J.M. Weston│メゾンキツネ版“ウエストン・クラシック”スタイル
J.M. Weston│ジェイエムウエストン
ミッシェル・ペリーとメゾンキツネの出会いから生まれたクラシックモデル
2011 spring-summer collection「East Hampton」
「J.M. Weston(ジェイエムウエストン)」のクリエイティブディレクター ミッシェル・ペリーと「Maison Kitsuné(メゾンキツネ)」のジルダ・ロエクとマサヤ・クロキ、この3人の出会いから生まれたモデルは、ローファー、ブーツ、ダービー(2色)の3型、4種類。パリではリシュリュー通り52番地の『キツネブティック』と、ジェイエムウエストンの『シャンゼリゼ店』『ボンマルシェ店』で発売され、東京、ロンドン、ブリュッセルでも発売される。
Text by OPENERSPhoto by J.M. Weston
メゾンキツネ版“ウエストン・クラシック”スタイル
バイカラーのローファーは外側に金色で品番が打たれ、ダービーにはレンガ色のソールが使用されるなど、ジェイエムウエストンの伝統とデザイナーたちの遊び心が創り出した、新鮮なコレクション「East Hampton」。
ジェイエムウエストンのクラシックにあらたな解釈をくわえるため、まずキツネはイーストハンプトンから出てきたばかりの架空のアメリカ人の物語を描きだした。
それがどんな物語かというと、海沿いのリゾート地、イーストハンプトンのイメージ。船上パーティや友人と過ごす午後など、人生のシンプルなよろこびを享受する1950年代の上流階級のアメリカ人たち──そこからイマジネーションを膨らませて作られたアイテムはどれもシンプルで、気どらない上品さが根底に存在する。
時代に流されないプレッピースタイルを、質の高い素材を使用してつくりだしているキツネのマサヤ・クロキとジルダ・ロエク。ふたりは物語を描きながら、こだわりぬいたディテールを磨きあげていく。
ジェイエムウエストンの創業者ユジェーヌ・ブランシャールが、知識へのあくなき探究心に突き動かされ、1904年に大西洋を越えてアメリカでグッドイヤー製法を学び、フランスへとその技術を持ち帰り、最高品質のシューメーカーとしてのジェイエムウエストンがはじまった物語ともオーバーラップするコレクション「East Hampton」は、まさにメゾンキツネ版“ウエストン・クラシック”スタイルといえよう。
2011 spring-summer collection「East Hampton」
www.jmweston-invite.com