LONGINES
1832年、スイス・サンティミエにおいて、時計の組み立て工房を開業したオーギュスト・アガシと、彼の甥で、’66年、レ・ロンジン村に近代的な一貫製造体制を敷いたアーネスト・フランシロンにより、スイス時計の名門ブランド、ロンジンの基盤が築かれた。 アーネスト・フランシロンが築いた時計工場で最初に製造されたリューズ巻き式の懐中時計は、1867年のパリ万博で銅賞を獲得。その後も、高精度と高品質を兼ね備えたロンジンの製品は、歴代万博で10個のグランプリと28個の金メダルを手中に収めている。また1879年に、いち早くクロノグラフ・ムーブメントの開発に成功しており、’96年にギリシャ・アテネで開かれた第一回目となる近代オリンピック大会では公式計時を担当している。以後、スポーツの分野にも活躍の場を広げる。 腕時計においては1926年にR.アムゼンが挑戦した北極海探検を始めとした数多くの冒険旅行に携行されている。’27年にはチャールズ・リンドバーグが行った大西洋無着陸横断飛行にも携行され、苛酷な状況下でも着用可能な航空時計を製造するブランドとして世界的な知名度を獲得したのだった。 こうした輝かしい歴史を持つロンジンは、現在もスポーツ系とドレス系の両方の分野で実に多彩なラインナップを展開している。2017年バーゼル・フェアでは、革新的なクオーツウォッチ コンクエスト V.H.P.を発表。確かな品質とコストパフォーマンスに優れた魅力的なコレクションを展開している。 【創業年】1832年 【創業地】スイス、サンティミエ 【主なシリーズ名】ロンジン マスターコレクション、コンクエスト、ハイドロコンクエスト、ヘリテージコレクション 【問い合わせ先】スウォッチ グループ ジャパン ロンジン事業部 Tel. 0...
「LONGINES」に関する記事
ロンジン「コンクェスト」シリーズに月齢を表示するムーンフェイズ登場|LONGINES
LONGINES|ロンジンエレガントなムーンフェイズをリリースコンクェスト クラシック ムーンフェイズ「コンクェスト クラシック」は、ロンジンと乗馬スポーツのもつエレガントさを表現したコレクションであり、長い時計製造の伝統持つ名門ブランドを象徴している。そのコレクションにあたらしく美麗な月齢表示を装備する「コンクェスト クラシック ムーンフェイズ」が登場した。Text by KAWADA Akinoriいちだんと洗練されたエレガンスを文字盤にあらわすロンジンが展開する「コンクェスト」は、1954年からつづく名称で、世界知的所有権機関(WIPO)から特許を取得しており、ロンジン固有のコレクション名は、数かずの名作にこの名が採用されてきた。数多くのスポーツイベントで公式計時などを務めてきたロンジンだが、1878年からつづく乗馬スポーツとのかかわりはいまだに深く、現行の「コンクェスト クラシック」は、乗馬のもつエレガンスをデザインにこめたコレクションとなっている。ムーンフェイズを搭載した...
LONGINES|コンクェスト レプリカ
LONGINES|ロンジンConquest Replica|コンクェスト レプリカText by OPENERS1955年に誕生したロンジンの名作時計「コンクェスト」。それを現代に蘇らせたのが「コンクェスト レプリカ」だ。直径35mmの小振りなSSケースに、楔形のインデックスや、ドルフィン形状の針を備えたクラシカルなデザインが魅力。ロンジンの伝統である“有翼の砂時計”のエンブレムも、ひときわ格調高く輝いて見える。ちなみに「コンクェスト」とは、英語で“勝利者たち”の意味である。ロンジンは1879年に世界で初めて懐中型のクロノグラフを開発するなどスポーツ計時の分野でも実績があり、実際にリンドバーグやウィームス大佐など数多くの冒険家たちも愛用。そして、このようなかつての偉大な冒険家たちを祝福するかのように、復刻モデルの裏蓋には“星と波”を象った七宝エンブレムがあしらわれている。さらに、2007年のロンジン創業175周年のアニバーサリイヤーには、往時の「コンクェスト」のデザインを、より忠実...
ロンジン|ホースレースの計測・追尾のあたらしい技術を発表|LONGINES
LONGINES|ロンジン豪『ロンジン・ゴールデン・スリッパー』の公式パートナーにも高精度のあたらしい計測技術「ロンジン・ポジショニング・システム」を発表ロンジンは、ホースレースの計測、追尾のためのあたらしい技術「ロンジン・ポジショニング・システム(LONGINES Positioning System LPS)」を発表した。text by HAMADA Masaru (OPENERS)2歳馬世界最高賞金を誇るレースに「ロンジン・ゴールデン・スリッパー」と命名国際競馬統括機関連盟(IFHA)の公式パートナー兼公式時計でもあるロンジンが発表したLPSは、レース中の馬の正確な位置、レース順位、馬それぞれの距離と速度などのデータを瞬時に提供するサービス。誤差は50mm以内の精度を誇り、毎秒1,000 回計測することができる。発表の会見はオーストラリア シドニーにあるロイヤル・ランドウィック競馬場で行われた。同競馬場のザ・チャンピオンシップス2日目、「ロンジン・クイーン・エリザベス・ステ...
ロンジン|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|LONGINES
LONGINES|ロンジン人気のヘリテージコレクションをリリース今年は、パルスメーター搭載のクロノグラフを製作スイスの時計ブランドとして歴史あるロンジンは、毎年「ヘリテージコレクション」をリリースしている。特に日本で人気で、注目しているファンは多い。今年のヘリテージは、ロンジンの歴史を意識させるクロノグラフとダイバーズの復刻モデルだ。そのほか新コレクションのレディスモデルにも注目だ。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori馬術競技の優雅さを表現する「イクエストリアン」いつの時代においてもロンジンが時計業界に果たしてきた功績は大きい。復刻モデルや高品質でリーズナブルな商品開発など、ロンジンが牽引してきたと言っても過言ではない。今年発表されたふたつのヘリテージコレクションは、1920年代のクロノグラフと1960年代のダイバーズを現代の技術で復活させたモデル。さらに、近年の馬術競技との関係を強調するように、新コレクション「イ...
LONGINES|ロンジン|Master Collection Moon Phase|マスターコレクション ムーンフェイズ トリプルカレンダー
LONGINES|ロンジンLongines Master Collection Moon Phaseロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ トリプルカレンダーText by OPENERSロンジンの創業は1832年。すでに3世紀にまたがる長い歴史のなかで、ロンジンが果たした時計史への貢献は、枚挙にいとまが無い。そんな誇り高きロンジンの歴史を象徴すべく誕生したのが「マスター」のシリーズ名を持つ、こちらの機械式コレクション。なかでも同モデル「ムーンフェイズトリプルカレンダー」のポテンシャルの高さには、まったくもって驚嘆すべきものがある。複雑で精緻な表情を浮かべる文字盤のひとつひとつを見ていこう。まずセンターには4本の針がセットされている。通常の時刻を表示する時・分針、そしてダイヤル外周の1〜31日の日付を示す三日月型のポインター針、さらにはクロノグラフのタイム結果を表示する計測用の秒針を装備。12時位置には30分カウンターと、月と曜日のデジタル窓。6時位置には12時間カウンター...
LONGINES|ロンジン|Conquest Ceramic|コンクェスト セラミック
LONGINES|ロンジンConquest Ceramic|コンクェスト セラミックText by OPENERS1955年に誕生したロンジンの「コンクェスト」。数々の著名な冒険家たちに愛されたロンジンが贈る、チャレンジ精神をたたえる同シリーズに、はじめてセラミック素材を採用した「コンクェスト セラミック」が登場した。セラミックは傷がつきにくく、なおかつ変色や変質に強い。つまり、その独特なツヤ感を半永久的に存続させることが可能であり、美しさと高機能性を併せ持つ、腕時計にとってはまさに理想の素材といえる。しかも、アレルギーフリーという特性を持つため、人体に対しても非常に優しい。1955年の誕生以来、“スポーティエレガンス”を標榜してきた「コンクェスト」にとって、セラミックは最適な素材のひとつなのだ。このセラミックを、もっとも傷のつきやすい部位であるべゼルに使用するだけでなく、リューズ先端のカボションや、ブレスレットのセンターパーツにも使用している。色は、ブラックとグレーの2色展開で、...
LONGINES|今年のハイライトは複刻された24時間ダイヤルモデル
LONGINES|ロンジン今年のハイライトは複刻された24時間ダイヤルモデル1秒以下の読み取りも可能なクロノグラフも見逃せない。スイス屈指の名門ブランド・ロンジンの新作は、例年以上にクラシックテイストのスタンダードモデル、スポーツモデルが揃った。どれも最新の機械式ムーブメントを搭載しながらリーズナブルな価格が魅力だ。取材・文=渋谷康人スイス時計の王道を行く伝統のスタイル&メカニズムが魅力懐中時計の時代から高精度な機械式時計を作りつづけ、とくにスポーツウォッチやスポーツ計時の分野で偉大な歴史をもつ1932年創業の名門ロンジン。ここ数年は“クラシックへの回帰”という時計界の大トレンドをいち早く先取りした製品展開、具体的にはメンズ&レディスとも1950年代を彷彿させるデザインのモデルがコレクションのメイン。しかも、スウォッチ グループという世界最大の時計製造コングロマリットの中核ブランドである強みを活かして、高度なメカニズムをリーズナブルな価格で実現している点が大きな特徴だ。とくに、快適...
LONGINES|ダイビングウォッチ「ハイドロコンクェスト」の新作
LONGINES│ロンジンHydroConquest│ハイドロコンクェスト水のなかの世界にもたらす色彩豊かなパフォーマンスダイビングウォッチ「ハイドロコンクェスト」に新モデル誕生創業180年以上の歴史をもつ老舗の時計メゾン、ロンジンのスポーツコレクションからダイビングウォッチ「ハイドロコンクェスト」の新作が誕生した。Text by YANAKA Tomomiクロノグラフと3針モデルの2タイプを展開「エレガンスと革新の融合」をテーマに、1832年の創業以来、スイスを拠点に時計をつくりつづけてきたロンジン。2007年のモデルをリファインした新作の「ハイドロコンクェスト」は、ウォータースポーツに情熱を傾けるひとびとやダイバーにふさわしいコレクションとして、ダイビングの世界に色彩豊かなパフォーマンスをもたらすものとなった。新モデルでは、クロノグラフと3針モデルの2タイプが登場。ともにケースはステンレススティール製の直径39ミリと41ミリの2種類が用意され、クロノグラフではETAがロンジンの...
LONGINES|「ロンジン フューチャー テニス エース2013」開催
未来を嘱望された少年が世界から集結「ロンジン フューチャー テニス エース2013」開催現在、熱戦が繰り広げられている全仏オープンのオフィシャルパートナーを務めるスイスの名門時計ブランド、ロンジン。今年も未来のテニスチャンピオンを発掘するプロジェクト「ロンジン フューチャー テニス エース」が、全仏オープンに合わせてパリで開催された。世界中から集まった少年たちが未来のエースを目指し、試合に挑む。Text by YANAKA Tomomiクレイコートでのプレーに必要なスキルを伝授“伝統” “エレガンス” “パフォーマンス”をテーマに時計を作り続け、180年以上にもわたる歴史をもつロンジンが、若きエースを発掘するべく開催する「ロンジン フューチャー テニス エース」。今年は5月30日から6月1日の3日間にわたりパリ市内で開かれた。本大会では、日本をはじめ、オーストラリア、フランス、中国、ポーランド、メキシコなど世界16カ国から未来が嘱望された13歳未満の男子プレイヤーが集結。全仏オープ...
LONGINES|「ロンジン ディアヌ賞」のタイトルパートナーに就任
「ロンジン ディアヌ賞」のタイトルパートナーに就任「エレガンスと革新の融合」をテーマに時計を作りつづけ、創業180周年以上の歴史を誇るロンジン。「ロンジン ディアヌ賞」のオフィシャルパートナーそして、タイムキーパーとして、3年連続で歴史ある3歳牝馬限定のフラットレースをサポートすることになった。Text by KUROMIYA Yuzuメジャーなファッションイベントとしても注目1843年に起源をもち、紳士、淑女の社交場としていまも華やかなカルチャーが息づく、トラディショナルな国際的レース「ロンジン ディアヌ賞」。6月16日(日)、フランス・シャンティイ競馬場で開催されるレース当日は、エレガンスをフォーカスとした9つのエキサイティングなフラットレースを実施。壮大なシャンティイ城が建つ競馬場は、ロンジンが表現する上質なスタイルとエレガンスを具現するまさに理想的な空間だ。「ロンジン ディアヌ賞」はメジャーなファッションイベントとしても注目され、毎年、豪華なヘッドや衣装を身にまとった淑女が...
LONGINES|The Longines Master Collection Retrograde|マスターコレクション レトログラード
LONGINES|ロンジンThe Longines Master Collection Retrogradeロンジン マスターコレクション レトログラードText by OPENERS「ロンジン マスターコレクション」は、同社の機械式時計作りの歩みを象徴するシリーズ。なかでも「ロンジン マスターコレクション レトログラード」は、2007年に創業175周年を迎えたロンジンが手掛けたコンプリケーションウォッチだ。機構面では、ロンジンのためにムーブメント専業メーカーのETA社が専用設計した自動巻きCal.L698を搭載する。ロンジン初となる4つのレトログラード(パワーリザーブ・インジケーター搭載モデルは3つ)機構を備え、12時位置に曜日、6時位置にスモールセコンド、3時位置にカレンダー、9時位置に24時間表示という合計4つの扇形ダイヤルをほぼシンメトリーにレイアウト。コンプリケーションでありながら、端正な顔立ちに仕上げたあたり、さすが老舗のデザインワークと感服させられる。緻密なバーリーコ...
「ロンジンフォトコンテスト 2014」|LONGINES
LONGINES│ロンジン躍動感や静粛のなかに感じる“エレガンス”を写真で表現『ロンジンフォトコンテスト 2014 ~コンクェスト クラシック~』「エレガンスと革新の融合」をテーマに時計作りを続け、創業180年以上の歴史を有する「ロンジン」。馬術競技や世界の名立たるホースレースの公式パートナーとして、サポートしていることでも知られているが、このたび、世界各地でのホースレース開催に敬意を表し、11月7日(金)までの期間、『ロンジン フォトコンテスト 2014 ~ コンクェスト クラシック~』を開催している。Text by OPENERS‘Elegance is an attitude’ ~エレガンス、それは私の意志~今年で3回目をむかえる「ロンジンフォトコンテスト」のテーマは、ブランドメッセージでもある「‘Elegance is an attitude’ ~エレガンス、それは私の意志~」とおなじく、“Elegance(エレガンス)”だ。技術レベルや被写体は問われない。ロンジンがサポー...