LONGINES|コンクェスト レプリカ
Watch & Jewelry
2015年6月23日

LONGINES|コンクェスト レプリカ

LONGINES|ロンジン

Conquest Replica|コンクェスト レプリカ

Text by OPENERS

1955年に誕生したロンジンの名作時計「コンクェスト」。それを現代に蘇らせたのが「コンクェスト レプリカ」だ。直径35mmの小振りなSSケースに、楔形のインデックスや、ドルフィン形状の針を備えたクラシカルなデザインが魅力。ロンジンの伝統である“有翼の砂時計”のエンブレムも、ひときわ格調高く輝いて見える。

ちなみに「コンクェスト」とは、英語で“勝利者たち”の意味である。ロンジンは1879年に世界で初めて懐中型のクロノグラフを開発するなどスポーツ計時の分野でも実績があり、実際にリンドバーグやウィームス大佐など数多くの冒険家たちも愛用。そして、このようなかつての偉大な冒険家たちを祝福するかのように、復刻モデルの裏蓋には“星と波”を象った七宝エンブレムがあしらわれている。

さらに、2007年のロンジン創業175周年のアニバーサリイヤーには、往時の「コンクェスト」のデザインを、より忠実に再現した日本限定モデルも登場した。ボックス型のクリスタル風防の下に、湾曲を帯びたアンティーク調のダイヤルを採用することで、極上のヴィンテージ感を演出。同じくブラックとシルバーの2色展開で、かつてのロンジンを彷彿させるノスタルジックな風情をたたえている。

(上)自動巻き。毎時2万8800振動。42時間パワーリザーブ。ケース径35mm。SSケース。ワニ革ストラップ。3気圧防水。18万9000円。

(右下)日本限定モデル
自動巻き。毎時2万8800振動。42時間パワーリザーブ。ケース径35mm。SSケース&ブレス。3気圧防水。19万9500円。

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BRAND HISTORY
1832年、スイス・サンティミエにおいて、時計の組み立て工房を開業したオーギュスト・アガシと、彼の甥で、’66年、レ・ロンジン村に近代的な一貫製造体制を敷いたアーネスト・フランシロンにより、スイス時計の名門ブランド、ロンジンの基盤が築かれた。

アーネスト・フランシロンが築いた時計工場で最初に製造されたリューズ巻き式の懐中時計は、1867年のパリ万博で銅賞を獲得。その後も、高精度と高品質を兼ね備えたロンジンの製品は、歴代万博で10個のグランプリと28個の金メダルを手中に収めている。また1879年に、いち早くクロノグラフ・ムーブメントの開発に成功しており、’96年にギリシャ・アテネで開かれた第一回目となる近代オリンピック大会では公式計時を担当している。以後、スポーツの分野にも活躍の場を広げる。

腕時計においては1926年にR.アムゼンが挑戦した北極海探検を始めとした数多くの冒険旅行に携行されている。’27年にはチャールズ・リンドバーグが行った大西洋無着陸横断飛行にも携行され、苛酷な状況下でも着用可能な航空時計を製造するブランドとして世界的な知名度を獲得したのだった。

こうした輝かしい歴史を持つロンジンは、現在もスポーツ系とドレス系の両方の分野で実に多彩なラインナップを展開している。2007年4月のバーゼル・フェアでは、スポーツウオッチ「ロンジン スポーツコレクション」を発表。確かな品質とコストパフォーマンスに優れた魅力的なコレクションを展開している。

【創業年】1832年
【創業地】スイス、サンティミエ
【主なシリーズ名】エヴィデンツァ、マスターコレクション、スポーツコレクション
【問い合わせ先】スウォッチ グループ ジャパン ロンジン事業部 03-6254-7351

公式サイト:http://www.longines.com/

           
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