LONGINES|ロンジン|Master Collection Moon Phase|マスターコレクション ムーンフェイズ トリプルカレンダー
Watch & Jewelry
2015年3月31日

LONGINES|ロンジン|Master Collection Moon Phase|マスターコレクション ムーンフェイズ トリプルカレンダー

LONGINES|ロンジン

Longines Master Collection Moon Phase
ロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ トリプルカレンダー

Text by OPENERS

ロンジンの創業は1832年。すでに3世紀にまたがる長い歴史のなかで、ロンジンが果たした時計史への貢献は、枚挙にいとまが無い。そんな誇り高きロンジンの歴史を象徴すべく誕生したのが「マスター」のシリーズ名を持つ、こちらの機械式コレクション。なかでも同モデル「ムーンフェイズトリプルカレンダー」のポテンシャルの高さには、まったくもって驚嘆すべきものがある。

複雑で精緻な表情を浮かべる文字盤のひとつひとつを見ていこう。まずセンターには4本の針がセットされている。通常の時刻を表示する時・分針、そしてダイヤル外周の1〜31日の日付を示す三日月型のポインター針、さらにはクロノグラフのタイム結果を表示する計測用の秒針を装備。

12時位置には30分カウンターと、月と曜日のデジタル窓。6時位置には12時間カウンターと、ムーンフェイズを装備する。9時位置には内周にスモールセコンド、そして外周ではAM/PMがわかる24時間表示を配置。

これほどの多機能を、わずかケース径40mmのサイズに集約して、なおかつ格調高い文字盤の景色を作り上げた、デザインの巧さも特筆すべきだろう。シルバーダイヤルの中では、青焼きのブルースティール・リーフ針が、エレガントに時を告げてくれる。

まさしく「マスター」の名にふさわしい実力を持つ名機だが、そのコストパフォーマンスの高さもズバ抜けている。18KPGケースを採用しても、100万円を少しはみ出るばかり。SSケースモデルであれば、40万円台の前半で購入できるという破格の価格設定なのだ。

SSケース×シルバーダイヤルの設定ならば、SSブレスと肉厚のアリゲーターストラップから選択が可能。どちらを選んでも値段が変わらない点もうれしい限りだ。シースルーバックからは、美しいデコレーションが施された自動巻きムーブメントが見られるため、時計を外してからもその眺めに酔いしれたい。

自動巻き。毎時2万8800振動。42時間パワーリザーブ。ケース径40mm。SSケース。アリゲーターストラップ。3気圧防水。41万4750円。

18KPGケース。109万2000円。

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