連載
「連載」に関する記事

PROJECT|陸前高田まちのリビングプロジェクト 仮設リビング『りくカフェ』オープン
陸前高田まちのリビングプロジェクト仮設リビング『りくカフェ』オープン昨年の東日本大震災でもっとも甚大な被害をうけた岩手県陸前高田市。町場のほとんどが被災して、喫茶店のように、地域の方が気軽に集まる場所が消滅してしまった。そんななか、地域住民を中心とする「陸前高田まちのリビングプロジェクトチーム」により、“地域住民が気軽に立ち寄れる居場所=まちのリビング”となる、仮設リビング『りくカフェ』が1月9日についにオープンした。Text by KAJII Makoto (OPENERS)高齢化が進む地域のコミュニティの拠点としても注目したいまちのリビングプロジェクトは、地域の人びとが気軽に集まれる場所を地域につくりたいという住民自らの発意によりスタートし、専門家や企業が支援することで実際に居場所をつくることを目指す取り組み。「あたらしい公共」をかたちにするプロジェクトといえる。今回の『りくカフェ』は、東京大学大学院の小泉秀樹准教授(都市工学専攻)と、建築家の成瀬友梨さん(東京大学 助教)・猪...

EAT|ヴィンテージシャンパーニュ「クリュッグ クロ・ダンボネ 1998」
クリュッグが開花させた、ピノ・ノワールを象徴する単一区画の魅力「KRUG CLOS D'AMBONNAY 1998」「クロ・ダンボネ」──モンターニュ・ド・ランス南東の丘陵地 ピノ・ノワールの産地として名高いアンボネ村の端に位置する、わずか0.68ヘクタールの庭とも呼べるような小さなブドウ畑。この単一畑で、単一年に収穫されたピノ・ノワールのみを使ってつくられる希少なシャンパーニュ「KRUG CLOS D'AMBONNAY 1998(クリュッグ クロ・ダンボネ 1998)」が発売された。Text by KAJII Makoto (OPENERS)宝石箱の中に大切にしまわれたようなブドウ畑から誕生クリュッグ5代目当主であるアンリ・クリュッグ氏とレミ・クリュッグ氏によってひそかに生産された、秘宝ともいえるシャンパーニュ「クリュッグ クロ・ダンボネ」。2007年にはじめて1995年のヴィンテージが発表されたが、時間をかけて本質を丹念に導き出し、究極のレベルまで高めた逸品として高い評価を得た...

CASA|エディターが選ぶ「2011年ベストプロダクト」発表
CASAカテゴリーエディターがセレクト!2011年ベストプロダクト発表OPENERSでは情報のアンテナを張っている読者に向けて、「欲しくなる×東京感」をもとに独自のフィルターをとおして、インテリア&デザインにまつわるプロダクトを紹介している。2011年を締めくくるにあたって、この一年に発表された製品のなかから「インテリア」「for iPad」「for iPhone4/4S」「ステーショナリー」の4つのカテゴリーにおける、ベストプロダクトを担当編集者が選出。デザインのみならず、機能性と汎用性を兼ね揃えた4点の魅力を再度紹介しよう。Text by TAKEI.M(OPENERS)<インテリア部門> JEAN PROUVE BY G-STAR RAW FOR VITRA「Fauteuil Direction, 1951」1989年、アムステルダムで高級デニムブランドとして誕生した「G-Star Raw」。彼らの「RAW Crossover」シリーズは、独特の美学や哲学により、ほかでは類を...

連載・重松 理|「週刊 重松 理」第14回 理想の死に方
名言・明言・迷言「週刊 重松 理」第14回 理想の死に方ユナイテッドアローズの代表取締役社長、重松さんが実際に履いてきた靴400余の一部を紹介しながら、“いまを語る”「週刊 重松 理」。第14回で紹介するのは、「ビームスF」オープン当時によく履いていたチャーチ。“イギリスの靴はいいな”と思った最初の靴を紹介。文=OPENERS語り=重松 理写真=JAMANDFIXイギリスの靴はいいなと思った最初の靴「Church's(チャーチ)」は、ビームスFで扱っていて、1978年にオープンした翌年から80年ごろにはよく履いていました。買うデザインは一緒ですね、好きなタイプが似ています(笑)。とくに、メダリオンの入っていない一文字のチャーチはすばらしい。往年のフレッド・アステアが履いていたかのようなエレガントな端正な顔をしていて、本当によく履いていました。チャーチは“イギリスの靴はいいな”と思った最初の靴なので、思い入れもあります。がっちりしている顔つきも好きで、ホワイトジーンズにツイードのジャ...

RHODIA|Bob Foundationとのコラボテーマは“ファッション”
RHODIA|ロディアRHODIA×Bob Foundationコラボレートのテーマは“ファッション”1934年、紙製品メーカーを営んでいたヴェリヤック兄弟が、ビジネスパーソンに愛される機能性とファッション性を兼ね備えたツールとして世に送り出した、ブロックメモの代名詞ブランド「RHODIA(ロディア)」。なかでも「No.11」はビジネスマンのスーツの胸ポケットに納まるサイズ感から、職業や性別を問わず多くのファンに愛されている。このたび、その原点に戻るべく“RHODIA…Such as fashion”をテーマにしたスペシャルバージョンのカバーが登場した。Text by OPENERS画像提供=scope(http://www.scope.ne.jp/)Bob Foundationらしい遊び心が溢れている3種のカバーデザイン今回デザインを担当したのは日本を拠点に活動するクリエイティブユニット「Bob Foundation(ボブファンデーション)」。マットな素材感のPVCに、エンボス加...

Jackman|デビューコレクションは“WELCOME BASEBALL MAN”
Jackman|ジャックマンいいね!ボタンでつながっていく新ブランド登場デビューコレクションは“WELCOME BASEBALL MAN”ヒットユニオンから今シーズンデビューした新ブランド「Jackman(ジャックマン)」。アメリカンスポーツフリークのワードローブを展開するブランドにかんするニュースや取り扱い店舗の情報は、基本的にFacebookをつかって発信していくというスタイルにも注目!Text by OPENERSPhoto by Jackmanどれも懐かしくてあたらしい、スポーツテイストのワードローブ新ブランド「ジャックマン」は、ヒットユニオンの前身である田邊莫大小(タナベメリヤス)製作所のたしかなモノづくり技術とその精神を受け継ぎ誕生した。“Jack”とは“ホームラン・高く打ち上げる”の意味をもち、創業者が憧れていたアメリカンベースボールに由来しているという。ブランドのコンセプトは、アメリカンスポーツフリークのワードローブ。メイド イン ジャパン、メイド イン USAを中...

ジョンロブ|ジョンロブの既製靴のパターンオーダー「BY REQUEST」フェア|JOHN LOBB
JOHN LOBB│ジョンロブジョンロブの既製靴のパターンオーダー「BY REQUEST」フェア今年も“30パーセントのチャージなし”で開催中!可能な範囲で好みの素材、色、サイズ、ディテールを選択してつくる“理想の一足”と、ジョンロブを代表する人気モデルの復刻オーダーが同時にできる、全国縦断の「BY REQUEST」フェアがいよいよスタート。ジョンロブの魅力をこのチャンスに手にしたい。Text by OPENERSJOHN LOBB│日本限定モデル「MARLOW」ロンドンからクルマで1時間ほどのテムズ川上流にある美しい町から名づけられたジョンロブ「MARLOW(マルロー)」。卓越した職人の斬新なアイデアによって、優美さとシンプルさの両方を併せもったあたらしい既製靴が、日本限定で登場!JOHN LOBB│「BY REQUESTフェア」人気ランキング速報!ジョンロブの年1回のプレミアムフェア「BY REQUEST」は、好評のうちに直営店の『名古屋松坂屋店』と『福岡岩田屋店』が終了。ファ...

J.M. Weston│メゾンキツネ版“ウエストン・クラシック”スタイル
J.M. Weston│ジェイエムウエストンミッシェル・ペリーとメゾンキツネの出会いから生まれたクラシックモデル2011 spring-summer collection「East Hampton」「J.M. Weston(ジェイエムウエストン)」のクリエイティブディレクター ミッシェル・ペリーと「Maison Kitsuné(メゾンキツネ)」のジルダ・ロエクとマサヤ・クロキ、この3人の出会いから生まれたモデルは、ローファー、ブーツ、ダービー(2色)の3型、4種類。パリではリシュリュー通り52番地の『キツネブティック』と、ジェイエムウエストンの『シャンゼリゼ店』『ボンマルシェ店』で発売され、東京、ロンドン、ブリュッセルでも発売される。Text by OPENERSPhoto by J.M. Westonメゾンキツネ版“ウエストン・クラシック”スタイルバイカラーのローファーは外側に金色で品番が打たれ、ダービーにはレンガ色のソールが使用されるなど、ジェイエムウエストンの伝統とデザイナー...