オウプナーズ的 東京モーターショー見聞録
「オウプナーズ的 東京モーターショー見聞録」に関する記事
日本車のアニメ化を横目にかんがえる、スモールカーの行方――自動車ジャーナリスト 下野康史の5選
日本車のアニメ化を横目にかんがえる、スモールカーの行方東京モーターショー5選――自動車ジャーナリストの場合10月27日に一般公開がはじまった東京モーターショー。自動車ジャーナリストの下野康史さんは、出展車のある傾向をかんがえながら、こんな5台を選んだ。テーマは、スモールカー。文=下野康史「やらねばならないこと」と「やりたいこと」の狭間で環境対策や安全性向上といった、早急に「やらねばならないこと」と、クルマのつくり手として、本音で「やりたいこと」。最近のモーターショーというのは、どこの国のショーであれ、そのふたつのせめぎ合いである。今回の東京モーターショーも、基本はそうだったが、前回より“後者”がちょっと優勢に思えたのは、ショーの華が「日産GT-R」だったせいだろうか。たしかにGT-Rは乗ってみたいし、こういうクルマがショーのスターであるのは、クルマ好きとしてはもちろんうれしいのだが。ただ、GT-Rに限らず、「レクサスIS-F」や「三菱ランサーエボリューションX」、あるいは現実性の高...
極スタイリスト的クルマ生活――スタイリスト 櫻井賢之の5選
極スタイリスト的クルマ生活東京モーターショー5選――スタイリストの場合撮影、打ち合わせ、洋服の受け渡しにと、都内をかけずりまわるスタイリストにとって、クルマは必需品だ。たんなる足グルマでもなく、カッコいいだけのクルマでもない。日々ステアリングを握るスタイリスト、櫻井賢之さんは、東京モーターショーの会場でこんな5台を選んだ。文=櫻井賢之スーパーカーブーム再燃!?いやぁ、久しぶりに行ってきました。モーターショーは晴海でやってたころに親父に連れて行ってもらったのが最後だから、実に25年ぶりぐらいになるのかな? べつに免許がないからでも、クルマ離れしていたわけでもないのだけれど……大人になってからは、なにも足を運んでわざわざ見に行かなくても、と軽く思ってました。声を大にして改めます。とにかく大コーフンでした。急に新しいクルマが欲しくなりました。しかもウルトラ級のスーパーカーが。「アウディR8」にはじまり、「アルファ・ロメオ 8Cコンペティツィオーネ」「日産GT-R」など、ついこないだまでコ...
クルマと服、デザインというクリエイションにおいて―服飾デザイナー 加賀清一の5選
クルマと服、デザインというクリエイションにおいて東京モーターショー5選――服飾デザイナーの場合デザインは、いまやクルマというプロダクトのなかの、もっとも重要なファクターのひとつ。ファッションデザイナーは、クルマのデザインをどうみるのだろうか。10月27日に一般公開がはじまった第40回東京モーターショーで、服飾デザイナーの加賀清一さんと、各社のブースをみてまわった。構成=有吉正大(本誌)約20年ぶりのモーターショー「モーターショーにきたのは約20年ぶり。この前は晴海で行われていたときでしたから」幕張メッセの入り口で興奮ぎみに語るのは加賀清一さん。独創的なデザインで国の内外から高い評価を得ている服飾デザイナーだ。加賀さんの愛車遍歴は、マツダのロータリーエンジンモデル「コスモスポーツ」にはじまり、オリジナルの「Mini」やコックピットむき出しのスポーツカー「ロータス・スーパーセブン」(免許取りたての知人にかわって慣らし運転)、ハイドロサス搭載の「シトロエンXM」と個性的なモデルばかり。か...
クルマは大人のおもちゃですから!――オウプナーズ編集部 高橋猛志の5選
クルマは大人のおもちゃですから!東京モーターショー5選――オウプナーズ編集部員の場合(1)らんぼるぎーに、かうんたっく、ふぇらーり……。70年代のど真ん中世代ではないにしろ、やはり幼少時代からの憧れからか、目を奪われてしまうスーパーカーの数々。そしてそんなハイパフォーマンスカーの横にたたずむ、艶女たち。オウプナーズ編集部員・高橋猛志による、「クルマとはおもちゃである」「独断と偏見」、といったあくまで個人的なフィルターにてろ過された、5台の車をご紹介。クルマは男のおもちゃでしょう!100%見ため判断車を購入するというイチ家庭としては大事件的なイベントでも、ココのクルマとココのクルマを比較して……なんてことはしませんでした。だってクルマは男にとっては、大きなおもちゃなんですから!という私のマイカーは第2世代のBMW MINI COOPER。しかも日本第1号!(らしい)ディーラーで見た瞬間に一瞬にして惚れてしまい、速攻で予約を入れてしまったという、おもちゃ売り場で駄々をこねるキッズ的なカ...
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