FORTIS

1912年、ヴァルター・フォグトにより、スイスのグレンシェンで創業。1926年には、発明家ジョン・ハーウッドとの共同開発により、世界初の自動巻き腕時計の商品化という快挙を成し遂げている。

以降、このブランドの開発の歴史は、時計業界にさまざまな技術革新をもたらしてきた。1968年に発表された「フリッパー」では、時計にプラスティック素材をはじめて採用し、メンテナンスフリー化を目指している。さらに、1998年には、独立時計師のポール・ゲルバーと共同開発し、初のアラーム機能搭載の自動巻きクロノグラフを発表した。

また、1994年に開発された「コスモノート クロノグラフ」が、その機能性や耐久性、優れた精度などが認められ、ロシアのユリ・ガガーリン宇宙訓練センターのオフィシャルウォッチに認定されるなど、プロユースな造り込みでも知られている。

現在は、ラテン語で“力強さ”をあらわすブランド名どおり、ダイバーズ、パイロットウオッチといった分野でハイスペックなモデルを展開し、宇宙飛行士をはじめとするプロフェッショナルからの信頼も篤い。

【創業年】1912年 【創業地】スイス・グレンシェン 【主なシリーズ名】コスモノート、フリーガー、B-42 【問い合わせ先】ホッタ Tel. 03-6226-4715

公式サイト http://www.fortis.jp/

素材の持続可能性に着目した2021年新作「フリーガー ミッドナイトブルー」|FORTIS

素材の持続可能性に着目した2021年新作「フリーガー ミッドナイトブルー」|FORTIS

フォルティスより、2020年にリリースされた新生フリーガー・コレクション4モデルに続き、2021年、パイロットウオッチコレクションの新たなマイルストーンとなる「フリーガーF-39 ミッドナイトブルー」と「フリーガーF-41 ミッドナイトブルー」が誕生した。
パイロットウオッチの要素を現代的なスタイルで再現した新作「フリーガー」|FORTIS

パイロットウオッチの要素を現代的なスタイルで再現した新作「フリーガー」|FORTIS

1987年にブランド創立75周年を記念して誕生した「フリーガー」が、約30年の時を経て新たなシリーズに生まれ変わった。初代のパイロットウオッチから継承される無駄のないフォルムに、新しいデザイン要素を加えたGMT、クロノグラフ、ケース径39ミリまたは41ミリの3針モデルの4機種が取り揃う。
フォルティス発の最新限定モデルは、ウルトラセブンとコラボレート!?|FORTIS

フォルティス発の最新限定モデルは、ウルトラセブンとコラボレート!?|FORTIS

FORTIS|フォルティス放送開始からちょうど半世紀! 50本限定のウルトラセブンモデルスイスの時計ブランド、フォルティスが、今年放送開始から50年を迎えたウルトラセブンとコラボレートした「ウルトラセブン リミテッド by フォルティス」を発売。日本でわずか50本のみリリースされるレアモデルである。Text by YANAKA Tomomi自動巻きローターにはウルトラセブンのシルエットをデザイン国際宇宙ステーションISSに向けて飛び立つ宇宙飛行士の公式装備品サプライヤーとなり、宇宙とのつながりが強めてきたフォルティス。そのフォルティスが新たにタッグを組んだのは、宇宙をテーマにし、今年放送開始からちょうど半世紀という大きな節目を迎えた「ウルトラセブン」だ。2016年に誕生したフォルティスの新型ケースが採用され、フォルティスの伝統的なスタイルの随所にウルトラセブンをイメージした意匠をデザイン。シルバーダイアルの6時位置には、地球防衛軍・ウルトラ警備隊(TDF-UG)のロゴマークが配され...
シンプルイズムが際立つ「スペースマティック」に2種類の2017年モデルが誕生|FORTIS

シンプルイズムが際立つ「スペースマティック」に2種類の2017年モデルが誕生|FORTIS

FORTIS|フォルティスよりスタイリッシュになった「スペースマティック」2017年モデルスイスの時計ブランド、FORTISの代表作「スペースマティック」に新作が登場した。Text by YANAKA Tomomiフォルティスの歴史の中でもエポックメイクな存在といわれる「スペースマティック」。1960年代にはアメリカのジェミニ宇宙プロジェクトのクルーが、初期モデルのひとつ「スペースマティック“ar”(all risks)」を装着したことでも知られる。そして2000年代に、フォルティスを代表するモデルにまで成長。視認性に優れた入門機として、シンプルなデザインが高い評価を得ている。その2017年モデルでは、ブラックダイアルに配された6・9・12の大きなホワイトインデックスが特徴。これまで以上にスタイリッシュなデザインと高い視認性を追求している。このモデルは、ケース仕上げの違いにより、2種類を展開。サテン仕上げの「スチール」とブラックPVD仕上げを施した「ステルス」の2モデルがラインナッ...
スイス人アーティスト、ロルフ・ザックス氏とのコラボアートモデル|FORTIS

スイス人アーティスト、ロルフ・ザックス氏とのコラボアートモデル|FORTIS

FORTIS|フォルティス実験室のガラス器具の目盛を再現するべく手作業でアートワークを塗布した、わずか150本の限定モデルダイアルに黒板をデザインした2008年リリースの「IQウォッチ」、フロスト仕上げの風防を持つ2011年リリースの「フリッソン」、数字の度数法と弧度法を使った2015年リリースの「2パイ」……。これらに続き、今回で4作目となる、幅広い専門性をミックスした手法で知られるスイス人アーティスト、ロルフ・ザックス氏とスイス時計ブランド、FORTISとのコラボレーションモデル「ロルフ・ザックス2.4mlリミテッド・エディション」が登場した。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)若干の個体差も、すべて“味”となるアート作品新しい試みにチャレンジすることが得意なロルフ・ザックス氏は“2.4mlウォッチ”をデザインするにあたり、化学実験室とそこで使われているガラス器具の視覚言語を採り入れた。実験室で目にした化学的技法からインスピレーションを得て、まった...
バーゼルの“華”は今年もクロノグラフ|BASELWORLD 2016

バーゼルの“華”は今年もクロノグラフ|BASELWORLD 2016

BASELWORLD|バーゼルワールド注目の10ブランドをピックアップバーゼルの“華”は今年もクロノグラフ(1)ほとんどのブランドからクロノグラフの新作が登場し、まさに百花繚乱といった趣が、年々強くなる腕時計の世界。2016年のバーゼルワールドでも、その流れは堅調だった。ムーブメント供給が危ぶまれた、いわゆる2010年問題を契機として起こった自社クロノグラフムーブメントの開発競争には一息ついた感はあるが、外装も含めたレベルアップは継続中だ。Photograph by NAGASHIMA ToruText by KAWADA Akinoriデイトナにブラックベゼルが帰ってきたROLEX|ロレックスついにという感慨がある。かつてブラックのプレキシガラス製ベゼルを装備したデイトナのステンレススチールモデルは、1960年代半ばに登場し、長きにわたってメタルベゼルモデルと並行して製造されていた。それが、1988年に登場したRef.16520以降、メタルベゼルに一本化されラインナップから姿を消...
フォルティス|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|FORTIS

フォルティス|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|FORTIS

FORTIS|フォルティスフォルティスに新コレクション「テレスティス」誕生従来のフォルティスのラインナップは、国際宇宙ステーションのミッションの公式時計となってきた「コスモノート」、航空時計の「フリーガー」、ダイバーズ系の「マリーン」の3本柱だったが、2015年は、これらにくわえてクラシックなデザインと現代的な機能性を採用したコレクションが誕生した。1930~'40年代の時計をオマージュし、手の届きやすい価格。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori過去のクラシックモデルにヒントを得たシンプルなデザインフォルティスは、従来のコレクションに加えて新たに「テレスティス」(地球)というコレクションを創設し、自社の世界観を完成させる。このコレクションには、「タイクーン」「ナイティーン・フォルティス」「ヘドニスト」「オーケストラ」4つのラインがある。この「テレスティス」コレクションのなかでも注目の「タイクーン クロノグラフ」「ナ...
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