連載
「連載」に関する記事

第2回 あなたの毎日を、笑って、踊って、咲かせましょう
第2回 あなたの毎日を、笑って、踊って、咲かせましょうサンディーズ・フラスタジオにてphoto by IDEGUCHI Keiko気持ちよく踊ってみませんか?取材などでよく「何を考えて踊っているのですか?」と質問されます。私はサンディーズ・フラスタジオに来る女性たちに「自分のために踊ってね」「自分のために笑ってね」といいます。鏡の前に立って、自分に向かって笑顔をつくってあげると、鏡の中の自分も自分に対して笑顔をつくってくれます。自律神経を丈夫にするには笑顔が一番なんですよ。心優しい笑顔をつくれる人のところに幸せは訪れます。どうして? それは、笑顔は幸せを感じるチカラをつけるからです。それが「アロハ筋」です。私もフラを始めてから筋肉がついてきましたが、心にも筋肉がついてきて、私はそれを「アロハ筋」って呼んでいます。アロハ筋は、笑顔をつくるときの心の筋肉のことなんです。アロハ筋から「この人は今幸せだよ」という命令が自律神経に届くんですよ。それと同時に、笑顔は踊るときに自分を勇気づける行...

第4回 夏は単衣のキモノではじまる
第4回 夏は単衣のキモノではじまる男のキモノ、その形拵え(なりごしらえ)の基本のキをイラストレーターの穂積和夫さんが解説します。 その第4回は、夏もの=単衣のキモノのあれこれ──。文とイラストレーション=穂積和夫袷から単衣に──衣替え前回で、ひとまず浴衣を着ることが出来るようになったところで、次の段階に進みたいところだが、その前にまず、和服には「衣替え」というしきたりがあることを知らないといけない。和服というものは、本来季節にうるさいものなのだ。冬から春と、いままで「袷(あわせ、裏の付いたキモノ)」だったのが、6月1日を期していっせいに「夏もの」に変わる。キモノはこの日から単衣(ひとえ、裏を付けないキモノ)に着替えることになっている。戦前はこの日、小学生、中学生、女学生(いまの女子中、高生)お巡りさんなど、洋服でもみんな白っぽい夏服になるから、夏が来たのを目で確かめて実感できたものだ。いまは地球温暖化が進んで、そんなこともいってられなくなった。暑ければもっと早く単衣の夏物を着ても問...

PAPIER LABO|パピエ・ラボ
PAPIER LABO|パピエ・ラボ活版再生──紙にまつわる実験的ショップがオープン千駄ヶ谷で活版印刷サービスをおこなう「PAPIER LABO」は、アナログでありながらもこれまでにない画期的なショップ。活版職人による、デジタルでは味わえないすばらしい印刷物をオーダーすることができる。文=加藤孝司活版印刷の新たなる可能性を探る千駄ヶ谷の裏道に紙をめぐる小さなお店がオープンした。白いカウンターと白い棚の設けられたこのショップはPAPIER LABO(パピエ・ラボ)といい、紙好きの若手クリエイター3人が中心となって運営されている。紙の質感がさえた古い書籍や、ここでのみ展開されるオリジナルのポストカード、いまではあまり使われなくなった原稿用紙など、この店ではそれらが生き生きと展示され、人の手にわたるときを待っている。紙というものは不思議なものだ。書くことはもちろん、巻いたり折ったりたたんだり、そこに刻まれるしわや傷が、そこに記される文字以上に意味をもったりもする。先日行われたオープニング...

第1回 スウォッチ グループの新たな拠点、東京・銀座に堂々オープン
第1回 スウォッチ グループの新たな拠点東京・銀座に堂々オープン東京・銀座に完成した、スウォッチ・グループ・ジャパンの本社「ニコラス・G・ハイエックセンター」。たんなるオフィスとしてのみならず、ブティック、サービスセンター、ホールまでを備える最新設備には、スウォッチ・グループのどんな狙いがあるのだろうか?文=名畑政治写真=スウォッチ グループ ジャパンスウォッチ・グループの拠点「オメガ」「ブレゲ」「ブランパン」そして「スウォッチ」……幾多の時計ブランドを有するスウォッチ・グループ・ジャパンの本社「ニコラス・G・ハイエックセンター」が、2007年5月24日、東京・銀座にオープンした。しかし、この14階建てのビルは、たんなるオフィスではない。そこにはオメガやスウォッチなどをはじめとする7ブランドのブティックが置かれ、時計のメインテナンスを行うカスタマー・サービスセンターや、さまざまなイベントに活用されるホールまでもが設けられている。それは、わが国におけるスウォッチ・グループの拠点である...

MARGARET HOWELL|キャンペーンビジュアルが伝える世界観
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエルキャンペーンフォトに見え隠れする彼女たちの思うこと1枚の写真でそのブランドの世界観を伝えきらなければならない、キャンペーンビジュアル。その大役を委ねられるフォトグラファーという存在は、デザイナーにとって“もうひとりの自分”のようなものかもしれない。そして、マーガレット・ハウエルはヴェネシア・スコットを選んだ。彼女たちがつくりあげたあたらしいシーズンのイメージは、どのようなものになったのだろうか。文=細村剛太郎ふたりの女性がつくりあげたものマーガレット・ハウエルのメンズウェアを語るとき、外せない視点が女性デザイナーによるコレクションであることだろう。メンズ用衣服の機能性、伝統的なつくりや仕立て……。’70年代にそれらの良さに気づいたのが彼女のクリエイションの淵源であり、マーガレット・ハウエルは女性としてそれらを服づくりにとり入れた先駆者といえる。彼女は、服づくりの根本的な考え方をこう表現している。「個人的な価値観ですが、衣服をデザ...

Chapter 2 BMW Studio ONE 001| Sustainable Life Luggage|メッセージを具現する──サステイナブル・ライフ・ラゲッジ
Chapter 2 BMW Studio ONE 001 |Sustainable Life Luggageメッセージを具現する──サステイナブル・ライフ・ラゲッジ文=オウプナーズ写真=五十嵐隆裕/石野千尋MIHO/JamandfixBMWのクルマづくりのコンセプトとなるのが、より少ないエネルギーで高い性能を可能にするEfficientDynamicsです。長い目で見て将来のことを考えた時、まずは今できるなかで最大限の努力をすることが、未来へ踏み出す一歩となります。そしてその努力を持続していくことが、今の私たちに必要なことなのです。大型温室「BMW Studio ONE」の空間に展示される「サステイナブル・ライフ・ラゲッジ」は、そのような考えをヴィジュアル的に表現するための企画です。8人のトークショー出演者のみなさん(坂 茂さん、野村友里さん、龍村仁さん、井出祐昭さん、秋山豊寛さん、大橋マキさん、今森光彦さん、幅 允孝さん)が、未来へ残したいと考えるアイテムを特別に大公開。親から子...

Chapter 6 Interview 今森光彦&幅允孝|New BMW GRAN TURISMO@BMW Studio ONE
Chapter 6 Talk About Sustainability|Interview with IMAMORI Mitsuhiko and HABA Yoshitaka今森光彦さんと幅允孝さんの「サステイナビリティ」とは?2月19日(金)の第4回トークショウに出演するのは写真家の今森光彦さんとブックディレクターの幅允孝さん。「写真」と「本」というメディアを通して、新しいライフスタイルのヒントを学びます。写真をクリックすると詳しい内容がご覧いただけます。Interview with Mitsuhiko ImamoriInterview with Yoshitaka Habaトークショウ詳細|2010年2月19日(金)テーマ|カルチャー出演者|今森光彦(写真家)幅允孝(ブックディレクター)応募締切|2月10日(水)問い合わせ先|BMWカスタマー・サポート0120-55-3578 (年中無休 9:00-20:00)

Chapter 6 Interview 幅允孝|New BMW GRAN TURISMO@BMW Studio ONE
Chapter 6 Talks About Sustainability|Interview with HABA Yoshitaka幅允孝|世代を超えてアートや物語が受け継がれていくこともサステイナブル文=富山英三郎写真=石野千尋絵本『ちいさなおうち』 本の世界でサステイナビリティというと、一般的には1960年代のアメリカで環境問題を告発したレイチェル・カーソンの作品『沈黙の春』が挙げられると思います。それ以前から危惧していた人もいたと思いますが、ここ最近極めて現実的な問題になってきていますよね。個人的には、バージニア・リー・パートンの絵本『ちいさなおうち』が幼少期からすごく好きでした。美しい草原のなかにあった一軒の小さな家が、便利さと引き換えにどんどん周りが都市化していき、最後は埋もれてしまって引越しをするというお話です。当時は純粋に好きな絵本のひとつでしたが、いま読み返すと現代を示唆する内容になっている。 本棚は人の内面をあらわにするものとはいえ、僕は田舎育ちだったので...

Chapter 6 Interview 今森光彦|New BMW GRAN TURISMO@BMW Studio ONE
Chapter 6 Talks About Sustainability|Interview with IMAMORI Mitsuhiko今森光彦|里山に学ぶサステイナビリティ文=富山英三郎写真=五十嵐隆裕/Jamandfix取材協力=LAS CHICAS/横浜の薪屋さんいきものとの関わり 僕は小さいときからいきものが大好きで、生まれ育った滋賀県大津で身近に接してきました。でも、僕のイメージするいきものは原生の自然にはいないんですよ。すべて人と関わりのある場所にいたから。フナも田んぼや小川で捕りましたし、かぶと虫も神社にいました。ひとっこひとり入らない場所で自然だけが行き続ける環境なんて、日本にあるのかなって思うほどです。僕は昆虫も撮れば、風景も人物も撮影します。何故なら、命を通していかに人が自然と関わりを持つべきかを表現したいから。逆に言えば、いきものたちはいかに人間と関わりを持ってくれるのかということ。自然を眺めるのではなく、自然と関わるために写真家を目指したんです。 ...

Chapter 5 Interview 秋山豊寛&大橋マキ|New BMW GRAN TURISMO@BMW Studio ONE
Chapter 5 Talks About Sustainability|Interview with AKIYAMA Toyohiro and OHASHI Maki秋山豊寛さんと大橋マキさんの「サステイナビリティ」は?2月12日(金)の第3回トークショウゲストは、宇宙飛行士やジャーナリストとして活躍し、現在は農業を営む秋山豊寛さんと、元フジテレビアナウンサーでアロマセラピストの大橋マキさん。自然と共存する暮らしのなかで得られるサステイナブルな生活の知恵についてお話をうかがいました。Interview with Toyohiro AkiyamaInterview with Maki Ohashi問い合わせ先|BMWカスタマー・サポート 0120-55-3578 (年中無休 9:00-20:00)

Chapter 5 Interview 大橋マキ|New BMW GRAN TURISMO@BMW Studio ONE
Chapter 5 Talks About Sustainability|Interview with OHASHI Maki大橋マキ|本当に大切なものだけを大切にする生活文=三宅和歌子写真=石野千尋/オウプナーズ取材協力=cafe HEAVEN'Sきっかけは子どもさまざまなフィールドでアロマセラピストとして活躍している大橋マキさん。話を聞いて驚いたのが、彼女の生活すべてがそのまま“サステイナブル”に通じていること。 「とはいえゴミ拾いをしているとかではなく、自然の中で暮らしているだけなのですが、そこから意識できることがあると思っています。2008年に娘が生まれてサステイナブルな生活というのをますます考えるようになりました。もともと海でボディボードをしたり、環境問題のドキュメンタリー番組をやっていたので、水辺の環境問題にはすごく興味があったのですが、もっと俯瞰的にも見なくてはいけないと思い始めました。未来を含めて自分たちの世代でなんとかしなくてはならない、という危機感を持った...

JOHN LOBB×伊勢丹|世界ではじめて、モデル“ウィリアム”のコンビが誕生
JOHN LOBB|ジョンロブ世界ではじめて、モデル“ウィリアム”のコンビが誕生!「ジョンロブ×伊勢丹」の別注が登場ジョンロブと伊勢丹がタッグを組み、ジョンロブでもっとも人気の高いモデル「ウィリアム」で、3種類のイメージの異なる別注アイテムを製作。思わず手に取りたくなるスタイリッシュなコラボレーションアイテムが誕生した。Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIXネイビーのコンビ、ムラ感のある美しいプラム、ほどよくカジュアルなグレーネイビー、プラム、グレーの3色で登場した伊勢丹別注のジョンロブ。なんといっても最注目は、世界ではじめて「ウィリアム」のコンビとなったネイビーで、超クラシックなモデルにあらたな味がくわわり、個性的なウィリアムが誕生。グレーのスラックスによく似合う。ジョンロブ×伊勢丹「ウィリアム」(ネイビー/コンビ)15万7500円ジョンロブ×伊勢丹「ウォレス」(プラム)16万8000円プラムは、“世界でもっともエレガントなウィリアムをつくる”ことを意...

Chapter 5 Interview 秋山豊寛|New BMW GRAN TURISMO@BMW Studio ONE
Chapter 5 Talks About Sustainability|Interview with AKIYAMA Toyohiro秋山豊寛|サステイナブルとは、「明日も元気だ」ということ文=三宅和歌子写真=MIHO宇宙から農のある暮らしへ1990年。TBS在籍中に日本人初の宇宙飛行士として、ソ連の宇宙船ソユーズ、宇宙ステーション・ミールに搭乗し、宇宙からの中継をした秋山豊寛さん。1996年からは福島県で、有機農業を営んでいる。その経緯は、自身の著者『鍬と宇宙船』(ランダムハウス講談社)、『宇宙と大地—農のある暮らしへ』(岩波書店)などにも詳しい。その生活はまさにサステイナブル。サステイナビリティを意識しているからこそ、現在の生活を始めた、と秋山さんは言う。 食料とエネルギー「vulnerability(バルネラビリティ)という言葉があります。これは脆弱性という意味を持ちます。人間社会のバルネラビリティは、食料とエネルギー。僕の生活はこの二つを満たしています。一人でで...

doinel|Serafino Zani社のまな板「Chopping board」
doinel|ドワネルイタリアンモダンデザインの巨匠が手がけた逸品Serafino Zani社のまな板 「Chopping board」毎日使うものだからこそこだわりたい。しかし“まな板”となるとついつい優先順位も低くなりがち。ならば機能性はもちろんのこと、オブジェのような存在感がある「Chopping board」を選んでみてはいかがだろうか?Text by OPENERSSとMの2種類を使い分けるSerafino Zani社は、イタリア北部のLumezzaneという高い山々の渓谷にある調理器具メーカー。豊かな水と炭鉱に恵まれ、15~16世紀から金属製品の産地として栄えた。そのため伝統的な技術がいまもなお受け継がれている。職人の手仕事によりひとつひとつ丁寧につくられた「Chopping board」は、贅たくに角材を集積してつくられた重厚なフォルムが印象的。サイズはSとMの2種類で、Sサイズを肉、魚用、Lサイズを野菜用と分けて使用することで臭いも気にならない。デザインを担当したの...

Salvatore Ferragamo|スターが愛する、サルヴァトーレ フェラガモの魅力!
Salvatore Ferragamo|サルヴァトーレ フェラガモセレブリティが愛する、サルヴァトーレ フェラガモの魅力とは?時代を先取りするファッションセンスと先進的な考え方で、世の女性たちを牽引する存在であるセレブリティたち。そんな輝かしい彼女たちが選んでいるブランドが、サルヴァトーレ フェラガモだ。さて、その魅力とは?Text by OPENERS現代を生きる女性にこそ似合う、快適さとエレガンス1928年の創業以来、サルヴァトーレ フェラガモというブランドは、世をときめくスターたちに愛されつづけてきた。古くはグレタ・ガルボ、オードリー・ヘップバーン、ソフィア・ローレン、マリリン・モンロー、ウィンザー公爵夫人ウォリス・シンプソン、マレーネ・ディートリッヒ、ヴィヴィアン・リー、エヴァ・ガードナー、リタ・ヘイワース……その顧客リストを見ると、誰もが名を知るスターたちが名を連ねる。スターたちからのラブコールは現代においても変わることはない。いま、サルヴァトーレ フェラガモを愛用してい...