クラシック
「クラシック」に関する記事
ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団の東京公演第2弾イベントレポート|MUSIC
MUSIC|ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団コラボ公演第2弾エレクトロとクラシックが織りなす音楽の宇宙とは2017年2月25日(土)、渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて、「爆クラ!presents ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団×アンドレア・バッティストーニ クラシック体感系II-宇宙と時間編-」が開催された。このイベントは、昨年3月に同プロデューサーによって開催され、多くの反響を呼んだ「クラシック体感系-時間、音響、そして、宇宙を踊れ!-」の第2弾として、ジェフ・ミルズの最新作『Planets』のリリースを機に日本に再上陸したエレクトロニック・ミュージックとクラシックの異色なコラボレーションプロジェクトである。今回も前売りチケットは完売し、当日券の販売はゼロ。世界的なエレクトロニック・アーティストが新たに発表する史上最大の野心作をライブ体験しようと、約2000人が会場に集まった。Text by ASAKURA Nao前半目玉は100台のメトロ...
ケベック映画賞最多6部門受賞! レア・プール監督作品『天使にショパンの歌声を』|MOVIE
ケベック映画賞最多6部門受賞!『天使にショパンの歌声を』国内外の数々の栄誉ある賞に輝いている、女性監督レア・プール。日本でもスマッシュヒットを記録した代表作『翼をください』、『天国の青い蝶』に続く新作は、音楽の力を信じて強く生きる女性たちを描く『天使にショパンの歌声を』。第18回ケベック映画賞最多6部門受賞、そして世界中の映画祭で大絶賛を博した新たな名作が誕生した。1月14日(土)より全国ロードショー。Text by OPENERS音楽の力を信じて、いま彼女たちの心は一つになる――繊細かつ温かな人間ドラマの名手として知られ、カナダ映画界を支えてきた女性監督、レア・プール。その多彩なフィルモグラフィーで、国内外の数々の栄誉ある賞に輝いた彼女の作品を目にした方も多いだろう。思春期の少女たちの愛と情熱に迫った『翼をください』、神秘の蝶と少年の奇跡の実話を映画化した『天国の青い蝶』は、日本でもスマッシュヒットを記録した。長編映画監督デビューから35年となった2015年、映像作家として円熟期...
筆記音で音楽を演奏するムービーを公開|Caran d’Ache
Caran d’Ache|カランダッシュ新アイテム「エクリドール バリエーション」の発売を記念“筆記音”でクラシック音楽を奏でる動画を公開約100年前にスイス・ジュネーブに創業した名門筆記具ブランド「Caran d’Ache(カランダッシュ)」より、父の日のギフトにも最適な「エクリドール バリエーション」が2016年6月上旬に発売される。これに合わせ、新アイテムを使った「音楽を奏でる文字/The Melody of Letters 」と題した動画が公開された。「ボールペンで書く音」を利用して、クラシックの名曲を奏でるユニークなショートムービーだ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)父の日ギフトに最適な「エクリドール バリエーション」1915年に創業し、スイス国内で唯一の文房具、画材メーカーである「Caran d’Ache(カランダッシュ)」。現在もそのすべての筆記具と画材は、職人によってジュネーブの工房で丁寧に作られている。このカランダッシュのロングセラーコ...
ジェフ・ミルズが東京フィルハーモニー交響楽団とコラボレーションイベントを開催|MUSIC
MUSIC|東京フィルハーモニー交響楽団と初共演日本初公演となるジェフ・ミルズのコラボレーションイベントヨーロッパを中心にエレクトロニック・ミュージック、テクノ・シーンで活躍するジェフ・ミルズ氏の来日が決定。2016年3月21日(月・祝)、日本初公演となるフルオーケストラとのコラボレーションイベントを、東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールにて開催する。Text by OPENERSジェフ・ミルズによる、クラシック音楽への多彩なアプローチヨーロッパでは、クラブミュージックとのコラボレーションなど、クラシック音楽の新しい試みが近年活発だという。この流れを牽引するアーティストのひとりがジェフ・ミルズ氏だ。ミルズ氏は、DVD作品『Blue Potential』として発売された、フランスのモンペリエ国立管弦楽団との共演以降、ヨーロッパ各国でオーケストラなどのクラシック楽団とのコラボレーションイベントを精力的に実施。これまでに5万人以上の観客を動員し、その活動はエレクトロニックア...
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が日本ツアー|MUSIC
MUSIC|辻井伸行をソリストに迎え「皇帝」を披露する公演もミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が日本ツアーワレリー・ゲルギエフが主席指揮者として率いる、ドイツの名門オーケストラ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が来日。11月末から東京や大阪、名古屋、仙台で6公演が開かれる。またソリストには、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人初優勝を果たしたピアニストの辻井伸行が迎えられた。ミュンヘン・フィルとおなじくミュンヘンに本社を置くBMWグループが協賛としてサポートする。Text by YANAKA Tomomiワレリー・ゲルギエフが就任してはじめての日本ツアー1893年に発足した前身のカイム管弦楽団から数え、すでに120年以上の歴史をもつミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団。2015年9月からは芸術監督、音楽監督としてロシア出身の世界的指揮者ワレリー・ゲルギエフが就任したばかりだ。公演では、ゲルギエフとミュンヘン・フィルのコラボレーションを反映し、ベートーヴェンやブル...
ゲーム音楽の粋を集めたプログラム「ファイナルシンフォニーII by ロンドン交響楽団」公演開催|MUSIC
MUSIC|外来オーケストラとしてはじめてゲーム音楽のコンサートを日本で敢行!「ファイナルシンフォニーII by ロンドン交響楽団」公演開催今秋、ゲーム音楽の世界に、大事件が起こる――世界的なオーケストラであるロンドン交響楽団が、ドイツの若手指揮者エッケハルト・シュティーアのもと、ロール・プレイング・ゲーム(RPG)「ファイナルファンタジー」の音楽を演奏する「ファイナルシンフォニーII by ロンドン交響楽団」を企画。9月27日(日)に大阪で初演し、10月4日(日)に横浜で2回公演をおこなう。Text by KAJII Makoto (OPENERS)ゲーム音楽の粋を集めたプログラムゲームファンならずとも、多くのひとに愛されているファイナルファンタジーのうつくしく壮大な音楽。今回の公演は、海外のオーケストラが日本でゲーム音楽を生演奏する史上初の試みとなる。指揮者は2013年に開催された「ファイナルシンフォニー」ツアーでも演奏を統率したエッケハルト・シュティーア氏。ピアノは数々の賞を...
HUNT|祐真朋樹氏と中室太輔氏のトークショーが開催
HUNT|ハント英国紳士に焦点を当てたプロジェクト「New Brits Gents Club」祐真朋樹氏と中室太輔氏によるスペシャルトークショーが開催英国の紳士の装いと文化にフォーカスした、ポップアップイベント「HUNT(ハント)」が阪急メンズ大阪で開催。「Holland Esquire(ホーランド エスクワイヤー)」の期間限定ショップと、ほかでは見ることのできないトークショーがおこなわれる。Text by MURAMATSU Ryo(OPENERS)ホーランド エスクワイヤーの期間限定ショップが誕生現在のメンズファッションのベースを築いたと言われる、英国紳士の装いと文化に焦点を当てたプロジェクト「New Brits Gents Club」がスタートする。さまざまな規則によって生まれる、一見、堅苦しいトラッドなスタイルを再解釈し、現代のファッションに取り入れるための提案をおこなうあたらしい試みだ。このプロジェクトの初となるイベント「HUNT」が、阪急メンズ大阪で11月12日(水)か...
MUSIC|坂本龍一がセルフカバーアルバム『THREE』をリリース
MUSIC│ピアノ、チェロ、バイオリンのトリオでセルフカバー10月10日午後7時からはUstreamなどで全曲試聴会も坂本龍一の新作『THREE』がリリース坂本龍一が自身の曲をピアノ、チェロ、バイオリンのためにあらたにアレンジし、トリオで演奏したセルフカバーアルバム『THREE』が10月17日(水)にリリースされる。ヨーロッパツアーの直後に収録し、自らの過去の曲に再び命を吹き込んだ完成度の高いアルバムは必聴だ。Text by YANAKA Tomomi近作から往年の名曲まで13曲を収録1996年にリリースされ、過去の名曲を収めた『1996』につづくトリオでのセルフカバーアルバムとなった『THREE』。ピアノを担当した坂本をはじめ、チェロは『1996』にも参加していた坂本の朋友でもあるジャケス・モレレンバウム、そしてバイオリンはあらたにオーディションで選ばれたジュディ・カンがくわわった。アルバムは、2011年秋にヨーロッパで開催された3人でのツアーの直後にポルトガルで収録。2011年...
MUSIC|東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で名曲の数々が蘇る。坂本龍一『Playing the Orchestra 2014』
MUSIC|東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で名曲の数々が蘇る坂本龍一『Playing the Orchestra 2014』坂本龍一と東京フィルハーモニー交響楽団による公演『Playing the Orchestra 2014』が映像、音源化。DVDやCDなどでリリースされた。Text by YANAKA Tomomiサントリーホールでの映像と教授自選のベストテイクを収録したCDも販売坂本龍一が16年ぶりにフルオーケストラとの競演で話題を呼んだ『Playing the Orchestra』が2013年につづき2014年も実現。そのなかでも2014年4月4日にサントリーホールで開かれた公演が映像化された。コンサートでは教授がピアノと全楽曲の指揮を手掛け、『戦場のメリークリスマス』や『ラスト・エンペラー』『八重の桜』など名曲を演奏。さらにあらたなオーケストレーションによる『バレエ・メカニック』も披露され、そのすべてがブルーレイとDVDに収録されている。また教授自身が全国6カ所7公演...
MUSIC|女性5人「Aura」のア・カペラで迎える聖夜
MUSIC|「クリスマスコンサート2013」を東京と名古屋で開催女性5人「Aura」のア・カペラで迎える聖夜メンバーは女性5人――畠山真央、原嶋絵美、菊地薫音、奥脇 泉、大石悦代。「Aura(アウラ)」は、2003 年7月に結成された、女声5声のクラシック・ア・カペラ・グループ。12月に東京と名古屋でクリスマスコンサートを開催する。アーティストMIC*ITAYA氏がビジュアルをディレクションするなど、メインビジュアル(上写真)はそうそうたるメンバーによって制作された。※本記事は2013年11月18日に公開されたものです。Text by KAJII Makoto (OPENERS)12月22日(日)15時と17時の2回阪急メンズ東京1階クリスマスツリーのステージで無料ミニコンサート開催「声だけで名曲は生まれ変わる」をコンセプトに、ソニー有機ELテレビや沢井製薬、ACジャパンなどのCMや、「のだめカンタービレ巴里編」の挿入歌などを担当し、今もっとも注目されているクラシック・ア・カペラ・...
MUSIC|宮本益光 バリトンリサイタル、9月28日開催
MUSIC|9月28日(日)開催。ドレスコードは“真紅”のアイテム!宮本益光 バリトンリサイタル「真紅のモーツァルト」宮本亜門演出のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」で華々しく二期会デビューしたオペラ歌手・宮本益光(みやもと・ますみつ)。その後もつねにモーツァルトに取り組みつづけてきた氏の企画・構成によるリサイタルが、9月28日(日)に渋谷「Hakuju Hall」で開催される。Text by MIYAMOTO Masumitsuその名も「真紅のモーツァルト」モーツァルトの肖像画といえば、バーバラ・クラフトによって描かれた真紅の衣装をまとった姿が一般的でしょう。真紅は燃える情熱、血のたぎり、愛情……。彼がオペラで描いたさまざまな登場人物も、色褪せぬ真紅の命が宿っているかのよう。そこでモーツァルトが生涯で描いたさまざまな役柄を取り上げ、掘り下げることで、モーツァルトのまとう赤をより鮮明にあぶりだそうというのが、今回の「真紅のモーツァルト」です。共演者も豪華に、日本を代表するソプラノ砂川涼子...
MUSIC|奇才チリー・ゴンザレスがピアノを携え帰ってきた!
MUSIC|カナダが誇る奇才がピアノを携え帰ってきた!チリー・ゴンザレスが奏でる、美しきピアノ旋律第2弾『ソロ・ピアノ II』(1)カナダ出身の“奇才”音楽家、チリー・ゴンザレス。“ゴンザレス”の名で知られる彼は、ピアニストとしてはもちろん、エレクトロ・ヒップホッパー、プロデューサーとさまざまな肩書きをもち、各方面でその才能をいかんなく発揮している。2004年に発表されたピアノ作品集『ソロ・ピアノ』は、深く美しい静けさに引き込むポスト・クラシカル・モダンの名盤とされ、評価を決定的なものに。あれから8年。ふたたび、自らの原点であるピアノと向き合い、待望の続編となる『ソロ・ピアノ II』を完成させた。Text by TANAKA Junko (OPENERS)Interview & Translation by TSUKAMOTO NikiPhotographs by ISARD Alexandreゴンザレスしか奏でることのできない珠玉の14篇1972年カナダに生まれ、現在はフ...
J.M. Weston|メゾンキツネ限定“ニューヨーカー”ローファー
J.M. Weston|ジェイエムウエストンJ.M. Weston x Maison KitsunéNY店限定コレクション“THE NEW YORKER”昨年、メゾンキツネを招いて、“イーストハンプトン”コレクションを成功させた、ジェイエムウエストンのアーティスティックディレクターのミッシェル・ペリー。今回はキツネのニューヨークデビューをサポートするために、ローファーをともにデザイン。“ニューヨーカー”なローファーが、キツネニューヨーク、ジェイエムウエストンニューヨーク店限定で販売される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)キツネのマサヤ・クロキが好むリラックスした雰囲気1891年にフランス・リモージュに創業して以来、斬新さと上品さを両立、伝統も遊び心も尊重するという姿勢でものづくりに取り組むジェイエムウエストン。昨年、メゾンキツネを招いて発表されたイーストハンプトンコレクションも、“ちょっとした縁や出会いを大切にして、著名な人たちにジェイエムウエストンのデ...
MUSIC|第1回 秋のYAMAGIWAコンサートに読者ペア10組20名ご招待
MUSIC|第1回 秋のYAMAGIWAコンサート<出演 天満敦子(ヴァイオリン)>開催コンサートにペア10組20名ご招待1923年の創立以来、照明を文化としてとらえ「光」の質の向上と技術の発展をめざし、今年、“新生YAMAGIWA”としてリスタートした「YAMAGIWA(ヤマギワ)」。10月28日(月)に世界的ヴァイオリニスト天満敦子(てんまあつこ)さんを迎えて、「第1回 秋のYAMAGIWAコンサート」を愛知県芸術劇場 コンサートホールで開催する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)愛知県をはじめ、中京圏の方はぜひご応募を!9月末日まで、YAMAGIWA東京ショールームにて、1960~70年代の北欧のインテリアデザイン界を代表するデザイナー、バーナー・パントンがデザインした照明器具「VERPANシリーズ」を展示中のYAMAGIWA。「光」は、ひとの心を豊かにするチカラ――芸術作品に通じるチカラをもつというYAMAGIWAの思いが展示から伝わってくる。10...
MUSIC|名バリトン、多田羅迪夫退任記念演奏会 開催
MUSIC|日本を代表する名バリトンが東京藝術大学教授を定年退任多田羅迪夫退任記念演奏会 開催東京藝術大学では1982年より非常勤講師を務め、1990年に准教授、2000年に教授となり、オペラ科主任、声楽科主任、藝術活動推進委員会委員長などを歴任。オペラ、歌曲はもとより、オラトリオの演奏にも大きな実績を誇り、日本を代表する名バリトン歌手の多田羅迪夫(たたらみちお)氏が、東京藝術大教授を定年退任する。退任を記念して、3月20日(木)に東京藝術大学奏楽堂にて、「多田羅迪夫退任記念演奏会」が開催される。 Text by KAJII Makoto (OPENERS)入場申し込み〆切は2月17日(月)現在、東京二期会オペラ企画委員長などの要職のほか、さまざまな審査員や合唱団の音楽監督、二期会オペラ研修所でも後進の育成に尽力している多田羅迪夫氏。「今後は大学常勤の拘束を解かれた時間を、ドイツリートやコンサート、オペラなど自らの演奏活動のさらなる充実にも費やしてゆきたい。次世代へ継承してゆ...