ニューモデル試乗
「ニューモデル試乗」に関する記事
Volkswagen Golf R|フォルクスワーゲン ゴルフ R|GTIと較べてわかるRの真価とは?
Volkswagen Golf R|フォルクスワーゲン ゴルフ R(1)GTIと較べてわかるRの真価とは?フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは2010年3月にもっとも高性能なゴルフ「R」を発売する。2リッターにインタークーラー付きターボチャージャーを組み合わせて256psを発生。フルタイム4輪駆動システムをもつのも特徴だ。車名にある「R」は「レーシング」や「リアルスポーツ」の頭文字でもあると同社ではしている。505万円。これでゴルフには既発のGTIと、スポーツモデルが2台揃ったことになる。文=小川フミオ写真=河野淳樹(GTI)フォルクスワーゲン(R)「R」にもダウンサイジングコンセプトフォルクスワーゲン・ゴルフRは従来のゴルフR32の後継モデル。6世代目のゴルフに通じるイメージを与えられたモデルチェンジを受けての登場となった。専用フロントグリルをはじめ深くなったエアダムやリアのスポイラー、さらに225/40というプロファイルをもつ大径タイヤが外観上の特徴だ。専用スポーツサスペン...
Volkswagen Golf Cabriolet 久びさに登場したゴルフ カブリオレに試乗
Volkswagen Golf Cabriolet|フォルクスワーゲン ゴルフ カブリオレ久びさに登場した新型 ゴルフ カブリオレに試乗!(1)フォルクスワーゲン グループ ジャパンにより、2011年10月1日に発売されたフォルクスワーゲン ゴルフ カブリオレ。9年ぶりに登場した4代目カブリオレは「近年まれにみるペースで販売店の店頭からカタログがなくなっている」(マーケティング担当者)とのこと。文=小川フミオ写真=荒川正幸ルーフを閉めてもカブリオレであることがわかる優越感ゴルフ カブリオレ(399.9万円)は、1.4リッター4気筒エンジンに、スーパーチャージャーとターボチャージャーを組みあわせた、いわゆるツインチャージャーエンジンを搭載。身長175cmを超える乗員が4人、きゅうくつな思いをせずに座れるパッケージングと、メタルルーフの開閉による、いわゆるクーペ/カブリオレでない、キャンバス地のソフトトップを採用しているのも特徴だ。「ルーフを閉めているとき、ブラックのソフトトップだと、...
FIAT 500 Twin Air|フィアット 500 ツインエア 新エンジンの実燃費や如何に?
FIAT 500 Twin Air|フィアット 500 ツインエア新エンジンの実燃費や如何に?(1)フィアット500のあらたなバリエーション、875cc 2気筒ターボエンジンを搭載したツインエアに乗って東京から名古屋までの日帰り旅行を敢行した。文=松尾 大2気筒エンジン、カムバック!全世界から52の賞をうけ、発売31カ月で50万台の売上を記録した、いまやフィアットの屋台骨を背負って立つ500に、あらたに875cc 2気筒ターボエンジンを搭載する「ツインエア」が日本でも発売された。このニューモデルに与えられたツインエアエンジンは、昨年アルファロメオ MiTOにも採用されたもので、世界最先端のエンジン制御技術「マルチエア」テクノロジーを搭載する。先日の大震災を受けて自動車業界は大きな打撃を受けたとともに、自動車に乗るユーザーも深刻な事態に見舞われた。燃料不足にともない価格が高騰し、あらためて燃費性能の高さが注目されている。今回、日本市場に登場したフィアット500のツインエアはどんなクル...
CITROEN DS4|遊び心あふれる4ドアクーペに試乗!
CITROEN DS4|シトロエン DS4フランス製、SUVふう4ドアクーペに試乗(1)「4ドアクーペ」を謳う、クロスオーバービークル、シトロエンDS4が、2011年9月28日よりプジョー シトロエン ジャポンの手で輸入販売開始される。チューンのことなる1.6リッターターボエンジンが用意されて、2モデルのラインナップだ。文=小川フミオ写真=荒川正幸SUVにクーペの要素を足すことで独特な意匠に「いったい人生で何万回、ウイ(はい)って言っているのか? たまには勇気をもってノン(いいえ)と言おう」というのが、本国で放映されているDS4のテレビコマーシャルのメッセージ。個性的であることを強調したスタイリングと、豊富なオプションパッケージによるパーソナライズ化をセリングポイントにしたDS4は、この主張が伝わる遊び心をもったひとがターゲットのようだ。 現行シリーズは商品名の頭にCをつけるのがシトロエンの決まりだが、これと並行して2009年からDSシリーズという、ニッチ(すきま)マーケット狙い...
Volkswagen Touareg V6|フォルクスワーゲン トゥアレグ V6 試乗インプレッション
Volkswagen Touareg V6|フォルクスワーゲン トゥアレグ V6スポーティで軽快なV6モデルVWトゥアレグのガソリン仕様「V6」はスポーティで魅力的な一台だ。文=小川フミオ写真=荒川正幸4XMOTIONによる高い走破性新型フォルクスワーゲン トゥアレグは、ハイブリッドモデルが話題だ。しかしV6ガソリンエンジン搭載「トゥアレグV6」も、じつに楽しい1台。先代から長足の進歩をとげている。楽しいSUVが欲しいひとは、いちど乗ってみてほしい。トゥアレグ ハイブリッドの項と重複するが、いちおうここに、2011年2月17日より日本での発売が開始される新型トゥアレグのラインナップを列記しておこう。・トゥアレグV6(623万円)3.6リッターV6(4WDシステムはより本格的なオフロード性能を発揮する4XMOTION搭載)・トゥアレグ ハイブリッド(898万円) 3リッターV6スーパーチャージャー+電気モーター(4WDシステムはトルセンLSD採用、デフロックは備えない4MOTION搭...
Volkswagen Golf TSI Trendline 小気味よく走る、ゴルフのエントリーグレード
Volkswagen Golf TSI Trendline|フォルクスワーゲン・ゴルフ TSI トレンドライン小気味よく走る、ゴルフのエントリーグレード日本におけるフォルクスワーゲン・ゴルフのラインナップに、先頃1.2リッターエンジンを搭載した「ゴルフTSIトレンドライン」が追加され、2010年4月9日より販売開始された。エコカー減税とエコカー補助金の対象にもなる環境に優しいモデルで、価格もシリーズ中もっとも買いやすい257万円。文=小川フミオ写真=荒川正幸国産ハイブリッドカーと並ぶコスト・トゥ・パフォーマンスゴルフTSIトレンドラインの最大の眼目は、燃費性能と運動性能の両立。インタークーラーを備えたターボチャージャー搭載の1.2リッター4気筒エンジンは、同社が進める「ダウンサイジングコンセプト」に基づいたもので、排気量は小さくする一方、性能は1.5倍ぐらいの排気量のエンジンと同等を目指すというもの。1.2リッターエンジンもフリクションロスを抑え、軽量化を推し進めることで効率のよさ...
試乗|Volkswagen POLO GTI
Volkswagen POLO GTI|フォルクスワーゲン ポロ GTI軽快で力強い走り、ハニカム構造の口をもつ新型GTIの主張(1)フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、2010年9月21日に、179psの高出力、1.4リッターエンジンを搭載するスポーティなハッチバック「フォルクスワーゲン ポロGTI」の日本発売を開始。モータージャーナリストの小川フミオがさっそく試乗した。文=小川フミオ写真=荒川正幸「XDS」新搭載、よりタイトなスポーツシャシー ポロはフォルクスワーゲンの主力に位置づけられる量販車種で、わが国でも、1.2リッターにインタークーラーつきターボチャージャーを組みあわせたTSIコンフォートラインや、車高の高いクロスポロが人気を集めている。そこに追加投入されたポロGTIは、高性能を意味するサブネームGTIの名に恥じない、操縦する楽しさを追求したモデルだ。ポロGTIに搭載される1.4リッターには、インタークーラーつきターボチャージャーが組みあわされ、179psの高出...
ゴルフ ヴァリアントに国内で試乗|Volkswagen
Volkswagen Golf Variant|フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアントゴルフ ヴァリアントに国内で試乗年の瀬も押し迫った2013年12月26日、第7世代「ゴルフ」をベースにしたステーションワゴン「ゴルフ ヴァリアント」が国内で発表された。輸入車としてはじめて“2013-2014 日本カー オブ ザ イヤー”受賞をはたしたゴルフ7のボディを伸長し、使い勝手を向上させたこのモデルは、果たしてどうなのか。塩見氏が乗ってたしかめた。Text by SHIOMI SatoshiPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko知的にかんじるダウンサイジングハッチバックが2013年半ばに日本で発売されたフォルクスワーゲン・ゴルフ。7世代となる新型も、いつも通り奇をてらわないデザインで、いつも通りすぐれたパッケージングをそなえている。先代あたりからフォルクスワーゲンの効率(燃費)を追求する姿勢には鬼気迫るものがある。新型ではさらに効率を上げてきた。ダウンサイジン...
PORSCHE PANAMERA|ポルシェ パナメーラ V型6気筒を授かった新型パナメーラ
PORSCHE PANAMERA|ポルシェ パナメーラV型6気筒を授かったライトウェイトなパナメーラ(1)ドイツのケルンでおこなわれた国際試乗会で披露された新型のパナメーラ。3.6リッターV型6気筒の300psユニットを搭載した同モデルに、島下泰久氏が乗り込んだ。文=島下泰久写真=ポルシェ・ジャパン待望のエンジンを積んだ2車種が登場デビューから1年が過ぎ、そろそろ街なかで遭遇する機会も増えてきたポルシェ パナメーラに、待望のV型6気筒エンジン搭載モデルが2車種追加された。車名は2WDが単に「パナメーラ」、そしてフルタイム4WDが「パナメーラ4」と呼ばれることになる。まず注目すべきは、ほかならないそのエンジンだ。自然吸気とターボが用意されるV型8気筒4.8リッターユニットが、ポルシェ カイエンと基本的に共通なのに対して、3.6リッターV型6気筒のそのエンジンは、じつはカイエン用とは別物なのである。理由は簡単。カイエン用ではパナメーラの低いボンネット内に収まらないからだ。エンジン全高は...
CITROEN DS3 | シトロエン DS3 試乗レポート(ミニカープレゼント!)
CITROEN DS3|シトロエン DS3デザインコンシャスな新型の乗り心地とは?(1)過去の価値観に囚われず、あたらしい価値観をもって誕生したクルマ DS3。ボディとルーフのカラーコーディネートが可能な「ビークル・パーソナリゼーション」など、デザイン面が取りざたされる同モデルの試乗会に小川フミオ氏が参加した。文=小川フミオ写真=高橋信宏クリエイティブ・テクノロジーの象徴シトロエンの新型2ドアコンパクトクーペ DS3。斬新なデザインにくわえ、クラス最大級の室内スペース、ボディ色やルーフ色の豊富な組み合わせを楽しめる「ビークル・パーソナリゼーション」など注目すべき要素を、たくさんもったモデルだ。シトロエンDS3は2009年秋に発表された新型車。4メートルを切る全長の車体に、1.6リッターエンジンを搭載する前輪駆動モデルだ。日本では2本立ての展開になる。156psのターボエンジンに6段マニュアルトランスミッションを組み合わせた「スポーツシック」(269万円)と、120psのノンターボユ...
Volkswagen Golf Variant|フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアント “あたり”がやわらかく優しいクルマ
Volkswagen Golf Variant|フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアント“あたり”がやわらかく優しいクルマフォルクスワーゲンの新型車が続々日本上陸中。ゴルフのワゴン版であるヴァリアントも先頃モデルチェンジを受け4代目になった。自動車ジャーナリスト、小川フミオによる試乗記をお届けする。文=小川フミオ写真=河野淳樹3タイプのエンジンをラインナップゴルフ・ヴァリアントは1995年にゴルフ3(現在はゴルフ6)のステーションワゴン版としてわが国に導入されたのが初。以来、2000年、2007年にフルモデルチェンジをおこない、今回は先にデビューした新型ゴルフと共通性を感じさせるフロントマスクを与えられるなど、アップデート化がはかられた。ゴルフ・ヴァリアントのラインナップはエンジンを中心に考えると3タイプとなる。・1.4リッター4気筒にインタークーラー付きターボチャージャーを備えて122馬力を発生する「TSIトレンドライン」(272万円)・ベースはおなじ1.4リッター4気筒でインタ...