイリングや、ビジネススタイルに関するワークショップもおこなっていらっしゃいます。そこで今回は、その実例談をお聞きするとともに、ビジネススタイルにおける装いの極意をうかがってみました。構成=竹内虎之介(City Writes)Photo by Jamandfix忘年会でファッションショーを開催しました松田 現在はブランドのプロモーションだけでなく、企業や個人のスタイリングもなさってるということですが。髙橋 ええ。現在ふたりの社長さんのスタイリングのお手伝いをしています。そのうちのひとつの会社では、会社のなかで人の集う会議室など空間スタイリングのアドバイスや、社員向けのワークショップもおこなっています。松田 会社ぐ...
「ジョン ロブな“オンナ”」高橋みどりさん対談(3)
「ジョン ロブな“オンナ”」(3)Oens代表兼イメージングディレクター 髙橋みどりさんとともに前回に引きつづき、ビジネスにおける服装の役割と、男性のファッション論を髙橋みどりさんにお聞きします。話は、シーンに応じた服選び、着こなしのあり方から、世の男性陣に対する辛口のエールへと展開していきます。私自身、まさに目からウロコが落ちる思いでした……。構成=竹内虎之介(City Writes)Photo by Jamandfix男の人のクローゼットって同じものばかり松田 さきほど(前回)の話のつづきですが、やっぱり男性って自分のスタイルを変えるのがすごく難しいと思うんです。私もスーツは紺とグレーばかりで茶系の色は絶対に着ようと思いません(笑)。でもそこで、まわりからの声があると、後押しになって変わりやすくなるような気がします。髙橋 そうですね。男の人って往々にして保守的でしょ。で、そういう人のクローゼットを見るとおなじものばっかり。「ネクタイを選んでください」っていっても、すでにもってい...
「ジョン ロブなオトコ」藤田俊哉さん(1)
名古屋グランパスエイト 藤田俊哉さん(全3回/1)「自分がしてきたことは残したい」今回のゲストは、1990年代後半から2000年代前半のジュビロ磐田黄金時代を支え、現在は名古屋グランパスエイトで活躍するJリーガーの藤田俊哉さんです。昨年は前人未到の400試合出場を果たし、さらにグラウンドの外では選手会長としてサッカーへの情熱を注ぐ藤田さん。そんな藤田さんとは、たんに靴をとおしてだけの関係ではなく、共通の知人の紹介で知り合って以来、家族ぐるみでお付き合いさせていただいている仲。それもこれも彼の素晴らしい人間性に惹かれてのことなのです。そこで今回は、サッカーの話、私生活の話などをざっくばらんにおうかがいしながら、あらためて人間・藤田俊哉の魅力に迫ってみたいと思います。ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)まとめ=竹内虎之介(City Writes)Photo by Jamandfixサッカー以外のことって本当に知らないんです松田 あらためて考えてみれば藤田さんとは、かなり長い付き合...
「ジョン ロブなオトコ」藤田俊哉さん(2)
名古屋グランパスエイト 藤田俊哉さん(全3回/2)「自分が経験していなければ、いいとか悪いとかいえない」前回に引き続き、名古屋グランパスエイト 藤田俊哉さんにお話をうかがいます。愛用のサッカーシューズの話、ジョン ロブの話、ファッションの話。そんなやりとりのなかから、グラウンドでは観ることのできない藤田さんの素顔、さり気なくもたしかなこだわりが見えてきました。ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)まとめ=竹内虎之介(City Writes)Photo by Jamandfix一流のものがあったら、それを自分で感じたい松田 ちょっと靴についての話をおうかがいしたいんですが、現在お使いのサッカーシューズはどんなものなんですか?藤田 ずっとアディダスの『コパムンディアル』を使っています。1982年のスペインワールドカップのときに出たモデルなんですが、僕は高校生のときからコレ一筋です。松田 そうなんですね。最新のモデルを履く選手も多いと思いますが、なぜずっと愛用されているんですか? ...
「ジョン ロブなオトコ」藤田俊哉さん(3)
名古屋グランパスエイト 藤田俊哉さん(3)「ベテランになるほど冷静に自分を判断する」3回にわたってお伝えしてきたJリーガー藤田俊哉さんとの対談の最終回。話は、藤田さんのサッカーへのこだわり、取り組む姿勢から、将来の展望へと向かいます。そして選手としてだけでなく、選手会長としてサッカー界全体を見据える彼の、これからの抱負をうかがってみました。ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)まとめ=竹内虎之介(City Writes)Photo by Jamandfixジンクスはなるべくつくらないようにしています松田 プロ選手でも、必ずなんらかのジンクスをもっていると聞きますが、数字とかへのこだわりはありますか? 以前、どこかで新幹線の座席は16か17しか乗らないとお聞きしたんですが。藤田 あれは数字へのこだわりじゃなくて、出入り口に近いからという理由です。出入り口の近くで富士山が見える側、ということで16か17を選ぶんです。とはいえ、ユトレヒトでは背番号も16でしたし、やっぱり10と16は...
LAST SAMURAI「ジョン ロブなオトコ」岡部哲也さん(1)
ネーヴェ代表 岡部哲也さん(1)「スキーと欧州生活と激動の20代を振り返る」今回のゲストは80年代から90年代前半にかけて、アルペンスキーの世界で活躍された岡部哲也さん。知り合ってまだ1年たらずと日はあさいのですが、偶然にして同級ということもあり、いまでは仕事を超え、友人としておつきあいさせていただいています。現役時代は海外での生活も長く、アグレッシブな生き方をなさってきた岡部さん。そんな岡部さんに、スキーの話、人生のターニングポイントについてなど、ほかではなかなか聞くことのない貴重なお話の数々をうかがいました。ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)まとめ=竹内虎之介(City Writes)Photo by Jamandfix本場ヨーロッパで目の当たりにしたプロ意識の高さ松田 まずはスキーのお話をおうかがいしたいんですが、本格的にプロでやっていこうと思われたのは、いつごろのことですか?岡部 スキー自体は子どものころから親しんでいましたし、15歳からナショナルチームの一員として...
LAST SAMURAI「ジョン ロブなオトコ」岡部哲也さん(2)
ネーヴェ代表 岡部哲也さん(2)「ヨーロッパでプロフェッショナルを学ぶ」前回に引き続き、元アルペンスキーヤーの岡部哲也さんにお話をうかがいます。一度は引退を決意しながら奇跡の復活を遂げ、30歳まで世界の舞台で活躍された岡部さん。今回は、現役時代多くの時間を過ごされたヨーロッパでの話などをうかがってみました。ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)まとめ=竹内虎之介(City Writes)Photo by Jamandfixヨーロッパではプロとしての生き方を学んだ松田 岡部さんは15歳のころからヨーロッパで活躍されていたわけですが、やはり日本にずっといるのとでは得るものが違いましたか?岡部 それはもう全然ちがいますね。とにかくヨーロッパのスキーは層がものすごく厚いですから、みんなの真剣度がちがいます。さっき(前回)もお話ししましたが、小さな子どものころから目的意識が明確なんです。当時は日本人のばあい、ナショナルチームに入る以外、海外に行くチャンスはないわけですが、入ったからといっ...
LAST SAMURAI「ジョン ロブなオトコ」岡部哲也さん(3・最終回)
ネーヴェ代表 岡部哲也さん(3・最終回)「ぜひ実現したい、3世代にわたる夢」これまで3回にわたってお送りしてきました岡部哲也さんとの対談も最終回です。今回は、岡部さんをして、スキーヤーにとってもっとも重要とおっしゃる靴の話から、いまや実業家としてスキーを次世代へ伝える立場へと転身された岡部さんの現在、そして未来にむけての展望、夢などを語ってもらいました。ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)まとめ=竹内虎之介(City Writes)Photo by Jamandfixスキーの道具でいちばん重要なのがブーツ松田 ここでちょっと靴のお話をお聞きしたいと思うんですが、やっぱりスキーにおいてもブーツは相当重要なものですか?岡部 とにかくスキーの道具でいちばん重要なのがブーツです。靴が合っていなければまず戦えませんし、それは一般の方もおなじです。僕は雪の上を歩くときもブーツの底にラバーを装着して靴底を守っていました。それくらい大事なんです。松田 フィッティングにおいて、もっとも大切なの...
松田智沖|「ジョン ロブなオトコ」 名波 浩、ジョン ロブとサッカーを語る(2)
小学校高学年のときから一貫しているサッカー観名波 浩、ジョン ロブとサッカーを語る(2)1月10日に無事引退試合を行った名波 浩さん。現在は、ジュビロ磐田アドバイザーのほか、テレビ朝日系「やべっちF.C.」やスカパーでのサッカー解説、サッカークリニックでの指導などでも活躍中。今回は、靴のこだわりから、名波さんのサッカー観へと話が広がります。ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)Text by OPENERSPhoto by Jamandfix名波さんが納得する、好きな靴のタイプとは?松田智沖 名波さんが紐タイプの靴をお好きなのはなぜですか?名波 浩 やっぱりサッカーのスパイクの影響なんでしょうね。ジョン ロブなどの革靴もちゃんとシューツリーを入れて保管していますが、スパイクもプラスチック製のシューツリーを必ず入れて、試合前に紐をきちんと結んでいくのが自然のことなんです。ですから、今日のようにスーツを着たときも、玄関で靴紐を順に結んでいくと気合いが入りますね。松田 スパイクでも好...
松田智沖|「ジョン ロブなオトコ」 名波 浩、ジョン ロブとサッカーを語る(1)
2010年1月10日、引退試合を前に──名波 浩、ジョン ロブとサッカーを語る(1)2010年1月10日(日)、エコパスタジアム(静岡)にて、名波 浩選手の引退試合が行われる。すでに3万枚以上のチケットが販売されて、久しぶりに満員のスタジアムのピッチに立つ名波さんに、ジョン ロブ丸の内店でお話を伺った。ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)Text by OPENERSPhoto by Jamandfix名波 浩、ジョン ロブのモデル「バークレー」を履く名波 浩──1995年にジュビロ磐田に入団し、同年・日本代表デビュー。翌年にJリーグベストイレブン、AFC年間ベストイレブンなどを獲得し、97年にはジュビロ磐田をJリーグ初の年間王者に導くとともに、同年に行われた98年ワールドカップフランス大会アジア最終予選ではレギュラーで活躍。とくにアウェイの韓国戦でのゴールは、本大会出場に大きく貢献した。同ワールドカップ後には、イタリア・セリエAのACヴェネチアへ移籍するなど世界にも挑戦。2...
松田智沖|「ジョン ロブなオトコ」 名波 浩、ジョン ロブとサッカーを語る(3・最終回)
2010年、ワールドカップイヤーの楽しみ方名波 浩、ジョン ロブとサッカーを語る(3・最終回)ジュビロ磐田を中心にプロ生活14年間で、Jリーグの隆盛とワールドカップ初出場という日本サッカー史に残る歴史の主役の座にいた名波 浩さん。1月10日に引退試合を終えて、話は自然と今年のワールドカップ南アフリカ大会へ──ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)Text by OPENERSPhoto by Jamandfix名波 浩が見る、いまの日本代表チームとは?松田智沖 ワールドカップの1次リーグの抽選結果はいかがですか?名波 浩 とても刺激のあるグループに入りましたね。1試合1試合楽しめる組み合わせになりました。松田 個人的には非常に厳しいグループだと思いますが。名波 6月14日の初戦、カメルーン戦は、ホームアドバンテージが絶対あるだろうし、6月19日のオランダは間違いなく強豪国だし、6月24日のデンマーク戦は、前の2試合の結果によって戦い方が変わってきます。前の2試合で勝ち点1でも、...