「たとえば、ヒピハパのデザイナー 加賀清一さんは、オリジナルの生地に“ニードルパンチ（生地の上に柄となる毛糸や生地を剣山上の針を使い埋め込み柄を出す手法）”を用いて、カモフラージュ柄をつくりだしています。また、KATOの加藤 博さんは、今季のコレクションで使っているロイヤルブルー生地でピーコートに仕立てました。
伊勢丹メンズ館のほか、JR大阪三越伊勢丹店、JR京都伊勢丹店でも9月中旬から発売予定で、枚数限定約20着です」
ショットピーコート各6万6150円（伊勢丹新宿店）

「今年は、ハリス・ツイード100周年の記念すべき年。ショットのなかでもグレードの高い限定ライン“パーフェクト ブランド（PERFECTO BRAND by Schott NYC）”から、ハリス・ツイードを使った定番ライダースが登場します。内側には、ブラック×ゴールドの100周年ラベル付き。ショットは、デニムに合わせやすいアウターとして、ライダースとピーコートは人気が高く、今年も期待に応えます」
Schottライダース7万8750円（伊勢丹新宿店）

「サウンドマンは、ピーコート企画にも参加していただいているブランドで、テーラード、ワーク、ミリタリー、スポーツなどにカテゴライズされる英米のトラディショナルな服をベースに、現在の音楽や映像、メディアなどからインスパイアされたあたらしいイメージをオーバーラップさせてデザインする注目のブランド。
このスパニッシュコートは、ツイードの生地別注で、ディテールにレザーを貼ったり、こだわりも発揮しています。10着ほどの数量限定なので、お早めに！」
Soundman別注スパニッシュコート7万2450円（伊勢丹新宿店）

「そのアウトラストで、アニエスベー、ノティファイ、CK カルバンクライン、プレミアム セオリー、デザインワークスに、いろいろなアイテムを仕立ててもらいました。これはプレミアム セオリーにお願いしたデニムパンツです。
デニムは、洗ったり、ダメージをくわえたり、いろいろなアレンジが効くので、共通素材でもそれぞれ表情が多彩になって、おもしろいスモールコレクションになりました。9月から10月にかけての発売です」
PREMIUM theory別注デニムパンツ2万8350円（伊勢丹新宿店）

「6月にイタリアに出張にいったとき、ショップでこのバークのコートと、ハイエンドブランドのコートとを比較している光景を見て、“これは売れるな”と思ったイチオシアイテムが、このロング丈のニットダッフルコートです。
カラーは6色展開で、きれいなオレンジから、トレンドのカーキやライトグレーなどもラインナップ。今季のテーマのひとつである色を楽しむ“カラートーク”にもぴったりで、ジャケットの上からも着られるのも絶妙です」
Barkニットダッフルコート7万2450円（伊勢丹新宿店）

鈴木健彦｜SUZUKI Takehiko（写真左）
1989年 伊勢丹入社。
入社後は、伊勢丹新宿店メンズ館のカジュアルウェアを主に担当。
2004年～ 2階インターナショナル クリエーターズ セールスマネージャー
2008年～ 6階コンテンポラリーカジュアル セールスマネージャー
2009年～ 6階コンテンポラリーカジュアル バイヤー