第2回 あなたの毎日を、笑って、踊って、咲かせましょう
Lounge
2015年4月9日

第2回 あなたの毎日を、笑って、踊って、咲かせましょう

第2回 あなたの毎日を、
笑って、踊って、咲かせましょう

サンディーズ・フラスタジオにて
photo by IDEGUCHI Keiko

気持ちよく踊ってみませんか?

取材などでよく「何を考えて踊っているのですか?」と質問されます。私はサンディーズ・フラスタジオに来る女性たちに「自分のために踊ってね」「自分のために笑ってね」といいます。鏡の前に立って、自分に向かって笑顔をつくってあげると、鏡の中の自分も自分に対して笑顔をつくってくれます。自律神経を丈夫にするには笑顔が一番なんですよ。心優しい笑顔をつくれる人のところに幸せは訪れます。どうして? それは、笑顔は幸せを感じるチカラをつけるからです。それが「アロハ筋」です。
私もフラを始めてから筋肉がついてきましたが、心にも筋肉がついてきて、私はそれを「アロハ筋」って呼んでいます。アロハ筋は、笑顔をつくるときの心の筋肉のことなんです。アロハ筋から「この人は今幸せだよ」という命令が自律神経に届くんですよ。それと同時に、笑顔は踊るときに自分を勇気づける行為でもあるんです。

外に幸せがないというあなた。幸せは内側にあるんです。心の奥から微笑むことが、どれぐらい素晴らしいエステなのか。あなたはどんな人でいたいの? どんな明日を迎えたいの? それは全部自分次第で、それは今決まっちゃうことなんです。

自分に花を咲かせましょう

フラは姿勢がとても大事です。言葉で説明するのはちょっと難しいけど、身体の基本の軸をしっかりつくって、上に上に上にと意識を向かわせて、自分の胸に大きな花を咲かせるように(それを「ハートのチャクラを開かせて」と言っています)すると、開いているという証拠を自分の顔に映し出すと、自然と笑顔になるんです。私は「そのお花を枯らさないでね」というのを合言葉にしています。フラなら自分の花を咲かせるのは簡単なことなんですよ。

日本舞踊は難しそうですが、フラならお花の香りが漂うように、自分の内側からしなやかになって踊ることができます。そのしなやかさを受け取れる人がスタジオに集まってきます。初めてスタジオでレッスンした人のなかには、来たときと帰るときで顔が別人のようになっていることもよくあるんですよ。トランスフォーメーション(変化・変換)というか、人間って考え方一つでこんなに変わっていけるんだなと実感します。

フラは、人に見せるだけの踊りではもったいないです。自分が一番エンジョイしてほしい。自分の素敵な部分を高めてくれる効果があって、フラシスターたちと同じ呼吸で波に乗ると、身体と心のコリがほぐれます。ニュートラルになれるんですね、“仲良しフラ”ができるようになると。呼吸が自然に同調してひとつになるのは、それはそれはきれいです。
たくさんの鳥たちがリーダーなしで風を感じて向きをパッと変えるような美しさがグループフラにはあって、一緒に踊ると、一体感の心地よさをくれるんです。
写真からその気持ちよさが伝わってきませんか?

あなたには「アロハ筋」はついていますか?
photo by IDEGUCHI Keiko

           
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