CAR /
NEWS
2015年5月21日
Frankfurt Motor Show 2011
世界最大規模の自動車の祭典開催中!
2011年度のフランクフルトモーターショーが開催中。同ショーは2年に一度おこなわれる、世界最大規模のエキシビションだ。今回も、現代の自動車産業を牽引するドイツならではの豊富なラインナップとなっている。
やはり、一番のトピックはすでにティーザーの段階でおおいに話題となっている次期型ポルシェ 911のプレミアだろう。新型は、走りのみならず環境性能の高さが謳われ、ポルシェ初のCO2排出量200g/kmを切るモデルとなった。フォルクスワーゲングループのなかではアウディから、電気自動車に生まれ変わった2代目「A2」、タンデムEV「アーバン コンセプト」など。そしてダイムラーからも「スマート フォーヴィジョン」という太陽電池も積極的に活用したEVがお披露目される。
年々、欧州において厳しさを増すCO2排出量の規制からかんがえると、こういった環境を考慮したクルマが開発されることはあらかた想像がつく。
しかし一方で、中国をはじめとする新興経済国を見据えてか、フェラーリからは「458 スパイダー」、ベントレーからはコンチネンタル GTのコンバーチブル「コンチネンタル GTC」と、プレスティッジ性、走りのよろこびを体感させてくれるであろうモデルも登場する。
フランクフルトモーターショー 2011が、長きにわたり欧州の自動車文化が培ってきたヘリティッジを感じさせつつも、未来を予感させる、自動車好きだけではなく社会にとっても重要なショーになることはまちがいない。
以上が、今回のショーでOPENERSがとくに注目するモデルの事前情報だ。後日、現地でのレポートもお届けするので、そちらもぜひ楽しみにしていただきたい。