160年以上にわたり、独創性と独自のスタイルにより、その昔は王侯貴族から、いまはエレガンスを愛する世界中のひとから愛されるカルティエ。「パンテール ドゥ カルティエ」や「トリニティ ドゥ カルティエ」をはじめとする象徴的なジュエリーにはもちろん、創業時から貫かれた伝統と革新の精神は時計づくりにも反映されている。 なかでも、懐中時計全盛期の1904年、ブラジル人飛行家アルベルト・サントス-デュモンから「飛行中に操縦桿から手を離さずに時間を確認できる時計がほしい」との要望に応えて誕生した「サントス ドゥ カルティエ」は、実用的な初の男性腕時計として、歴史にその名を刻む。 このほかにも、戦車の平面図から着想を得て1917年に誕生し、ウォッチメイキングの世界に衝撃を与えることとなった究極のシンプリシティを極めたスクエアフォルムの「タンク」など、その美しきタイムピースたちは時代の要求に応じてバリエーションを生みつつ、不変の機能美をたたえるというメゾンの世界観が投影されている。 2008年にはSIHHにて自社ムーブメント搭載モデルを発表し、今日まで数多くの類稀なムーブメントを制作。時計業界においてマニュファクチュールとしての地位を確立した。今後もジュエラーならではの優美さと、革新的な高い技術で人びとを魅了するタイムピースの発表が期待されている。 【創業年】1847年 【創業地】フランス・パリ 【主なシリーズ名】サントス ドゥ カルティエ、タンク、パシャ ドゥ カルティエ、ベニュワール、バロン ブルー ドゥ カルティエ、カリブル ドゥ カルティエ 【問い合わせ先】カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757
CARTIER
Cartier|カルティエマイヨン パンテール ドゥ カルティエ×バロンブルー ドゥ カルティエ「マイヨン パンテール ドゥ カルティエ」をまとった強く奔放な女と、「バロンブルー ドゥ カルティエ」を身に付けた冒険心をもつ男。そんな自由を愛する女と男がパーティで出逢ったら……?Photo JamandfixIllustration LicacoText by NAKAMURA Akiko(OPENERS)私の名前。わたしが誰か、あなたは知りたいと思っているでしょう?わたしは決まった名前をもたない人間のひとり。あなたがわたしの名前を決める。あなたの心に浮かぶこと、それがわたしの名前なの。たとえば、わたしがあなたに何かを質問をしたときあなたはなんと答えてよいかわからなかった。それがわたしの名前。もしかしたら、外では雪が降っているかもしれない。それがわたしの名前。あるいは、少し飲み過ぎてしまっていると思うとか。それがわたしの名前。そしてわたしは、あなたと過ごす時間がこのままもっとつづけば...
Cartier|カルティエ大切な人と過ごしたクリスマスの思い出が、あなたにもありませんか?現在、オウプナーズは、「MSN×OPENERS」のコラボレーションで、あなただけの思い出を写真と文章で投稿するという企画を行っております。http://event.jp.msn.com/xmas2009/stories/クリスマスをテーマに、オウプナーズはある3つの物語を想定しました。愛するもの同士のかけがえのない思い出と未来へと向けた希望を、カルティエのジュエリーとともにご覧ください。hair and make-up by Yasushi Okanomodel by Tina(Bravo)photograph by JamandfixStory 1「夜のパリ」三本のマッチ 一本ずつ擦る 夜のなかでTrois allumettes une à une allumées dans la nuitはじめのはきみの顔を隈なく見るためLa première pour voir ton visage t...
Cartier|カルティエ大切な人と過ごしたクリスマスの思い出が、あなたにもありませんか?現在、オウプナーズは、「MSN×OPENERS」のコラボレーションで、あなただけの思い出を写真と文章で投稿するという企画を行っております。http://event.jp.msn.com/xmas2009/stories/クリスマスをテーマに、オウプナーズはある3つの物語を想定しました。愛するもの同士のかけがえのない思い出と未来へと向けた希望を、カルティエのジュエリーとともにご覧ください。photograph by JamandfixStory 2「ふたりをめぐる季節」つんとした空気が鼻を掠める、冬の朝、わたしたちは同じ門の下をくぐった。温かな陽が目に眩しい、春の午後、わたしたちは同じ机に座った。けだるい暑さで肌を濡らす、夏の夕、わしたちは同じご飯を食べた。冷たい小雨が指先を射す、秋の夜、わたしたちはそれぞれの言葉を探した。そして、もう一度訪れた、まるで透き透るような冬の朝、わたしたちはいま同じ...
Cartier|カルティエ大切な人と過ごしたクリスマスの思い出が、あなたにもありませんか?現在、オウプナーズは、「MSN×OPENERS」のコラボレーションで、あなただけの思い出を写真と文章で投稿するという企画を行っております。http://event.jp.msn.com/xmas2009/stories/クリスマスをテーマに、オウプナーズはある3つの物語を想定しました。愛するもの同士のかけがえのない思い出と未来へと向けた希望を、カルティエのジュエリーとともにご覧ください。photograph by JamandfixStory 3「僕たちの未来」インテリアデザイナーの君とはじめて出会ったのは、オフィスデザインを依頼するために、君の職場を訪れたときのこと。初めての打ち合わせ。僕は何だか君と目が合わせられなくて、テーブルの花ばかり見つめていた。オフィスが完成した後も、やっぱり無性に会いたくなって、僕たちは自然と、連絡を取り合うようになったね。あれから1年。重ね行く日々のなかで、少し...
Cartier|カルティエ大切な人と過ごしたクリスマスの思い出が、あなたにもありませんか?現在、オウプナーズは、「MSN×OPENERS」のコラボレーションで、あなただけの思い出を写真と文章で投稿するという企画を行っております。http://event.jp.msn.com/xmas2009/stories/インテリアデザイナーの君とはじめて出会ったのは、オフィスデザインを依頼するために、君の職場を訪れたときのこと。…つづきへつんとした空気が鼻を掠める、冬の朝、わたしたちは同じ門の下をくぐった。…つづきへ三本のマッチ 一本ずつ擦る 夜のなかでTrois allumettes une à une allumées dans la nuit…つづきへ
Cartier|カルティエあなたの手は、いったいどんな形をしているでしょう? 手には、持ち主の生き方そのものが映し出されます。わが子を慈しむ母親や、美しい音色を奏でるピアニスト、そして萌えるような緑を生み出すガーデナー……。日々の営みを懸命に行ってきた彼らの手は、ほかにはない、世界でひとつだけの物語を持っています。誰の手にも輝きを――日々を支え、そして人と人の“絆”を結んできた“手”の美しさを、彼らの人生とともに生きるジュエリーやウォッチとともに紹介します。Photographs by JamandfixText by Aki Nogamiビジネスマン(男性 40歳)――腕時計? ……肌身離さずしてますね。ないと、やっぱり落ち着かない。“時間を読む”ことが僕の商売みたいなものですから。Ballon Blue de Cartier LM「バロン ブルー ドゥ カルティエ LM」SSケース×18KPGケース&ブレスレット85万2600円親子(母 36歳 娘 7歳)――子供は王様、私はマ...
Cartier|カルティエコンプリケーションウォッチの分野でも「王」たることを証明!愛好家垂涎・驚愕の新作を展開ジュエラー・ウォッチメイカーの「王」の称号にくわえてマニュファクチュール・ウォッチメイカーの「王」へ――複雑メカニズムの美とエスプリを愛する時計愛好家のハートを虜にした、カルティエの新作とは。文=渋谷康人機械式複雑時計の歴史にあらたな1ページを記す画期的なメカニズムを搭載した完全自社開発・製造の新作モデルを多数発表し、ジュエラー・ウォッチメイカーの「王」の称号にくわえてマニュファクチュール・ウォッチメイカーの「王」へとカルティエが驀進をはじめたのは2009年1月のジュネーブサロンでのこと。それから3年目の今年、その目標は複雑時計にかんしては、もはや到達された観がある。今年の新作「オート オルロジュリー コレクション」、つまり高級機機械式時計シリーズであらたに発表された新製品は全部で12種。そのなかには4つの新型複雑ムーブメントがあらたに採用されたものがふくまれており、3つ...
Cartier|カルティエ伝説の名作ウォッチ「タンク」に、十数年ぶりの新作が登場!紳士用ウォッチの絶対定番といえば「カルティエ」の「タンク」。地上戦に革命を起こしたこの秘密兵器の最大の特徴、2本の無限軌道をモチーフに誕生したこのウォッチは、発売以来腕時計の世界にもまた革命を起こし続けてきた。そして今年、カルティエは新たなタンクで、腕時計デザインの世界に再び革命を起こした。Text & Event Photographs by SHIBUYA YasuhitoSIHHの盟主的存在であり最高のデザイン力と宝飾時計技術で、世界を魅力する時計造りを展開するメゾン「カルティエ」。その偉大な歴史は宝飾時計を中心に、時計史に残る数多くの“不朽の名作”で彩られている。2009年からは自社開発ムーブメントを搭載した複雑時計コレクションを展開。総合時計メゾンの座を着々と固めつつある。今年、2012年も、思わずため息の出る芸術的な宝飾時計の新作に加え、ミニッツリピーター・フライング・トゥールビヨ...
Cartier|カルティエ“時計史に残る”ミステリー2部作を筆頭に傑作続々待望の自社製機械式クロノグラフモデルもついに登場1912年のミステリークロックの誕生から100年余。今年、カルティエがジュネーブサロン(SIHH)で発表した注目のタイムピースは、当時、“時計製造の奇跡”と呼ばれ絶賛された傑作「ミステリークロック」の仕組みを腕時計のムーブメントに用いた最新作2モデル。高度な技術力と豊かな創造力とともに想像を超えたあらたな時計を、いま再びカルティエが生み出した。Text & Event Photographs by SHIBUYA Yasuhitoカルティエは世界最高のジュエリーメゾンであるとともに、いまスイス時計界で最高峰かつもっとも注目に値する時計メゾンである。ムーブメントの開発責任者キャロル・フォレスティエ=カザピ氏をはじめ、業界屈指の人材と開発製造体制を整え、2009年からは本格的に誰もがため息をつく珠玉のオート オルロジュリー コレクションをスタート。時計愛好家...
Cartier|カルティエ宝飾技術と時計技術を兼ね備えた唯一無二のマニュファクチュール文=渋谷康人昨年のS.I.H.H.で、ラ・ショー・ド・フォンに開設した機械式ムーブメントの開発・製造拠点の存在と、そこから誕生したメゾンの歴史上初となる2つの完全自社製機械式複雑ムーブメント、そして5つの複雑モデルを発表したカルティエ。従来のジュエリー・ウォッチメイカーという印象から大きく踏み出し、時計専業メーカーを凌駕する、宝飾技術と時計技術を兼ね備えた唯一無二の“マニュファクチュール”であることを高らかに宣言した。今年は複雑時計に続いて、ついにメンズのスタンダードウォッチに、初の完全自社製自動巻きムーブメント「キャリバー 1904 MC」を搭載した新コレクション「カリブル ドゥ カルティエ」が満を侍して登場した。また複雑時計の分野でも「ロトンド ドゥ カルティエ アストロトゥールビヨン」を始め、4種類の新・自社製ムーブメントを搭載した9つのモデルを発表。さらに新素材や新機構により精度調整を一切...
Cartier|カルティエカルティエの今を語る渾身作、そのディティールを写真で公開写真=奥山栄一(CUVACUVA)構成=野上亜紀 Calibre de Cartier|カリブル ドゥ カルティエ今年カルティエは、最新作となる「カリブル ドゥ カルティエ」をジュネーヴのS.I.H.H.にて発表した。この時計は、カルティエによる腕時計の歴史のなかでも、メゾンによる新たなるスタイルが表現されたモデルだ。同機に搭載したメゾン初となる完全自社製自動巻きムーブメント「キャリバー1904MC」は、昨今ラ・ショー・ド・フォンの工房を拠点として「マニュファクチュール」への歩みを着実につづけてきたカルティエの、まさしく“渾身作”ということができるだろう。カルティエがオート・オルロジュリーの分野において捧げてきた腕時計への深い情熱、そして未来への展望をも込めたこの一本は、ムーブメントはもちろんデザイン面にいたるまで、すべてが力強い躍動に満ちている。詳細は引きつづく第2章にて紹介予定だが、ここでは「カリ...
Cartier|カルティエ時代を切り拓くスタイル「カリブル ドゥ カルティエ」2010年の今年、カルティエの最新作として発表された「カリブル ドゥ カルティエ」。カルティエは、初となる完全自社製自動巻きムーブメント「キャリバー1904MC」搭載のこのダイナミックなモデルで、新たなるウォッチメイキングの未来を見せてくれる。映像制作=セブンシャッフルズ(sevenshuffles)構成・文=野上亜紀初の完全自社製自動巻きムーブメント、「キャリバー1904MC」の登場「キャリバー1904MC」――これは今年カルティエが発表した「カリブル ドゥ カルティエ」に搭載された、同社初となる完全自社製自動巻きムーブメントの名称だ。ムーブメントに冠された“1904”の数字に、もしかしたらピンとくる人もいるかもしれない。これはカルティエの歴史上、最初のメンズウォッチと謳われる「サントス」が誕生した年へと重ねて、名づけられたものであるからだ。昨年からカルティエはラ・ショー・ド・フォンの工房をベースとして...
2010年の今年、カルティエは新作「カリブル ドゥ カルティエ」を世に出しました。この腕時計はまさしく、同社がウォッチメイキングへと掲げてきた思いを具現した時計でもあります。メゾンに取って初となる完全自社製自動巻きムーブメント「キャリバー1904MC」を搭載したモデル、「カリブル ドゥ カルティエ」の魅力をご紹介します。2010年の今年、カルティエは初となる自社製自動巻きムーブメントを搭載したモデル「カリブル ドゥ カルティエ」を発表しました。オート・オルロジュリーの分野においてカルティエが捧げてきた情熱を込めたこの1本を、美しい写真とともにご覧ください。現在スイスのマニュファクチュールを拠点として活動を続けるカルティエの歩みは、実にさまざまなヒストリーを秘めたものでした。カルティエのウォッチメイキングの世界を、雑誌「世界の腕時計」とのコラボレーションによるe-bookの世界でお楽しみください。腕時計「カリブル ドゥ カルティエ」の魅力とは何か――満を持して発表されたムーブメントは...
第1回|Airy“軽やかさ”をもっと身近に繊細なレースを思わせる透かし細工に、星のように揺れ動く宝石のかすかなきらめき……。どこかエアリーで、軽やかなデザインをほどこされたジュエリーは、女性ならばぜひ持っていたいアイテムのひとつです。ときには優雅に、ときには大胆に――身の動きとともに光を取り込み、じつにさまざまな表情を秘めるリングやペンダントは、持ち主の所作までをもきっと美しく見せてくれることでしょう。モダンで、そしてナチュラルな雰囲気を楽しみたいジュエリーの数々をここにご紹介します。文と構成=野上亜紀カルティエ|CARTIER優雅なドレープデザインで3種のゴールドが胸もとにきらめくイエローゴールドとホワイトゴールド、ピンクゴールド――3種のゴールドを用いたカルティエのコレクション「トリニティ ドゥ カルティエ」の新作は、ゆるやかなドレープが魅力的なネックレス。繊細に編み込まれたスリーゴールドのチェーンが優雅に揺れ動き、まばゆいばかりの多彩な輝きをもたらす。スリーゴールドのリング ...
Cartier|カルティエ時代を切り拓くスタイル「カリブル ドゥ カルティエ」2010年の今年、カルティエの最新作として発表された「カリブル ドゥ カルティエ」。カルティエは、初となる完全自社製自動巻きムーブメント「キャリバー1904MC」搭載のこのダイナミックなモデルで、新たなるウォッチメイキングの未来を見せてくれる。映像制作=セブンシャッフルズ(sevenshuffles)構成・文=野上亜紀初の完全自社製自動巻きムーブメント、 「キャリバー1904MC」の登場「キャリバー1904MC」――これは今年カルティエが発表した「カリブル ドゥ カルティエ」に搭載された、同社初となる完全自社製自動巻きムーブメントの名称だ。ムーブメントに冠された“1904”の数字に、もしかしたらピンとくる人もいるかもしれない。これはカルティエの歴史上、最初のメンズウォッチと謳われる「サントス」が誕生した年へと重ねて、名づけられたものであるからだ。昨年からカルティエはラ・ショー・ド・フォンの工房をベースとし...