DESIGN /
INTERIOR
2024年12月5日
家具として生まれ変わる、隈研吾氏が手掛けた永遠を生きるクリスマスツリー
東京エディションとカリモク家具は、建築家の隈研吾氏がデザインしたクリスマスツリーをアップサイクルした家具をオンラインで販売。家具販売の収益の一部は難病と闘う子どもたちの夢を叶えるボランティア団体、公益財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンに寄付される。
Text by YANAKA Tomomi
それぞれのツリーから各1点ずつのマスターピースはオークションで販売
「東京エディション虎ノ門」と「東京エディション銀座」、両ホテルのデザインを手がけた隈研吾氏によるサスティナブルなクリスマスツリーが登場した。ツリーが飾られた後はアップサイクルされ、カリモク家具の手によりテーブルやデスクとして生まれ変わる。
フェスティブシーズンを華やかに彩る木でできたクリスマスツリーは、どちらも小さな木のユニットを積み上げ、それぞれの街の特色を表現。
エディション銀座では、世界の最先端と日本の伝統文化が織りなす街である銀座に合わせ木の枝で織り、メタリックカラーが美しいジュエリー・ツリー「木組み」として登場した。
一方、エディション虎ノ門は「森」をイメージした天井の高いロビー空間に、切削ロスを最小限に抑えるべく小径木や曲がりのある木材といった低利用、未利用材となってしまいがちな木材を活用し「木漏れ日」をイメージしたクリスマスツリーがつくられた。
素材となったナラ、セン、クルミ、イタヤカエデなどの木はカリモク家具の協力のもと日本の森から調達。複数の樹種を使うことで森の循環や育成にも貢献できるという。
販売されるテーブルは、それぞれ2種類ずつ計4種類。なかでも、それぞれのツリーから各1点ずつ作られる世界で一つだけのマスターピースはサイレントオークションで販売され、売り上げは難病の子供たちの夢を叶えるために役立てられる。
東京エディション、隈研吾氏、カリモク家具の三者がサスティナビリティへの想いを込めて誕生した、永遠を生きるクリスマスツリー。多くの人の目を楽しませた後も、家具として新しい場所で生まれ変わり、人々に木のぬくもりを届け続ける。
家具販売
販売開始予定日|2024年12月5日(木)
予定販売価格|
KIGUMI DESK 22万円
KOMOREBI TABLE 28万6000円
オークション予定スタート価格|
KIGUMI DESK マスターピース 88万円
KOMOREBI TABLE マスターピース 114万4000円
販売開始予定日|2024年12月5日(木)
予定販売価格|
KIGUMI DESK 22万円
KOMOREBI TABLE 28万6000円
オークション予定スタート価格|
KIGUMI DESK マスターピース 88万円
KOMOREBI TABLE マスターピース 114万4000円
問い合わせ先
KIGUMI DESK 予定販売価格:22万円、KIGUMI DESK マスターピース オークション予定スタート価格:88万円