LANDROVER DC100 次期「ディフェンダー」を示唆するコンセプトモデル
LANDROVER DC100|ランドローバー DC100
次期「ディフェンダー」を指ししめすコンセプトモデルが登場!
ランドローバーは、アイコンとも言えるディフェンダーの次期型を示唆するコンセプトモデル「ランドローバー DC100」を発表。9月13日から開催のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアとなる。
Text by OPENERS
伝統的なエクステリアデザインを刷新!
「ディフェンダー」は、1948年の誕生以来、名称、ドライブトレインの変更などがなされたものの、大きくその骨格が変わることはなかった。現在、日本では販売されていないが、本国ではピックアップ、ステーションワゴン、ダブルキャブなどさまざまなバリエーションをもち、生産されつづけている。
そんなディフェンダーの次期モデルをしめすと言われるコンセプトモデル「ランドローバー DC100」が、本年のフランクフルトモーターショーで発表されることが決まった。
ランドローバーはDC100について、「アイコンであるディフェンダーの今後進むべき方向性をしめす」「ランドローバーのパフォーマンスとユーティリティの将来像を明示した」としている。写真を一見すればわかるとおり、これまでのジープやメルセデス・ベンツ Gクラスにつうずる、角ばった風貌が一新され、ディスカバリーに近づいたような少々丸みをおびたデザインとなっている。
生産開始は2015年を予定
ランドローバー、レンジローバーのデザインディレクター ジェリー・マクガバン氏は「すでにアイコンとして確固たる地位をもつディフェンダーの後継車を作ることは、もっとも困難なタスクかもしれない。DC100は量産モデルではないものの、次期モデルは2015年からの生産開始を予定している。21世紀仕様のディフェンダーを、今後4年間でデザインする旅のはじまりとして、DC100は重要な意味をもつクルマだと言える」と語った。
また、ランドローバーのグローバルブランドディレクター ジョン・エドワーズ氏はつぎのように述べた。「世界中で愛されているディフェンダーのあたらしいモデルは、現オーナーの方がただけでなく将来のお客様の意見も取り上げるなど、新興グローバル市場の要求にこたえながら、伝統をただしく継承していくことを目標としている。これからの4年間で歩んでいく旅路がエキサイティングであることはまちがいないだろう」。
DC100のワールドプレミアは、9月13日からはじまるフランクフルトモーターショーのプレスカンファレンスでおこなわれる。この記者会見の模様は、www.landrover.comをつうじて生中継されるとのことだ。