Windows 10がイノベートする今日、そして明日|Microsoft

Windows 10がイノベートする今日、そして明日|Microsoft

Microsoft|マイクロソフト時代をつくるコンダクター 川上 シュンが指摘するWindows 10だからできたこと(1)「コーヒーが好きな人って、デザインが好きな人が多くて、店舗もたいていカッコいい。それが一番大きいですね。LONDON、NEWYORKもいいですけれども、MELBOURNEがすごくいい。センスがいい人たちが多いんです――」ここは2016年5月にオープンした川上 シュンさんが経営するコーヒースタンド。こうしてPCを操作しながら、川上さん自らお客さまを待つシーンもあるという。そんな川上さんに、普段使いしているWindows 10の魅力について改めて語ってもらった。Photographs by SUZUKI TakuyaText by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)Windows OSが推し進める、Webデザインのニューウェイブ原宿・竹下通りの喧騒をくぐり抜け、明治通りを越えて裏原宿へ。そこは、大人の雰囲気が漂う閑静な空間。川上 シュンさんのオフィ...
日本橋三越本店 美術フロア探訪|MITSUKOSHI

日本橋三越本店 美術フロア探訪|MITSUKOSHI

日本橋三越本店老舗百貨店の逸品を味わう"KOGEI"の魅力を堪能できるミュージアム工芸品から絵画まで、世界的にも価値のあるさまざまな作品を販売している日本橋三越本店 美術フロア。実際に足を運ぶと、古今東西の見応えのある作品の数々に、美術愛好家ならずとも目と心を奪われるはずだ。そんな、老舗百貨店の逸品を巡る旅へと誘う。Text by OGAWA FumioPhotographs by Jamandfix若い方にも実物に接していただきたい美術品や工芸品と普段あまり縁がない? でも日本料理屋で出てきた器に思わず眼がいくことがあるのでは。知人の家を訪れたとき磁器の壺に花が飾られているのを見て、いい気分になったこともあるのでは。いいものは生活の気分をよくしてくれる。日本で暮らしていると、それがなんとなく理解できてくるように思う。そのためにもう少し積極的に美術工芸と付き合ってみては、というのが提案である。お勧めは日本橋三越本店本館(の美術工芸サロン)。1907年にスタートして、才能ある作家たち...
ART
最上級の邸宅を手がけるハウスメーカーが考える、これからの家づくり|MITSUI HOME

最上級の邸宅を手がけるハウスメーカーが考える、これからの家づくり|MITSUI HOME

最上級の邸宅を手がけてきた三井ホームが考えるこれからの住宅住む人が求める「安心」と「自由」を満たす家づくり(1)住む人が求める「安心」と「自由」。三井ホームは、この二つを満たすことを理念に掲げ、40年以上にわたってオーダーメイドによる家づくりを手がけてきた。同社の施工例を目にすると、その豊かな経験と確かな技術が、数かずの邸宅で発揮され、安全で快適な環境を生み出しきたことがわかる。三井ホームの商品開発部長、天池英男氏が物語る、人気シリーズが生まれた背景や家づくりの根底にある精神には、顧客への繊細な気配りが息づいている。自由設計の注文住宅で比類ない実績を残してきたハウスメーカーの考える、これからの家づくりを天池氏の話からたぐりたい。Photographs(Portraits) by NOMACHI ShuheiText by OPENERSユーザーの声に応えて誕生した、最上級の住宅を提案するハウスメーカー――震災以降、地域やコミュニティという言葉がより聞かれるようになりました。三井ホー...
ふたりのキーマンが語る、テーブルウェア「COSMIC DINER」|DIESEL LIVING

ふたりのキーマンが語る、テーブルウェア「COSMIC DINER」|DIESEL LIVING

DIESEL|ディーゼルセレッティとのコラボレート第二弾は、宇宙をテーマに生まれたテーブルウェアふたりのキーマンが語る「DIESEL LIVING with SELETTI」(1)毎日の食卓をアートな空間に ―― ディーゼルのブランド哲学が反映された、“プレミアム・カジュアル・リビング”を提案するホームコレクションライン「DIESEL LIVING(ディーゼル リビング)」。イタリアのインテリア&デコレーションブランド「SELETTI(セレッティ)」とコラボレーションしたテーブルウェア第二弾が、東京デザインウィーク期間中に、「DIESEL SHIBUYA」を舞台に日本ではじめて紹介された。 Photographs by jamanadfixText by KAJII Makoto常識にとらわれないユニークな発想ディーゼルがはじめて手がけたテーブルウェア「DIESEL LIVING with SELETTI」は、ふたりの男の出会いによって生まれた。ひとりはディーゼル創始者のレンツォ・...
REPORT|「メタボリズムの未来都市:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」展

REPORT|「メタボリズムの未来都市:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」展

「メタボリズムの未来都市:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」展リポート日本再生に向けていまこそ再考すべき、メタボリズム(1)メタボリズムは、近年、世界中でその活動が再評価されている、日本でおこったユニークな建築運動。戦後復興からEXPO’70でクライマックスを迎える日本の一時代。東日本大震災を乗り越え再建への道を歩む現在の日本と、メタボリズムの活動がスタートした、戦後復興を経て高度成長期に向かって進む状況には共通点が多い。当時の建築家やデザイナーたちがどのような考えをもって日本をつくっていこうとしていたのか、メタボリズムをきっかけにあらためて考えてみたい。写真と文=加藤孝司作品総数500点以上、見ごたえのある展示今年で結成51年目を迎えた、日本発の建築運動であるメタボリズム。その初となる大規模回顧展が六本木 森美術館で開催中だ。森美術館ではこれまでも2007年に「ル・コルビュジエ展」など、建築をテーマにした展覧会を開催しており、建築のみならず、美術やデザインなど幅広く建築や都市の...
特集|「パーマカルチャーデザイン」を暮らしのなかに

特集|「パーマカルチャーデザイン」を暮らしのなかに

自然や生物の仕組みに沿ったサステイナブルな環境デザイン「パーマカルチャーデザイン」を暮らしのなかに(1)自然に学び、命が巡る暮らし。パーマカルチャーデザイナー四井真治さんはオーストラリアで生まれた持続可能な環境を作り出すためのパーマカルチャーというデザイン体系を、山梨の自宅での実践を通して、日本にふさわしい形に再構成して提案しています。四井氏が提案する暮らし方から、次世代に伝えたい持続可能な暮らしの形を探ります。Text by MINOWA Yayoi暮らしは小さな地球山梨県北杜市の林の中に、パーマカルチャーデザイナー四井真治さんの自宅がある。自宅の裏には、クヌギやシデなどの広葉樹林が広がり、南アルプスの甲斐駒ヶ岳が望めるという自然豊かな地である。東京から高速道路に乗ると1時間半で着いてしまう場所だとは想像しにくい。畑の前にはバナナという名前のクリームイエローの鶏が移動式のケージの中で飼われている。パーマカルチャーを知っている方なら、それが「チキントラクター」だと気がつくかもしれな...
世界に挑む“メイド・イン・ジャパン”デザインの創作現場|CASIO G-SHOCK

世界に挑む“メイド・イン・ジャパン”デザインの創作現場|CASIO G-SHOCK

CASIO G-SHOCK|カシオ ジーショックデザイナー対談|G-SHOCKチーフデザイナー・後藤敦司 × カーデザイナー・服部 幹世界に挑む“メイド・イン・ジャパン”デザインの創作現場(1)世界中の時計ブランドが“薄型”を競い合っていた1980年代に、当時の常識を覆す“タフで壊れない時計”という独創的なアイデアを具現化したのが、カシオのG-SHOCKである。これまで機能面で語られることの多かった腕時計だが、プロダクトデザインという目線に切り替えると、またちがった魅力が見えてくる。今回はカーデザイナーの服部 幹氏と、G-SHOCKのチーフデザイナー・後藤敦司氏が、それぞれのデザイン創作について語り合った。Photographs by SAITO RyosukeText by OHNO Takahiro(OFFICE Peropaw)男が愛するクルマと腕時計のデザインの共通点G-SHOCKは誕生してから30年を超えて、現在では、世界からも耐衝撃プロダクトウォッチとして高く評価されて...
ASTIER de VILLATTE|画家 バルテュスの妻、節子夫人とアスティエがコラボ

ASTIER de VILLATTE|画家 バルテュスの妻、節子夫人とアスティエがコラボ

ASTIER de VILLATTE|アスティエ・ド・ヴィラット名匠 バルテュス夫人、節子・クロソフスカ・ド・ローラ氏と共作「セツコ・コレクション」誕生の舞台裏(1)華やかさを抑えた“和の美”にもつながるパリの陶器ブランドがじわり人気を集めています。着物の似合う日本人アーティストとコラボレートして近く東京でも新作が発表されます。Photograph by YAMASHITA IkuoText by HAGIWARA Terumi作品に導かれた50年ぶりの再会アスティエ・ド・ヴィラット。パリで人気の陶器ブランドです。オペラ通りにほど近い、サントノーレ通り173番地に店を構えたのが2000年。木の扉を開くと棚いっぱいに真っ白な陶器が並んでいます。続く木の床は大きく傾いていて、中世の屋敷に迷いこんだような気になります。真っ白な陶器は、日本の粉引きのような素朴な風合いです。デザイナーは、ローマ出身のブノワ・アスティエ・ヴィラットさんとイヴァン・ペリコーリさん。ブノワがパリのエコール・デ・ボ...
INTERVIEW|桐島ローランドが考える“3.11後”

INTERVIEW|桐島ローランドが考える“3.11後”

INTERVIEW福島県南相馬市にサステイナブルなコミュニティカフェを桐島ローランドが考える“3.11後"の地域再生カメラマン、クリエイターとして幅広いプロジェクトにかかわる桐島ローランドさんが、福島第一原発から20km圏内の福島南相馬市の小高区に、人びとが集う場所であるコミュニティカフェを作りたいと動きはじめています。なぜ福島なのか、そこにカフェを作る意義や構想をお聞きしました。Text by MINOWA Yayoi次世代の生き方を、南相馬市から発信する東日本大震災発生から3年が経つ。いまだ26万人以上の方々が故郷に帰れないという状況がつづいている。今の福島がどうなっているのか、リアルな情報も少なくなり、震災直後のような関心が薄れているのも事実のようである。桐島ローランドさんは、福島県の相馬市に知り合いがいたこともあり、震災直後からたびたび福島県南相馬市を訪れていた。福島第一原発から20km圏内の南相馬市小高区もバイクなどで何度か通ったという。ここは朝から夕方までしかひとが入れ...
REPORT|宮城県東松島市でC.W.ニコルらが進める「森の学校」

REPORT|宮城県東松島市でC.W.ニコルらが進める「森の学校」

REPORT宮城県東松島市でC.W.ニコルさんらが進める小学校の再建「森の学校」で生きる知恵を学ぼう宮城県東松島市では、津波で壊滅的な被害のあった小学校の再建にあたり、地域の自然を活かして森の中に学校を創ろうという計画が進んでいます。“森の学校”と呼ばれるこの計画。支援しているのは、長野県に住むC.W.ニコルさんです。長野県黒姫にある自身が再生した「アファンの森」の経験をもとに、行政や有識者、地域の人たちと一緒に、子どもたちが自然からたくさんのことを学べる学校をスタートしました。 Text by MINOWA Yayoi(環境ジャーナリスト)ツリーハウスから始まる再生の物語のどかな田んぼが両側につづく道を抜けると、森に寄りそうように突然、不思議な形のツリーハウスがあらわれた。森の斜面に沿って、まるで竜が登っていくような形から「ツリー・ドラゴン」と呼ばれているそのツリーハウスは、ここ宮城県東松島市の人びとの希望と思いを未来へつなぐための「森の学校」のシンボルでもある。「森の学校」は日...
Barber Osgerby|“聖火デザイン”の秘密

Barber Osgerby|“聖火デザイン”の秘密

2012年ロンドンオリンピック・聖火トーチのデザイナーデザイン・デュオ「バーバー オズガビー」インタビュー“聖火デザイン”の秘密2012年ロンドンオリンピックの聖火トーチのデザインを手掛け、一躍注目を浴びたイギリスのデザイン・デュオ、「バーバー オズガビー」のエドワード・バーバー氏とジェイ・オズガビー氏。10月吉日、オリンピック熱がそろそろ冷めたころ。トーチのデザインについてと、つねに二人三脚で進めるという制作過程を語ってくれた。Text by Junko Tanaka & Winsome Li (OPENERS)Photographs by Linda Brownlee (Portraits) & Barber Osgerby studioオリンピックの歴史を再解釈そもそもこのトーチのデザインは、どこからインスピレーションを得たのか? バーバー氏とオズガビー氏はオリンピックの歴史を追求し、そこからデザインに落とし込んでいったという。彼らが発見したもの。それは、さま...
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