NISSAN
「NISSAN」に関する記事
特集|ニッポンのスポーツカー
特集|ニッポンのスポーツカーいま、日本のスポーツカーが元気だ。ライトウェイトスポーツとして、世界のベンチマークとなったマツダ「ロードスター」が第4世代へと進化。軽自動車のカテゴリーからはホンダ「S660」とダイハツ「コペン」といったオープンスポーツカーが再度登場するなど、熱い視線を浴びている。そんなジャパニーズ スポーツカーを特集する。Mazda Roadster|マツダ ロードスター新型マツダ ロードスター(ND型)を試乗するマツダの新型「ロードスター(ND型)」が好調だ。発売からわずか1ヵ月で、販売目標として掲げた月間500台の10倍を超える受注を獲得。製造ラインはフル稼働中だという。かぞえて4代目となるこの新型は、マツダが初代モデルを1989年に登場させて以来、はじめて原点回帰を目指し開発した意欲作。MTとAT、ふたつの最新ロードスターを試す。Honda S660|ホンダ S660ホンダS660、最小ミッドシップスポーツに試乗2013年の東京モーターショー...
GT-Rを旗艦に“走り”を前面に押し出す日産|Nissan
Nissan|日産東京モーターショー 現地リポートGT-Rを旗艦に“走り”を前面に押し出す日産日産は、モーターショー開催前日に「GT-R」の2014年モデルとNISMOを発表。初日には、20歳代と協業でデザインしたという2台のレトロ&スポーティなコンセプトカーも登場させた。飛行機のような三角形の「ブレードグライダー」とともに、“走り”のイメージを前面に強く打ち出した日産のブースを、大谷達也氏がリポート。 Text by OTANI TatsuyaPhotograhs by ARAKAWA Masayukiニュル7分8秒679を記録したGT-R NISMOニッサンは計3台のコンセプトカー、そしてマイナーチェンジ版のGT-Rなどを東京モーターショーに持ち込み、走りのイメージを強く打ち出していていた。なかでも、もっとも熱い注目を集めていたのが2014年モデルの「GT-R」と、これをベースにした「GT-R NISMO」である。ニッサンのワークスチームとしてこれまでさまざまなモータース...
あらたなる価値を得た日産GT-R 2014年モデルに試乗|Nissan
Nissan GT-R 2014 model|日産GT-R 2014年モデル分化することで進化する和製スーパースポーツあらたなる価値を得た日産GT-R 2014年モデルに試乗スーパースポーツカー界に衝撃を与えた「GT-R」が登場してから7年。2014年型として登場したアップデートモデルは、しかし、これまでとは趣のことなる仕上がりで既存オーナーやファンを戸惑わせた。GT-Rの開発からずっと見てきたモータージャーナリストの渡辺敏史氏が、その最新モデルに試乗して感じたこととは──Text by WATANABE ToshifumiPhotographs by ARAKAWA MasayukiGT-Rはスーパーカーの世界を変えたのか第3世代となる日産「GT-R」の登場は2007年の冬のこと。早いもので7年が経とうとしている。通常のクルマのモデルサイクルでいえば、ゆうに一世代ぶんは超えていることになる計算だ。昨今はスポーツカーセグメントの代替も早く、その当時にライバルと目されていたポルシェや...
上質な乗り味を進化させたGT-R 2015年モデルを発表|Nissan
Nissan GT-R│日産 GT-RNissan GT-R 45th Anniversary│日産 GT-R 45th アニバーサリー上質な乗り味を進化させたGT-R 2015年モデルを発表日産は11月25日、スポーツカー「GT-R」の2015年モデルを発売。さらに、GT-R誕生45周年を記念した特別仕様車「GT-R 45th アニバーサリー」が来年2月3日から45台限定で販売されると発表した。Text by YANAKA Tomomiニスモのテクノロジーを融合させた新グレードも誕生初代「スカイライン GT-R」が1969年に発売されてから来年で45周年。その直系として日産のスポーツカーを代表する「GT-R」が2015年モデルに進化した。昨年同様、GT=「グランツーリスモ」、R=「レーステクノロジー」と定義され、さらなる乗り心地の追求がおこなわれている。2015年モデルでは、ショックアブソーバーの減衰力特性を変更することによりコーナリング性能が向上したほか、ステアリング ダイナミ...
試乗、日産GT-R NISMO|Nissan
Nissan GT-R NISMO|日産 GT-R ニスモ試乗、日産GT-R NISMO日産GT-Rがデビューをしてから8年。日産のモータースポーツ部門、NISMOの手によりサーキット志向のエンジニアリングがほどこされた「GT-R NISMO」に渡辺敏史氏が試乗。通常モデルとは何がちがうのか。その真価を探ってみた。Text by WATANABE ToshifumiPhotographs by HANAMURA Hidenoriスピードに対する価値軸を変えた存在一般道とサーキット。鳥瞰の地図で見ればおなじ、直線やカーブの組み合わせにみえるも、その場を実際に走ってみればそのフィードバックはまったくことなるものだ。サーキットの路面は綺麗に均らされているうえ、舗装もタイヤのグリップを重視したものが配されるなど、クルマのパフォーマンスを完全に引き出せるよう留意されている。対すれば、刻々と変わる舗装状態にひび割れや凹凸に轍などがくわわり、さらにはコーナーを跨ぐように白線が引かれていたりと、一...
インフィニティQ30、フランクフルトでの登場を予告|Infiniti
Infiniti Q30|インフィニティ Q30コンパクトなインフィニティQ30、フランクフルトでの登場を予告インフィニティは、9月に開始されるフランクフルト モーターショーにおいて、初のコンパクトモデル「Q30」をワールドプレミアすると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)初のコンパクトモデルはイギリスで生産2013年のフランクフルトモーターショーで初めてコンセプトモデルとして発表されたインフィニティのプレミアムコンパクト「Q30」。そのプロダクションモデルが、ちょうど2年後となることし9月のフランクフルト モーターショーにおいてワールドプレミアを果たす。ルノー日産アライアンスとダイムラーの提携から生まれた、インフィニティ初となるコンパクトモデルは、プラットフォームをメルセデス・ベンツ「Aクラス」ファミリーと共有する。パワートレーンやモデル構成など詳細は未発表のため、実際にどこまで共有されるかは不明だ。Infiniti Q30 Conc...
NISSAN GT-R 2012 Model Review
NISSAN GT-RModel 2012, more elaborated GT-R (1)Nissan GT-R 2012 is not a simple latest version of GT-R. Acquiring 20ps of more power and Asymmetric Suspension, GT-R 2012 made an excellent progress. Hot review by Mr. Toshifumi Watanabe.Original text in Japanese by Toshifumi WatanabePhotos by Masayuki ArakawaPerfection“Automobile manufacturers often say proudly “Our new car uses the new technology for the first time in the world !” That’s what I...
日本車のアニメ化を横目にかんがえる、スモールカーの行方――自動車ジャーナリスト 下野康史の5選
日本車のアニメ化を横目にかんがえる、スモールカーの行方東京モーターショー5選――自動車ジャーナリストの場合10月27日に一般公開がはじまった東京モーターショー。自動車ジャーナリストの下野康史さんは、出展車のある傾向をかんがえながら、こんな5台を選んだ。テーマは、スモールカー。文=下野康史「やらねばならないこと」と「やりたいこと」の狭間で環境対策や安全性向上といった、早急に「やらねばならないこと」と、クルマのつくり手として、本音で「やりたいこと」。最近のモーターショーというのは、どこの国のショーであれ、そのふたつのせめぎ合いである。今回の東京モーターショーも、基本はそうだったが、前回より“後者”がちょっと優勢に思えたのは、ショーの華が「日産GT-R」だったせいだろうか。たしかにGT-Rは乗ってみたいし、こういうクルマがショーのスターであるのは、クルマ好きとしてはもちろんうれしいのだが。ただ、GT-Rに限らず、「レクサスIS-F」や「三菱ランサーエボリューションX」、あるいは現実性の高...
2011 World Car of the Year ファイナリストを発表
2011 World Car of the Year2011ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーのファイナリストを発表WCOTYは、ジュネーブモーターショーで、4月開催のニューヨークオートショーで発表される、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーおよび、ワールド・パフォーマンス・カー、ワールド・グリーン・カー、そしてワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーの最終選考に残った、それぞれのトップ3を発表した。文=松尾 大A8、5シリーズ、そしてリーフ2005年にスタートしたワールド・カー・オブ・ザ・イヤー。今回の2011ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーは、2010年1月から2011年5月30日のあいだに世界の少なくともふたつ以上の大陸で販売される乗用車のなかで、バリュー、安全性、環境性能など6項目を基準に最高の1台を決めるというもので、世界24カ国、66人のジャーナリストによってイヤーカーを選出する。日本からは、河村康彦、ピーター・ライオン、松田秀士、ピーター・ナン、岡崎五朗、小沢コージ、山内...
日産GT-R 2012年|匠による錬磨が生んだ、日本が世界に誇るクルマ
NISSAN GT-R 2012 Model|日産 GT-R 2012年モデル匠による錬磨が生んだ、日本が世界に誇るクルマ11月7日、宮城・スポーツランドSUGOにてアンヴェールとなった日産GT-R 2012年モデル。発表当日のニュースをはじめ、同車に関連する記事を下記にまとめた。近日、開発責任者 水野和敏氏のインタビュームービーも公開予定のため、そちらもご期待いただきたい。開発総責任者 水野和敏氏─インタビュームービー Part.12011.12.15イヤーモデルにもかかわらず、驚異的な進化を見せた2012年モデルについて、開発総責任者 水野和敏氏に話を聞いた。第1弾は、あらたに採用された左右非対称サスペンションとGT-Rを生み出す匠の技術について。CAR IMPRESSIONS|渡辺敏史氏による試乗記2011.11.16たんなるイヤーモデルの範疇を超える改良がほどこされたGT-R 2012年モデル。 歴代のGT-R各モデルに試乗し、水野和敏氏への取材を重ねてきた渡辺敏史氏が、そ...
CEATEC JAPAN 2011 日産が考えるスマートハウスのありかた
CEATEC JAPAN 2011|シーテック ジャパン 2011日産が考えるスマートハウスのありかた日産自動車は、幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2011」で、電気自動車「日産リーフ」を核としたスマートハウスを提案している。文=松尾大写真=齋藤誠一リーフから給電する“Leaf to Home”日産自動車が「CEATEC JAPAN 2011」内に設置された、スマートコミュニティ“ZERO”というブースで提案しているのはリーフからの送電や太陽光発電、燃料電池を組み合わせた、スマートハウス「NSH-2012」。このスマートハウスは、本体の外板にも応力を受け持たせるモノコック構造が採用され、外板には軽量なアルミニウムがもちいられている。居室の下に自動車の駐車スペースを配する高床式で、6角形の居室は室内の気流がもっとも循環する、空調効果が高い形状であることから採用された。リーフの開発に携わり、PCSの開発も取りまとめた、日産自動車 ゼロエミッション事業本部の阿部徹さん。注...
ディーゼルの波来る、日産、「エクストレイル」でディーゼル本格参入
ディーゼルの波、来る日産、「エクストレイル」でディーゼル本格参入日産自動車は、若者に人気のSUV「エクストレイル」に、最新ディーゼルエンジンを搭載した新グレード「20GT」を追加し、2008年9月18日に発売する。最新ディーゼルは、クリーンで経済的かつて“黒煙を吐く悪者”というレッテルを貼られ、わが国から事実上排除されたディーゼル乗用車だが、時はたち、特に欧州市場では目覚しい技術の進歩によりクリーンで経済的なディーゼルモデルが続々と誕生。同地域では新車登録の2台に1台はディーゼルという状況にまでなっている。日本では、一時期壊滅されたといっても過言ではなかったが、メルセデス・ベンツの最新型ディーゼルモデル「メルセデス・ベンツE320 CDI アバンギャルド」(3リッターV6/858万円)が2006年秋に発売されると話題となり、これに続けと、内外の自動車メーカーは投入を考えているという。今回エクストレイルに搭載されるディーゼルエンジンは、日産のパートナーであるルノーと共同開発した「M9...
ロサンゼルス・モーターショーで新型『フェアレディZ』がデビュー
ロサンゼルス・モーターショーで新型『フェアレディZ』がデビュー北米日産は11月19日、新型『370Z』(日本名『フェアレディZ』)を正式公開した。文=ジラフ70mm短く、33mmワイド化されたボディ新型フェアレディZ(FAIRLADY Z)の外観上最大の特徴は、そのボディサイズだろう。今回公表された数値は、全長4244×全幅1849×全高1322mmというもの。現行モデルと比べて、全長が70mm短くなり、全幅は33mmワイドとなった。全高はほぼ変わらないが、ホイールベースは100mmも短縮され2549mmに、リアのトレッドは56mm拡大されている。前後のオーバーハングも切り詰められたことからも、見た目のインパクトもさることながら、運動性能が各段に高められたことは確実だろう。この新型は大幅な軽量化も図られ、ドアパネル、リアハッチゲートにはアルミ素材を採用。また現行ではアルミ&金属製だったボンネットフードが、フルアルミに変更された。これらの変更により車重は、現行から40kg軽い1466...