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「連載」に関する記事

Chapter 4 Interview 龍村仁&井出祐昭|New BMW GRAN TURISMO@BMW Studio ONE
Chapter 4 Talks About Sustainability|Interview with TATSUMURA Jin and IDE Hiroaki龍村仁さんと井出祐昭さんの「サステイナビリティ」は?2月5日(金)におこなわれる第2回トークショウに登場するのはドキュメンタリー映画監督の龍村仁さんとサウンド・スペース・コンポーザーの井出祐昭さん。豊かな感性をもつ表現者のおふたりならではの、サステイナビリティの定義とは? 写真をクリックすると詳しい内容がご覧いただけます。Interview with Jin TatsumuraInterview with Hiroaki Ide問い合わせ先|BMWカスタマー・サポート 0120-55-3578 (年中無休 9:00-20:00)

Chapter 4 Interview 井出祐昭|New BMW GRAN TURISMO@BMW Studio ONE
Chapter 4 Talks About Sustainability|Interview with IDE Hiroaki井出祐昭|豊かな感性と美意識を文=富山英三郎写真=石野千尋/三木匡宏サステイナビリティはこころの問題サステイナブルな生活を自分なりに言い換えると、どういう状態が維持されていけば自分も周りも幸せになれるのか? それは増殖していくのか? ということだと思います。つまり、具体的な行動論の前に、こころの問題として捉えてみることが必要だと考えます。そこでポイントになるのは、キレイなこころを育みつづけるような生活や、身近な空間を美しく保ちつづけていくこと。豊かな感性と美意識をもつことは、サステイナビリティの根源だと思うんですよ。 キーワードは“空気”その点では、音楽が創り出す“空気”が大きな役割を果たすのではないでしょうか。日常生活のなかでも、音楽をかけると“空気”が変わりますよね? 雰囲気が変わるとか、気分が変わるという意味で。そういった精神空間とも、イマジネー...

valveat 81|青山に新セレクトショップ『valveat 81』
valveat 81|ヴァルヴィート エイティーワンオアシスのような空間にひろがるハイファションスタイルセレクトショップ 『valveat 81』青山の喧噪から一歩入り、ゆるやかなスロープを抜けると出迎えるのは、フラワーアーティストの東 信氏が手がけた緑豊かなガーデン──旧レクレルール跡地に、ハイファションスタイルを提案するセレクトショップ『valveat 81(ヴァルヴィート エイティーワン)』が8月28日(土)にオープンし、注目を集めている。Text by OPENERSPhoto by valveat 81モダンで遊び心溢れるライフスタイルを提案する新ショップ店名の『valveat 81』は、valve at 81の造語。valve=扉、81=日本の国番号で、“日本での扉を開け放つ”という意味をもつ。高感度なファッショニスタが集まる青山にふさわしいセレクトは、「ANN DEMEULEMEESTER」「HAIDER ACKERMANN」「BALMAIN」「Kris Van As...

INTERVIEW|新作『noon moon』を発表した原田知世にインタビュー
INTERVIEW|前作から5年の月日を経て誕生したニューアルバム原田知世にインタビュー“いまの姿”をありのままに反映した『noon moon』(1)ここ数年、『on-doc.(オンドク)』という歌と朗読の会を精力的に開き、アーティストとして表現の幅を広げている原田知世。この5月7日に前作『eyja』から5年ぶりとなるニューアルバム『noon moon』を発表した。プロデュースは『on-doc.』でも二人三脚で全国を巡ってきた伊藤ゴロー氏。「こうして音楽をずっとつづけてこられたのはとても幸せなこと」と語る彼女に、新作の魅力を聞く。Interview Photographs by JAMANDFIXStyling by TANIFUJI ChikakoHair & Makeup by KOGURE Moe(+nine)Text by TASHIRO Itaru『on-doc.』にて共演した伊藤ゴロー氏がプロデュース『noon moon』とは昼間の青い空に透けて見える月のこと。...

INTERVIEW|舞台『シレンシオ』原田知世さんインタビュー
INTERVIEW|女優・原田知世さんインタビュー『シレンシオ』で30年ぶりの舞台に挑戦「きっとだれかの心を動かせる作品になる」(1)2008年、いまや伝説ともなっている舞台が開かれた。『空白に落ちた男』がそれだ。主演は東京バレエ団出身で世界にその名を知られるダンサー、首藤康之。作・演出を手がけたのは、セルフユニット、カンパニーデラシネラなどの活動でパフォーマンスの新境地を開拓し続ける小野寺修二。それは、肉体を駆使することで生み出された、まったく新しい舞台だった。あれから5年。改めてふたりがタッグを組んで創られる新作が『シレンシオ』だ。スペイン語で沈黙・静寂といった意味のタイトルは、両者ともに今回が初共演となる女優・原田知世のイメージに触発されたものだという。意外にも舞台出演は30年ぶりで、「稽古中は筋肉痛で大変でした」と柔らかく笑う彼女に、『シレンシオ』について聞いた。Text by TASHIRO ItaruHair & Make by KOGURE MoePhotog...

Chapter 4 Interview 龍村仁|New BMW GRAN TURISMO@BMW Studio ONE
Chapter 4 Talks About Sustainability|Interview with TATSUMURA Jin龍村仁|生かされているという感覚を取り戻すこと文=富山英三郎写真=石野千尋 無理せず省エネ人間になることが幸せの鍵サステイナブルな生活をするには、私たちひとりひとりがいかに省エネ人間になれるかが鍵だと思っています。端的に言えば、少ないエネルギーで最大の力が発揮できる生活をすること。それは食べ物や空気だけでなく、趣味やライフスタイルすべてそう。でも、無理して何かをセーブするということではない。その生き方が楽しいと思えるような人間になることです。大事になるのは、やはりこころの問題。何が大切で大切でないか、何が必要で必要でないかをアタマで理解しようとしても意味がない。自分とそれ以外、つまり大きな意味で自然界とつながっていることを体感することが必要です。観念ではなく、身体的、生理的な体感。都市型のライフスタイルではこれが閉じてしまいがちなんですね。でもそれ...

KITCHEN FABRIC│これまでにない「色柄」の完成度を求めて
「ISETAN LIVING×HIROCOLEDGE」KITCHEN FABRIC│これまでにない「色柄」の完成度を求めて「ISETAN LIVING × HIROCOLEDGE」の特集第10回は、伊勢丹リビングのキッチンファブリック担当バイヤーの杉原正規さんが、熟練職人と取り組んだキッチンアイテムを紹介する。人物写真=川本史織文=伊勢丹 リビング営業部 キッチンファブリック 杉原正規柄の出方を想定したデザインと発色にこだわりました今回の取り組みで生まれたキッチンアイテムは、従来にはない「色柄」が見どころです。家事をするさいにエプロンを身に着けるお客さまが減っているなど、お客さまの最大の関心である「色柄」に関して、新しい提案が足りなかったのではないかと考え、その点に問題意識をもって今回のプロジェクトに臨みました。はじめて高橋さんの作品を見たとき、その斬新な色柄に目を奪われ、ぜひ一緒に仕事をしたいと直感したのがスタートです。ものづくりの過程で、高橋さんのこだわりに触れ、その直感は確信...

New BMW GRAN TURISMO|Chapter 3 Interview 坂 茂 & 野村友里
Chapter 3 Talks About Sustainability|Interview with BAN Shigeru and NOMURA Yuri坂 茂さんと野村友里さんの「サステイナビリティ」は?「BMW Studio ONE」では、1月29日(金)から毎週金曜日に4回にわたり、「サステイナビリティ」をテーマにトークショウが開催される。第1回目のゲストは建築家の坂 茂さんとフード・ディレクターの野村友里さん。「住」と「食」のスペシャリストが考えるサステイナブルな生活のあり方について、一足お先にインタビュー。写真をクリックすると詳しい内容がご覧頂けます。Interview with Shigeru BanInterview with Yuri Nomura問い合わせ先|BMWカスタマー・サポート 0120-55-3578 (年中無休 9:00-20:00)

New BMW GRAN TURISMO|Chapter 3 Interview 坂 茂
Chapter 3 Talks About Sustainability|Interview with BAN Shigeru坂 茂|サステイナブル・アイテムは教え子?文=三宅和歌子写真=Jamandfix異色の建築家紙管を建材にした教会や、コンテナを積み上げた移動美術館、テント用生地を外壁にしたカーテンウオールの家など、さまざまな建築を生み出す、建築家・坂 茂。しかし、建築家としては、異色な人物でもある。そのひとつに、1994年のルワンダの難民キャンプに始まり、自然災害の被災地で仮設住宅などをつくるボランティア活動をしていることが挙げられる。「たとえば地震は自然災害と言われてますが、ほとんどの場合、地震によってひとが死ぬのではなく、建物の倒壊によって死ぬんです。だからひとが死ぬのは建築家の責任でもあります。また住宅がつぶれて家をなくせば、そこでも仮設住宅が必要となる。だけど、そこで建築家は仕事をしていません。その場にいない。私は、建築家はそういう場でも自分の力が発揮できる、自分た...

「ISETAN LIVING×HIROCOLEDGE」 ふだん使いの食器たち
「ISETAN LIVING×HIROCOLEDGE」ふだん使いの食器たち│日常のなかでさりげなく見え隠れするデザインの楽しさ「ISETAN LIVING×HIROCOLEDGE」の特集第7回は、伊勢丹リビングのバイヤーの畔上丈司さんが、有田の日本ボーンチャイナ株式会社と取り組んだ食器のシリーズを紹介する。文=伊勢丹 リビング営業部 食器担当 畔上丈司長く使っていても飽きがこない。ふとした瞬間に楽しさがある伊勢丹リビング、今期のオンリー・アイのテーマは「Love・Long Lasting」。愛着をもって長くお使いいただけるものをご提案したいという思いで、毎日楽しくお使いいただける食器をつくりたいと理子さんにデザインをお願いしました。「使い勝手は大切にしながら、主張しすぎないデザイン」ということで、食事の邪魔にならない、さりげなく図柄が見え隠れするようなものとなりました。長く使っていても飽きがこない。ふとした瞬間に楽しさがある。そんなマグカップ、プレート、ミニボールが誕生しました。今...

New BMW GRAN TURISMO|Chapter 3 Interview 野村友里
Chapter 3 Talks About Sustainability|Interview with NOMURA Yuri野村友里|より良くしたい、という思い文=三宅和歌子写真=MIHO“水”がもたらしてくれるもの「大事にしたい、好きという気持ちが、サステイナブルとしてつづくものだと思っています」と言う、野村友里さん。食の可能性を伝えるフードディレクターであり、暮らしを気持ちよく過ごすためのアイデアを紡ぎ出したりもする。「それはモノに限ることではないと思います。人間関係であったり、状況であったり、どちらかといえば目に見えないもののほうが、大事にしたいと感じることが多いですね。日本は今、平和だからこそ自由に選択できたり表現できたりもする。そういった状況は幸せなことで、それが続いてほしいとか。今回の展示に水を入れたのも、そもそも水がなかったら何も生まれないし、維持できないのではないかと思うからです。そういった生活も維持できないんじゃないかと思っています。水があるだけで、みんなそれぞ...

いま、世界が注目するニッポンの若手建築家たち|Vol.6 石上 純也
Vol.6 石上 純也インタビュー建築という、なによりも力強いものを建築がもつ力強さを自身のイメージや確たる理念でかたちにしていく石上純也氏。その一見はかなくて美しい建築は日本の美にも通底していて、世界中が注目する日本の建築の急先鋒です。先ごろイタリアで行われたヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で各国メディアから高い評価を得たことも記憶に新しい。今回のインタヴューでは「空間」や「建築がもつリアリティ」の問題、石上純也氏が今考えていること、そしてそこから生み出される建築の本質的な部分について一気に語っていただきました。インタビュアー、まとめ=加藤孝司──石上さんにとってリアリティとは何ですかさまざまなものが、混ざり合っていく現象そのものです。完全に独立したものというのはこの世の中にはないと思っています。もちろん、想像のなかでは、独立したものは考えられるかもしれないけれど、結局、僕らの住む世界にそれを落とし込んでいったときに、あるところで、破綻が生じてしまうように思うのです。様々なもの...

6つの香りの『Six Scents』が「World Aids Day」に発売
Six Scents|シックス・センツ6人の調香師×6人のデザイナーが生んだ6つの香り「Six Scents」が「World Aids Day」に発売世界的なフレグランスメーカー「Symrise」は、ニューヨークを拠点とするクリエイティブ集団Metaproject、Seven New Yorkとコラボレートし、限定版香水コレクション『Six Scents』を12月1日(World Aids Day)に発売する。各デザイナー世界限定2000本(ナンバリング入り)を発売今回の限定版香水コレクション『Six Scents(シックス・センツ)』は、Seven New Yorkのジョセフ・クォルターナがキュレーションを務め、プロジェクトの第1シリーズでは、6人の名高い調香師と6人のデザイナー(アレキサンドレ・ヘルコヴィッチ、ベルンハルト・ウィルヘルム、コズミックワンダー ライトソース、ギャレス・ピュー、ジェレミー・スコット、プリーン)の協同によりクリエイトされた6種類の香水をフィーチャー。こ...

Chapter 2 BMW Studio ONE 003| Café Lounge|心地いい温室カフェ・ラウンジでくつろぐ
Chapter 2 BMW Studio ONE 003 |Café Lounge心地いい温室カフェ・ラウンジでくつろぐ文=オウプナーズ写真=三木匡宏大型温室「BMW Studio ONE」には、緑あふれる心地いい空間をより楽しんで頂くための、カフェ&ラウンジスペースがあります。未来へとつづく「サステイナブルな生活」は、健康なからだをつくることからはじまります。「BMW Studio ONE」のカフェ&ラウンジでは、そのためにかかせない新鮮な野菜を中心としたヘルシーなビュッフェをご提供します。メニューの監修は表参道の「Lotus」、「Montoak」等の数々の店舗や、N.Y.の高級食材店「Dean&Deluca丸の内、渋谷」の総合プロデュース、新丸ビル7階「marunouchi house」等を手掛けた、山本宇一氏。お料理に使われるのは、イベント期間中に毎週末開催されるマルシェでも販売される、生産者の顔が見える安心の食材です。また夜はラウンジとして、アルコール類もラインナップ。シャ...

猿山 修|タイム アンド スタイルのあたらしいグラスウェア
2012新作グラスタイム アンド スタイルのあたらしいグラスウェア3モデル19バリエーションの2012新作テーブルを発表したタイム アンド スタイルが、同時に、食卓を彩るワイングラス・ビアグラスの新作テーブルウェアも発表した。文=SARUYAMA Osamu(さる山)Photographs by Masatoshi Moriさまざまな器の集う日本の食卓にも使いやすい佇まいこの春からのタイム アンド スタイルのあたらしいグラスウェアは、デザインを猿山 修/ギュメレイアウトスタジオ、製造を東京の型吹き硝子の工場でおこないました。初回の品は下記の2種、基本のグラスから。僕の想う往時のグラスにあったガラス製品の魅力、内容物に満たされた自然な膨らみを夢想しつつ。YAE(ヤエ)現在一般的となった330mlや350mlの容量に合わせ薄手のタンブラーに求めた姿は、古い宙吹き成形の英国パブグラス。胴に膨らみをもつこのグラスはノニック(“no nick”:欠け無し)と呼ばれ、この形状ゆえに上縁はあたり...